#author("2019-11-20T06:18:50+00:00","","")
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*トレーダーの軌跡~触媒屋解禁~(ゴルドーの遺言状) [#z1e3aa6d]

#contents

**ダウンタウン - 酒屋(ダウンタウンにいる「酒屋マスター」から、依頼「遺言状開封の立会い」を受けよう) [#c9999366]
 酒屋マスター[/話す]:
  やあ、○○!
  待っていたよ。
  
  早速で悪いんだけど
  君に頼みたいことがあるんだ。

  仕事の内容は
  「遺言状開封の立会い」だ。
  
  ……ちょっとかわった仕事だけど
  君ほど、口がかたくて信頼も出来る
  冒険者はなかなかいないからね。

  報酬は1万ゴールドだ。
  どうだろう、受けてくれないか?

 どうする?
  >今、忙しいから……。
  >受ける
>受ける
 酒屋マスター[/話す]:
  ありがとう、助かるよ。
  これは前金の3000ゴールド。
  
  残りは、仕事が終わったとき
  依頼人から受け取ってくれ。

  立会ってもらいたいのは
  世界的に有名なトレーダーである
  ゴルドー氏が残した遺言状の開封だ。

  彼の屋敷がモーグにある。
  シティの東にある大きな建物がそうだ。
  
  準備が整ったら、そこに行ってくれ。

  あと、彼の娘がこの街にいる。
  モーグに行く前に
  詳しい話を聞いておくといいよ。
  
  名前は、プラチナ、シルバー
  そして翡翠(ひすい)だ。

  シアター付近で商売している
  3人組のトレーダーだ。
  
  目立つから、すぐわかると思うよ。

  あと、モーグの入国許可証。
  モーグに入るために必要だからね。
  
  大事に持っていくんだよ。

 :
  3000ゴールドと
  『モーグ入国許可証』を受け取った。

**ダウンタウン(ダウンタウンにいる「プラチナ」に話しかけよう) [#p6c01802]
 プラチナ:
  いらっしゃい!
  今日は何をお求めで?
  
  ……え、違う?
  そうか、あんたが
  遺言状の立会い人かい……。

  ああ、お悔やみとかはいらないよ。
  別に私たち悲しんじゃいないし。

 翡翠:
  プラチナお姉ちゃん!

 プラチナ:
  なんだい翡翠、本当のことだろう?
  
  私たちは、ゴルドーの娘だけど
  母親はそれぞれ違うんだ。

 シルバー:
  次から次へと女を変えて
  不潔ですわよね~。

 プラチナ:
  まっ、そういう訳で
  親子の情ってのが薄くてねぇ。

 翡翠:
  プラチナお姉ちゃん……。
  そんな悲しいこと言わないで。

 プラチナ:
  ふん、まあいいさ。
  自己紹介がまだだったね。
  
  私は長女のプラチナだ。
  こっちはシルバーに翡翠だ。
  ほら、あんたたちも挨拶しな!

 シルバー:
  次女のシルバーで~す♪

 翡翠:
  三女の翡翠……です。

 プラチナ:
  あんた、親父の…
  …ゴルドーのことは知ってるね?

 ゴルドーのことを……
  >知らない
  >知ってる
>知らない
 プラチナ:
  親父のことを知らないのかい!?
  
  マーチャントギルド一の商い額を誇る
  伝説のトレーダーだよ。

  親父は自分の足で、商品を運び
  お客様一人一人と向き合うのを
  ポリシーとしていてねぇ。

  世界中をあっちこっち
  飛び回っていたんだけど
  一ヶ月ほど前に
  行方がわからなくなっちまったんだ。

  たぶん、モンスターにでも
  やられたんだと思うんだけどねぇ。
  
  それで、いつまでも探していても
  仕方がないってんで
  遺言状が開かれることになったんだ。

  私たちも、もう一働きしたら
  モーグに向かうつもりさ。
  
  さあ、あんたも早くモーグに
  向かっておくれ!

**モーグシティ(モーグシティにいる「じいやさん」に話しかけよう) [#z21563b2]
ゴルドーの屋敷のWPに入る。
 怪しい声:
  ヒーッヒッヒッヒッヒ。
  どちら様で?

  ○○……。
  酒屋のマスターから
  連絡はいただいております。
  
  どうぞ、お入りください……。

ゴルドーの屋敷内にワープ。モーグ政府庁舎と同内装。
中央奥に左からルルイエ、エミル、じいやさん(見た目は紫服のお爺さんNPC)が正面(南側)を向いて、その手前で左からシルバー、プラチナ、翡翠が北側を向いて立っている。

じいやさんに話しかける。
 じいやさん:
  ○○様。
  お待ちしておりました。
  私は、ゴルドー様の召使でございます。

  さて、みなさま全員
  お揃いになられたようですので
  今から、ゴルドー様の
  遺言状を開封させていただきます。

  まずは、ご紹介を。

  ゴルドー様の長女であらせられる
  プラチナ様。
  
  次女のシルバー様。
  
  三女の翡翠様。

  こちらは、エミル様に
  お連れの……??

 ルルイエ[/話す]:
  ルルイエよ♪

 じいやさん:
  そして、今回の遺言状開封の
  立会い人として
  酒屋から派遣された冒険者の
  ○○様でございます。

  当家では、遺言状を開封する際
  後々の揉め事を防ぐために
  第三者の立会い人を同席させることが
  決められております。
  
  どうぞ、皆様
  ご理解とご協力の下

 プラチナ[/話す]:
  自己紹介なんてどうでもいいわ。

 シルバー[/話す]:
  はやく遺言状をあけて下さいな~。

 じいやさん:
  はっ、わかりました。
  それでは、開封いたします。

  “我が遺産は、4等分し次の4名に
   4分の1ずつ与えるものとする。
  
   一人は、長女プラチナ。
   一人は、次女シルバー。
   一人は、三女翡翠。”

  “そして、最後にわが息子である
   「エミル」を指名する。”
  
  ……以上でございます。

 エミル[/話す]:
  ええっ!?

 3姉妹:
  !!!
  
  「エミルを指名する」ですって!?

 プラチナ[/話す]:
  ……どういうことだい、じいや?

 シルバー[/話す]:
  お父様に、息子がいただなんて
  私、初耳ですわ~。

 翡翠[/話す]:
  何かの、間違いじゃありませんか?

 エミル[/話す]:
  ぼっ、僕も間違いだと思います。
  
  僕には、…死んじゃったけど
  父も母もいましたし
  ゴルドーさんが父親だなんて
  聞いたこともありません!

 じいやさん:
  …しかし、エミル様。
  
  私は確かに、ゴルドー様から直接
  あなた様が息子であると……。

 プラチナ[/話す]:
  親父の遺産は数億ゴールドもあるんだよ。
  
  こんな見ず知らずのやつに
  なんで4分の1も
  渡さなきゃならないんだい!?

 シルバー[/話す]:
  そうよ~、そうよ~!
  納得出来ませんわ!

 翡翠[/話す]:
  お父さんに、また隠し子が……。
  もう、信じられない!

 じいやさん:
  しかし、遺言状には……。

 プラチナ[/話す]:
  エミル、あんたいくつだい?

 エミル[/話す]:
  えっ、12ですけど……。

 プラチナ[/話す]:
  じいや、12年前の記録をお出し!

 じいやさん:
  は?

 プラチナ[/話す]:
  調べるんだよ!
  
  このエミルが
  本当に親父の子なのかどうか?

 じいやさん:
  ゴルドー様を疑うので?

 プラチナ[/話す]:
  当たり前さ!
  
  第一、証拠がないだろう?
  証拠もないのにホイホイ信じてたら
  商売あがったりだよ!

 ルルイエ[/話す]:
  クスクスクス……。

 プラチナ[/話す]:
  そこっ、何笑ってるんだい!?

 ルルイエ[/話す]:
  ウフフ…ごめんね。
  
  だって、なんだか
  とっても面白そうなんだモン。

 プラチナ[/話す]:
  なんだって!?
  馬鹿にするんじゃぁないよ!

 ルルイエ[/話す]:
  馬鹿になんかしてないよ。
  あなたの発想、イイじゃない♪
  
  エミルが本当に
  ゴルドーさんの子どもなのか
  はやく証拠探しの旅に出ようよ!

 エミル[/話す]:
  ルルイエ!
  僕は、遺産なんていらないんだ。

 ルルイエ[/話す]:
  エミル。
  あなたの父親かもしれないんだよ?
  
  知りたくないの?

 エミル[/話す]:
  うっ、それは……。

 ルルイエ[/話す]:
  ここで話し合っても
  結論の出ることじゃないでしょ?
  
  だったら行動あるのみ、よ♪

  さぁ、じいやさん。
  当時の記録を持ってきて。
  
  早速、調べましょう!
一度暗転する。

(プラチナに話しかける)
 プラチナ[/話す]:
  はやく、調べよう!

じいやさんに話しかける。
 じいやさん:
  こちらでございます。
  
  当家であった、毎日の出来事や
  感想などの記録をまとめたものです。

 :
  じいやさんの記録を受け取った!

 プラチナ[/話す]:
  じいやの日記か?
  マメだなぁ。
  
  ふむふむ……。

 じいやさんの日記:
  雨の月△日
  
  ゴルドー様は、北の国の
  ダンジョンの奥底に眠る秘宝を求め
  旅立たれた。

  ゴルドー様は、ダンジョンの奥に
  イグルーを建てられ
  そこを拠点に
  探索されるとおっしゃった。

  求めし、秘宝は『背負い魔・ブースト』
  北の国のダンジョンは
  非常に危険だと聞いている。
  
  ゴルドー様の無事を祈る……。

 シルバー[/話す]:
  こっちにも、何か書いてあるわ~!
  ふむふむ……。

 じいやさんの日記:
  熱の月☆日
  
  ゴルドー様は、南の国の
  鉄火山の登山道整備の事業を
  請け負われたようだ。

  鉄火山の数箇所にまず
  シェルターを作り
  そこを拠点にされるそうだ。

  鉄火山は活火山であり
  豊富な黒色火薬の産地でもある。
  
  非常に危険な山だが
  登山道が整備されれば
  アイアンサウスはより一層
  発展することだろう。

  熱の月◎日
  
  ゴルドー様より、一人の
  金髪の女性を紹介された。
  非常に美しい方だった。

  この方が、未来の奥方様だろうか?
  プラチナ様にも、母親が必要だ。
  
  ゴルドー様の健闘を祈る……。

 翡翠[/話す]:
  ここにも、記録が残っています!
  ふむふむ……。

 じいやさんの日記:
  霜の月▽日
  
  ゴルドー様は、東の国の要請で
  最新の農法を研究しに行かれた。

  ファーイーストは、たびたび
  干ばつによって
  農作物がダメになるという。
  
  雨が降らない地域ではないのだが
  なにか原因があるのだろうか?

  モーグは非常にやせた土地。
  食料の大半をファーイーストからの
  輸入に頼っている。
  
  もし、ファーイーストで
  大飢饉でもあろうものならば
  モーグへの影響は計り知れない。

  わがモーグのためにも
  ファーイーストの農業の安定化は
  非常に大切な事業と言えよう。
  
  ゴルドー様の健闘を祈る……。

 翡翠[/話す]:
  ノーザンダンジョンに
  アイアンサウスの鉄火山。
  
  それに、ファーイーストですか。

 プラチナ[/話す]:
  親父の奴、本当に
  手広く商売をしているんだな。

 シルバー[/話す]:
  見習わなくてはなりませんわね~。

 プラチナ[/話す]:
  よし、場所は大体見当がついたね。
  さっそく行こう!

 ルルイエ[/話す]:
  エミル、私たちも行こう!

 エミル[/話す]:
  あ、まってよルルイエ!

 プラチナ[/話す]:
  ○○も来てくれるよね?

 どうする?
  >断る!
  >もちろん、いく!
>もちろん、いく!
 プラチナ[/話す]:
  じゃあ、先に行って待ってるよ!
暗転後、屋敷外にワープ。

**ノーザンダンジョン(ノーザンダンジョン内にあるイグルーで「ルルイエ」に話しかけよう) [#zd39aed8]
イグルーのWPに触れる。
 :
  中に誰かいるようだ……。
イグルー内にワープする。
右奥から手前側へ順にシルバー、ブラチナ、翡翠が、左奥から手前側へ順にエミル、ルルイエが右側を向いて立っている。

ルルイエに話しかける。
 ルルイエ[/話す]:
  あら、○○じゃない!
  私たちも今来たところよ。
  
  何かないか探してるんだけど……。

 シルバー[/話す]:
  あ、お姉さま、それ日記じゃない~?

 プラチナ[/話す]:
  ……うん、この筆跡間違いない!
  
  これは親父の日記だ!
  なになに……。

 ゴルドーの日記:
  雨の月☆日
  
  今日もブーストは出ない。
  アルカナキングが落とすというのは
  ただの噂なのだろうか?

  雨の月□日
  
  ブーストが出た!
  いや、他のパーティのだったのだが
  噂ではなく真実だと
  わかっただけでも嬉しい。

  雨の月◎日
  
  やっぱりブーストは出ない。
  疲労も限界に近付いてきた……。

 プラチナ[/話す]:
  ブーストのことばっかり!
  ここは、関係ないかねぇ……?

 シルバー[/話す]:
  あら、このページ
  お姉さまの生まれた日だわ~。
  
  雨の月○日ってそうよね~?

 プラチナ[/話す]:
  ああ、そうだよ。
  
  あの親父、私が生まれた日に
  こんなところで何やってたんだが。

 ゴルドーの日記:
  雨の月○日
  
  ダンジョン内で倒れている
  エミルの男性と
  ドミニオンの女性を発見した。
  
  残念ながらすでに事切れており
  遺体は丁寧に埋葬した。

  彼らは、大事そうに
  布の塊を抱きしめていた。
  
  開けてみると、中には赤ん坊が!
  震えていたがまだ生きていた。

  急いでイグルーまで戻り
  赤ん坊を暖める。
  
  ここには、ミルクもおしめもない。
  はやく街まで戻らねば!

  雨の月★日
  
  赤ん坊を引き取ることにした。
  外見はエミルに近いが
  右目がドミニオン族の特徴である
  真っ赤な色をしている。

  亡くなっていたエミルと
  ドミニオンの子どもなのだろう。
  異なる種族の混血は珍しい。
  
  きっと色々苦労するだろう。

  だが、名も知らぬ
  この地で死んだエミルと
  ドミニオンよ。
  
  安心して欲しい。
  あの子は必ず私が守ってみせよう。

  赤ん坊は女の子だった。
  名を、プラチナとした。

  プラチナ[/話す]:
  ……そんな、まさか!
  私が親父の子じゃないだなんて……

(シルバーに話しかける)
  シルバー[/話す]:
  お姉さま……。

(プラチナに話しかける)
  プラチナ[/話す]:
  ……そんな、まさか!
  私が親父の子じゃないだなんて……

(翡翠に話しかける)
  翡翠[/話す]:
  プラチナお姉ちゃん……。

(エミルに話しかける)
  エミル[/話す]:
  ……。

ルルイエに話しかける
  ルルイエ[/話す]:
  ここにはもう何もないよね。
  次を、探しに行こう……。
 どうする?
  >外に出る
  >まだ、中にいる
>外に出る
イグルーの外へワープする。

(再度イグルーへ入ろうとする)
 :
  空き家になっているようだ……。

**鉄火山(鉄火山にあるシェルターで「ルルイエ」に話しかけよう) [#u1f538f8]
シェルターのWPに触れる。
 :
  中に誰かいるようだ……。
シェルター内にワープする。
左奥から右へ順に翡翠、シルバー、プラチナが北側を向いて立っており、その右に西側を向いたエミルが、エミルの南に姉妹たち(北西側)を向いたルルイエが立っている。

ルルイエに話しかける。
 ルルイエ[/話す]:
  あら、○○じゃない!
  私たちも今来たところよ。
  
  何かないか探してるんだけど……。

 シルバー[/話す]:
  ありましたわ~!
  木箱の奥底に日記がありました~。

 プラチナ[/話す]:
  だいぶボロボロだねぇ。
  読めるかい?

 シルバー[/話す]:
  大丈夫ですわ~。

 ゴルドーの日記:
  熱の月◎日
  
  鉄火山を視察する。
  思っていたより火山の活動が激しい。

  工事に支障が無いといいのだが。

  熱の月△日
  
  今日、設計士を紹介された。
  なんとも美しい人だった。
  金髪で、髪は長く
  意志の強い瞳に、優しい笑顔

  熱の月○日
  
  彼女の名はティア。
  アイアンサウスに
  娘さんと二人暮しらしい。

  旦那さんは、1年前に
  サウスダンジョンの事故で
  亡くなったという。

  お気の毒だとは思うが
  彼女はまだ若い!
  
  再婚はしないのだろうか?

 シルバー[/話す]:
  あ、や、し、い~。

 ルルイエ[/話す]:
  こりゃ、ビンゴかな?

 翡翠[/話す]:
  みなさん、落ち着いてください。
  
  まだ続きのページがあるみたいだし
  もう少し読み進めてみませんか?

 シルバー[/話す]:
  そうですわね~。
  もしかしたら、お子様には
  過激すぎる描写なんかもあるかも~。
  
  キッキッキ~。

 翡翠[/話す]:
  シルバーお姉ちゃん、怖い……。

 ゴルドーの日記:
  熱の月□日
  
  ティア殿が大火傷を負った。
  容態は非常に危険だそうだ……。
  
  私に何かできることはないか。

  原因は鉄火山の大爆発だ。
  
  近年稀に見る大爆発で
  作業員が一人、溶岩の中に

  ティア殿は、隠していた
  大きな羽根を広げ
  火が燃えうつるのもかまわず飛び出し
  作業員を救ったのだ。
  
  そう、彼女はタイタニアだったのだ。

  なぜ、タイタニアであることを
  隠していたのかは知らないが
  とにかくそのときに
  大火傷を負ってしまった……。

  熱の月■日
  
  ティア殿が亡くなった。
  
  私は、身寄りのない
  ティア殿の娘を引き取ることにした。

  その子は
  外見はエミルに近いが
  両目がタイタニア族の特徴である
  真っ青な色をしていた……。

  異なる種族の婚姻は
  非常に珍しく
  一般的に認められていない。
  
  混血の子も
  差別の対象になるという。

  だから、ティア殿は
  自分がタイタニアであることを
  隠していたのだろうか?
  
  この子も色々苦労をするだろう。
  だが、必ず私が守ってみせる。

  名は、シルバーという。

 シルバー[/話す]:
  ……私、お父様の子じゃないの?

(翡翠に話しかける)
  翡翠[/話す]:
  シルバーお姉ちゃん……。

(シルバーに話しかける)
  シルバー[/話す]:
  ……私、お父様の子じゃないの?

(プラチナに話しかける)
  プラチナ[/話す]:
  シルバー。

(エミルに話しかける)
  エミル[/話す]:
  ……。

ルルイエに話しかける
  ルルイエ:
  ここにはもう何もないよね。
  次を、探しに行こう……。
 どうする?
  >外に出る
  >まだ、中にいる
>外に出る
イグルーの外へワープする。

**ファーイーストシティ - ファーイースト役場(ファーイーストにいる「役場のおじさん」に話しかけよう) [#c750b56a]
 役場のおじさん[/話す]:
  ん、内密の話があるって?

 プラチナ:
  ちょいとお待ち!
  私たちにも、話をきかせて!
暗転後、役場のおじさんの手前に左からシルバー、プラチナ、翡翠、エミル、ルルイエが北側を向いた状態で現れる。

役場のおじさんに話しかける。
 役場のおじさん[/話す]:
  な、なんだい?
  
  ファーイーストにこんな大勢で
  ま~ったく珍しいこともあるもんだ。

 翡翠[/話す]:
  おじさま、12年前に父が
  ゴルドーがこの街に来ましたよね。

 役場のおじさん[/話す]:
  ああ、ゴルドーさんね。
  ファーイースト農業改革のときに
  お世話になってねぇ……。
  
  あれから、干ばつもなく
  非常に安定した農業を営める。

 翡翠[/話す]:
  そのときの資料、残っていませんか?
  
  ゴルドーが何をしていたのか
  なるべく詳しく知りたいんです。

 役場のおじさん[/話す]:
  う~ん、倉庫を探してくるから
  ちょっと待ってな。
暗転後。
 役場のおじさん[/話す]:
  ゴルドーさんの日記があったよ。
  
  当時、何をしていたか
  かなり詳しく書いてあるみたいだ。

 翡翠[/話す]:
  読みますね……。

 ゴルドーの日記:
  霧の月☆日
  
  穏やかな気候、肥えた土壌……。
  モーグと比較すると
  なんと美しい大地なのだろう。

  いや、羨ましがっても仕方が無い。
  私は私の仕事をしなくては。

  問題は、水源の確保にある。
  
  現在は井戸水を使っているのだが
  水量が少なく
  非常に効率が悪い

  どこかから水を引っ張ってきて
  街の中に水路を通せば
  簡単に大量の水を
  確保することが出来る。

  地元住民の話を聞くと
  隣にある毒の森の奥に
  何かヒントがありそうなのだ。

  霧の月○日
  
  イーストダンジョンを調査する。
  小さな川が流れている。
  水質は悪くない。
  
  どこからきているのだろう?

  霧の月△日
  
  精霊と会う

  霧の月★日
  
  精霊に教えられた場所を掘ると
  湧水があふれ出てきた。
  
  これならば、ファーイーストの
  農業の水源として十分だろう。
  水路を掘って街まで水を引こう!

 プラチナ[/話す]:
  ……精霊ねぇ?

 シルバー[/話す]:
  本当かしら~?

 プラチナ[/話す]:
  ねえ、役場のおじさん。
  
  この毒の森というところには
  精霊が住んでいるのかい?

 役場のおじさん[/話す]:
  う~ん、そういう伝説はあるよ。
  でも、実際に見たという話は
  聞かないなぁ……。
  
  ただ、その日のことは
  よ~く覚えてるよ。

 翡翠[/話す]:
  本当、おじさま!?

 役場のおじさん[/話す]:
  ああ、だってゴルドーさん。
  森から戻ってきたときに
  赤ん坊を抱いていたんだからねぇ。

 シルバー[/話す]:
  赤ん坊!?

 プラチナ[/話す]:
  どんな!?

 翡翠[/話す]:
  詳しく教えて、おじさま!

 役場のおじさん[/話す]:
  わかった、わかった。
  そうあわてないで……。

  あの日は、ゴルドーさんと
  森の探索の途中ではぐれちゃって。
  
  探したんだけど見つからなくて
  街で待ってたんだけど
  一向に戻ってこない。

  こりゃ大変だってんで
  緑の盾軍に頼んで捜索隊を
  出してもらおうかと話していたら
  ゴルドーさんが赤ん坊を抱いて
  森から戻ってきたんだよ。

  なんでも、森の精霊から
  預かったとか言ってたけど
  本当かどうかは怪しいところだね。

 翡翠[/話す]:
  どんな赤ん坊でしたか?

 役場のおじさん[/話す]:
  昔のことだからねぇ。
  
  あんまり詳しくは覚えてないけど
  真っ黒な髪をした女の子だったよ。

 翡翠[/話す]:
  黒い髪をした女の子!

 シルバー[/話す]:
  まるで、翡翠ちゃんのような……?

 役場のおじさん[/話す]:
  ああ、そうそう。
  大きくなったらこんな感じだろうねぇ。

 翡翠[/話す]:
  それで、その子はどうしたんですか?

 役場のおじさん[/話す]:
  ゴルドーさんがひきとったよ。
  
  水路の工事が終わったあと
  一緒にモーグに連れて帰ったと
  思うけど……。

 翡翠[/話す]:
  おじさま、ありがとう。
  私、森に行ってみます!

 プラチナ[/話す]:
  翡翠、待ちな!

 シルバー[/話す]:
  翡翠ちゃん、待って!

 ルルイエ[/話す]:
  エミル、あたしたちも行こう!

 エミル[/話す]:
  うん!


**イーストダンジョン(イーストダンジョンにいる「ニンフの族長」のもとで赤ん坊についてたずねよう) [#qaa660fa]
原初の森の左下エリアに立つ。
SE3209(!が出るときのピキーン音)。
 [PC/*!]:
  落とし穴だ!!

毒の湿原の右下WPエリアにワープする。

「ヒスイ」を持ってWPに触れる。
PC中心に光るエフェクトとSE(SE3083?光る音)。
 :
  『ヒスイ』が光り輝く!

原初の森の右上、「ニンフの族長」がいるエリアにワープする。

ニンフの族長に話しかける。
 ニンフの族長:
  私に、何か……?

 翡翠:
  見つけました!あれが精霊ですね!


イベント専用MAPの原初の森にワープ。
ニンフの族長の目の前に翡翠、その後ろに左からプラチナ、シルバー、エミル、ルルイエがニンフの族長の方を向いて立っている。

(ニンフの族長に話しかける)
 ニンフの族長[/話す]:
  なぜかしら、懐かしい香りがする。

翡翠に話しかける。
 翡翠[/話す]:
  あのっ、聞きたいことがあるんです。

 ニンフの族長[/話す]:
  まさか、あなたは……!?

 翡翠[/話す]:
  12年前、ゴルドーという男に
  赤ん坊を預けませんでしたか?

 ニンフの族長[/話す]:
  ……ええ。
  
  確かに、ゴルドーという男に
  私の娘を預けました。
  
  娘の願いをかなえるために……。

 翡翠[/話す]:
  あなたの娘?

 ニンフの族長[/話す]:
  この森は、見てのとおり
  毒によって滅びに瀕しています。
  
  仲間のニンフは
  この毒から身を守るため
  さなぎの姿となり眠っています。

  私の娘は、その眠りの中で
  1つの夢を見ていました。
  人間となって
  素敵な男性を恋をする夢……。

  私は、娘の願いをかなえるため
  娘に変化の魔法を使い
  エミルの赤ん坊の姿に似せて
  一人の男に託したのです。

 翡翠[/話す]:
  じゃあ、やっぱり私は……。

 ニンフの族長[/話す]:
  あなたは、人間です。
  
  ゴルドーが愛情をもって
  育ててくれたおかげで
  見た目だけではなく
  心も人間として変化したようです。

  ここは、もう
  あなたの帰る場所ではありません。
  
  さあ、エミルの世界にお帰りなさい。
モーグシティのゴルドーの屋敷内にワープ。

**モーグシティ(モーグシティにいる「ルルイエ」に話しかけよう) [#q1144afe]
前回同様、中央奥に左からルルイエ、エミル、じいやさんが正面(南側)を向いて、その手前で左からシルバー、プラチナ、翡翠が北側を向いて立っている。
PCの初期位置はプラチナと向き合う位置・向き。

ルルイエに話しかける。
 ルルイエ[/話す]:
  これで、探せるところは
  全部さがしちゃったかな?     ※原文ママ

 3姉妹:
  ……。

 ルルイエ[/話す]:
  もう、探すのやめる?

 プラチナ[/話す]:
  待って、もう1つ心あたりがある。
  
  親父、昔は
  マーチャントマスターだったって
  聞いたことがあるんだ。

 ルルイエ[/話す]:
  ということは、アクロポリス……。

 プラチナ[/話す]:
  ギルド評議長なら
  当時のこと
  詳しく知ってると思うんだ。

  私たちは
  ゴルドーの娘じゃなかったけど
  エミルの謎が残ってるもんね。
  
  あんたも、このままじゃ
  すっきりしないだろう?

 エミル[/話す]:
  ……うん。

 プラチナ[/話す]:
  さあ、ダウンタウンにいる
  ギルド評議長に
  話を聞きに行こう!

  どうする?
   >外に出る
   >まだ、中にいる

**ダウンタウン(ダウンタウンにいる「下町の上品なおばさん」に話しかけよう) [#z83f3221]
下町の上品なおばさんに話しかける。
 下町の上品なおばさん[/話す]:
  あらあら、どうしたの?
  
  ゴルドーのことを知りたい!?

 下町の上品なおばさん[/話す]:
  しっ、ここじゃ、まずいわ。
  私についていらっしゃい。

ギルド元宮のマーチャントギルド内にワープ。
中央に南側を向いてゴルドー、その左側に下町の上品なおばさん。その手前で左からシルバー、プラチナ、翡翠、扉を越えてエミル、ルルイエが北側を向いて立っている。

(エミルに話しかける)
 エミル[/話す]:
  ゴルドーさん!?

ゴルドーに話しかける。
 ゴルドー[/話す]:
  おや、おまえたち
  それにエミル君もどうしたんだい?

 プラチナ[/話す]:
  どうしたんだじゃないよ!
  
  一ヶ月も音信不通で
  心配かけやがって……!!

 シルバー[/話す]:
  今まで、どこにいたのよ~!

 翡翠[/話す]:
  心配したんだから、お父さん!

 ゴルドー[/話す]:
  いやいや、すまんすまん。
  ちょっとした事件に巻き込まれてな。
  
  命を狙われていたから
  マーチャントギルドに
  かくまってもらっていたんだよ。

  その事件は
  アサシンたちの活躍によって
  解決したんでな。
  
  もうそろそろ、戻ろうかと
  思っていたんだよ。

 プラチナ[/話す]:
  馬鹿親父!
  あんた、言ってただろう!
  
  一ヶ月間消息が不明になっていたら
  遺書を開けって!
  だから……。

 ゴルドー[/話す]:
  ああ、そうじゃった!
  そうか、だからエミル君がいるのか!

 シルバー[/話す]:
  お父さま!
  私たち、お父さまに
  お聞きしたいことがあるんです~

 翡翠[/話す]:
  私たち、お父さんのこと
  色々調べたんです。
  
  その中で、お父さんが
  私たちの本当の父親では
  ないことを知りました。

 ゴルドー[/話す]:
  ……そうか。
  知ってしまったのか。

 プラチナ[/話す]:
  なあ親父……。
  エミルは、親父の子なのか?

 ゴルドー[/話す]:
  なんと!?

 エミル[/話す]:
  ゴルドーさん、僕も知りたい!
  僕には、父も母もいます。
  ……いや、いました。
  
  大事に育ててもらったし
  養子だなんてこと、一言も聞いてない。

  お願いします。真実を知りたいんです。

 ゴルドー[/話す]:
  おお……、おお……。
  わしの遺言状のせいで
  ずいぶんと
  混乱させてしまったようじゃの。
  
  わかった、真実を話そう。

  あれは、10年ほど前のことだ。
  アクロニア大陸の南東を
  旅していたとき
  わしは、モンスターに襲われ
  大怪我をしてしまった。

  そのときに、エミル君。
  君のお父さんに助けてもらったんだ。
  
  いや、本当に感謝している。
  彼がいなかったら
  わしは死んでいたじゃろう。

  体が回復するまで
  エミル君の家でお世話になった。
  
  そのあと、モーグにいったん戻り
  お礼をしようと思って
  再び、エミル君の家を訪ねたんじゃ。

  しかし、君のお父さんは
  人として当たり前のことを
  しただけだと言って
  礼を受け取ってはくれなかった。
  
  いや、男の中の男というのは
  彼のことを言うのじゃろうな。

  わしは、違う形で
  なにかお礼はできないものかと
  考えているうちに
  風の便りで、君のご両親が
  亡くなったことを聞いたんだ。
  
  2年前のことじゃったかな。

 エミル[/話す]:
  はい、父と母が亡くなったのは
  ちょうど2年前になります。

 ゴルドー[/話す]:
  それを知ったわしは、エミル君を
  引き取ろうとしたのじゃが
  きっぱり断わられてのぉ。

 エミル[/話す]:
  すいません。
  お気持ちは嬉しかったのですが……。

 ゴルドー[/話す]:
  いやいや、気にするな。
  
  まあ、それでも
  君になにかしてあげたくて
  相続人として遺言状で指名したんじゃ。

 エミル[/話す]:
  ゴルドーさん……。

  僕がしたことではありませんし
  お金もお礼も要りません。
  
  相続もお断りします。

 ゴルドー[/話す]:
  エミル君、そんなことを言わず……。

 エミル[/話す]:
  いえ、ゴルドーさん。
  
  父が受け取らなかったお礼を
  僕が受け取っては
  父の心意気を汚すことになります。

  僕は父を尊敬している。
  
  父のように
  なりたいと思っているんです。

 ルルイエ[/話す]:
  エミル、かーっこいー♪

 ゴルドー[/話す]:
  わかった、わしの負けじゃよ。
  
  まったく
  親子そろって、頑固なんじゃから。

 プラチナ[/話す]:
  あの……。
  
  親父、私たちも
  相続の指名から外してくれよ。

 ゴルドー[/話す]:
  なんと!?

 シルバー[/話す]:
  私たち、実の娘じゃありませんし
  育ててくれた恩も忘れて
  冷たく当たってばっかり……。

 翡翠[/話す]:
  私たち、娘として失格です。
  遺産を貰う資格なんてありません。

 ゴルドー[/話す]:
  待った、待ってくれ!
  何てことを言うんじゃ!      ※原文ママ
  
  そんなことを言わないでおくれ。
  血はつながってないかもしれないが
  わしはお前たちを
  本当の娘だと思っているんじゃ。

 プラチナ[/話す]:
  親父……。

 ゴルドー[/話す]:
  わしは、いつも
  お前たちのことが心配で心配で……。

  今は、もし何かあっても
  この手で助けることが出来る。
  
  じゃが、わしがいなくなったあと
  誰がお前たちを助けてくれるのか?

  じゃから、少しでも
  お前たちの役に立てばと
  思って貯めてるんじゃ。
  
  どうか、断るなんて言わんでくれ。

 翡翠[/話す]:
  お父さん、ごめんなさい。
  
  私、そんなにお父さんが
  私たちのことを考えてくれてるなんて
  思ってなかった……。

 シルバー[/話す]:
  私たち、お父さまに
  そこまでしてもらうほどの
  資格、ないんです……。

 ルルイエ[/話す]:
  ……ねえ、こうしたらどうかな?
  
  3姉妹はゴルドーさんに
  認められるような立派な商人になる。

 3姉妹:
  えっ?

 ルルイエ[/話す]:
  ゴルドーさんの遺産をもらうってことは
  ゴルドーさんの
  商売の跡を継ぐってことでしょう?

 ゴルドー[/話す]:
  ……まぁ、そうじゃな。

 ルルイエ[/話す]:
  だったら、跡を継げるぐらい
  立派な商人になれば
  遺産をもらう資格、あるでしょ。

 プラチナ[/話す]:
  ん?それってどういう…?

 ルルイエ[/話す]:
  娘として失格ならば
  いまから親孝行すればいいし!
  
  大丈夫、遅くないよ!
  ね、ゴルドーさんもそう思うでしょ!

 ゴルドー[/話す]:
  おお、そうじゃそうじゃ。
  それはいい考えじゃ。
  
  第一、わしはまだ
  生きているんじゃからな!

 プラチナ[/話す]:
  ……親父。
  本当にそれでいいのか?
  
  私たち、本当の親子じゃないんだぞ?

 ゴルドー[/話す]:
  ああ、もちろんだとも。
  プラチナ。

 シルバー[/話す]:
  ……お父さま。
  私たち、お父さまに負けない
  立派な商人になりますわ!

 ゴルドー[/話す]:
  うんうん、期待しているよ。
  シルバー。

 翡翠[/話す]:
  ……お父さん。
  大好き!
  今まで素直にいえなくてごめんね。     ※原文ママ

 ゴルドー[/話す]:
  翡翠~~~♪♪♪

 プラチナ[/話す]:
  さあ、そうと決まったら
  商売に戻るよ!

 ゴルドー[/話す]:
  そうじゃ、そうじゃ!
  こうしちゃおれん。
  一ヶ月も休んでしまったんじゃ!

 プラチナ[/話す]:
  あんたには、迷惑かけたね。
  あっちこっち引きずり回して……。
  
  これは、後金の7000ゴールドだ。

  これからは、もっともっと
  商売を頑張るから
  あんたもあたしたちの店にきとくれよ。

 :
  7000ゴールドを貰った!

 プラチナ[/話す]:
  じゃあ、またね!
  いいもの揃えて待ってるよ!

 ルルイエ[/話す]:
  エミル、私たちも冒険にでよう!
  
  あの「事件」から
  あんまり冒険に出かけてないよね。

 エミル[/話す]:
  事件って……。

 ルルイエ[/話す]:
  思い出すの、怖いかもしれない。
  でも、次に進もう!
  
  私、もう街にいるの飽きちゃった!

 エミル[/話す]:
  待って、ルルイエ!
マーチャントギルドのマーチャントマスター前にワープ。

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イベント完了後
(ダウンタウンのプラチナに話しかける)
 プラチナ:
  新装開店、プラチナのお店だよ!
(店窓が開く)

(ダウンタウンのシルバーに話しかける)
 プラチナ:
  心機一転がんばりま~す!
(店窓が開く)

(ダウンタウンの翡翠に話しかける)
 翡翠:
  立派な商人になるために!!
(店窓が開く)