#author("2017-06-19T16:23:46+00:00","","")
#author("2017-06-19T16:43:36+00:00","","")
←[[イベントログ記録へ戻る>Event/Log]]
*背負い魔・ネコマタ(空)取得ログ [#tcba66fc]

一部台詞不足している部分があるかも?
ログの補完ご協力お願いします。

#contents
**アップタウン・お仕事依頼ボード [#e4340101]
  緊急依頼!
  
  奇妙な本を手に入れました。
  調査していただけないでしょうか?
  
       ウテナ湖畔  貸し本屋店主


**ウテナ湖・貸本屋店主 [#chapter1]
 貸し本屋店主:
  よく来てくださいました。
  私は、貸し本屋を経営しております
  マーサと申します。
 
  いえ、貸し本屋と申しましても
  趣味でやっているだけなので
  知人などに
  お貸しするだけなんですけどね。
 
  お仕事依頼ボードを見て
  来てくれた方でございましょうか?
 
 →(いいえ、違います。)
  (何も起きない)
 
 →(はい、見ました。)
 
 貸し本屋店主:
  ありがとうございます。
  まずは、この本をごらんください。
  これが、手に入れた奇妙な本です。
 
 老婆は一冊の本を差し出した。
 
 薄汚れた革の表紙。
 かなり古いもののようだ……
 
 貸し本屋店主:
  とある商人から
  古代アクロニア王国時代の
  貴重な本を手に入れたと
  連絡があって……。
 
  ほら、古代アクロニア王国についての
  資料はほとんど焼けてしまって
  もう、残っているのは
  ノーザンにある王立図書館に
  残されているのみと
  言われているじゃありませんか。
 
  もう、私、興奮しちゃって
  ちょっとお高かったんですけど
  思い切って、購入したんです。
 
  でも、購入したかいがありましたわ。
 
  当時の衣装や、王族の生活など
  様々なことが書かれていて!!
 
  ……あら、失礼。
  私、本の話になると止まらなくて。
 
  依頼のお話でしたわね。
 
  それで、本を読んだその晩から
  フシギな夢を見るようになったんです。
  毎晩、毎晩同じ夢を……。
 
  まるで、自分が本の世界の
  主人公になった夢。
  でも、私もこんなおばあちゃんだから
  なかなか話が進められなくてねぇ。
 
  だから、私のかわりに
  あなたに夢をみてもらいたいの。
  お願いできないかしら?
 
  悪い魔法使いにさらわれた
  可愛そうなお姫様を救う
  若い旅人の冒険談……。
 
  そう、まるであなたみたいな
  冒険者さんが主人公のお話よ……。

 (ネコマタを装備せずに本を読む)
 
 ○○は本を読み始めた。
 
 眠気が襲ってきた……。
 
 貸し本屋店主:
  夢をみなかった?
  ……おかしいわねぇ。
 
  そういえば、この本を読む前に
  動物の鳴き声を聞いた気がするわ。
 
  可愛らしい、あれは
  何の動物なのかしら?
  聞いたことがない声だったけど……。

 (ネコマタを装備して本を読む)
 ネコマタ:
  にゃ、にゃにゃあ!
  にゃにゃ、にゃぁ~ん!!
 
 ネコマタが騒ぎ出した。
 いったいどうしたのだろうか?
 
 
 むかしむかし、あるところに
 それは優しく
 美しいお姫さまがおりました。
 
 瞳の大きな潤んだ目。
 太陽のように輝く緋色の髪。
 
 そして、その愛らしい
 口元からは鈴を振るような声……。
 
 眠気が襲ってきた……。

**1ページ目・アクロニア王宮(王妃の間)[#chapter2]

 【侍女】
  ああっ!
  おかわいそうな王妃さま。

  一人娘のアプリコット王女さまが
  魔王にさらわれてはや一ヶ月。
  
  王妃さまは悲しみにくれ
  毎日泣いて過ごされております。

  どうか、勇者さま!
  王妃さまの力になってくださいませ!
 
&color(pink){ネコマタ(桃)装備の場合…}; 
 ネコマタ(桃):
  何、何?ここは?
 
  もしかして、本の世界の中!?
 
  それに、この子……
  なんか、あたしに似てる???
 
 
 (再度話すと)
 
 ネコマタ(桃):
  なんか、菫おねえちゃんに比べて
  地味な役だなぁ……。
 
 (茜がいる場合、↓の会話が追加)
 
 ネコマタ(茜):
  私たち姉妹も増えたしね……。
 
  桃姉さんも、もっと個性がある
  キャラクターにならないと
  この先、生き残れないんじゃない?
 
 ネコマタ(桃):
  うっ!!

&color(green){ネコマタ(緑)装備の場合…};
 ネコマタ(緑):
  ……ここが
  ……本の世界の中?
 
  それに……、この子……
  なんだか、桃ねえさんみたい。

&color(blue){ネコマタ(藍)装備の場合…};
 ネコマタ(藍):
  ぬし様、いったいここは?
 
  ……本の世界の中?
 
  それに……、この方……
  そこはかとなく、桃姉さまの面影が。

&color(#f8b500){ネコマタ(山吹)装備の場合…}; 
 ネコマタ(山吹):
  いったい、ここはどこや?
  もしかして、うちたち
  本の世界の中にきてしまったん?
 
  それに、この姉ちゃん……。
  桃姉やんにめっちゃ似てるわ!

&color(purple){ネコマタ(菫)装備の場合…};
 ネコマタ(菫):
  ここは、まさか……!?
 
  いっ、いえ違うわ。
  私たちの故郷は……、もう……。
 
  だとしたら、ここは本の世界の中?
  それに、この子……。
  桃に似ているような気がするわ。
 
  桃が人間だったら
  こんな感じなのかしらね? 

&color(red){ネコマタ(茜)装備の場合…};
 ネコマタ(茜):
  もうっ、いったいここはどこなのよ!
  アンタ、説明しなさいよ!
 
  それに、何なの、この人?
  桃姉さんに、似てるわね。
  なんか、私たちに似ていて嫌な感じ!

&color(#f7b977){ネコマタ(杏)装備の場合…};
 ネコマタ(杏):
  あれっ、ここどこ?
  本の世界の中なのかなぁ~?
  面白そう~♪
 
  それに、この人
  桃おねえちゃんみたいだ~!

 王妃:
  おお、勇者殿!
  お待ちしておりました。
 
  娘が、北に住む魔王に
  さらわれてしまったのです!
 
  どうか、魔王を倒し
  娘を助け出してください!
 
 →(助けない)
 
 王妃:
  おお、勇者殿!
 
  そんなことをおっしゃらずに
  どうか、私の姫を助けてください!
  (選択肢に戻る) 
 
 →(助ける)
 
 王妃:
  そう言ってくれると信じておりました!
 
  魔王は北の果てにある
  呪われた城に住んでいます。
  
  しかし、呪われた城の周りは
  切り立った崖に囲まれ
  普通の方法では行くことが出来ません。

  呪われた城に行くための唯一の手段。
  それは、火の山にすむ
  聖なる鳥に運んでもらうこと。
  
  勇者殿、まずは、火の山を目指し
  聖なる鳥の力を借りるのです!
 
  そこにある宝箱は
  私からのほんの気持ちです。
 
  どうぞ、お受け取りください。

&color(pink){ネコマタ(桃)装備の場合…}; 
 ネコマタ(桃):
  今度は、菫お姉ちゃんかな?
 
  それにしても、どうして
  私たち姉妹に似ているんだろう?

&color(green){ネコマタ(緑)装備の場合…};
 ネコマタ(緑):
  菫ねえさん……?
 
  ……この物語の作者は
  私たち姉妹のこと、知ってるのかな?

&color(blue){ネコマタ(藍)装備の場合…};
 ネコマタ(藍):
  そこはかとなく、菫姉さまの面影が。
 
  私たち姉妹に似ているのは
  はたして……偶然、なのでしょうか?
 
&color(#f8b500){ネコマタ(山吹)装備の場合…}; 
 ネコマタ(山吹):
  この人、菫姉やんに似てるな~!
  まったく、偶然って怖いわ~!

&color(purple){ネコマタ(菫)装備の場合…};
 ネコマタ(菫):
  あら、私、王妃役?
  うふふ、まぁまぁの役じゃない♪
 
  それにしても、偶然にしては
  私たちに似すぎている気がするわね。
 
  このお話を作った人は……誰?

&color(red){ネコマタ(茜)装備の場合…};
 ネコマタ(茜):
  菫姉さんにそっくり……。
  なんか……気持ち悪い。
 
  これは、偶然なのかな……?

&color(#f7b977){ネコマタ(杏)装備の場合…};
 ネコマタ(杏):
  この人、菫お姉ちゃんみたいだ~!
 
  ねえねえ、このおばさんは
  なんで僕ら兄弟に似ているの?
 
 (菫がいる場合、↓の会話が追加)
 
 ネコマタ(菫):
  杏?何か言った?
 
 ネコマタ(杏):
  うわっ、おねえちゃん聞いてたの?
  なっ、なんでもないよ!

 (小さな宝箱を開けた)
 プルルスタッフが入っていた!

&color(#f8b500){ネコマタ(山吹)装備の場合};のみ
 ネコマタ(山吹):
  しょぼ~~!!!
  やっぱり、菫姉ちゃんはケチやな~!
 
 (菫がいる場合、↓の会話が追加)
 
 ネコマタ(菫):
  山吹、それ、どういう意味かしら?
 
 ネコマタ(山吹):
  あっ!?
  ほら、節約上手やし
  良妻賢母の鏡やなって言ったんや!
 
  そーや、そーや!
  悪い意味でとらんといて!
 
 ネコマタ(菫):
  まったく……。

&size(10){&color(#aaaaaa){いや全然しょぼくないでs};};

 (宝箱を取った後)
 侍女:
  北の魔王は
  恐るべき魔力を持つ魔法使い。
  どうか、ご無事で!

(WPで次のページに進む)

&color(pink){ネコマタ(桃)装備の場合…}; 
 ネコマタ(桃):
  なんだろう、この世界?
  ……とても落ち着く。
 
  まだ、私たちが普通の猫だった頃。
  そのときに
  住んでいた街と同じ匂いがする。
 
  懐かしい、懐かしい匂い……。

&color(green){ネコマタ(緑)装備の場合…};
 ネコマタ(緑):
  桃ねえさんに、菫ねえさん……。
 
  それに……、この世界
  懐かしい感じがする……。

&color(blue){ネコマタ(藍)装備の場合…};
 ネコマタ(藍):
  ぬし様……。
  この世界、少し怖いんです……。
 
  桃姉さまに、菫姉さま。
  ただの偶然とは思えません。
 
  それに、この世界の人が着ている
  あの洋服は……。
 
  私たち姉妹が生きていた頃の
  当時の服装、そのままなのです……。

&color(#f8b500){ネコマタ(山吹)装備の場合…};
 ネコマタ(山吹):
  ほな、次に進もうか!
 
  なんかこういうのも楽しいな~♪
  うち、この世界好きや!
  なんとなく、懐かしい匂いもするし!

&color(purple){ネコマタ(菫)装備の場合…};
 ネコマタ(菫):
  ……あら、もう行くんですね。
  もちろん、私もついていきますわ。
 
  ねえ、あなた……
  ……いえ、何でもありません。
  確信が持てるまでは、まだ……。

&color(red){ネコマタ(茜)装備の場合…};
 ネコマタ(茜):
  次に進むの?
 
  なんか、この世界不自然だし……
  もう、読むの
  やめたほうがいいんじゃない?
 
  …ん、もう!わかったわよ!
 
  仕方がないから
  一緒に行ってあげるわよ!

&color(#f7b977){ネコマタ(杏)装備の場合…};
 ネコマタ(杏):
  わーい、わーい!
  次は、ボクが出てくるよね!?
 
  かっこいい剣士役がいいなぁ。
  あ、魔王役でもいいよ!
 
  さー、出発だー!!

**2ページ目・アクロニア王国領土[#chapter3]

 (出口のWPに入ろうとすると)
 目つきの悪い冒険者:
  ちょっと、待ちなさいよ。
 
 目つきの悪い商人:
  何、勝手に通ろうとしとんねん!
 
 目つきの悪い冒険者:
  ここは、私たちのテリトリー。
  まさか、私らに挨拶もなく
  通ろうなんて
  思っちゃいないでしょうね?
 
 目つきの悪い商人:
  何ごとにも順序ってもんがあるんや!
 
 目つきの悪い冒険者:
  さあ、さあ!
   払うもの払ってもらいましょうか?
 
 目つきの悪い商人:
  ○○ゴールドいただくで!
 
 目つきの悪い冒険者:
  もし、払えないのなら
  体で払ってもらうわよ!

&color(pink){ネコマタ(桃)装備の場合…}; 
 ネコマタ(桃):
  迫力~~!
 
  この二人はきっと
  山吹ちゃんと、茜ちゃんだね。
 
  もう、間違いないよ!
  この物語に出てくる人物は
  みんな私たちネコマタ姉妹だ!

&color(green){ネコマタ(緑)装備の場合…};
 ネコマタ(緑):
  山吹と茜……いけない子。
  あとで、おしおき……。
 
 -----------------------------------
 (山吹と茜がいる場合、この部分の会話が追加)
 ネコマタ(茜):
  ちょっ、ちょっと!
  私たちは関係ないわよ!
 
 ネコマタ(山吹):
  そーや、そーや!
 
 ネコマタ(緑):
  日ごろの、行い……。
 
 ネコマタ(茜&山吹):
  そんな~!!
 -----------------------------------
 
 ネコマタ(緑):
  もう、間違いない。
  私たちを知っている人が
  この本の世界を作り出した……。
 
  それは……、だれ?

&color(blue){ネコマタ(藍)装備の場合…};
 ネコマタ(藍):
  茜姉さまと、山吹……!
  私、こんな不良みたいなまね
  よくないと思いますわ!
 
 -----------------------------------
 (山吹と茜がいる場合、この部分の会話が追加)
 ネコマタ(茜):
  そんなこと私たちに言われても……。
  ねぇ、山吹。
 
 ネコマタ(山吹):
  そ、そうや。
  うちらは関係ないし……。
 
 ネコマタ(藍):
  藍は、藍は……、悲しいですっ!
 
 ネコマタ(茜&山吹):
  だ~か~ら~!!!
 -----------------------------------
 
 ネコマタ(藍):
  でも、もう間違いありませんわ。
  この世界を作り出したのは
  私たち姉妹のことを知っている人物。
 
  …それは
  いったいどなたなのでしょうか。

&color(#f8b500){ネコマタ(山吹)装備の場合…};
 ネコマタ(山吹):
  なっ、なっ、なっ、これ私??
  ちょっと酷いんと違う?
 
  もうっ!
  いったい、誰がこの物語を書いたん?
 
  ……あ、そういえば
  こういうことする知り合いおる!
 
  いたずら好きで、破天荒で
  近付くだけで何かが起こる
  生粋のトラブルメーカー!
 
  まさか、あの姉やんが
  この世界を作ったのだとしたら
 
  あかん、ご主人!
  帰ろう!
  ここにいると、損するよ!

&color(purple){ネコマタ(菫)装備の場合…};
 ネコマタ(菫):
  なっ、なっ、なっ!
  山吹も、茜も
  こんな子に育てた覚えありませんよ!
 
 -----------------------------------
 (山吹と茜がいる場合、この部分の会話が追加)
 ネコマタ(茜):
  いや、私たちじゃないし。
 
 ネコマタ(山吹):
  そ~や、ただの
  そっくりさんだと思うな、うち。
 
 ネコマタ(菫):
  人様にたかるだなんて
  お姉さんたちに
  なんて言ったらいいのか……。
 
 ネコマタ(茜&山吹):
  !!!
 
 ネコマタ(山吹):
  やっやめて!
  姉やんたちにだけは言わんといて!
 
 ネコマタ(茜):
  一生のお願い!
  ばれたら私たち、殺されちゃうよ!!
 
 ネコマタ(菫):
  じゃあ、戻ったら
  おうちのお手伝いしてね(ニコ)
 
 ネコマタ(茜&山吹):
  ……は~い(ガクッ)
 -----------------------------------
 
 ネコマタ(菫):
  もう疑いようがないわ。
 
  私、この世界を作ったのは
  私たちの関係者だと思うの。
 
  もしかしたら、私たち姉妹のだれか…
  …かもしれない。
 
  私のわがままになるかもしれません。
  でも、なにか手がかりをつかむまで
  この物語を進めてほしいんです。
 
  お願い……できるかしら?

&color(red){ネコマタ(茜)装備の場合…};
 ネコマタ(茜):
  この髪型、わたしにそっくり……。
  ってことはこれ私なの!?
 
  このさりげな~い意地悪。
 
  本人は楽しいんでしょうけど
  やられたほうはたまらない。
 
  この物語書いた人物心当たりある!
  新しいことが好きで
  人に迷惑かける大天才!
 
  もしも、あの人がこの世界の作者なら
  ……帰るわよ!
 
  こんなところに
  一秒たりともいられない!

&color(#f7b977){ネコマタ(杏)装備の場合…};
 ネコマタ(杏):
  山吹お姉ちゃんと、茜おねえちゃん
  不良になっちゃった~!
 
  ぴったり~♪
 
 -----------------------------------
 (山吹と茜がいる場合、この部分の会話が追加)
 ネコマタ(茜):
  杏くん。
 
 ネコマタ(山吹):
  あとで……、体育館の裏、な。
 
 ネコマタ(杏):
  えっ!?
  体育館ってなに?
 
  ちょっと、まってよおねえちゃん!
  ね~、おねえちゃんったら~!
 
  も~、ヘンなおねえちゃんたち!
 -----------------------------------
 
  僕、すごくワクワクする!
  まるで……空おねえちゃんと
  一緒にいるみたいだ!
 
  空おねえちゃんはねぇ。
 
  すっごく頭がよくって
  勇気があって
  いろんなことにチャレンジする
  僕のあこがれのおねえちゃんなんだよ!

  目つきの悪い商人:
  ○○ゴールドいただくで!
  金があるんなら
  はよう、私に渡しぃや!
 
  何、払うモンさえ払ってもらえれば
  すぐ、ここを通したるで!
 
 →(払わない)
  (何も起きない)
 
 →(払う)
  ひ~ふ~み~……あれ?
  
  あんた、意外とお金持ちやったん?
 
  (媚びとけばよかったかな?)
 
  ま、いいわ。
  いいやろ!
  このワープは好きに使ってええで!

&color(red){ネコマタ(茜)を装備中};で、&color(#f8b500){ネコマタ(山吹)がいる};場合、以下の掛け合いが。
 ネコマタ(茜):
  山吹、がめついね。
 
 ネコマタ(山吹):
  茜ちゃんが言うかいな?
  きのこ10個って、また太るよ。
  あれ、結構大きいやん。
 
 ネコマタ(茜):
  なっ、なっ、またって何よ。
 
 ネコマタ(山吹):
  うち、知ってるんや。
  夜な夜な、体重計に乗って
  ため息ついてるの……もごっ!
 
 ネコマタ(茜):
  これ以上、余計なこと言ったら
  ……ただじゃおかないわよ。

 目つきの悪い冒険者:
  お金がないんだったら
  この森名物のきのこを10個集めて
  私に渡しなさい。
 
  それで、通してあげようって
  言うのよ。
  安いモンでしょ?
 
 →(渡さない)
  (何も起きない)
 
 →(渡す)
  ひ~ふ~み~……。
  確かにきのこ10個いただいたわ。
  いいでしょう。
  このワープ、好きに使っていいわよ。
  ご苦労様♪

&color(#f8b500){ネコマタ(山吹)を装備中};で、&color(red){ネコマタ(茜)がいる};場合、以下の掛け合いが。
 ネコマタ(山吹):
  茜ちゃん柄ワル~。
 
 ネコマタ(茜):
  山吹ほどじゃないと思うけど。
 
 ネコマタ(山吹):
  そうかな~?
  茜ちゃんほどじゃないと思うけどな~。
 
 ネコマタ(茜):
  そ~お~か~し~ら~!!
 
 ピリピリした空気が背中を流れる……。
&size(10){&color(#aaaaaa){茜コワイヨ・・・};};

 (どちらかにモノを払ってからWPを通るとき)
 商人:
  ちょろいな。
 
 冒険者:
  ちょっと脅すだけでぼろ儲けね。
 
 商人:
  うちらの後ろから
  こっそり通り抜ければいいのに
  みんな正直者やなぁ。
 
 冒険者:
  儲かったんだし、いいじゃない。
 
 冒険者:
  それにしても
  北の魔王のところに行くなんて。
 
 商人:
  無謀にもほどがあるな。
 
 冒険者:
  この先の火の山から
  魔王の城に行った冒険者は数知れず。
 
 商人:
  しかし、戻ってきたものは誰もいない。
 
 二人:
  ああ、恐ろしい、恐ろしい。

 (こっそりWPを通るとき)
 商人:
  何かいい儲け話ないかな?
 
 冒険者:
  通りかかる冒険者から
  この通行料を貰うのはどう?
 
 商人:
  それや!
 
  最近、魔王退治がブームなのか
  この先の火の山に行く冒険者が
  増えたしな~!
 
 冒険者:
  それにしても
  北の魔王のところに行くなんて。
 
 商人:
  無謀にもほどがあるな。
 
 冒険者:
  この先の火の山から
  魔王の城に行った冒険者は数知れず。
 
 商人:
  しかし、戻ってきたものは誰もいない。
 
 二人:
  ああ、恐ろしい、恐ろしい。

 
**3ページ目・聖なる火の山[#chapter4]

 (ネコマタを装備していないとき)
 
 巫女:
  そのもの、ネコを従え
  北の大地へと旅立つだろう……。
 
  古い伝承ですわ。

 (ネコマタを装備しているとき)

&color(pink){ネコマタ(桃)装備の場合…}; 
 ネコマタ(桃):
  緑ちゃんと、藍ちゃんだ!
  これで、残るは杏だけ……?
 
  でも、まだあと
  王女さまと魔王がいるはずよね?
 
  残りの1人が……
  この世界を作り出した
  私たちの姉妹の誰か…なのかも~!!
 
  ご主人、ご主人!
  ご主人と冒険の旅に出て
  いいことがいっぱい!
 
  あたし、すごい嬉しい!
  はやく、会いたいな!

&color(green){ネコマタ(緑)装備の場合…};
 ネコマタ(緑):
  私だ……。
  これで、残るは杏1人……だね。
 
  でも、まだあと
  王女さまと魔王が残ってる。
 
  残りの1人が……
  この世界を作り出した
  私たちの姉妹の誰か…なの……?
 
  わからない……。
  今は、ただ、確かめたい。
 
  一緒に、行ってくれるよね。

&color(blue){ネコマタ(藍)装備の場合…};
 ネコマタ(藍):
  緑姉さまと私ですわ!
  私が人間になったら……
  ぬし様と一緒に……、あっ、いえ!
 
  これで、残るは杏だけ?
  でも、まだあと
  王女役と魔王役、2役残ってます。
  残りの一人が……
  この世界を作り出した
  私たちの姉妹の誰かなのでしょうか?
 
  私、ドキドキします。
  もし、姉妹だったら……嬉しい!
  昔のようにみんなで
  みんなで暮らせたら……!!
 
  ぬし様、どうか最後まで
  藍のそばに、いてくださいませ。

&color(#f8b500){ネコマタ(山吹)装備の場合…}; 
 ネコマタ(山吹):
  緑姉やんと、藍姉やん……。
  巫女って、なんか扱いいいなぁ。
 
  ま、ここまできたら
  あとは魔王の城に乗り込むだけや!
 
  たとえ、魔王が誰だろうと
  怖くないからな!

&color(purple){ネコマタ(菫)装備の場合…};
 ネコマタ(菫):
  まあ、緑も藍も可愛らしい。
  残った杏の役はきっと……クスクス。
  杏の反応が楽しみだわ。
 
  そして、魔王の役は
  おそらくですが、我らの姉妹の一人。
 
  その最後の一人が
  この世界を作ったのでしょう。
 
  こんなことが出来るのは……空。
 
  我らが姉妹でもっとも魔力が強く
  ……そして好奇心が強い子です。
 
  もし空が魔王ならば
  少々手こずるかも知れません。
 
  準備は、しっかりしていきましょうね。

&color(red){ネコマタ(茜)装備の場合…};
 ネコマタ(茜):
  緑姉さんと、藍姉さんだわ。
  なんで、姉さんたちが「巫女」で
  私が「目つきの悪い冒険者」なの!?
 
  いつだって、空姉さんはそう!
  私に、意地悪ばっかりして!
 
  あっ、そっ、そうよ!
  この物語は空姉さんが作ったんだわ!
 
  きっと魔王は空姉さんよ!
  まってなさい、今、いくからね!
  空姉さん!

&color(#f7b977){ネコマタ(杏)装備の場合…};
 ネコマタ(杏):
  緑お姉ちゃんと、藍おねえちゃんだ~!
  じゃあ、ボクがきっと魔王だ!
 
  わーい、わーい!!!
 
  お姫様はだれだろう?
  きっと、僕の兄弟だよね~。
 
  かわいいんだから
  胡桃かな~、それとも誰だろう~?
&size(10){&color(#aaaaaa){その夢は直後に砕け散る事になるのでした。};};

※実際はどちらが喋っているかの表記はありませんが、
便座的に(藍)(緑)と表記しています。
何らかのモーションを行っている方が喋っている巫女です。
 巫女(藍):
  そのもの、ネコを従え
  北の大地へと旅立つだろう……。
 
  姉巫女様、この方こそまさしく!
 
 巫女(緑):
  妹巫女、間違いありません。
  この方こそ、我らが長い間待っていた
  伝説の勇者様です!
 
 巫女(藍):
  勇者様が、ここに来る日を
  ずっと、ずっとお待ちしておりました。
 
 巫女(緑):
  私たちの役目は、勇者様を
  はるか北の大地にある
  魔王の城へ案内すること。
 
 巫女(藍):
  さあ、ご命令ください。
 
 →(やめておく)
  (何も起きない)
 
 →(魔王の城へ、いざ旅立たん!)
  
 巫女(緑):
  祈りの歌をささげましょう!
 
 巫女(藍):
  蘇れ~、蘇れ~♪
  火の山で眠りし伝説の王~♪
  我らの歌で蘇れ~♪
 
 巫女(緑):
  目覚めよ~、目覚めよ~♪
  1000年の眠りから目覚めよ~♪
  我らの歌で目覚めよ~♪
 
 ホムラ:
  ガォォォォオオオオオ!!!
 
 巫女(藍):
  見てください!勇者様!
  はるか頭上に、ホムラの姿が!
  
 巫女(緑):
  さあ、ホムラに乗って、呪われた城へ!
  
 巫女(藍):
  勇者様、ご無事で!
 
 ホムラ:
  ガォォォォオオオオオ!!!

**4ページ目・呪われた城[#chapter5]
 (ネコマタを装備せずにお姫さまに話しかける) 
 
 話しかけても反応がない。
 うつろな目をしている。
 
 (ネコマタを装備してお姫さまに話しかける) 
 
 話しかけても反応がない。
 うつろな目をしている。

&color(pink){ネコマタ(桃)装備の場合…}; 
 ネコマタ(桃):
  あ、杏だ!
  や~ん、杏可愛い~!

&color(green){ネコマタ(緑)装備の場合…};
 ネコマタ(緑):
  杏、可愛い……。

&color(blue){ネコマタ(藍)装備の場合…};
 ネコマタ(藍):
  杏ですわ、可愛い~~!!

&color(#f8b500){ネコマタ(山吹)装備の場合…};
 ネコマタ(山吹):
  杏かわええなぁ! 

&color(purple){ネコマタ(菫)装備の場合…};
 ネコマタ(菫):
  まあ、杏、なんて可愛いのかしら!
  写真とらなくっちゃ!

&color(red){ネコマタ(茜)装備の場合…};
 ネコマタ(茜):
  あ!これ杏ね?
  う~ん、杏可愛いわ~。

&color(#f7b977){ネコマタ(杏)装備の場合…};
 ネコマタ(杏):
  あれっ!?これボク!?
  なんで、なんで、なんで?
  なんで、ボクがお姫様なの?
  ボクは男の子だよっ!!
  ひどいっ、ひどいや~!!!

 魔王: 
  わが姫に何か御用かな? 

&color(pink){ネコマタ(桃)装備時だと…}; 
 ネコマタ(桃):
  この声……。
 
  間違いないよ、間違いない!
  空ちゃんだ!

&color(green){ネコマタ(緑)装備の場合…};
 ネコマタ(緑):
  空……の、声?

&color(blue){ネコマタ(藍)装備の場合…};
 ネコマタ(藍):
  空姉さまの声です。間違いありません。

&color(#f8b500){ネコマタ(山吹)装備の場合…};
  ネコマタ(山吹):
  空姉やん!? 

&color(purple){ネコマタ(菫)装備の場合…};
 ネコマタ(菫):
  その声は空ね?
  空、いるなら
  姿を見せてちょうだい……。

&color(red){ネコマタ(茜)装備の場合…};
 ネコマタ(茜):
  空姉さん?

&color(#f7b977){ネコマタ(杏)装備の場合…};
 ネコマタ(杏):
  あ~、空おねえちゃんの声だ!

 魔王: 
  くっくっく。 
  勇者よ、よくぞここまで辿り着いた。
  その実力は認めよう。
  しかし、アプリコット姫は渡さぬぞ!
 
  他の冒険者たちと同じように
  切り捨ててくれるわっ!

魔王と戦闘

 (お姫様に話しかける)
 
 →(やめておく)
  (何も起きない)
 
 →(はい)
 
 アプリコットの瞳に輝きが戻る……!
 
 お姫様:
  ……ここは?
  私は、魔王に囚われて……
  そして……
 
  あなたが、私を助けてくれたのですね。
  ありがとう……。
 
 視界が、じょじょにぼやけてきた……。
 
 ネコマタ:
  にゃ、にゃ、にゃ~!!!

**ウテナ湖・貸本屋店主[#chapter6]
 
 貸し本屋店主:
  どうだった?
  何か、わかったかしら?
 
 ネコマタ:
  にゃぁ、にゃぁにゃ!!!
 
 ネコマタたちが何かを訴えている。
 ここは、やはり
 あの人に相談してみよう……。



**アップタウン・裁縫おばさん[#chapter7]

 ネコマタ:
  にゃぁ、にゃぁにゃ!!!
  にゃ~、にゃ~、にゃ~!!!
 
 裁縫おばさん:
  あらあら、まあ!
  そんなに慌てて、どうしたの?
 
 ネコマタ:
  にゃ、にゃ、にゃぁぁ……
 
 …!?
 
 裁縫おばさん:
  ちょっと、これはやっかいだね。
 
  あなたのネコちゃんが
  また、お仲間を見つけたようだよ。
 
 やっぱり……。
 
 裁縫おばさん:
  しかも、そのネコちゃん。
  あなたの読んだ
  その本に憑いているらしいんだよ。
 
  さらに、困ったことに
  自分がネコであることも忘れ
  魔王として楽しんでいるみたいなのよ。
 
 ネコマタ:
  にゃ、にゃぁ!
 
 裁縫おばさん:
  その本はアクロニア王国の
  話なんだってね。
  
  きっと、そのネコちゃんは
  自分が生きていた時代のことを
  懐かしんでいるんでしょう。
 
  それだけなら
  そっとしておいてあげるのも
  いいと思うんだけど
  本来、ネコの魂は
  完全なる無機物に長く宿ることは
  出来ないはずなんだよ。
 
  ネコマタは宿主の生命力を借りて
  精神体として生きているの。
 
  だから、あまり長い間
  宿主がいない状態が続くと
  魂が消えてしまうはずなのよ……。
 
 ネコマタ:
  にゃ!?
 
 裁縫おばさん:
  だから、そうなる前に
  ネコであることを思い出させ
  本以外の……。
 
 おばさんがこちらを見ている。
 
 裁縫おばさん:
  この際、1匹も2匹も3匹も4匹も
  何匹増えても一緒よね?
 
  ネコちゃんに
  好かれやすい体質のようだし
  あなたに憑いてもらいましょう!
 
 ネコマタ:
  にゃん、にゃん♪
 
 裁縫おばさん:
  いい?
  その物語の中で、魔王が
  魔王として存在しなくなる瞬間。
 
  その瞬間に、姉妹である
  ネコちゃんたちに
  呼びかけてもらうの。
 
  そうね、なるべく多くのネコちゃんに
  呼びかけてもらうのが
  いいでしょう。
 
 ネコマタ:
  にゃん!
 
 裁縫おばさん:
  役に立たないかもしれないけれど
  これを持ってお行きなさい。

「空色の三角巾」入手

**ウテナ湖・貸本屋店主[#chapter8]
 
 貸し本屋店主に
 裁縫おばさんから聞いたことを話した。

 【貸し本屋店主】
  この本にネコが憑いている?
  ネコ、ネコ……どこかで
  読んだことあるわ。

  古代アクロニア王国で
  愛らしいペットとして
  大事にされていた小動物の一種。
  
  当時の人は、わんわん派とネコ派に
  わかれて、どちらのペットが
  より可愛いかを争っていたみたい。
 
  でも、アクロニア王国が滅んだ時期と
  同時期にネコは全滅したの。
  
  理由ははっきりしないけれど
  戦争に巻き込まれた説が有力よ。

  もし、戦争がなかったならば
  今でもペットとして
  可愛がられていたでしょうねぇ……。

  わかったわ。
  ぜひ、そのネコちゃんを
  助けてあげてちょうだい。
  
  そのために、この本がどうなろうとも
  そのネコちゃんが大事だわ!

選択肢
 どうする?
 >やめておく(→会話終了)
 >本を読んでみる
------
(ネコマタを装備せず本を読む)
 〇〇は
 本を読み始めた。

 眠気が襲ってきた……。

暗転後

 【貸し本屋店主】
  夢をみなかった?
  ……おかしいわねぇ。

  そういえば、この本を読む前に
  動物の鳴き声を聞いた気がするわ。
  
  可愛らしい、あれは
  何の動物なのかしら?
  聞いたことがない声だったけれど……。
------
 (ネコマタを装備して本を読む)
 
 【ネコマタ】
  にゃ、にゃにゃあ!
  にゃにゃ、にゃぁ~ん!!
 
 ネコマタが騒ぎ出した。
 いったいどうしたのだろうか?
 
 
 むかしむかし、あるところに
 それは優しく
 美しいお姫さまがおりました。

 瞳の大きな潤んだ目。
 太陽のように輝く緋色の髪。
 
 そして、その愛らしい
 口元からは鈴を振るような声……。

 眠気が襲ってきた……。
暗転
**1ページ目・アクロニア王宮(王妃の間)[#chapter10]

 【侍女】
  ああっ!
  おかわいそうな王妃さま。

  一人娘のアプリコット王女さまが
  魔王にさらわれてはや一ヶ月。
  
  王妃さまは悲しみにくれ
  毎日泣いて過ごされております。

  どうか、勇者さま!
  王妃さまの力になってくださいませ!

&color(pink){ネコマタ(桃)装備の場合};のみ 
 【ネコマタ(桃)】
  もう!
  最初とセリフがかわってな~い!

  むぅ……。
  イメチェン、考えるべきなの!?
 
 (茜がいる場合、↓の会話が追加)
 
 【ネコマタ(茜)】
  ……わっ、私は!!
  別に、今のままの姉さんが
  一番、好きだけど……。
 
 【ネコマタ(桃)】
  あっ、茜~~~♪

 (アクロニアコートを貰う前に進もうとする)
  【侍女】
  勇者様、お待ちください。
  旅立つ前に我々の話を聞いてください。

 【王妃】
  おお、勇者殿!
 
選択肢
 どうする?
 →省略
 →魔王にさらわれたお姫様を助けます!

 →(省略)
  【王妃】
  えっ!?あの、まだ何も
  説明していないのですけれど……。
  
  話が早くて助かります。

  勇者殿のために
  わがアクロニア王国の服を
  作らせましょう。
  
  ピーチ、頼んだわよ。

 【侍女】
  かしこまりました、王妃様。
  
  さあ、勇者様!
  こちらへどうぞ……。 
 
 →(魔王にさらわれたお姫様を助けます!)
  (上に同じ)

 【侍女】
  アクロニア王国では
  もっとも頼りにしているパートナーと
  同じ色の服を着ると
  幸運が舞い降りると言われています。

  勇者様が、一番頼りにしている
  パートナーはいらっしゃいませんか?

ネコマタを装備していない場合、ここで会話終了
各ネコマタを装備している場合、次に続く

&color(pink){ネコマタ(桃)装備の場合…}; 
 【ネコマタ(桃)】
  頼りにしているパートナーって
  あたしのこと???

 選択肢:どうする?
 →(う~ん……)
  (何も起きない)
 
 →(もちろん!)
 【ネコマタ(桃)】
  あっ、うっ、ううぅぅ…嬉しい!
  大好き、ご主人!!

&color(green){ネコマタ(緑)装備の場合…}; 
 ネコマタ(緑):
  ……私でいいの?
 
 →(う~ん……)
  (何も起きない)
 
 →(もちろん!)
 ネコマタ(緑):
  ……あ。
  あの……、えっと……。
 
  ごめん、なんか、言葉に詰まって
  上手くいえないけど……。
 
  ……嬉しいです。

&color(blue){ネコマタ(藍)装備の場合…};
 【ネコマタ(藍)】
  わ、わ、私が
  ぬし様の頼れるパートナー!?
 
 →(う~ん……)
  (何も起きない)
 
 →(もちろん!)
  ネコマタ(藍):
  ぬっ、ぬっ、ぬし様……。
  私のことをそのように
  思っていただいていただなんて。
 
  うっ、嬉しゅうございます!!
&size(10){&color(#aaaaaa){藍の動転っぷりが可愛すぎる罠};};

&color(#f8b500){ネコマタ(山吹)装備の場合…}; 
 【ネコマタ(山吹)】
  頼れるパートナーって、うちのこと?
 
 →(う~ん……)
  (何も起きない)
 
 →(もちろん!)
 ネコマタ(山吹):
  うちも頼れるって思ってる!
  相思相愛や!

&color(purple){ネコマタ(菫)装備の場合…};
 【ネコマタ(菫)】
  私が、パートナーでいいのかしら?
 
 →(う~ん……)
  (何も起きない)
 
 →(もちろん!)
 ネコマタ(菫):
  ……すごく、嬉しいわ。
  あ、ダメ……顔がにやけちゃう……。
  ごめんなさい、ちょっと待って。
 
  冷静に、冷静に……スーハー。
  スーハー……。
 
  ……あ、まだだめ!
  落ち着きなさい、私!
 
  スーハースーハースーハースーハー…
&size(10){&color(#aaaaaa){菫姉さん落ち着いてください};};

&color(red){ネコマタ(茜)装備の場合…}; 
 【ネコマタ(茜)】
  頼れる……パートナーって
  あ、あたしのことだったりするのかな?
 
 →(う~ん……)
  (何も起きない)
 
 →(もちろん!)
 ネコマタ(茜):
  もうっ、馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿っ!
  馬鹿なんだから!
 
  あたしなんて選んでも
  なんにもいいことないよーだ!

&color(#f7b977){ネコマタ(杏)装備の場合…};
 【ネコマタ(杏)】
  頼れるパートナーって僕のこと?

 →(う~ん……)
  (何も起きない)
 
 →(もちろん!)
 ネコマタ(杏):
  えへっ、僕、男の子だから
  何があっても必ず守るよ!
  頼りにしてね!

&color(green){ネコマタ(胡桃・若菜)装備の場合…};
 ネコマタ(胡桃):
  頼れるパートナーって胡桃のこと?
 
 ネコマタ(若菜):
  それとも若菜のことかな?
 
 →(胡桃)
 ネコマタ(胡桃):
  は、はい!
  ありがとうございますっ!
 
 →(若菜)
 ネコマタ(若菜):
   若菜……がんばる!
  いっぱい、いっぱい食べて
  早く大きくなるね!
 
 →(う~ん……)
  (何も起きない)
------
 わっ、ネコマタが飛びついてきた!
 
 【侍女】
  私、少し霊感があるんです。
  かわいいかわいいネコちゃんが
  勇者様のそばにいるのが見えます。
  
  ウフフ。
  イメージが決まりました。
  素敵な洋服になりそうです。

  では、寸法をはかりますね。
  じっとしててください……。

暗転後

 【侍女】
  お待たせしました。
  完成しました!
  
  勇者様だけのためにお作りした
  特製のコートです。
  
  どうぞ、お納めください。

『アクロニアコート』を手に入れた!

 (アクロニアコートを装備せずに話しかける) 
 【侍女】
  よろしければ、着てみてください。

 (アクロニアコートを装備して話しかける)
 【侍女】
  勇者様、お似合いですわ!

次のページへ進み、マップ移動

**2ページ目・アクロニア王国領土[#chapter11]

 (出口のWPに入ろうとすると)

 【目つきの悪い冒険者】
  あっ、アンタ、また来たの?
  もうっ、来て欲しくなかったのに!
  
  私、ちゃんと聞こえるように
  言ったよね?
  
  ……すれば、通れるって……。

 【目つきの悪い商人】
  また、来たん?
  
  うーん……立場上
  通すわけにはいかんのや。
  
  ほら、思い出して
   私たち、聞こえるように言ったよね?
   後ろからなら……

**3ページ目・聖なる火の山[#chapter12]

 巫女(藍):
  勇者様……。
 
 →(省略!)
 巫女(緑):
  あ、はい。了解しました。
 
 巫女(藍):
  急いでいらっしゃるのでしたら
  簡易バージョンで
  不死鳥をお呼びします。
 
 巫女(緑):
  いでよ、不死鳥~!
 
 ホムラ:
  ガォォォォオオオオオ!!!
 
 →(急いでいるんです!)
  (上に同じ)

**4ページ目・呪われた城[#chapter13]
 (ネコマタを装備せずにお姫さまに話しかける) 
 
 話しかけても反応がない。
 うつろな目をしている。

 (ネコマタを装備してお姫さまに話しかける) 
 
 魔王: 
  わが姫に何か御用かな? 

&color(pink){ネコマタ(桃)装備の場合…}; 
 ネコマタ(桃):
  私、桃だよ!
  お姉ちゃんを迎えに来たの!
 
  お姉ちゃん、このままだと
  消えちゃうんだって!
 
  だから、一緒に行こう!

&color(green){ネコマタ(緑)装備の場合…};
 ネコマタ(緑):
  ……空ねえさん。
  姉さんを、迎えに来たのよ……。
 
  姉さん、このままだと
  消えちゃうって……。
 
  だから、一緒に…行こうよ……。

&color(blue){ネコマタ(藍)装備の場合…};
 ネコマタ(藍):
  空姉さま、藍でございます。
  姉さまを、迎えに参りました。
 
  このままだと、姉さまが
  消えてしまうそうです……。
  さあ、私たちと一緒に参りましょう!

&color(#f8b500){ネコマタ(山吹)装備の場合…};
 ネコマタ(山吹):
  空姉やん、迎えに来たよー! 
  姉やん、本に憑いても
  何もいいことあらへんよ!
 
  さあ、うちと一緒に行こう!

&color(purple){ネコマタ(菫)装備の場合…};
 ネコマタ(菫):
  空、私よ、菫よ!
  いつまで、本の世界にいるつもり?
 
  迎えに来たから、一緒に帰りましょう!

&color(red){ネコマタ(茜)装備の場合…};
 ネコマタ(茜):
  空姉さん!
  茜よ!迎えに来たの!
 
  いつまでも、この本に憑いていると
  姉さん消えちゃうんだって。
  だから、一緒に行こう!

&color(#f7b977){ネコマタ(杏)装備の場合…};
 ネコマタ(杏):
  空おねえちゃん!
  ボク、杏だよ!
 
  お姉ちゃん、この世界も面白いけど
  外の世界は面白いよ!
 
  だから、ボクと一緒に行こうよ!

 魔王: 
  ん、おまえの相棒はうるさいな。 
  少し、黙っていてもらおう!
 
 ネコマタ:
  むぐぐ!
 
 魔王: 
  私は魔王だ! 
  数々のモンスターを従え
  頂点に君臨する恐るべき権力者!
 
  食べ物は食べ放題!
  わがまま言いたい放題!
 
  意味も無く姫をさらったり
  街の食料庫から、食べ物を奪ったり
  まだ、まだ、遊び足りないわ!
 
  それを邪魔するものは排除する!

魔王と戦闘

※以下は所持しているネコマタのみ発言するようです。
 ただし、胡桃・若菜は所持していても反応しませんでした。

 (お姫様に話しかける) 
 
 ネコマタ(桃):
  ご主人待って!
  姉さんがそばにいるのを感じるの!
 
  今なら、話しかけられるかも!
 
 ネコマタ(緑):
  まって……
  姉さんが、そばにいる……。
 
  今なら、話しかけられるかも!
 
 ネコマタ(藍):
  主さま、お待ちください。
  空姉さまがそばにいるのを感じます。
 
  今なら、呼びかけに応じてくれるかも!
 
 ネコマタ(菫):
  待って、あなた……。
  空の意識を感じるの……。
 
  今なら、呼びかけに応じるかも!
 
 ネコマタ(山吹):
  まって、ご主人!
  空姉やんがすぐそこにいる!
 
  今なら、うちのこともわかるかも!
 
 ネコマタ(茜):
  ちょっと、まって……。
  姉さんが、そこにいるの……。
 
  今なら私のこと、わかるかも!
 
 ネコマタ(杏):
  ねえ、あそこみて!
  あそこに、空お姉ちゃんがいるんだ!

 魔王: 
  私は、魔王……。 
  私は、世界を統べるもの……。 

&color(pink){ネコマタ(桃)装備の場合…}; 
 ネコマタ(桃):
  空お姉ちゃん!
  私だよ、桃だよ!!
 
 魔王:
  も…も…?
 
 ネコマタ(桃):
  お姉ちゃん、迎えに来たよ!
  一緒に、帰ろう!

&color(green){ネコマタ(緑)装備の場合…};
 ネコマタ(緑):
  空ねえさん、私、緑。
  ……迎えに来たよ。
 
 魔王:
  み…どり…?
 
 ネコマタ(緑):
  姉さん……起きて……。
  私、外の世界で待ってるよ。

&color(blue){ネコマタ(藍)装備の場合…};
 ネコマタ(藍):
  空姉さま、藍です!
  迎えに参りました!
 
 魔王:
  あ…い…?

&color(#f8b500){ネコマタ(山吹)装備の場合…};
 ネコマタ(山吹):
  空姉やん、迎えに来たよ! 
  うち、山吹や! 
 
 魔王: 
  や…まぶ…き?
 
 ネコマタ(山吹):
  はよ起きて! 
  次の冒険に旅立とうやないか! 
  うち、本の外の世界で待ってるよ!

&color(purple){ネコマタ(菫)装備の場合…};
 ネコマタ(菫):
  空、迎えに来たわよ。
  さあ、いっしょに帰りましょう。
 
 魔王:
  す…みれ…ねえ……?
 
 ネコマタ(菫):
  さあ、起きて……。
  あなたの冒険は今から始まるのよ。

&color(red){ネコマタ(茜)装備の場合…};
 ネコマタ(茜):
  空姉さん! 
  わかる、私、茜だよ! 
 
 魔王: 
  あ…かね…?
 
 ネコマタ(茜):
  姉さん、一緒に冒険しようよ! 
  私、外の世界で待ってるからね!

&color(#f7b977){ネコマタ(杏)装備の場合…};

 ネコマタ(杏):
  空おねえちゃん、ボク杏だよ!
 
 魔王:
 あ…んず…?
 
 ネコマタ(杏):
  おねえちゃん!
  ボクもうこの本飽きちゃったよ。
 
  はやく、おねえちゃんといっしょに
  違う冒険のたびに出かけたいな!

 視界がじょじょにぼやけてきた……。

**ウテナ湖・貸本屋店主[#chapter14]

 貸し本屋店主:
  ど、どうだった!?
  ね、ネコちゃんは無事なのかい?
 
 ネコマタ(桃):
  ……。
  大丈夫、空おねえちゃんは
  絶対に目覚めてくれる!
 
 ネコマタ(緑):
  ……大丈夫。
 
 ネコマタ(藍):
  空姉さまは、どこ?
 
 ネコマタ(菫):
  大丈夫……。
  寝起きが悪いだけなのよ……。
 
 ネコマタ(山吹):
  空姉ちゃんはどうなったん?
 
 ネコマタ(茜):
  空姉さんは、目覚めたかな?
 
 ネコマタ(杏):
  空お姉ちゃん、ボクだよ。
  早く起きて、遊びに行こうよ~!
 
 空色の三角巾が光り輝く!
 
 ネコマタ(桃):
  空、おねえちゃん?
  無事で、本当によかった!!
 
  本当に、心配したんだからね!
 
 ネコマタ(空):
  桃!?
 
 ネコマタ(緑):
  空姉さん。
  ……よかっ…た……。
 
 ネコマタ(空):
  緑、本当に緑なの?
 
 ネコマタ(藍):
  空姉さま、ご無事で……。
  ご無事なによりでございます……。
 
 ネコマタ(空):
  藍!
 
 ネコマタ(菫):
  空、無事でよかった……。
 
 ネコマタ(空):
  菫ねえちゃん!
 
 ネコマタ(山吹):
  も~、姉はんには
  いっつもドキドキさせられるなぁ!
 
 ネコマタ(空):
  山吹!?
 
 ネコマタ(茜):
  空姉さん、よかった……。
  もうっ、ほんっっとに!!!
  心配だったんだからね!
 
 ネコマタ(空):
  茜!?雰囲気変わった?
 
 ネコマタ(杏):
  空おねえちゃん、ボクだよ!
  杏だよ!! 
 
 ネコマタ(空):
  チビすけ!

 ネコマタ(空):
  長い、長い夢を見ていたよ。
  みんながいて……、ご主人もいた……。
 
  楽しかったけど……あれは
  現実じゃなかったんだね……。

&color(pink){ネコマタ(桃)装備の場合…}; 
 ネコマタ(空):
  でも、起きてよかった。
  本物の、桃に会えたんだから!
 
 ネコマタ(桃):
  空お姉ちゃん……。
 
 ネコマタ(空):
  一緒に、行ってもいいかな?
 
 ネコマタ(桃):
  当たり前だよ、お姉ちゃん!

&color(green){ネコマタ(緑)装備の場合…}; 
 ネコマタ(空):
  でも、起きてよかった。
  本物の、桃に会えたんだから!
 
 ネコマタ(緑):
  空ねえさん……。
 
 ネコマタ(空):
  一緒に、行ってもいいかな?
 
 ネコマタ(緑):
  当たり前よ、姉さん!

&color(blue){ネコマタ(藍)装備の場合…};
 ネコマタ(空):
  でも、起きてよかった
  本物の、藍に会えたんだから!
 
 ネコマタ(藍):
  空姉さま……。
 
 ネコマタ(空):
  一緒に、行ってもいいかな?
 
 ネコマタ(藍):
  当たり前ですわ!

&color(#f8b500){ネコマタ(山吹)装備の場合…};
 ネコマタ(空):
  でも、起きてよかった。
  本物の、山吹に会えたんだから!
 
 ネコマタ(山吹):
  空姉はん……。
 
 ネコマタ(空):
  一緒に、行ってもいいかな?
 
 ネコマタ(山吹):
  当たり前やないか!

&color(purple){ネコマタ(菫)装備の場合…};
 ネコマタ(空):
  でも、起きてよかった。
  本物の、菫ねえに会えたんだから!
 
 ネコマタ(菫):
  空……。
 
 ネコマタ(空):
  一緒に、行ってもいいかな?
 
 ネコマタ(菫):
  当たり前じゃない!

&color(red){ネコマタ(茜)装備の場合…};
 ネコマタ(空):
  でも、起きてよかった
  本物の、茜に会えたんだから!
 
 ネコマタ(茜):
  空姉さん……。
 
 ネコマタ(空):
  一緒に、行ってもいいかな?
 
 ネコマタ(茜):
  当たり前よ!

&color(#f7b977){ネコマタ(杏)装備の場合…};
 ネコマタ(空):
  でも、起きてよかった。
  本物の杏に会えたんだから!
 
 ネコマタ(杏):
  空おねえちゃん!
 
 ネコマタ(空)
  また、イタズラいっぱいしような!
 
 ネコマタ(杏)
  うん!

「背負い魔・ネコマタ(空)」入手

 (空を入手後に話しかける)
 貸し本屋店主:
  本は、白紙になってしまったわ。
  きっと、ネコちゃんが
  いなくなったことによって
  この本は役目を終えたのね……。
 
  いえ、いいのよ。
  この本の最後に立会えたんですもの。
 
  とても素晴らしいひと時だったわ。
  ありがとう……。