【タイ兄さん】 なんでも、ウテナ川河口に…… まぁ、説明するまでもないやろうけど、 アクロポリスシティから南にちょいと進んだところやな。 そこに妙なブリキングがおるらしい。
【ガイドマシーン】 正確にはブリキングRX1。 外見は私に少し似ていますガ、古代兵器の内装に、 現代の技術で作り出されたブリキのボディをつけた キカイのモンスターですネ。 エレキテルや私は、キカイ文明時代の設計図を基に 作られているのですガ、ブリキングはその辺よくわかりませン。 暴走した個体なのカ、古代からいるのカ不明点はまだ多いですネ。 積極的に襲い掛かってくるのデ、近くを通るときはご注意ヲ。 ……まぁ、これはあなたには言うまでもないかもしれませンね。
【タイ兄さん】 普通のはガイドマシーンが言った通りなんやけど、そいつは 人を襲わずにブリキング同士で戦っとったゆー話があってな。 人を襲わんのも珍しいし、同士討ちもまた珍しいやろ? 本来はガイドマシーンにお供をさせるだけなんやけど、 今回はワイも同行したるで。
【ガイドマシーン】 では、ご案内いたしまス。 ついてきてくださイ。
ウテナ湖湖畔に……
→移動開始!
→準備をしてから
【タイ兄さん】 ふう、ようやくついたで。 砂の上、けっこう熱いんやな。
【ガイドマシーン】 ここがウテナ川河口です。 ウテナ湖の水が南アクロニア平原ノ一部を通り、 ここまで流れ込んで来ているために ウテナ川と呼ばれているようですネ。 アクロポリスシティも湖に面していますけれド、 ここに流れ込んではいない……ようでス。 あそこは、深度の深いところデどこか別の地下河川に つながっている可能性もありますガ。
【タイ兄さん】 ま、それはええ。 今は関係ないで?
【ガイドマシーン】 ここから先はステップ砂漠で、アイアンサウス連邦に向かうには ここを通る必要がありまス。 砂漠を抜けるのはなかなか厳しく、護衛を雇う商人も多い様でス。 デ、その危険の原因が、無差別に襲い掛かってくるブリキング…… おヤ?
【タイ兄さん】 なんやろな、あれ。
【ガイドマシーン】 置物、でしょうカ? ……近づいてみましょウ。
【タイ兄さん】 あの置物の足元でちらばっとるの、ブリキングのパーツやないんか?
【ガイドマシーン】 あノ、もしもし。 置物ですか?
【???】 うふふ、 あなた、挑戦者ね? この勝負受けたわ! 必殺、ブリキンパーンチ!
【タイ兄さん】 ガ、ガイドマシーン! ……まあええ、なるほど。 お前が噂の妙なブリキングやな?
【???】 あなた達も新しい挑戦者? この最強のわたしに勝負を……
【タイ兄さん】 ちがうで?
【???】 ……ちがうの?
【タイ兄さん】 せや。ここにいる○○も、ワイも お前に勝負を挑みに来たわけではあらへんで? そこのガイドマシーンもやけど。
【ブリキング】 丁寧に名乗られてしまっては、わたしも名乗らないといけないわね。 私はブリキングRX1よ。 その中でも、最強のブリキングRX1だから、 そこは忘れないでね? ……って、もしかしたらこのブリキング…… え、ちがうの? ごめんなさい、どうやら挑戦者と間違えてしまったようね。
【ガイドマシーン】 いいえ、お構いなク。 わかっていただければそれデ。
【ブリキング】 ありがとう。 よし、謝罪はこれで済んだわね。 ……で、あなた達は何をしにここに来たのかしら?
(通常とは違うブリキングが いると聞いて、 調査に来たという事を伝えた)
【タイ兄さん】 その外見に、言葉……なるほど、お前さん、 アルマってやつやな。
【ブリキング】 調査ねぇ。インタビューなら受けてもいいけれど……って、 アルマって、何? 何か新しいロボット技術のことかしら?
【タイ兄さん】 ちがうで。 アルマっちゅーのは、モンスターが人の言葉使って喋って、 人の外見を取れるようになった奴の事や。 ついでに、ワイたちはお前をスカウトしようとおもっとるんや。 ギルド立ち上げてな? ……って、言葉は通じてるんやな?
【ブリキング】 わかってるに決まっているわ。 そうしないと、こうやって受け答えも出来ないもの。 そのアルマというのは私の他にもいるのね。興味深いわ…… それにしても、あなた達。 この最強のブリキングであるわたしをスカウトするとは、 目の付け所は良いと思うけれど…… 残念ながら、まだここを離れるわけにはいかないの。
【ガイドマシーン】 それは、何故ですカ?
【ブリキング】 決まってるわ。最強であるわたしが最強であることを 示すために、ここにはまだ倒すべき相手がいるの。 挑みかかってくるブリキング達を打ち倒しても、まだ他にいるのよ。 砂漠のブリキング達を従えた大物……ブリキングMkII……! 今までは惜しくも水を差されたりしていたんだけど、 きっとわたしが勝っていたに違いないのよ。
【タイ兄さん】 それで、勝てるんか?
【ブリキング】 今まで惜しくも倒すことができなかったのだけれど、 この体になってからは体の動きも滑らかだし、 かなりいいとこまで行ってるもの。
【タイ兄さん】 それ、勝ってないんちゃうか?
【ブリキング】 水を差されたりしなければ勝ってたわ。 急にエネルギーが切れたり、パーツがかけて不吉だったりしたから、 倒すまで行かなかっただけで勝ってるもの。
【タイ兄さん】 さよか。 それは、そのかっこになる前のことなんやろか?
【ガイドマシーン】 それは、私も知りたいでス。 どうやったら、アルマになれるのでしょうカ?
【ブリキング】 そうね、ええと…… まず、ブリキングMkIIは無敵ではないし、 倒されることもあるわ。 わたしも、そのシーンを見たことがあるの。 あいつを倒したのは、通りすがりの冒険者…… でいいのよね。 そこのあなたみたいな……ええと、 ○○だっけ。大体そんな感じの人。 それを見て、ひらめいたの。 ああいう冒険者と同じボディを持てたら体の可動域も広がるし、 腕を横や斜めに伸ばしたりもできる。 前から考えていた必殺技も撃てるし、きっと勝てるに違いないって……。
【タイ兄さん】 やっぱり、勝ててないんやな。
【ブリキング】 まだ勝ってないだけよ。 いずれ勝つし、今までもほとんど勝っていたようなものよ。
【ガイドマシーン】 あのー……で、ですネ。 どうやって、アルマになっタのですか?
【ブリキング】 私の内に秘められたエネルギーがぴかーっとなって、 どーんってなった後ばばーんと今のわたしが降臨したのよ。 うふふ、思い出しただけでうっとりするほど 素晴らしい出来事だったわ……
【ガイドマシーン】 具体性にかけまスね……もう少し…… あれ、ちょっと待ってくださイ。 何か、きましタ……
【ブリキング】 来たわね……MkII。 あなたに敗北を教えてあげるわ。
【タイ兄さん】 おー、でかいなー。 ○○も、手伝ってやったらどや?
手伝う?
→助太刀をする
(彼女が一人で勝つのが大事なのだから 二人がかりにはしない方がいい、とタイ兄さんに伝えた)
【タイ兄さん】 せやろか? 倒したら同じやと思うんやけどな。
【ブリキング】 ○○の言うとおりよ。 わたし一人で勝つことに価値があるの。
→ブリキングに任せる
(助太刀をしようかと提案したが、 断られた)
【ブリキング】 気持ちはありがたいけれど、心配しないでも大丈夫よ。 だって、わたしは勝つんだもの。
→共通
【ガイドマシーン】 あれはまさしくブリキングMkII。 あレ、確か……
【ブリキング】 勝負よ! 今日こそ倒して見せるわ、 覚悟なさい!
【タイ兄さん】 あかんやろ、あれ……
【ブリキング】 うふふ、隙を見せたわね? 今がチャンス!
【タイ兄さん】 やっぱあかんやろ、あれ……
【ブリキング】 くっ……いたたた。 なかなかやるわね、でも…… あ、ちょっと待ちなさい。 脇から来るなんてずるくない? あっ!? もぎゃん!?
【タイ兄さん】 ○○、 そのブリキングもってくで。 はよせんと、お前も囲まれるで。
ひとまず撤退や
→少女を連れて避難する
【ブリキング】 ううん……はっ?
【タイ兄さん】 気が付いたようやな。 ○○がここまで運んでくれたんやで?
【ガイドマシーン】 次は私を組み立てていただけませんカ。 動けないと地味に不便でス。
【ブリキング】 ここは……。 あぁ、わかったわ。 あまりにもMkIIとの戦いが退屈だから、 わたしったらうっかりお昼寝してたみたいね。
【タイ兄さん】 いや、相手になっ……
【ブリキング】 もちろん、あのまま戦っていればまぁ少しは苦戦したかもしれないけど わたしの勝利は揺らぎなかったのよ。 確かに、あの取り巻きはうっとうしいのは確かだし、 ちょっとおなかが空いていたのも事実だけど。
【ガイドマシーン】 アルマになると、お腹減るんですネ…… あの、それはともかくとして 私のボディの組み立て……
【ブリキング】 まぁ、今朝の占いではちょっと方角が良くないこともあったし、 昨日食べたお菓子が賞味期限一日過ぎてたのもあったし、 直前にそこのブリキングみたいな外見の子に必殺技使っちゃって エネルギーが減っていたのもあるけど、 勝利していたのは間違いないわね。
【ガイドマシーン】 そうでしたカ、それは申し訳ありませんでシた。 あれ、必殺技だったのですネ。
【ブリキング】 ロボットたる者、必殺技くらいは持っておくべきだと思わない? でも、エネルギー消費が激しいからなかなか連発はできないのよ。 だから、今回は少し苦戦したわね。
【タイ兄さん】 まあ、それはええ。 ガイドマシーンに責任は取らせるとして 前向きな話してええかな?
【ブリキング】 責任も何も、わたしは勝っているからなんの問題もないのよ。 でも、何かしてもらえるなら、受け取る事はやぶさかではないわね。 で、話ってなにかしら?
【タイ兄さん】 お前には才能がある。 それは、自分でもわかっとるやろ?
【ブリキング】 ええ、そうね。 強くてかっこいいロボットだし、こうやって 可動域の広いボディにもなれたし、否定はしないわ。
【タイ兄さん】 だが、それだけでは勝ちきれん。 なんでかっちゅーと、相手は数が多いからや。 あの取り巻き、ずるいと思うやろ?
【ガイドマシーン】 通常はパーティを組むのでハ……?
【タイ兄さん】 それはええねん。 一人で勝つんやろ?
【ブリキング】 ええ、そうよ。 だって、そうしないとわたしがあのブリキングMkIIより 強いって改めて証明できないもの。 もちろん勝つのは自明の理だけど。
【タイ兄さん】 でも、取り巻きが面倒なんやろ? 取り巻きはあのデカブツの強さではないし、 勝負には関係がないやろ?
【ブリキング】 まぁ……そうね。
【タイ兄さん】 そこで、お前にはコイツと…… ○○とコンビを組んでもらおうと思うんや。
【ブリキング】 あぁ、この人と…… って、わたしは一人で戦うって言ってるじゃない。 二人がかりで勝っても仕方ないわよ。
【タイ兄さん】 ちっちっち。 考えがあまいなぁ。 誰が二人がかりゆーたかな? ワイがゆーてるのは、コイツをお前の司令官に据えるってことや。
【ブリキング】 司令官……? なんだか、かっこいい響きね……!
【タイ兄さん】 せやろ? ロボットには司令官がつきものや。 一緒に戦うわけやない。 司令官はお前の実力を百パーセント引き出すために、 的確なアドバイスを出してくれる相方の事やで。 それに、ガイドマシーンがさっきの詫びとして取り巻きの気を 引いてくれれば、お前はあのデカブツと勝負することに集中できるやろ? いいことづくめやないか。
【ガイドマシーン】 まぁ、かまいませんけド…… ブリキングさんはそれでいいですカ?
【ブリキング】 華麗に戦うわたし…… 後ろから適切な指示や解説をしてくれる司令官…… うん、なんかかっこよさそう。 そこのあなた、ええと、○○…… わたしの司令官になってくれる?
司令官に
→よろしく
【ブリキング】 ええ、よろしくね、司令官! そうと決まれば、話は早いわ。 ブリキングRX1、出撃よ!
【ガイドマシーン】 あの…… 組み立て……お願いできますカ?
【タイ兄さん】 またここに来たで。 舗装されてても、足に小石が当たってチクチクするんやなぁ。
【ブリキング】 準備は万端よ、後は…… 来たわね、MkII!
【タイ兄さん】 よっしゃ、ガイドマシーン、取り巻きどもをひっぺがすんや。
【ガイドマシーン】 このように、大物を狙う時に周囲にいる取り巻きを引きはがすのハ、 集団で戦う時にはとても重要な作業になってきまス。 皆さまも何かあった際には、お忘れのなきようご注意くださイ。
【タイ兄さん】 誰に向けてガイドしてるんや? さっさと行ってくるんやで。
【ガイドマシーン】 来ましタね…… しかし、きっとこの試練を乗り越えれば私もアルマに…… なれるかもしれまセん!
【タイ兄さん】 ガイドマシーン、かこまれるでー。 はよ逃げまわるんやでー?
【ガイドマシーン】 お任せくださイ。
【タイ兄さん】 よっしゃ、ようやったで、ガイドマシーン。 ほれ、チャンスやで。
【ブリキング】 もちろんよ! 頼むわね、わたしの司令官!
【タイ兄さん】 攻撃くるで。 右か、左か……どっちやろな?
相手の攻撃だ!
→左によけろ
左に回避するように伝えた。
【ブリキング】 左ね。わかったわ。 うふふ、このわたしに司令官がついているんだもの、 当然の結果よね。
【タイ兄さん】 なんか、あのモーションは前にも見たような気がするで。
【ブリキング】 ○○、指示をくれるかしら? →「あのモーションは……?」へ
→右によけろ
未 右に回避するように伝えた。
【ブリキング】 右ね。わかったわ。 きゃっ……! 急造コンビだから、多少の失敗はつきものよね。 ピンチになってから逆転するのも悪くないわ。 さぁ、仕切り直しよ!
【タイ兄さん】 攻撃くるで。 右か、左か……どっちやろな? →「相手の攻撃だ!」へ
あのモーションは……?
→隙ができた、攻撃だ!
このチャンスにいっきに畳み掛けようと指示をした。
【ブリキング】 よし! 今ここで必殺の……! もぎゃん!? まだよ! まだ勝負はついて無いし、わたしはまだ優勢よ。 さぁ、仕切り直しよ!
【タイ兄さん】 攻撃くるで。 右か、左か……どっちやろな? →「相手の攻撃だ!」へ
→あれは危険だ、下がれ!
大きな攻撃の前触れだから下がって身を守れと指示した。
【ブリキング】 えっ……。 了解したわ、司令官! ふう……あぶないところだった。 流石ね、司令官。
【タイ兄さん】 大技出したら、少しすきができるようやな。 →「今が必殺技を放つチャンス!」へ
今が必殺技を放つチャンス!
→必殺、ブリキンパンチ!
【ブリキング】 待ってました! 必殺、ブリキンパーンチ!! 決まった…… わたしの必殺技がガツーンと命中したわよ!
【タイ兄さん】 ……なんや?
【ガイドマシーン】 はぁ、はぁ……見てくださイ、無事に耐えきりまシた! それにしても、なんで帰っていくのでショう……?
【ブリキング】 …… 勝ったわ。
【ガイドマシーン】 ……え?
【ブリキング】 勝ったのよ。
【ガイドマシーン】 でも相手はまだ動いテ
【ブリキング】 勝利。
【ガイドマシーン】 ……あノ……
【ブリキング】 考えてみなさい。 わたしはこうしてここで立っていて、 相手はわたしの必殺技を受けて大ダメージ、 その上戦いの場から逃げ出したのよ? これを勝利と言わずしてなんといえばいいの? いいえ、勝利以外の何物でもない。 わたしの、完全勝利よ!
【タイ兄さん】 おめでとさん。 とりあえず、話もあるし、つかれとるやろし、ワイのギルド…… さっきのアレや、秘密基地みたいなもんやな。 あそこにもどろか?
【ブリキング】 ふふふ、勝った。勝ったわ。 勝利、最強、素敵…… え、あぁ、いいわよ。 秘密基地って言葉には、なんだかとってもロマンを感じるし。 あなたにも助けられたわね、○○。 さ、行きましょ?
【ブリキング】 ふふ、これでウテナ川河口最強のブリキングは わたしだと証明されたわ。 あぁ、なんていい気分なんでしょう。 それにしても、司令官…… いえ、○○。 あなたとのコンビはなかなか気分のいい物だったわ。 何かあったら、わたしの秘密基地…… まだないけどそのうち作るから……に招待するわ♪ これは、この日の勝利の記念。 あなたに、これをあげる。
何色にする?
→アルカイックシューズ(白)
→アルカイックシューズ(青)
→アルカイックシューズ(黒)
「アルカイックシューズ(○)」を受け取った
【タイ兄さん】 せや。 最初の話に戻るんやけどな、ブリキング、 お前うちのギルドに加わらんか?
【ブリキング】 ギルド…… なにかしら、それ?
【タイ兄さん】 ……まぁ、集まりみたいなもんと思うてくれればええ。 ワイは、世の中をええ塩梅にするちゅー、 えらい目標をたててギルドを新しく作ったんや。 「タイニー・かんぱにー」ゆー名前にしようと思っとる。 そこで、是非お前にもこのギルドに参加してほしいんや。 ここにいるお前の司令官…… ○○もギルドの一員やで。 ウテナ川河口で最強になったから、 あの場所から外に出てもええんやろ?
【ブリキング】 まぁ、目標は達成したわね。 でも、そのギルドに入ると、わたしにどんな得があるの? それに、何か制約はあるのかしら?
【タイ兄さん】 制約は、あんまないで。 たまに仕事を頼む程度やけど、お前なら何の問題もないやろ。 ギルドの仲間には、おまけとしてこの城の一部を解放してるんやで。 お前、秘密基地作るんやったら、あの辺にぽーんと作ってええで。 資材は自分で集めてくる必要があるけどな?
【ブリキング】 秘密基地! 入る、このギルドに入るわ。 夢の秘密基地が作れるなんて…… 名前はブリキンベースと命名するわ!
【ガイドマシーン】 ふぅ、自力で組み立てるのは時間がかかりましタ……
【タイ兄さん】 生きとったんかワレ! ……まぁ、ええ。お茶いれてや。
【ブリキング】 あ、そういえば忘れてたわね…… ごめんなさいね、先に戻っちゃって。
【ガイドマシーン】 いえ、お構いなク。 それにしても、今回の件で私は色々な経験を積みました……
【タイ兄さん】 ほう。
【ガイドマシーン】 ブリキングさんは強い相手に勝ちたいという願いをもち、 それを叶えられる冒険者の……人の体に憧れ、 そこからアルマになりまシた。
【タイ兄さん】 せやな。
【ガイドマシーン】 アルマであり、しかも私に元の姿がけっこう似ている ブリキングさんの活躍を拝見して、知識も蓄えマシた。 これなら。いまの私なラ。 アルマになることもできるハず……!
【タイ兄さん】 ……せやろか。
【ガイドマシーン】 うう……体が熱い…… これは、この熱は……もしやついに私もアルマに…… なるこトがっ!
【タイ兄さん】 ○○、今回は助かったで。 またなんかあれば連絡するわ。 これ、今回のお駄賃な。 うまいもんでもくうてくれや?
給料?として100Gold受け取った!
【ブリキング】 よーし、秘密基地を作るわよ! ○○、今度はわたしの秘密基地にも来てよね♪