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アクロニアミニ劇場 第04話 【機械の歴史を探る】†
始まりの会話†
【紙芝居屋アイリス】
さあ、みなさん。
行く人、来る人、お暇な人、
是非是非足を止めて
お聞きになってくださいな。
【紙芝居屋アイリス】
みんなの紙芝居屋さんですよー♪
長い取材期間を終えて、この街で
営業再開となりました。
……もちろん、騒ぎを起こすような事は
いたしませんよ?
世間で話題のあの人この人、
知られていないこんな話。
いろいろまとめて小箱に積めて、
皆にお届けしちゃいますよ♪
……という訳で、聞いていって
ください!
第一週†
【紙芝居屋アイリス】
まず現れたるは、背中に金色の
ユニットを背負った白い装いの少女。
青い装いの少女になにやら
レクチャーしているようです。
【ブリキングRX1】
違うわ!
もっと、こうやって……、
こうよ!
【キラーマシーン】
こうやって……。
【キラーマシーン】
こう?
【ブリキングRX1】
だいぶ良くなったわね。
その調子で頑張れば、わたしの
次に最強になれるはずよ。
【キラーマシーン】
ほんと!?
ありがとう、ブリキン!
【ブリキングRX1】
お礼はいらないわ。
同じ基地の仲間だもの。
それに、あなたは素質があるわ。
【キラーマシーン】
素質?
【ブリキングRX1】
そう、最強のロボになれる素質よ!
【キラーマシーン】
ロボ?
ウチはロボットじゃないよ?
【ブリキングRX1】
そうね。あなたは
アルマといえばアルマだけど、
ロボットといえばロボットなのよ。
あなたもわたしと同じで
元は機械系のモンスター。
つまり、機械も同然。
だから、ロボットになる素質が
あるということよ。
【キラーマシーン】
何言ってるのか全然わかんないよ!
【ブリキングRX1】
つまり、あなたとわたしは
似ているから、最強のわたしに
似ているあなたも、最強になれる
素質があるというわけよ!
【キラーマシーン】
えー、ウチとブリキン、似てる?
ウチはブリキンみたいな
背中のユニットもないし、
元の姿になって人を乗せる
こともできないよ?
【ブリキングRX1】
そこを克服すれば、最強への道が
見えてくるわ!
【キラーマシーン】
ブリキン、話聞いてる?
【紙芝居屋アイリス】
ブリキングRX1さんと
キラーマシーンさんは、
お二人とも元は機械系の
モンスターでしたね。今一つ
会話が噛み合ってないよう
ですが、大丈夫でしょうか?
どんなお話になってしまうのか、
少し不安になってしまいますが
次のお話に期待したいと思います。
次回はこの話はもう聞けないから、
お友達にも教えてあげて下さいね!
第二週†
【紙芝居屋アイリス】
ブリキングRX1さんが
キラーマシーンさんになにやら
レクチャーをしているのですが、
今一つ会話が噛み合って
いないような……。
というのが、前回までのあらすじです♪
はてさて、このまま話は平行線に
なってしまうのでしょうか?
【ブリキングRX1】
というか、あなた、アルマになる前の
記憶はないの?
【キラーマシーン】
うん、覚えてない!
ウチ、大怪我してたみたいで、
気が付いたらネーアお姉ちゃんの
家で看病されてたの!
たぶん、怪我のせいでそれ以前の
ことを忘れちゃってるんだと思う。
そのせいで、ずっとネーアお姉ちゃんを
ほんとのお姉ちゃんだと思ってたくらい
だし。
【ブリキングRX1】
あなたにロボットとしての自覚が
足りないのはそのせいね!
わたしは、この姿になる前から
最強の座を目指していたのよ!
【キラーマシーン】
別にウチは最強の座を目指して
ないんだけど。
今みたいに、かんぱにーで仕事して、
お家帰ってネーアお姉ちゃんと
ホウオウお姉ちゃんと一緒に
いるのが一番いいなー。
【ブリキングRX1】
せっかくこの体を手に入れたのに、
もったいないと思わないのかしら?
昔に比べて関節の可動域が広がって、
いろんな技を出せるようになったのよ?
必殺技の一つ二つ、生み出しても
いいでしょう?
【キラーマシーン】
必殺技かー。
確かに、持ってるとカッコいいと
思うけど……。
【ブリキングRX1】
この体になったからこそ、もっと
最強を目指すべきよ!
【キラーマシーン】
ウチはパス!
【ブリキングRX1】
って!そこはのってきなさいよ!
【キラーマシーン】
ブリキンはなんでそんなに最強に
なりたいの?
アルマになる前の記憶?
【ブリキングRX1】
違うと思うわ。
同じ機体の他の仲間は最強を
目指していなかったから、
わたしだけじゃないかしら?
まあ、最強を目指しても
わたしには敵わないでしょうけど。
【キラーマシーン】
なんでブリキンだけ違うんだろうね?
そもそも、機械もモンスターって
言われるけど、機械ってなんなの?
ブリキン、知ってる?
【紙芝居屋アイリス】
と、今回はここまでです。
ブリキングRX1さんはモンスターの
時から最強を目指していたんですね。
しかし、キラーマシーンさんの
疑問ももっともです。
機械とはいったいなんなんでしょう?
という訳で次回へ続く、です!
第三週†
第四週†
【紙芝居屋アイリス】
ブリキングRX1さんの意外な知識が
披露されてびっくりです!
キラーマシーンさんも驚きつつも
素直に感心しています。
というのが、前回までのあらすじです♪
【キラーマシーン】
ブリキンが人気なのも納得かなー。
【ブリキングRX1】
人気?
【キラーマシーン】
スペクターに叩かれたり、
ヤタガラスが連れてる子供たちに
囲まれたりしてるでしょ?
【ブリキングRX1】
最強のわたしなんだから、
人気が出るのも当然のことよ!
【キラーマシーン】
でも、たまにベイヤールが羨ましそうに
ブリキンを見てることがあるよね。
【ブリキングRX1】
そう?
それは気付かなかったわね。
【キラーマシーン】
うん。
特にスペクターがブリキンをガンガン
叩いてるのを見て、なんか震えてた。
【ブリキングRX1】
きっとベイヤールもわたしを
叩きたかったのよ。
【キラーマシーン】
人気者って大変そうだね。
この間アップタウンで見かけた
楽器を弾いてる人も、いろんな人に
囲まれてたよ。
【ブリキングRX1】
それは聞き捨てならないわね。
わたしが最強であることを
証明するためにも、その人と
決着を付ける必要があるわ!
キラーマシーン、案内するのよ!
【キラーマシーン】
えー。さっさと帰って
ネーアお姉ちゃんのご飯
食べたいんだけど……。
【紙芝居屋アイリス】
最強を目指している
ブリキングRX1さんは
一体何と戦ってるんでしょう?
違う意味で目が離せないと
思います。
さてさて、次回は人気者のお二人?
あえて名前は伏せさせていただきます。
いったい誰の、どんなお話が
聞けるのでしょうか!
ぜひぜひ、次回も紙芝居を聞きに来て
下さいね♪