Iris システム / カード一覧(EX1/EX2/その他) ( 索引 ) / アビリティベクトル ( 索引 ) /フレーバーテキスト集( 1 / 2 )/ (外部)カード一覧
天を支えた力は既に失われ、想
いも既に忘却の彼方。いつか戻
る日を待ちながら、硝子の塔の
中、少年は一人夢を見る……
タイタニア世界の守護者である
竜は、かつて大きな戦いで世界
と引き換えに、その大いなる力
を失った。傷ついた竜は、今も
どこかで静かに守られていると
いう……
「……退屈だなぁ。僕には、行
かなくちゃいけない場所がある
のにぃ……」
勇者の呼びかけに答え、彼女は
その姿をあらわす。竜の化身、
戦の女神。彼女の加護の元で、
戦いの歌は一際強く響くのだ。
ドミニオン世界を守護する、強
大な竜の写し身である彼女は、
時として冷酷な死神であり、時
として優しい女神であるとも言
われている。彼女は、この世界
に何を望むのだろうか。
「我が力よ、古の盟約に従い、
加護となりて、勇者に集え!」
アップタウンの昼下がり、久し
ぶりのショッピング。危険また
危険の冒険の合間にたまには息
抜きが必要だ。それはわかる。
だけど、この荷物の量は……?
え、もう一軒? 勘弁してよ~
ショッピングを楽しむ恋人のよ
うな二人。その笑顔に偽りはな
いけれど、二人の心にはまだ大
きなわだかまりが残っている。
「ほら、エミル。次はあの店に
行くわよ! 早く早く!」
「はいはい……わっ、荷物!」
心を失った妹を守り、どれだけ
の時間がたっただろう。その瞳
に光が戻るのを、どれだけ待て
ばいいのだろう。呼びかけても
答えはなく、彼はただ、静かに
待ち続ける。
仲間の命を救い心を失った妹。
妹の心を取り戻す方法を探し続
ける兄。自分を犠牲にして他人
につくすのは、タイタニアの性
なのだろうか。それとも……
「私は君を守ろう。
いつか、笑顔が戻るまで……」
西アクロニア平原への偵察。
得るものは多かったが、危険は
更に大きかった。発見され、機
械の兵士達に取り囲まれ、なお
戦士達は不敵に笑う。夕闇が紅
く染まり、戦いが始まる。
ドミニオン世界のアクロポリス
は次元侵略者DEMによって占
領されている。アクロポリス奪
還は彼らの悲願でもあるのだ。
「だから深入りするなと!」
「あら、貴方だってここまで
ついて来たじゃない」
動く! 光る! 音が出る!
古代の力を内に秘め、ブリキの
ボディに身を包む。
完全可動、エレキテル!
呼ばれなくても、時々参上!
機械の時代の自立兵器に、現在
でも作ることができるブリキの
外装をかぶせたマリオネット・
エレキテルは、様々な分野で活
用されている。しかし『オリジ
ナル』と呼ばれる存在は別だ。
「ウィーン、ウィーン……」
走る! 走る! 突っ走る!
並み居る冒険者を置き去りに、
足音高く魚が走る! 足の早さ
が魅力的、マリオネット・イン
スマウスとは、おいらの事だ!
水の力を持つ古き民インスマウ
スは、足が早いマリオネット。
古き盟約で彼らは海を守ってい
るので海で泳ごうとするとイン
スマウスに怒られるらしいぞ。
「へっへ~ん、オイラの
駆け足に追いつけるかなぁ?」
あなたとこうやって話すのは、
たしか……二回目だったよね?
あなたにもらった名前、ずっと
大事にしてるよ、ずっと、あな
たの一番近くにいるよ。
だから……もう悲しくないよ。
炎の精霊であるサラマンドラは
同じく炎を扱うタタラベと縁の
深いマリオネットである。サラ
マンドラの心を得たタタラベは
新しい階梯へと進むという。
「うん、いい名前だわ。ありが
とう!……とっても嬉しい!」
あれ? 見つかっちゃった?
せっかく上手く隠れたと思った
のに、見つけるの上手いのね?
ここはいい所よ、水も空気も美
味しいし。……ねぇ、あなたも
こっちに来ない?
大地の精霊と縁の深い、植物の
形をしたマリオネット・マンド
ラゴラ。彼女達の生態について
は未だにわかっていないことが
多いのだという。
「うふふ……?」
これで準備はオッケー……
あれ? これどうなっているん
だっけ。……あっ、やだっ、こ
れ間違えてる。あっ、煙!
合成失敗物はもう嫌よぉ!
ギルド評議会長の孫娘にして、
自身も商人であるマーシャの趣
味はおせっかいと料理。おせっ
かいの為に色々な所に顔が利く
が、料理の腕はまだまだだ。
「た、たまに失敗するだけなん
だからね! ……はぁ」
あらあら、どうしたんですの?
ぶつけたんですの?
仕方ありませんわね、痛いの痛
いのとんでけ……って、ふむ。
泣き止んでくれませんですの。
タイタニアの娘、ティタは現在
故あって心を失っている。本来
は、ただ心優しいだけの普通の
娘なのだ。
「……困りましたですの~。
なんだか、私も泣きたくなって
きてしまいました……」
……。
「チュン、チュン」
……。
「チチチ……。……」
……なんだ、お前も瞑想か?
ドミニオンの若き戦士には、肉
体だけではなく精神の修養も重
要な修行の一つ。特に、ルルイ
エより一才若いことをこっそり
気にしている青二才には、だ。
自戒しつつ青年は瞑想に入る。
「……zzz」
柔らかい光が窓から差し込み、
風が少女の髪をなでる。目を閉
じて、世界から距離を置いた泣
き虫の少女。いつかその目を開
く、春の風が吹くのだろうか?
アクロニア平原の南に使用人達
と共にやってきた少女アリス。
病によって、心にも大きな傷を
負った彼女。その心に影を落と
す病とは一体何なのだろうか。
「冒険者様、また、お話を聞か
せてくださいね……」
ブンブンブンブン、蜂が飛ぶ。
針持ち、槍持ち、心持ち。
ブンブンブンブン、音立てて。
羽音を聞いたら気をつけろ。
一刺しだけじゃ、すまないよ!
キラービーはアクロニア大陸の
西、キラービー峠に特に多く出
没する、精神的・肉体的に厄介
な相手である。熟練の冒険者で
もあの羽音を嫌うものは多い。
「ぶーーーーん」
あっちへコロコロ、こっちへコ
ロリ。日がな一日、玉乗り暮ら
しが僕らの特技。王様じゃない
けど持っている王冠が僕らの自
慢なんだけど……皆が言うのは
「シナモン缶!」なんだよね~
鉄火山への道すがら、のんきに
玉乗りを続けているシナモン。
何故玉に乗るのか、何故シナモ
ン缶を持つのか、謎は多い。
「僕のシナモン缶、
返してよ~」
整った顔に、表情はない。
美しい瞳には、緑色の光がまる
で距離を測るかのように浮かび
上がる。無駄のない動きで、銃
が突きつけられる。
次元侵略者とも、第四種族とも
呼ばれる機械種族DEMの中で
も銃器による遠隔攻撃を得意と
するのがDEMスナイパーだ。
武器庫を守るとも言うが……
「目標確認、発砲する」
暗闇に光る緑の光沢。鈍く光る
のは、鋼鉄の爪。命を奪うため
にその爪が振るわれる。絶望を
したがえて、鋼鉄のつむじ風が
吹き荒れる。
次元侵略者とも、第四種族とも
呼ばれる機械種族DEMの中で
も特に近接攻撃を得意とするの
がイリミネーターと呼ばれる。
マイマイ遺跡に出現する。
「……ファランクス」
大陸の中央のカルデラ湖に浮か
ぶ都市が、流通の要であるアク
ロポリスシティ。自由都市では
あるが周囲四国の暫定的な統治
下にあることは知られている。
かつてアクロポリスは空に浮い
ていたのだという者がいる。資
源戦争の折、この都市は空を飛
ぶ巨大な要塞だったそうだ。
もちろん、その証拠はないが。
「何千年という昔には、高度な
文明を用い世界を支配していた
……という話もある」
タイニーとダンプティーは顔を
あわせればすぐにケンカ。フシ
ギなメイドさんも、慣れている
のか呆れているのか、止めよう
としない。でも、やりすぎると
おやつ抜きになっちゃうよ!
ダンプティーはタイニーの兄弟
とも、野生化したタイニーとも
言われているけれど、お互いは
それらの噂を否定している。
「うわ~ん、やめてよぉ~」
「まてまてだぞー!」
「……良く飽きないわねぇ」
もし、「ぼく」の家に
ネコマタたちが
暮らしていたら……
ぼく:ただいま、今帰ったよ~
山吹:わあ、お土産や!
お土産や!
ぼく:ちょっと待って!
それ晩御飯の材料……
桃 :お魚だよ! お魚ー!
緑 :お魚……好き……
茜 :いいこと!
おかしらはあたしの
もんなんだからね!
菫 :ちょっと! 勝手な
ことは言わないの!
みんなで等分か、
じゃんけんか……
空 :やった!
カラアゲもーらいっ!
杏 :じゃあボクも
カラアゲもーらいっ!
ぼく:勝手に袋を
開けるなぁーーーっ!!
藍 :みなさん、ぬし様が
お困りですよ……
若菜:若菜、みかんゼリーが
食べたい……
菫 :しょうがないわね、
若菜ちゃんは……
はい、ゼリー♪
ぼく:勝手に分配する
なぁーーーっ!!
桃 :ああ、袋の中が
ごちゃごちゃに~
胡桃:とりあえず卵だけは
別に……あっ!
(落として割る)
白 :皆さんほんとに
食いしんぼさんですねぇ
(にこにこ)
黒 :……やれやれだな
ぼく:それはぼくの
セリフだよ……
胸を患っているが、明るい性格
の女の子、フィオ。元放浪画家
の母親に似たのか、いつか世界
を渡り歩きたいと願っている。
アイアンシティでの二人暮しは
倹しいながらもどこか温かい。
フィオから託されるスケッチ
ブックに、世界のあちこちの風
景を込めたなら、あの子はどん
な笑顔をあなたに届けてくれる
のだろうか……。
「あ! 冒険者さんだーっ!」
「あらあら、この子ったら……」
力を付け始めた冒険者が初期に
挑むであろう「廃炭鉱」。
地下深くまでうがたれたダンジ
ョンの闇に、「最強」と謳われ
る魔獣が潜む。
「な、なあ、俺たちまだ最強の
魔獣に挑むの早いんじゃないか
……?」
「なに言ってんだよ……もっと
強いモンスターだってたくさん
いるんだぜ? 何が最強だって
んだよ、楽勝だって!……」
「……ぎらり」
「……で、出たー!!!」
闇の中より現れる、闇より暗い
その姿。顔は仮面に閉ざされ、
体はローブに隠れ、目に映るの
は怪しく輝く死神の鎌のみ。
そう、彼こそは死の具象なり。
この世界における死の象徴とも
言える異形の怪物。たとえ倒す
ことが出来たとしても、彼は再
び現れる。
「……」
花束良し! タキシード良し!
エチケットは万全だし、マスク
もきれいに洗ったし、ハンカチ
も持った。これでヨーコさんの
ハートは……ハートは……
……くっくっくぅ~っ!!!
ファーイーストの北に拠点を構
える無法者フシギ団。彼らをま
とめる実力者、幹部のブルの特
技は片思い。今のところ、彼の
恋心が実る気配は見えない。
「ヨーコさぁ~ん、あなたの
ブルが、今参りまぁ~す!」
今日もまた、フシギ団の酒屋に
は歓声があがる。祝杯、乾杯、
もう一杯。理由は問わずとにか
く騒ぐ。お酒はないけど、フシ
ギ団に大騒ぎは付き物なのだ。
古き民との協約を破り海へと乗
り出した無法者集団フシギ団。
幹部のブルに率いられた彼らは
基本的には無害なお祭り要員と
思われている……
「あたしは、いつか幹部になる
のよぉ~!」「ワーッ!」
「毎度騒がしいのぅ……」
一仕事終わった昼下がり、若い
恋人達はひと時の休息をとる。
他愛ない噂話、今やっている仕
事の話、そしてこれからの話。
話をしよう。もっと、一緒に。
技師になる夢を持って、都市へ
とやってきた若者。彼を助け、
仕事を与えた女性。あまりにも
ありふれた、平凡な日々。それ
は、普通と言う名前の宝石。
「ふぅ、ごちそう様」「あ、も
ういい?ピザまだあるよー?」
暖かな暖炉と、ランプが柔らか
く部屋を照らす。椅子に腰かけ
彼女は丁寧に作業を続ける。
モモンガがサイドテーブルに乗
り、彼女の手元を眺めている。
聖女のシマに住むヨーコさんは
今では数少なくなった、衣服の
外見を移し変える「おしゃれ職
人」である。彼女は今日も、夜
なべ仕事に励む。
「これでブルちゃんのマスクも
元通りになるわね……コホッ」
草木をそよがせる風が、新しい
香りを運び来る。穏やかな日差
しが、長旅に疲れた体を癒す。
「にゃーにゃー、
にゃーにゃにゃにゃ~
(ねえねえご主人、
ずいぶん歩いたね~)」
「ふふっ、そうだね。次の町に
着くのが楽しみだね~」
相棒と一緒にパンをほお張り、
一息入れた彼は空を見る。
そうして少年は、また一つ
強くなる。
(受賞者コメント)
いろいろな人たちの想いが集ま
り、新たな力を発揮する様子を
光りという形で表現してみまし
た。
みんつく13弾:
皆でつくろうイリスカード
イラストコンテスト
エミル部門大賞受賞作品
静けさの中、ページをめくる音
だけ微かにが響いている。書を
めくる青年は何を求めているの
か、急いでページをめくる。一
つの書を閉じ、次の書を開く。
心を失ったティタを救うため、
タイタスは様々な場所へ赴き、
様々な書物に知識を求める。
怪物を打ち倒すことではないが
これもまた、彼の戦いなのだ。
「これも違う……これもだ……
この本はどうだろうか。……必
ず、助ける方法があるはずだ」
(受賞者コメント)
エミル達がもう一度ティタの笑
顔を見ることができますように
……そんな想いを込めて描きま
した。
みんつく13弾:
皆でつくろうイリスカード
イラストコンテスト
タイタニア部門対象受賞作品。
(受賞者コメント)
ウェストフォートへと侵攻を始
めたDEM。強大な力との終わ
りの無い戦いにを前に、人々は
絶望し、世界は急速に滅びへと
向かい始めていた。大切な仲間
という居場所を護るためベリア
ルはドミニオンドラゴンと共に
希望という名の最後の「想い」
とその「力」を解放する。
みんつく13弾:
皆でつくろうイリスカード
イラストコンテスト
ドミニオン部門大賞受賞作品。
最近の流行はこんな感じなのね
あ、これ結構美味しいじゃない
さて、次はどこに行こうかなぁ
……あら、あの子カワイイわね
ちょっと誘ってみようかな……
心の赴くままにドミニオンは旅
に出る。故郷を救うため、燃え
るような恋をするためと、理由
は様々。彼女はそれを「むらむ
らする」と表現している。
「うふふ……ねぇ、あなたは、
本能がむらむらしないの?」
おそら ちょうちょ きれい
ぷるる ぷるるん ぷるるるる
おそら あおい ぷるる
ぼくも あおい ぷるる
ぷるる ぷるるん ぷるるるる
プルルはアーチンと並び、アク
ロニア大陸で最も一般的に見る
ことが出来るモンスターだ。
子供でも倒せなくはない程度の
弱い存在だが、その多様性には
目を見張るものがある。
「きゅぅー」
ちょいとあんたら気をつけな!
オイラに触ると怪我するぜ!
全身くまなく尖ったオイラが
のんびりコロコロ転がるぜ!
アーチンは陸上で動く、大きな
ウニのような生き物だ。基本的
にはおとなしい生き物で、自分
から攻撃してくることはない、
しかし、踏むとすごく痛い。
トゲは素材としても利用される
「コロコロ……」
モォ~
(……嬉しそうだ……)
モォ~
(……眠そうだ……)
モーモーはファーイースト島に
多く生息する生き物で、基本的
には温和な生き物である、家畜
にも適しているが、亜種も存在
する。模様が羽根マークだった
り虹色になっていたら注意だ。
「モォ~」
(……何考えてるんだろう?)
あーあっついわねぇ。
こんなに日差しが強いと日焼け
しちゃいそうね。
海辺の桟橋に座る、妖しい魅力
を持ったドミニオンの少女。
自由気ままに生きる彼女は、今
は故郷の危機を救う為に、エミ
ル達と共に旅をする。
チームきっての頭脳派の彼女に
も休息は必要である。
「あら……あなたもこっちに来
ない? 暑いけど日差しが気持
ちいいわよ?」
き、来たぞ! アイツらだ!
急いでチャンプを呼んで……
うわぁぁぁぁ!
振るう力は滅びを呼び、歴戦の
戦士もなすすべなく倒れゆく。
正にその強さ、鬼神のごとく。
レジスタンス達に絶望をもたら
しに街を襲撃する、謎の少年と
少女。そしてただ一つ判ってい
ること、それは彼らがDEM達
を統率するということのみ。
「この程度か……つまらない」
「サヨウナラ……」
砂漠の風を引き連れて、ブリキ
の嵐が吹き荒れる。雷と風の力
を操る、古きキカイの巨人。
砂漠を渡るものは心せよ。
雷をまとった砂漠の風には、
決して近づいてはいけない。
ウテナ湖の近く、ステップ砂漠
につながる砂の大地に、彷徨え
るキカイの軍団がいるという。
近づくものすべてを粉砕するそ
の姿に、人々は恐怖を抱く。
「見ろ、あれこそデルタの詩に
うたわれた怪物だ……っ!」
「……っ!!!」
「なんだ、聞こえないぞ!」
「っ! ……!」
「だから、周囲がうるさくて、
何言ってるかわからないよ!」
「後ろっ! 後ろを見ろって
いってるんだ! 逃げろ!」
「はぁ? 何を言ってるんだ。
いまさらそんなネタは……」
注意一秒、怪我一生。
線路の上でだらだらするのは、
大変危険です。
「にげろぉ~~っ!!」
豊饒の大地、海の岬の奥深く。
静かなる海に抱かれて、
眠るは深き闇の城。
かつての栄華は消えうせて、
すべての命は消えうせて、
それでも、いまだに灯は残る。
ファーイーストの穀倉地帯から
見ることができる不気味な城。
かつて悪魔によって呪われ、徳
の高いドルイドによって邪悪な
カゲは封印されたというが……
興味があるならば、フシギ団の
砦の、酒屋のマスターに聞いて
みるといいだろう。
Don’t Moooove!
おいおい、それで俺の寝首をか
こうってのか? ちょいと体は
鈍くなっちまったが、俺はまだ
まだ現役だぜ? ……え?
お前、ベリアルの友達か?
おいおい、先に言ってくれよ!
ウェストフォートを守るレジス
タンスのリーダーは、まだ年若
い男だ。戦いの中で体が自由に
動かなくなった今でも、彼の存
在は大きい支えとなっている。
「ドントムーヴッ!」
わお! これはあの紹介状!
いいねぇ、ボクの創作意欲がこ
れによってぐんと刺激される。
君の髪型を、このスタイルに変
えてみることもできるけど……
どうだい?
アップタウンでヘアサロンを経
営しているのが、このニーベル
ングだ。腕は確かだが、アップ
タウンの西側でヘアサロンを営
む同業者ヘルヘイムとの関係は
今のところ不明である。
「さぁ、綺麗になろっか?」
走れ、私のドラゴちゃん!
野を越え山越え、どこまでも。
はじめは小さな卵だったけど、
こんなに大きくなりました!
ファイアードラゴは機械時代よ
りも、さらに古代の地層から発
見された卵を人工的に孵化させ
て生まれてくる生物だ。
ドラゴには何種類かの亜種があ
り、ファイアードラゴは屋外で
の走行速度に優れている。
「よしよし。いい子だから、
もう少しだけ走ってね」
みゅ、みゅみゅみゅ~。
みゅみゅぅ。
みゅ……
みゅみゅ、みゅ。
みゅぅ……みゅみゅ~?
クローラーキャリアーはクロー
ラーの亜種であり、荷物の運搬
に適した種別だ。ギルド商人の
相棒とも言え、様々な場所で見
かけることがあるだろう。
「ああっ! 私のゴローを
殴らないでください!」
男は鮫のように笑い、迫り来る
鉄の巨獣たちをにらみつける。
複数の巨大な相手にただ一人。
誰もが無残な最期を確信し……
紫電一閃! 轟音とともに
巨獣は切断され、崩れ落ちた。
剣の腕を極限まで磨き上げた
ブレイドマスターの一撃は、
この世界で有数の威力を誇る。
「武」を極めるという目的だけ
を追求した、純粋な武芸者達。
彼らこそが一振りの刃なのだ。
「我が剣に断てぬ物無し!」
ざわ。場の空気が変わる。
積み上げられたコインの山。
羨望の目、嫉妬の目、値踏みす
るような同類の目。私を無視で
きないという、何よりの証拠。
さぁ、ベットを続けましょう?
ギャンブラーは、その名の通り
ギャンブル性の高い様々なスキ
ルとカードを使いこなすことを
得意とする風変わりな連中だ。
「運否天賦! でも、勝つのは
必ず……あたしなのよ!」
いつも黙って見ていてくれる。
困ったときには助けてくれる。
いつもお世話になってます。
でも、少し気になるの。あの人
いつ助けに来てるんだろう?
傷つき倒れた冒険者たちを助け
決められた町まで運び、介抱す
る大人たち。それが復活の戦士
だ。多少姿は違っても、色々な
都市にいるので、新しい都市に
ついたら、彼らを探してみると
いいだろう。
「ここに戻されるとはね……」
御用がおありですか?お買い物
あるいはお金のお引き出し。
それとも倉庫をご利用で?
なにか有りましたら、遠慮なく
申しつけ下さい。
マーチャントギルドから派遣さ
れている正式な商人たち。あの
恰幅の良い体のそこかしこに、
大量の商品を格納しているに違
いない。
「私どもはマーチャントギルド
より派遣されております」
コケーッ!
あああっ!?
コケッ! ケコーッ!
カツーン! カツーン!
や、やめてくださいーー!
コッコーはアクロポリスから東
に多く生息しているニワトリの
ようなモンスターだ。一見大人
しそうだが、意外と好戦的で未
熟な冒険者の壁となっている。
また、飼いならされてペットに
なっていることも多い。
「コッコッ! コケーッ!」
バウッ! バウワウッ!
きゃっ!?
んもぅ! しつこーいー!
グルルルルルルル!
あーん、また増えたぁー!
バウはアクロポリス周辺に多く
生息している、野良犬のような
モンスターだ。あまり強くはな
いのだが集団で行動することが
多く、狙った相手をしつこく追
う為、気がつくと沢山のバウに
追われていることも。
「グルルル! バウバウッ!」
月には魔力があるという。
月は心を狂わせる。
ならば、魔力に焦がれ、
月に魅せられた私は、何時か
昼間の月になれるのだろうか?
力を尊ぶドミニオン世界で
魔法の力に魅せられ、道を踏み
外してしまった者達がいる。
ドミニオン世界の暗い月の光を
避けるように彼らはさまよう。
「われらは月に狂う。
われらは月に狂う……」
霧に包まれた海の向こう。
影のようにそびえ立つ柱あり。
世界の果てにそびえたち、
果ての向こうへ誘うと言う。
人は、天まで続く塔と呼ぶ。
何処か海の向こうに、天まで続
く塔と呼ばれる建物がある。
空の向こう、大地のはるか下ま
でつなぐ大きな建物だといわれ
ている、御伽噺の中の存在だ。
「久々の帰還が、こんな形にな
るとはね。……複雑だわぁ」
戦士たちよ、同胞に伝えよ!
われらは度重なる侵攻に耐え、
勝利をつかみ、破壊の中から、
何度でもよみがえる。伝えよ、
西域の城塞はいまだ健在なり!
ウェストフォートシティはドミ
ニオン世界において、現在知ら
れている中では唯一現存するド
ミニオン種族の居住地域だ。
この都市を失うことは、ドミニ
オン種族の滅亡をも意味する。
「敵軍が侵攻を開始した!
戦士たちよ、武器をとれ!」
追放された種族の女、追放した
種族の男。互いの立場を越え、
愛し合った二人。
そして男は自らの命よりも、
仲間との絆を守る道を選んだ。
女は男を許すことができず、
共に過ごした日々をその胸に
抱いたまま、ただ時を過ごす。
海底洞窟にいる、言葉を失った
タイタニアの霊。彼は何を待ち
何を願っているのだろうか。
「い…つ……も愛し……る…」
「馬鹿な男。本当に……馬鹿」
「今日はおめかしでしゅ!」
「素敵でしゅ!ダーリン♪」
「でも、ノーザンはやっぱ寒い
……へっくしゅん……でしゅ」
「あらあら、このままじゃ
ダーリンが風邪ひいちゃう!」
「男の子だから平気でしゅ!」
「こういうときは強がらない!
私のマフラー使うでしゅ?」
「いいでしゅ……ハニーが
風邪ひいちゃうでしゅ……」
「じゃあ二人で使うでしゅ♪」
寒い中でもお熱い二人。
「やっぱり二人が一番でしゅ」
すごく、絵が上手くなったね。
約束、守ってくれたんだね。
ありがとう、これだけでも、
わたしは幸せだよ。
次元を渡り、周囲に破壊を
振りまいてく謎の存在
「災厄のかけら」により、
かつて七ツ森学園は壊滅した。
それから何年も過ぎて、
再び、学園は現れる。
一体、誰を待つのか。
一体、誰を呼ぶのか。
「……馬鹿だね、わたし」
な、何よ!
何か文句あるのっ?
あたしはツクヨミよ!
あんたなんか、本来はあたしに
声をかけるのも無理なくらい
なんだから、感謝しなさい!
あたしにふさわしい数の
お団子を持ってきなさい!
あたしの為に苦労しなさい!
あたしと一緒に遊びなさい!
……あたしを寂しがらせたら、
絶対、絶対許さないんだから!
「……何かおかしいのっ!?」
宵闇迫る夏祭り。
祭囃子に出店の灯り、
遠くに響く渚の花火。
一人寂しいあの娘はだぁれ?
ひとりぼっちで寂しそう。
一声かけてみようかな?
あの娘寂しくないのかな?
夏祭りの夜、一人寂しそうな
少女を見かけたら、注意して
よく考えてみることだ。
その子は、もしかしたら
何かを狙っているのかも……
「ねぇ、一緒に遊ばない?」
むにゃむにゃ、おはよう。
もう朝かしら?
さなぎの中からコンニチワ。
ここは空気がきれいだけれど、
あたしもう少し寝てたいの……
ファーイーストの奥、イースト
ダンジョンの更に奥にはかつて
ニンフが住んでいたと言う。
とは言え、それは過去の話だ。
原初の森が毒に汚されてから
ニンフたちはどこかへ去って
いったのだと言われている。
「うにゅー……あと五分……」
沈着冷静、クールな魅力。
それがわたしの売りだけど。
こんな陽気はたまらない。
放置されたら溶けちゃうわ。
たまにはバテてもいいわよね?
ノーザン地方、アイシー島。
そこには、アイシーと呼ばれる
古き民が住むという。
アイシーたちは氷の体を持ち、
その心も氷のように冷たい。
真の友と認めた者にのみ、
その心の内を明かすという……
「もー、やってらんないわー」
青い空、白い雲。大地を
埋め尽くす赤い花に囲まれて、
彼はそこにいた。あの花は、
ホムラの友だ。彼が触っても、
燃え尽きることが無い……。
ホムラは炎の力を持つ種族で、
周囲に炎を撒き散らす技で
知られている。しかし、ホムラ
自体はサウス地方のどこかに
住んでいるといわれるものの、
その生態を知るものは少ない。
「なぜ皆、ここに頑丈な武器を
持ってくるのだろう……?」
空は快晴、風は爽快。
僕も元気に空に映え……
っと、ごめんごめん。
あれは僕じゃないけどね。
同じタイプがモデルだから、
なんだかちょっと照れるよね。
かつてトンカには意思を持ち、
言葉を話す大きな木があった。
ピーノはその木から生まれた
心を持つ人形で、いつか本物の
人間になるために旅に出た。
……そんな昔話が残っている。
「こ、こうかな? 似てる?」
日差し明るいトンカの町を、
悪人蹴散らし、勢い余り、
洗濯物を引っ掛けて、
2足歩行のロボが行く。
工房都市トンカには
マシンナリーのギルドがあり、
2足歩行ロボの数も多い。
ロボットにはねられるという
交通事故は、この街以外では
なかなか見ることが無い。
「職務質問デス!」
「こっちも職務中だよぉ!」
「トロン、オイルを補充ダ」
「その書類は任せたわ!」
「冒険者の対応をしなサイ」
「あぁっ! 気が散るです!
書類をまとめられないのです!
皆少し静かにするですっ!」
アクロニア大陸にかつて栄えて
いた「キカイ文明」の遺跡を研
究する人々がいる。彼らの功績
は表に出ず、公に評価はされな
いが決して消えることはない。
「古代文明はロマンなのよ!」
「家計は大赤字なのです~!」
ピンポン♪ コンコンコン!
チャイムと共にドアが鳴る。
こんな夜更けにおかしいな。
はてさて、一体誰だろう。
ドアを開けば目の前に……
ジャックはソーウェンの祭りに
現れるお邪魔者。でも、それは
おとぎばなしの中の存在で、
実際にはいないとされている。
ドミニオン世界で目撃された
という噂もあるが……
「とりっく&とりーとっ!!」
「結局イタズラはするのね?」
今日はとってもいい天気。
花見の場所取り任されて、
一人ふらりと来たけれど。
何時しか本を枕に変えて、
うつらうつらと夢の中……
ヘンピコは、自称“未来の
大魔法使い”にして、ノーザン
魔法学校の落ちこぼれ生徒。
才能はあるのだが、いかんせん
本人に才能を開花させるための
やる気が無いのだとか……。、
「よぅ、親友……。
なに、俺の魔法で……むにゃ」
鉄のこすれあう無機質な低音。
破壊と殺戮の気配。
彼らは皆の命を奪い、
自らの命を捨てにくる。
何のために、何を望んで。
ウェストフォートで行われる
攻防戦における被害は、
敵味方問わず非常に大きい。
自らの命を砲弾の様に散らし、
物言わぬ兵士達は、一体
何を想うのだろうか?
「(……Bブロック制圧。
シンボルの破壊に向かう)」
好き!好き!大好き!
ココロから!
あなたの事を思うたび、
胸の炎は燃え上がる!
恋の炎はあふれんばかり、
一夜限りの花火と……?
ラブ・スキンクは、一見
ドミニオン世界に生息する
スキンクに酷似している。
しかし、普通のスキンクは
喋らないし花火も上げない。
あと、ヘブンの間にもいない。
「好き! 好き! 大好き!」
長い苦労を乗り越えて、
ようやくできた飛空庭。
広いお空にプカプカ浮かぶ、
私の庭付き一戸建て。
お暇だったら、遊びに来てね!
工房都市トンカで作られる飛空
庭は、まだ貴重なものではある
が民生用にも提供されており、
冒険者たちに人気がある。
アップタウンで空から垂れて
来る紐を見かけたら、誰かが
庭を出しているということだ。
「これで一国一城の主よー!」
ざわ……ざわ……
周囲の空気が凍る。
ディーラーの笑顔が砕ける。
挑発するかのように、
男は己の勝利を宣言する。
勝負師ダインはECOタウンの
名物的なギャンブラーである。
……主に、おかしな意味で。
独自のルールを持つ彼の前で、
全てのゲームはその力を失い、
自由なる混沌へと堕ちて行く。
「トラップ発動!俺の勝ちだ!
もう1デュエルと行こうぜ!」
ガシャンガシャンと足音響く、
爆音、轟音、重低音。
機械油の燃える音、
焦げ付く炎の迫る音。
誰が為に、何故に、彼は戦う。
真偽は分からないが、
その名は古き言葉で解釈すると
「我は天の牙」という意味
なのだという。そう語った
学者は、悪戯っぽく笑った。
……どこまで本気なのだろう?
「ガッテンガーミサイル、
一斉発射! GO!」
ハッピーバースデイ!
ろうそくに火をともして、
クラッカーを鳴らそうよ。
君がここに来てくれたこと。
ここで会えたこと。
そして今一緒にいること。
それら全てが、ありきたりで
奇跡のような、輝ける日々。
昼間の星は、空が明るくて
見えないかもしれないけれど。
きっと、私達は忘れないよ。
だから、ありがとうを、君に。
ECO:4thアニバーサリー
やさしき風のごとく
あるいは木漏れ日のごとく
熱き血潮のごとく
あるいは怒涛のごとく
遥か遠い、青い空の下で。
かつて共に歩み、仲たがいして
別れ、再び出会った親友と。
世界はうつろい、変わりゆく。
記憶は薄れて、消えていく。
だけど、僕らは忘れない。
僕らの旅……デルタの詩を。
ECO:4thアニバーサリー
あなたに届け、恋の矢よ!
って、アレ? あれあれれ?
ちょっと待ってよそこの人、
その矢は貴方じゃなくってね?
……これは一体なんだろう?
高鳴る胸のドキドキは、
やさしいあの子のためなのか。
潤んだ瞳、柔らかな手触り
鼻の湿ったあの犬の……!?
……恋の糸巻く毛糸玉。
故意の意図撒き、どこへいく?
ECO:4thアニバーサリー
「わーい、ひなまつりだー!」
舞台の上でくるくると踊る
ツインテール。
「ん…?これぇなんですかぁ?
スタミナポーションですかぁ?
ういっく……スタミナぁ!?」
場の空気に酔っている、
スイートドーリーヘア。
「この子達ったら愉快だねぇ」
艶っぽく言葉を洩らす、
ドーリーカールヘア。
陽気で元気でちょっとお馬鹿。
そんなありふれた『ひな祭り』
ECO:4thアニバーサリー
しんしんと降り積もる雪を
勢い良く蹴散らすように、
赤い衣装が一斉に空を舞う。
子供の夢を守るため、
君のところに向かうため、
聖者の衣装でおめかしをして
ソリに乗ったら出かけよう!
吐く息はミルクのように白く、
冷たい空気がほほを刺す。
ジングル・ベルが響いたら、
君の町まで出かけよう!
……メリー・クリスマス!
ECO:4thアニバーサリー
少女には夢がありました。
それは『ふつう』の人の中で
家族のような人たちと
『ふつう』に笑い、楽しんで、
ただ『ふつう』に暮らすこと。
それは、本当に『ふつう』の
夢でした。……平凡すぎて、
『ふつう』の人にとっては
夢といえるほどのものでは
ありませんでした。
……少女には夢がありました。
決して、叶わないだろう夢が。
ECO:4thアニバーサリー
そこに残された想いと
その時、流れた涙がある
抱きしめたい人と、
二度と無くすことのない記憶。
迷い、迷って、つまづいて。
ずっと助けを求めてた。
熱い涙の流れるわけは、
きっと、光が見えたから。
涙のしずくが頬をつたい、
ゆっくりとこぼれ落ちてゆく。
あの日のナニカガスム場所は、
今は、暖かい記憶の中に。
ECO:4thアニバーサリー
侵略され、奪われた都市。
多くの犠牲と、必死の想いで
奪い返し、守りきった城砦。
その喜びも一時に過ぎず、
また戦いの火花が巻き起こる。
都市の門が壊れる衝撃と
押し押せてくる機械兵の足音。
負ける訳にはいかない、
決して退く訳にはいかない……
「皆の者!落ち着け!
作戦通りにすれば、勝てる」
ECO:4thアニバーサリー
どんどこわっしょい、
どこわっしょい!
どんどこコレどこ運ぶんだ?
わからないけど、まぁいいぞ!
自慢のフォークも準備はOK!
タイニー達には負けないぞ。
おやつ抜きには負けるけど、
盗み食いなら得意だぞ!
俺達無敵のダンプティー、
冒険者達も、遊びにこいよ!
ダンプティーアイランドは、
気分によっては営業中、だぞ!
ECO:4thアニバーサリー
餅つき、凧揚げ、コマ回し!
おみくじひこうよ初詣!
皆で神社に集まって、
遊び初めでもしましょうか!
今日は楽しいお正月、
今年も一年よろしくね!
エミル世界には、年の初めに
インスマウスのような像を
祭った鳥居が現れる。
いろいろな場所で見かける
この神社風の建物には、一体
どんな由縁があるのだろうか?
ECO:4thアニバーサリー
「あれが春の訪れです」
じゃあ、あの子は?
「あれは花より団子です」
それじゃあ、そこにいるのは?
「春眠暁を覚えずです。」
じゃっ、じゃあ……出店は?
「秋財布に春袋です。」
こんなに美しい物に囲まれて?
「まさに我が世の春でしょう」
桜ひらひら、色鮮やかに、
交わす言葉も色々と……
「お後がよろしいようで」
ECO:4thアニバーサリー
頭脳明晰、怜悧な智謀!
無法者集団フシギ団をまるで
手足のように操る、人望厚き
ファーイーストの政治家とは
私のことなのだよキミィィ!?
農業国家ファーイーストでは、
五月頃に役所が主催する宝探し
イベントが開催されるらしい。
無法者のフシギ団の面々は、
役場のおじさんよりも遥かに
頼りになるお手伝いさんとして
街の人々に認知されている
ECO:4thアニバーサリー
ついにこの日がやってきた。
愛し合う二人の晴れ姿。
祝福の曲が流れ出し、
大聖堂の鐘が鳴る。
さぁ、二人の絆を確かめて。
絆の証明終わった後は、
ダイヤモンドを探しに行こう!
病めるときも、健やかなる時も
いつも二人で一緒にいよう。
覚悟を決めて。幸せにして。
一生一緒の道を行こう。
……幸あれ、二人の行く末に。
ECO:4thアニバーサリー
さんさん太陽真夏の日差し、
ばたばたバタ足わたしは金魚?
波打ち際での空飛ぶ練習。
紛らわしくはないかしら?
タイタニアの子供は、エミルの
子供が川で泳ぎを覚えるように
飛ぶことを覚える。
運動音痴なティタは、
タイタニア世界に住む風の精霊
シルフィの力を借りて、
ビート版に魔法の力をのせて、
飛ぶ練習をしていたという。
ECO:4thアニバーサリー
夜の向こう、お空の天幕
落ちてきた星、帰ってく。
嫌な奴だがパイレーツ、
星の打ち上げ、感謝する。
青い夜空に光の花火、
ドカンと打ち上げ消えていく。
嫌な奴だがネイティブよ、
お前に世話になるとはなぁ。
無口な夜に花火は響く。
星を見上げるタイニーふたり。
空の明かりが大地を照らす。
ECO:4thアニバーサリー
なんだかとってもいい気分。
月も近いし、高い所はやっぱり
見晴らしがいいわね~。
……え、この子? なんでも、
シナモン缶を取り返したいって
言うじゃない。だから、
ちょっと手伝ってあげてるの。
さぁ、だから諦めて……
「シナモン缶かえせよぉ~!」
この子のお団子に潰される?
それとも、あたしに逆らうの?
さぁ、言うことを聞きなさい!
ECO:4thアニバーサリー
「おいおい!ちょっと待てよ!
俺はこんなの聞いてないぞ!」
魔法のほうきにまたがって、
一人ヘンピコ空を行く。
それを追うのは死者の群れ
届くかどうかのがけっぷち。
捕まっちゃったらあちら行き?
ひたすら逃げろ、さぁ逃げろ。
「おっと残念!俺はまだまだ
そっちに行く気は毛頭ない!」
強気な言葉と裏腹に、
その瞳には涙がにじむ。
ECO:4thアニバーサリー
きのこのこのこキノコ狩り
色気出すより香りだせ。
キノコの化身に誘われて、
秋の味覚を楽しもう!
フシギシギシギふしぎなキノコ
この子どこの子キノコの子?
焼き網、お鍋にあふれる香り、
秋の味覚の小宇宙!
皆おいでよ七輪前に、
土鍋の前でも問題なし!
キノコ祭りは誰でも歓迎!
ECO:4thアニバーサリー
アクロニア大陸の北に位置する
極寒の地、ノーザン王国。
魔法王国として世に知られ、
その国を統治する女王の名は、
ヴェルテガルドという。
女王ヴェルテガルドは即位後
既に数百年を得ているという。
一部の冒険者は謁見する事が
出来るというが、彼らが会う
女王が一体何者なのか、知る
者はまだ居ない。彼女こそは、
ノーザンが抱える最大の謎。
「……今はおゆきなさい」
北の奥地の町中に、小さな店が
ありました。主は若い女の子。
小さな酒屋の客層は、ベリルに
アイシー、インスマウス。
おとものクマとのんびりと、
ヴァレリアの店は営業中です。
ノーザンプロムナードで酒屋を
営業している少女ヴァレリア。
彼女の作るスープは、古き民や
マリオネットたちに大人気。
ただ、人間にはちょっと……
「ピロシキ!? ピロシキ!?
ピロリロリ~ン♪」
あら!かわいいコじゃない♪
アタシは仕入れ屋ドガ。
ドガちゃんって呼んで頂戴!
あなた良いわぁ、アタシの
「はぁと」を振るわせるわ。
……あぁん、頬ずりしちゃう!
彼はドミニオン世界でも有名な
仕入れ屋だが、彼を知る者は
多くを語ろうとはしないため、
結果的に謎の人物である……。
「うふふ、お待ちなさぁ~い」
「た……助けてドガちゃん!」
男は度胸、女は愛嬌?
いや、女も度胸だ。
愛する子供達の笑顔を
これからも守り続けたい。
そろそろ餌の時間。
バオバブの森の女王は、
この肝っ玉母ちゃんで、
決まりだからね!
冒険者なんてひとひねり。
私が手を出すまでもない。
子供達に喰われてしまいな!
「さぁおいで!子供達!」
何処から来たのか起源は不明。
何処の貴種かの判別不明。
流れ流れてダンジョン深く、
王と王妃は仲むつまじく……
一緒に居るとは、限らない。
ノーザンダンジョンに出現する
アルカナの兵士達。
彼らを率いる大将である
アルカナキングとクイーンは、
名前の割には一緒のところを
見かけられたことが無いとか。
実は夫婦仲が悪いのだろうか?
「ふぉっふぉっ」「ほっほっ」
飛空庭の改造?
全部こっちにお任せコースと
材料を自分で集めるコースが
あるんだけど、お任せにする?
9999万ゴールド必要よ?
……冗談よ、……一応ね。
工房都市トンカには、飛空庭を
改造する専門家の集団が居る。
彼らガーデンマイスターの中で
冒険者の対応をおこなうのが、
若き女マイスター、セレナだ。
……冗談がきついのが玉に瑕。
「久しぶりの大仕事だわ!」
頼りなくて、いつもいつも、
私に迷惑かけてくれた。
そんなあなたとの別れのとき、
何故だろう、あんなに、
疎ましかったはずなのに、
別れのときがこんなにも、
辛いとは思わなかった。
頼りなかったはずのあなたが、
今はこんなにも、自分の夢に、
純粋に向かっていく姿が、
逞しく見える。
「………元気でね」
暗き窓辺に寄り添うように、
音もなく浮かぶ影二つ。
見えず、語らず、そこに在り。
無人の玉座に寄り添うように、
闇に囚われ、闇に堕ち、
見えず、語らず、何想う。
ドミニオン族の高位背徳者には
自らの目や口をあえて塞ぐ者が
少なからず存在する。
力を高めるための儀式なのか、
犯した罪の償いなのか、それを
知る者も、語る者も、居ない。
「……」
可愛い姿に惑わされるな。
そいつは危険ないたずらっ子。
傘を振りかざしながら、
得意げに魔法の音色を奏で、
君たちを眠りへと誘うだろう。
そして気づけば、その体躯は、
華麗な劫火に焼かれて、
致命傷を負うことになる。
分かっていても挑むだろう。
その可愛い姿をいつまでも、
見続けていたいのだから。
「ララバイ」
おまたせしました、手紙です!
時間の流れぬ町に舞う、
小さな郵便配達夫。
あなたの大事なあの人へ、
大事なお手紙、届くといいね。
ポスティーノは様々なところで
見かけられる一種の小妖精だ。
働き者で、妖精にしては真面目
なのだが、ちょっとした隙間に
入り込んで住み着く癖がある。
スーツケースに潜り込んだまま
発送されてしまう者も多い。
「郵便でーすっ!」
ファーイーストシティ南側の
穀倉地帯は今年も豊作である
収穫の季節がくると、人手が
足りなくなり、子供達も大人の
手伝いで忙しい毎日を送る
今日の仕事を終わらせ、
友達と共に家へ帰るイチゴは
いつも元気よくスキップ
毎回先走って、後ろから
遅れてくるモモに向かって
手を振る少女の微笑みが眩しい
「モモちー、はやく!はやく!
先に行っちゃうよー?」
耳を揺らす工場の騒音と
視野を防ぐ、灰色のスモッグ
この街の日常茶飯事に戸惑う
道に迷った旅人の声
「あの、すみませんー
ここ……どこでしょうか?」
トランシーバー部隊は
アイアンシティで道に迷った
人々を助ける親切な3人組
帽子には「情け無用」
心には「情けあり」
「我らトランシーバー部隊!
この町のことならお任せ♪」
空にそびえる、巨大な光の塔
地鳴りと共に崩れ落ちる破片、
いつの間にか住み着いた
モンスターの数々…
そこは危険極まりなく
尋ねる冒険者を帰さない
何とか生き延びたマーチャント
一人がその場に留まっている
怪我でもしたのかと、心配して
近づいた者なら、訳を聞いて
びっくりすることになる
「助けると思って
何か、買ってって!」
きのこスープにきのこパン、
おいしいカレーにゆで卵。
レタスにチーズにまつたけさま
ジャムもジュースも串焼き肉も
山ほど高く積み上げて!
まだまだ食べたい!もう一杯!
美食キングは大食漢である。
彼が時折注文するフルコースは
実に22種類の料理が並ぶ、
大変豪勢なものだといわれる。
見るだけで胃もたれしそう……
「砂糖入りコーヒーには、
マシュマロを入れる流儀です」
唸る疾風、二刀の技。
響く轟音、飛び交う爆弾。
俺らは海賊、荒くれ者よ。
二刀流ならフランカー。
爆弾投げならボマーの出番!
ファーイースト北部にある、
海賊のシマと呼ばれる地域には
こんな海賊が頻繁に出現する。
彼らは全員がぬいぐるみで、
傷ついたら親分が彼らを縫って
修繕しているのだという……
「おぃ、ボマー!カメラだ!」
「マッジ、俺達有名人!?」
おっかなびっくり歩を進め、
暗い小道の探検家。
周囲は安全、案山子だけ。
行く先目指して注意を向けて
……後で誰かが目を開けた。
イーストダンジョンの奥地に、
誰が立てたのかわからない
案山子を見たら注意すること。
見ているうちは動かないが、
背中を見せたら動き出す。
案山子の外見は擬態なのだ。
「安全確認。この先は……」
(うしろ、うしろーっ!)
紅と紫が混ざりあう
ドミニオン界の空の中
雲を駆け抜ける抜ける一筋の光
それは次元侵略者DEMが放つ
獲物を探す鉄の矢
マオアーは偵察用として
設計・製造されたDEMである
それを戦場の空で見かけた事は
心無き侵略者たちの本隊が
すぐそこまで来ているのを
証明しているのである
「テキノハンノウヲ、
ミツケマシタ」
よーいっしょっ、よいしょっ!
一所懸命回せ、休まず回せ
虹を作るぞ、虹を絶やすな
虹は、夢への架け橋
虹は、秘密の場所への道標
レインボー発生マシーンは
タイニーたちの努力と友情と
希望で動く、夢幻の装置
彼らは今日も絶やさないよう
マシーンを動かしつづけて
みんなの道を守っている
「僕たちは今お仕事中だよ、
おじゃましないでね」
(受賞者コメント)
ECO2次エキスパートジョブ
のソーサラーのイラストです。
みんなでつくろう!
イリスカードコンテスト
SR賞受賞作品
(受賞者コメント)
誰が呼んだか知らないが、
PANDA登場!
みんなでつくろう!
イリスカードコンテスト
SR章受賞作品
(受賞者コメント)
あなたのお庭が
もっとステキに
輝きますように……☆
みんなでつくろう!
イリスカードコンテスト
入賞作品
(受賞者コメント)
ソードマン系女性用装備が
お気に入りなので
描かせていただきました。
可愛さとかっこよさが
少しでも表現できてれば
いいなぁ、と思います……。
みんなでつくろう!
イリスカードコンテスト
入賞作品
(受賞者コメント)
ライドクローラーには凄く
お世話になってて、
大好きなペットです♪
ぽかぽか陽気の中、
休憩していたらつい
ウトウトと……
みたいな雰囲気で描きました。
マーシャの長いポニテも
お気に入りです(笑)
みんなでつくろう!
イリスカードコンテスト
入賞作品
(受賞者コメント)
冒険者の助けとなる
心強い仲間たちを
描いてみました。
みんなでつくろう!
イリスカードコンテスト
入賞作品
(受賞者コメント)
歪んだ時空と誰だか
はっきりしないシルエットで、
入る人によってころころ変わる
正体不明と夢幻を表現して
みました。万人受けはしない
タイプの絵だとは思いますが、
正体不明の不気味さが
伝われば幸いです。
みんなでつくろう!
イリスカードコンテスト
入賞作品
(受賞者コメント)
未熟者ですが、
がんばって描きました。
みんなでつくろう!
イリスカードコンテスト
入賞作品
(受賞者コメント)
ジェントルタイニーの
可愛らしさを表現しました。
みんなでつくろう!
イリスカードコンテスト
入賞作品
(受賞者コメント)
このデザインにはグっとくる
ものがあります。
えぇ、まぁ……
それだけなんですが。
みんなでつくろう!
イリスカードコンテスト
入賞作品
(受賞者コメント)
極寒の大地の
元気な2人(?)組。
彼女の特製スープは
五臓六腑に染み渡り、
飲むと……飲むと……!
みんなでつくろう!
イリスカードコンテスト
入賞作品
(受賞者コメント)
世界の名を冠した竜と
その姿をそれぞれの世界に
見立てそれらを唯一繋ぐ
天の塔で纏める事で
エミルクロニクルオンラインの
世界そのものを表現しました。
みんなでつくろう!
イリスカードコンテスト
入賞作品
(受賞者コメント)
何をするでもなく
ふわふわとしているデコイ。
このスキルが欲しくて
ウィザードを選んだ方も
多いのでは?
同じキャラクターの分身でも
それぞれに性格があって
……なんて考えると
楽しいですよね。
みんなでつくろう!
イリスカードコンテスト
入賞作品
(受賞者コメント)
ノーザンを見守り続ける
女王の想いを絵にしました。
みんなでつくろう!
イリスカードコンテスト
入賞作品
(受賞者コメント)
杏がかわいすぎて
つい描いてしまいました。
ほわほわ。
癒しです。
みんなでつくろう!
イリスカードコンテスト
入賞作品
(受賞者コメント)
ECOの特徴的なマリオネット
憑依システムについて
教えてくれる重要な
キャラクター、エリーナさん。
彼女のメルヘンな雰囲気が
出せたらなぁと
思いながら描きました。
みんなでつくろう!
イリスカードコンテスト
入賞作品
(受賞者コメント)
マンドラだって輝きたい!
みんなでつくろう!
イリスカードコンテスト
入賞作品
(受賞者コメント)
ドミニオン司祭のために
ウォーロックつくりました。
何か似た方が沢山いますが、
ドミ司祭が一番好きです。
みんなでつくろう!
イリスカードコンテスト
入賞作品
フシギなフシギな庭に住む、
フシギなフシギなメイドさん。
ダンプティー達の島に一人、
勝手気ままに暮らしてる。
お茶の準備を欠かさずに、
今日も、誰かを待っている。
ダンプティーアイランドに住む
フシギなメイドさんは、
何かと謎の多い女性だ。
強気で、無茶苦茶で、楽しくて
……時々、寂しそうに見える。
「帰りなさい。……あなたは
ここに長居しちゃダメよ」
……あら、
少し迷ってしまわれました?
はじめまして、ですわね。
ここはあなたの夢の中。
安心してくださいですの。
出口までは、御案内しますわ。
冒険に出る直前、夢の中で見る
この少女は、タイタニア種族の
ごく普通の冒険者のはずだ。
だが、多くの冒険者は彼女と
夢の中で出会っているという。
「大丈夫。あなたなら……
あなたならきっとできますわ」
破風の窓から星明りが漏れる。
暖炉は何年も火が消えたまま。
荒廃した城の奥に、ただ一人
ドレスの少女がたたずむ。
己を襲った悲劇も知らず、
少女は今日も一人たたずむ。
穀倉地帯の南に見える城は、
かつては緑豊かな城砦だった。
女王に魔物が取り憑き、
国は荒れた。旅の司祭によって
災いは封じられたが、少女は
未だにあの城に留まっている。
「さがして、さがして……」
良くぞ試練を乗り越えた!
ではいよいよ最後の試練じゃ!
999匹のモンスターを倒し、
最後に戦ってもらうのは……
わらわを守護する魔鳥じゃ。
いでよ、魔鳥フェニックス!
……わがまま姫最後の挑戦は、
恐ろしい魔鳥との勝負。
しかも、相手には子供まで。
ふるえる子フェニックスは、
戦闘には参加しませんよ!
勝負は3分間ですからね!
「じじ様には内緒なのじゃ!」
紫金の宝玉、その闇の波動は、
夢魔となり人を呼び寄せる。
ゆらり揺らめき、冥界の、
獣の住まうその場所へ。
魔狼の群れを引き連れて、
ソイツは獲物を待っている。
冥獣とも呼ばれる凶悪な魔物
メイオウは、元々はドミニオン
世界で暴れていた魔獣である。
次元の狭間にある魔界監獄に
封印されていたのだが、次元の
裂け目から抜け出したという。
「グルルルウゥゥゥ……」
武器と防具の手入れは充分。
注意・警戒・抜かりなし。
己の強さを測るため、
己の技量を磨くため、
さぁ、戦いよ待っていろ!
ソードマンはファイター系の
一次職の中でも、刀剣類などの
近接武器を扱うことについて
最も長けている職業である。
仲間の剣となって、敵を倒す。
それがソードマンの戦い方だ。
「さぁ次だ! 背中は任せる」
「油断しないでよね!」
ここから一歩も通さない。
わずかな油断もしやしない。
大事な仲間を守るため、
悲しい涙を生まぬため、
我らは、君たちの盾になる!
フェンサーは槍や細剣の扱いを
得意とするが、その本領は
敵を倒すことだけではない。
鎧や盾で身を固め、仲間の盾に
なり、前線で立ち続けること。
それがフェンサーの戦い方だ。
「ここから先は通せません」
「誰も、傷つけさせはしない」
思い出すねぇ、あの頃を。
「我らは孤独を武器とする」
だからって、軍艦島に一人
置き去りは無いもんだ。
仲間も、たまにはいいものさ。
軽装の鎧を身に付け、ただ一人
集団からはなれての隠密活動
こそが、スカウトの武器だ。
仲間がいるからこそ、単独での
行動が効果的であることを、
スカウトは決して忘れない。
「軍艦島も、狭くなったな」
「うちらが強くなったのヨ」
精神統一、精神集中。
それはとっても大事なこと。
だけど、張り詰めてばかりだと
弓の弦も切れちゃいます。
だからたまにはのんびりと……
アーチャーは、弓を利用した
遠距離からの攻撃を得意とする
ファイター系の一次職だ。
一見、他のファイター系職業
よりも優雅に見えるのだが、
大量の矢を消費するために、
彼らは意外とたくましい。
「Zzz……」「ふふふ……」
強力なモンスターの前にも怯む
ことなく、仲間のウィザードは
魔法を唱え始める。
歴史は浅いが奥は深い。
新生魔法が友を守り敵を討つ!
ウィザードは次元のひずみから
生まれるエネルギーを利用した
新生魔法の使い手である。
攻めにも守りにも応用が利く
その魔法は厳しい戦いの中で
仲間達の大きな助けとなる。
「あたしが敵を攻撃するわ!」
「僕はシールドを張ろう!」
精神を統一し、シャーマンは
静かに精霊に語りかける。
精霊の持つ強大な力を借りて
属性魔法を行使する為に。
自然の力、お見せしましょう。
精霊の力を借り受けて魔法を
行使するシャーマン達。
その大いなる力は強大な破壊力
を生み出すと共に、武器や防具
に精霊の力を宿し、仲間を強化
することもできるのだ。
「精霊たちよ、私に力を……!」
「綺麗なも……うわっ!」
ウァテスは祈る。
傷を負った仲間達を癒す為に。
ウァテスは祈る。
闇に生きる者達を倒す為に。
光よ、私達を守り魔を退けよ!
光の癒し手、ウァテス。
癒しの魔法などを得意とし、
戦いで負った傷もたちどころに
回復させる心優しき者達。
そしてその光の魔法は邪悪なる
者達を浄化する力も持つ。
「治療なら私に任せてね」
「でも、無理は禁物ですよ?」
ウォーロック達は静かに佇む。
黒の聖堂の闇に染まるように。
全てを飲み込む闇の力を極めた
先には果たして何があるのか。
闇よ、全てを飲み込め……!
ウォーロック達の操る闇の力は
属性を持つもの達に強い力。
敵を攻撃するだけでなく、
武具に闇の力を付与したり、
相手に様々な異常を発生させる
恐ろしい力である。
「Zzz……」
「……寝ているのか?」
岩を叩いて早何年。
ハンマー一筋これ一つ。
鍛えに鍛えたこの体、
実は、意外と繊細なのよ?
ほら、例えばこんな風に……
タタラベはバックパッカー系の
職業の中で一際目立つ職業だ。
岩を叩き、鉱石などを掘り当て
自分で何かを作り上げていく。
彼らが叩くのは、破壊のため
ではなく、創造のためなのだ。
「ふんぬりゃぁー」
「お、きれいな石見っけ!」
よしよし、今年も豊作だ。
汗をぬぐって一休み。
緑と土の香りの中で
そろそろ皆でお昼にしよう。
そんな農家の昼下がり。
ファーマーとは「生産」という
言葉を体現する職業だ。
種を撒き、育み、収穫する。
彼らは命を愛し、刈り取り、
新しい命へつなげていく。
それが彼らのもつ力なのだ。
「良く働いた~!」「きゅ」
「あら、手伝ってくれたの?」
やっと来ました未知なる遺跡、
腕は鳴り出し、ココロは踊る。
気づけば、足も走り出す。
冒険心に追い立てられて、
さぁ、新しい旅に出よう!
レンジャーは能力だけで見れば
単独行動と野外活動が得意な
バックパッカー系の一次職だ。
戦いも魔法も得意技ではない。
それでも、冒険家の魂に導かれ
レンジャーは今日も旅立つ。
「やった、出口だっ!」
「二日ぶりの太陽よっ!」
寄ってらっしゃい、お客さん!
見てらっしゃいな、旦那さん!
ゼリコにりんごに生地に武器、
お得に色々揃ってる!
旅のお供に、お一ついかが?
マーチャントはギルド商人同様
マーチャントギルドに所属する
立派な商人である。
戦闘が得意とはいえないし、
魔法も使えないが、その強さは
戦場以外で発揮されるものだ。
「どんな商品をお探しだい?」
「掘り出し物もあるかもよ!」
地図を抱えてうろうろと、
右往左往の新人さん。
アクロポリスの片隅で、
迷子になるのも、また楽し。
これが僕らのはじめのいっぽ!
冒険に出た若者は、最初はまだ
何者でもない、可能性の塊だ。
世界と自分を知り、先を見据え
どの職業に就くか決めるまで。
今、真っ白な地図を手にして、
ノービスは歩き出していく。
「うぅん、どっちだろう?」
「あたしはどっちでもいいよ」
煙が上がって轟音響く、
歓声上がって衝撃走る。
シュタイン博士の桃色秘薬、
果たして杏の安否や如何に?
なんと、ななんと、目の前に、
この子、どこの子、可愛い子。
視線は釘付け、心は早鐘、
シュタイン博士もご満悦。
しかし何かが気にかかる。
この子、どこかであった気が。
髪型、衣服に、顔かたち……
どころで、杏はどこ行った?
「ボク、男の子だよぅ!!」
穏やかな微笑を浮かべて、
未来のドルイドは光の中に。
私はただ、それを見送るだけ。
私に、他の者を祝福し送り出す
資格などあるわけが無い。
だから、黙って君を見送ろう。
タイタニアの青年タイタスは、
ある事件によって心を失った
妹の「こころのかけら」を、
一つ一つ探し集めている。
まるで、それが彼の贖罪なのだ
と言っているかのように……
「さぁ、君は君の道を行け」
水盤には張り詰めた空気が映り
ゆっくりと霧となり宙に漂う。
年老いた男は己と水盤の間に
杖を置き、朗々と呪文を紡ぐ。
水盤の向こうに未来が浮かぶ。
それは吉兆か、果たして……
ノーザンプロムナードの奥、
魔法ギルド内の謁見室に座す
この老人こそが魔法ギルドの
大導師その人である。
年老いて尚鋭いその瞳は、
何を見据えているのだろうか。
「不吉な卦が出ておるな……」
目の前には薄く輝く水晶玉。
困ったように微笑む占い師は
フードの下から猫のような瞳で
君のことを覗き込んでいる。
一説では数百年を生きるという
謎めいた女性は、あなたに一体
何を告げるのだろうか……?
広大な交易都市アクロポリス。
ダウンタウンの一角に、魔法や
薬品を商う怪しい美女がいる。
レミアという占い師で、様々な
占いをピタリと当てるという。
「あなた……変わった運命ね」
地下に広がる戦いの荒野、
都市に隠れた獣の棲家。
さぁさぁ、皆様お立ち会い。
今日の勝負は、ここから本番。
お代は見てのお帰りで……
アクロポリス地下に作られた
闘技場は、いつの間にか混成
騎士団の黙認を取り、事実上
公営の施設として認知された。
しかし、仮面のオーナーの
素顔を知る者は、一人として
居ないのだと噂されている。
「さぁ、戦いの宣誓を!」
確かにここから声がした。
ナンだかニャんだか声がした。
ゴミ箱見直し確認しても、
奇妙なひげが見つかるばかり。
だけどもそれが運の憑き。
型の辺りがきわめつき。
誰かの視線を、感じない?
背負い魔・ネコマタは冒険者の
肩辺りにくっついてくる、
冒険の愛らしいパートナーだ。
桃との出会いは、それはもう
風変わりな事がきっかけで……
「にゃん♪」
いらっしゃいませ、お客様。
内部はとても広いため、
我らが案内いたします。
ところであなたは新人さんね、
何処のギルドに行くのかな?
ギルド元宮は、様々な職業や
種族の代表者が集まる建物だ。
各階似た様なつくりの上に、
元々が広い建造物なので、中で
迷子になる者が後を絶たず、
ギルド元宮内部で案内を行う
ガイドさんが設置されたのだ。
「ようこそ、ギルド元宮へ!」
淡い光差す、薄暗がりの宮殿。
昼があるからこそ夜があり、
光の隣にあって、闇は輝く。
訪問者よ、心せよ。
黒と白は表裏一体なのだ。
アップタウンにある黒の聖堂は
ウォーロックたちのギルドを
兼ねている。聖堂の管理者は
物静かな一人のドミニオン。
迷える魂を鎮め、導くのが
黒の聖堂の勤めなのだという。
「……ここは黒の聖堂だ
何か、用件があるのか……?」
陽光の照らす、白亜の宮殿。
夜があるからこそ朝は訪れ、
闇の中でこそ、光は輝く。
訪問者よ、心せよ。
白と黒とは表裏一体なのだ。
アップタウンにある白の聖堂は
ウァテスたちのギルドを
兼ねている。聖堂の管理者は
落ち着いた一人のタイタニア。
傷ついた魂を癒し、励ますのが
白の聖堂の勤めなのだという。
「よくきましたね。ここは
安らぎの場所、白の聖堂です」
おや、お前さん駆け出しかい?
ここは新人冒険者が多くてね。
それとも、何かしくじったか?
まぁ、まずはこれでも食いな、
そいつはおごりにしておくよ。
何か仕事を探してるのか?
だったらこんなクエストが……
ダウンタウン東の酒屋にいる
酒屋のマスター、フィリップは
情に厚く、面倒見のいい男だ。
彼に世話になった者も多く、
頭が上がらない冒険者も多い。
「あぁ、エミル君の友達かい」
あれれ、一体なんだろう。
こんな所にきれいな武器が。
拾って、眺めて、見てていると、
何処からともなく声がする。
ちょっとキミキミ、そこの君。
あたしは君の手の中よ!
憑依とは、元々はタイタニアの
持っていた技術がエミル世界で
広まったものだ。何かと便利で
冒険者達を中心に多く利用され
ているが、その詳しい理屈を
知るものはあまり多くない。
「や、そんな驚かないでよぅ」
いやいやそれはわが国の!
まてまて、それはわが国が。
いいや元々わが国は……
何を言うのか、わが国こそは!
いつも変わらぬ堂々巡り、
飛び交う議論に飛び交う怒号。
混成騎士団の上層部の会議は、
いつもこのような調子なのだ。
混成騎士団は東西南北各国の
代表として、時刻の権益を守る
ために活動を行っている。
これもまた、戦いなのだ。
「譲るわけには行かん!」
青空、砂浜、大きな虹。
ここはタイニーアイランド。
妙なカッコのぬいぐるみが、
意気揚々とお出迎え。
ええと、一体、これは何?
皆の夢の国、それがこの
タイニーアイランドらしい。
言葉の真偽はともかくとして、
この島の主な住人はこの熊の
ぬいぐるみたちである。
「やぁ、こんにちは!」
「怪しい奴だ!捕虜にする」
「……それ、良くない」
荒れる吹雪を乗り越えて、
訪れたるは北の氷壁。
氷壁が開き、道が現れる。
無人の門を操るはノーザンの
魔法の技術。冒険者はついに
ノーザンへたどり着いたのだ。
人々が住むには厳しすぎる
極寒のノーザン王国。人々は
魔力を使って氷山を掘り起こし
都市を作り上げたと言われる。
ノーザンと魔法の力は、常に
密接に関わり合っているのだ。
「ここが、ノーザン王国……」
鞘に包むは我らが覚悟。
女王のためなら、命も張ろう。
いざとなれば前線に立ち、
切り結ぶのが我らが誇り。
ノーザンの兵士達は、人数は
多くはないものの、忠誠心の
高さには定評がある。
女王のためにならばどのゆな
苦行も厭わない彼らなのだが、
女性兵士達との仲は良くない。
どちらが女王の役に立つのか、
今日も張り合いは続く。
「女なんかに、負けてられん」
常に冷静、意識を集中。
女王のために、命を賭けよう。
常に魔力を高めつつ、
油断せぬのが我らの誇り。
ノーザンの兵士達は、人数は
多くはないものの、忠誠心の
高さには定評がある。
女王のためにならばどのような
苦行も厭わない彼女達だが、
男性兵士達との仲は良くない。
どちらが女王の役に立つのか、
今日も張り合いは続く。
「男なんかには、負けないわ」
……?
何をジロジロ見ているの?
え、やだっ、私ったら、
今、インスマウスーっ!?
あはは、驚かせてごめんね?
美少女がいきなり魚に化ける。
それが「マリオネット」のちからの
一端である。マリオネットとは
憑依の一種で、マリオネットと
なる対象に乗り移ることで、
その力と姿を借り受けることが
出来るのだ。
「変身時間は3分間だからね」
脳裏に浮かぶのは、
あのときの恐怖。
悲鳴を上げる少女、
体に突き立った死神の鎌。
遠くなる声と、閉じる視界。
あぁ、あれが……と言う事か。
氷結の坑道は、凶悪な怪物が
多く出現する危険区域だ。
復活の戦士の救助が間に合わず
命を失う者も存在する。
運良く命拾いをしても、傷は
心の奥底にも刻まれる。
「……思い出せない、あれは」
ぬるい風邪が吹き抜ける。
心なしか鉄臭い、血の臭いが
まとわりつくような気がする。
海の向こうをにらみつけ、
少年は物思いにふける。
ドミニオンの少年ベリアルは、
侵略者達ち戦う仲間の力と
なるために、エミル世界での
武者修行に明け暮れていた。
故郷に戻った彼に訪れるのは、
責任と重圧、新たなる強敵、
そして、忘れがたい仲間たち。
「……一人じゃ、ないんだ」
飲み込まれてゆく過去。
吐き出されてゆく未来。
上下定まらぬ極彩色の空の下
猛き竜は今日も同じ夢を見る。
恐れを知らぬ強者の来訪を。
血の沸き立つ闘いの興奮を。
永遠とも刹那ともつかぬ時間を
ただ待ち続けていた彼の前に、
ついに、その瞬間は訪れた。
強ければいい。どんな奴でも。
心躍る闘いの予感を胸に
竜は人の子へと姿を変える。
「退屈なんだ!構ってくれ!」
ファーイースト島の北部には、
古き民の領域と定められた海へ
飛び出したならず者達が居る。
曰く、凶悪な犯罪者達。
曰く、陽気なお祭り好き。
曰く、海賊嫌いの無法者。
曰く、意外といい奴ら。
奇妙奇天烈摩訶不思議、
神出鬼没で正体不明。
フシギ団の砦の中には、どんな
秘密が隠されているのだろう?
「関係者以外立ち入り禁止!」
「入るなら証を見せなさい!」
炎巻き上げ、雷まとい、
紅蓮の従者を引き連れて。
現れたるは恐怖の翼、
青白き、雷鳴の化身なり。
熱気立ち込め、魔物が徘徊する
サウス火山島の最危険地域、
サウスダンジョンの奥深く。
二つの翼と四つの目。
八匹の従者を引き連れて、
ライオウはただそこに在る。
ゆめゆめ、近づくことなかれ。
蛮勇は、決して勇気にあらず。
「……!!!!(叫び声)」
ぴよ、ぷぷぷ。
ぴよ、ぴよ、ぷぷぷ。
ぴよ、ぷぷぷ。
ぴぴよ、ぴよ、ぴよ、
ぴよ、ぴよよ。
ぴよ、ぴよ、ぷぷぷ。
ぴよ、ぴよ、ぷ。
シャルルさんのうちで生まれた
七匹のココッコーが逃亡!
さぁ、早く探してあげないと!
でも、ピヨを乱暴に扱うと
怒ってしまうから気をつけて!
「ぴよ、ぴよ、ぷん、ぷん!」
ひょんなことから布の中。
巻き込まれたる陰謀に
哀れネコマタ危機一髪……
なんて言ってもしかたない。
うちの大事なご主人は、
そいつはそいつは強いんや。
おかげで今はいいけれど……
商魂たくましい、風変わりな
ネコマタ姉妹の一人が山吹だ。
どうやら、君についていくのが
いい商売になると思っている
……の、かもしれない。
「汗拭きはかんにんや~」
夢見る様に憑いたまま
起きぬ主人を待っていた。
いつしか全ては曖昧に、
全て溶けては消えていく。
私のことを呼ぶのはどなた?
主を無くして彷徨うだけの
私を呼ぶのは……誰ですか?
疲れた時に、ふと気がつくと
お茶を淹れてくれているのが、
この藍というネコマタだ。
一途で純粋な大和撫子。
それ故に、彼女は時に危うい。
「ぬし様……」
澄んだ音色の剣戟響き、
魔法の炸裂、轟ととどろく。
鍛えに鍛えたその技を、
思う存分ぶちかます!
アクロニア混成騎士団が
彼ら自身の訓練として始めた
東西南北の騎士団による演習。
実践さながらの形式で行われる
闘いは、多くの冒険者の修行兼
交流の場として活用される。
もちろん、騎士団の上層部では
勝率を気にしているのだが……
「勝負だ!」
強く風の吹く鉄火山。
逆巻く熱風の中に彼らは居る。
炎の熱も、溶岩の熱も、
彼らには暖かさでしかない。
最も熱き炎は自らの心の中に。
サウス火山島の山頂、
溶岩の流れる火口付近には、
サラマンドラと呼ばれる
古き民が住み着いている。
彼らは寡黙で、干渉を嫌うが、
炎の精霊との契約により、
人に力を貸すのだという。
「……力を貸そう」
蒸気噴出し機関車走る、
上下左右は鉄ばかり。
アイアンシティは鉄の都市。
ならば、守りも鉄壁だろう。
武器も防具も全て万全。
守りは我らにお任せあれ。
アイアンサウスは現在において
最大の軍事力を持つ国家だ。
豊富な鉱山資源、高い技術力。
高品質の武具で身を固めた、
兵士達は士気も高く、強い。
まさに、鉄壁の防衛体制だ。
「……侵入者には容赦しない」
ほらほらどけどけ、道あけろ!
ここは俺らのナワバリだ!
さぁ、親分のお通りだ!
立派なクチバシ、大きな体、
並の奴らは目じゃないぜ!
子分引き連れ、フラフラと、
肩で風切り今日も行く。
東アクロニア海岸付近では、
時折巨大化したコッコーが
見受けられる。
より凶暴な性質なので、あまり
近寄ることはお勧めしない。
「コケーッ!? コーッ!!」
おお、聞こえる……。
各地のクローラーキャリアー達
その喜びの声が……
ふむ、どうやら……
あなたは信頼できそうですな。
ファーイーストシティの北西、
モーモー草原の小高い丘の上に
その人は住んでいる。
パートナー仙人と呼ばれる
その人は基本的には
気難しい人だ。
パートナーたちの喜びの声が
彼の心を開く鍵となるだろう。
「ほっほっ……ほっほう?」
君ぃー冒険者なんだよねぇー!
君はサウスダンジョンの
モンスターを退治してみる気は
ないかねぇー?
サウスダンジョン近くにある
大工場を取り仕切る社長。
サウスダンジョンはいい鉱物が
取れるがモンスターによる
怪我人が続出中の危険な現場。
鉱物が撮れなくなると困るため
今日も冒険者たちに声をかけ、
モンスター退治を依頼する。
「よろしく頼んだよぉー!」
こっちの刀にこの剣の見た目を
融合お願いします!
あら、この剣とても大事に
使い込んだのね。
それじゃあこの剣に新しい
命を与えるわね。
武具融合の技術を持つ
聖女のシマに住むヨーコさん。
昔は彼女のような技術を持つ
「おしゃれ職人」が沢山いた
らしいのだが、いまでは世界で
数えるほどしかいないという。
「大事に使ってあげてね」
闇に囚われし死者達が彷徨う
この地に施された封印よ!
偉大なる魔力眠る紋章紙、
その力用いて我が命ずる!
封印よ! 退け!
……なーんちゃって♪
アンデッド島やアンデッド城の
ようなアンデッド達が多く
出現する地は、簡単な封印が
施されている場所が多く
紋章紙を燃やす事により
封印が一時的に解けるのだ。
「封印解けたかな~?」
焚き火を囲んで温まろう。
人も動物も、区別はなしで。
ここはパートナーの楽園、
純粋な心の持ち主だけが
訪れることが出来る場所。
君の後ろについて、冒険の
お供をしてくれる心強い仲間。
それらの仲間たちを総称して
パートナーと呼んでいる。
モーモーやモモンガをはじめ、
中にはガトリング砲までいる。
「皆、あったかいねぇ!」
「俺は保護者か……それとも」
腹減った、帰れない。
そろそろご飯が恋しいよ。
進み進んで原初の森の、
辿り着いたは奥深く。
辿り着いたはいいけれど……
自分の実力、省みる。
イーストダンジョンの奥に、
怪我をした冒険者がいる。
無謀につっ込んでしまって、
帰るに帰れなくなったそうだ。
仲間も彼を助けることが出来ず
食料の運搬係を募集している。
「おなかすいたなぁ……」
イーストダンジョンの入り口で、
冒険者のお財布のために
お店を開いているの♪
傷を癒やすアイテムは、
冒険には欠かせないでしょ?
今日も無垢な冒険者が
私のお店に立ち寄っていくの。
あなたの命を救うアイテムよ。
このくらいの値段、
どうってことないですよね?
割高なんて気のせいですよぉ。
さぁ、お財布を出してね。
「いっぱい買ってね♪」
「あ~もうっ。は~や~く~」
荷物を引きつつ、少女は焦る。
オーディションの締め切りまで
残り時間はあとわずか。
プラチナキティラーを目指し、
アイドルの卵であるいろはは
オーディションへ走り出す。
寝坊して遅刻しそうで、必死に
走る少女の上で、キティの傘と
ポニーテールが踊っていた。
(C)'76,'10 SANRIO
(C)'09,'10 SW
ハローキティといっしょ!
「歌うことも可愛い物も好き。
好きなことに真剣になるのは、
当然じゃないのかな?」
普段口数の少ない少女が、
珍しく強い疑問を口にした。
「音楽が好き。歌うのが好き。
キティも好き。ただそれだけ」
クールな少女に大量のキティ。
自分に嘘をつかないこと、
それが彼女のスタイル。
(C)'76,'10 SANRIO
(C)'09,'10 SW
ハローキティといっしょ!
「KM86.0(ハロー)、
みなさん、こんにちはぁー!」
ハロティと名づけたバイクを
臨時のDJブースに変形させ、
少女はリスナーに語りかける。
キティラーに人気の番組、
それが86.0KM。
不思議な音のディスクから、
ほんの少しの幸せを乗せて、
あなたの為に放送中です。
(C)'76,'10 SANRIO
(C)'09,'10 SW
ハローキティといっしょ!
「このオーパーツ、クリスタル
のキティ・ヘッドはそもそも
密林の中の隠された神殿に…」
トレジャーハンター、蘭道鈴は
"キティラー・マイスター"と
呼ばれる腕利きである。
誇りと自信にあふれた彼女も、
可愛い小物に目を奪われている
無防備な彼女も、どちらも同じ
彼女の一面なのだ。
(C)'76,'10 SANRIO
(C)'09,'10 SW
ハローキティといっしょ!
「いらっしゃいませ♪
こちらの"きゃわわ♪"
なお花はいかがです?」
突然聞こえる変わった単語、
見れば鮮やか花屋の手前。
花屋の娘の差し出すものは、
綺麗にキティのブーケが一つ。
「お花もキティもデコ盛りで!
あなたもお一ついかがです?」
「きゃわわ♪」は何かと訪ねれば
可愛いこと、だという話。
(C)'76,'10 SANRIO
(C)'09,'10 SW
ハローキティといっしょ!
「あ、メールだ。誰からかな」
茜色の空、遠くに浮かぶ飛行船
箒に吊るしたラジオから、
誰かの歌が流れ出す。
お供の猫が心配そうに
主人の手元を眺めてる。
キティのカバンも心配そうに
空の向こうを眺めてる。
メールに夢中のよそ見運転、
そのまま、何処に飛び込むの?
(C)'76,'10 SANRIO
(C)'09,'10 SW
ハローキティといっしょ!
「皆さんおはようございます」
朝日輝く校門前を、キティの
飾り付けられた二輪車で
生徒会長が駆け抜けていく。
才色兼備・唯我独尊かつ天然。
それでも、皆の為に一生懸命。
キティ型のピコピコハンマーも
皆の為にふるわれるのだ。
でも、会長。校内で二輪車は
校則違反ではないですか……?
(C)'76,'10 SANRIO
(C)'09,'10 SW
ハローキティといっしょ!
いつもの場所でいつもの仲間と
クリスの好みが集まった
お気に入りの溜まり場で
仲間と共に本日のセッション。
今日も楽しく音を奏でる。
キティ柄のコントラバスが
彼のトレードマーク
猫のように笑う青年
クリスは音楽家のたまご
(C)'76,'10 SANRIO
(C)'09,'10 SW
ハローキティといっしょ!
今年もりんごの樹が良く育つ。
高く伸びたら、手が届かない。
そんな時こそ我が家のキティ。
脚立に輝くトレードマーク。
農ドル、山邑カリナの相棒は
キティちゃんをあしらった
四脚の脚立ロボ。
りんごを3つ積み込んで
その10倍詰んでも大丈夫!
とても頼りになる子なのです。
(C)'76,'10 SANRIO
(C)'09,'10 SW
ハローキティといっしょ!
「歌は大好きだけど、喋るのは
あまり得意じゃないんだ」
真剣だからこそ、自分にも
他人にも厳しくなってしまう。
真面目すぎる彼女に、おかげで
同年代の友だちが少ない。
冷たい性格にみられがちだが、
それは、ただ口下手なだけ。
歌に駆ける彼女の情熱は
誰にだって負けやしない。
(C)'76,'10 SANRIO
(C)'09,'10 SW
ハローキティといっしょ!
「ぼくは橘みかん。
魔法使いの学校に通っている
見習い魔法使いだよ」
夜空で出会った少女は、
学生見習い魔法使い。
猫のミミーをお供に連れて、
のんびりフラフラ散歩中。
おっとりぼんやりマイペース、
思い込んだら猪突猛進。
そこも彼女の魅力……かも。
(C)'76,'10 SANRIO
(C)'09,'10 SW
ハローキティといっしょ!
「島で生まれて、海で育って、
島から島の渡り鳥……いや、
渡り猫かもしれませんね!」
キティラーに人気を博す番組
「KM86.0(ハロー)」の
DJを務めるのが、この活発な
元気少女、水無瀬シズクだ。
「この前は、レイン・シティに
行って放送したんですよぉ」
彼女の居場所が放送局になる、
それがKM86.0なのだ。
(C)'76,'10 SANRIO
(C)'09,'10 SW
ハローキティといっしょ!
「さぁ帆を上げて、舵を取れ!
キティの舵輪に誓って、必ず
宝物を見つけ出すのよっ!」
樽に腰掛け檄を飛ばす、彼女は
海賊、マール・キサラギ。
このあたりの海域では、少し
知られた義賊でもある。
足元まで届きそうなふわふわの
ツインテールをなびかせて、
彼女の船は海を行く。
(C)'76,'10 SANRIO
(C)'09,'10 SW
ハローキティといっしょ!
「真宮・エリザベス・つばさと
申します。かたくならずに、
エリーと呼んでくださいね!」
生徒会長にして天才発明家、
エリーの周囲には、常に奇妙な
発明品が置かれている。
みんなの役に立ちたくて、
色々な発明をする彼女は皆の
人気者。けれど……どこか
ズレているのはご愛嬌。
(C)'76,'10 SANRIO
(C)'09,'10 SW
ハローキティといっしょ!
キティ型のポケコンが、
私に朝を教えてくれる。
もう少し寝ていたい。そんな
気持ちも、キティの声で解消。
「そうだ、予定があるんだ!」
あまり表に出さないけれど、
実は大好きなキティ達。
見えない所に忍ばせて、
隠れキティラーの装備は完了。
恋の悩みの相談は、ミラクル・
キューピッドにお任せよ!
(C)'76,'10 SANRIO
(C)'09,'10 SW
ハローキティといっしょ!
キティラーにして農ドル、
山邑カリナは、牧歌的で
のんびりとした女の子。
キティちゃんグッズと農具の
取り合わせも彼女の魅力。
人間だって、動物だって
彼女に夢中なのです。
彼女の身を飾るのは、大量の
赤いリボン。いくつリボンが
あるか、君にはわかるかな?
(C)'76,'10 SANRIO
(C)'09,'10 SW
ハローキティといっしょ!
スナップショットをパシャリ。
驚いたように顔を隠す少女と、
笑って受け止める少女。
青と白の猫耳フード付コート。
物怖じしない、青コートの桃。
白コートの咲希は対照的に、
桃に隠れるように寄り添う。
じゃれあう子猫のような二人を
つないでいるのは、強い友情と
幸せを呼ぶ小さなキティ。
(C)'76,'10 SANRIO
(C)'09,'10 SW
ハローキティといっしょ!
「名前はクリストファー。
皆からはクリスって呼ばれる」
人懐っこい笑みを浮かべ、
猫のように笑う青年は
帽子を取って挨拶する。
クリスの秘密。
キティ大好きのキティラー男子
ファッションにはコッソリと
キティモチーフを取り入れて
ファッションも楽しんでるよ♪
(C)'76,'10 SANRIO
(C)'09,'10 SW
ハローキティといっしょ!
一流の商人になるために
商いの書類とにらめっこ。
まだいっぱいあるのに……
積み上げられた書類にため息が
出てしまう。
そんな商人修行中のマーシャを
癒してくれるのは手作りの
「エミルの人形」。
修行の合間に人形を見ると、
もっと頑張れる気がするの。
背筋を伸ばしたマーシャは、
机に向き直ると書類との
にらめっこを再開した。
「エミル……私、頑張るよ!」
辺りの空気を貫く射撃音。
頬を掠めるように飛んでいった
弾丸に思わず足が竦んだ。
ドミニオン世界の軍艦島の
奥深くで再会した謎の少女は
銃口をこちらへ向けて微笑む。
その表情に疑いは無い。
少女の背後に佇むマザーを
護るためなら向かい来るものは
彼女にとって全て敵なのだ。
竦んだ足を踏み出せない。
「邪魔をするなら排除する。」
マリオネット・ゴーレムたちの
短い生命を救う何かを探しに、
この世界のどこかにあるという
「天まで続く塔」を目指して。
世界の隅から隅まで冒険したい
そう言って、長い冒険の旅に
出てしまったハレルヤを
どうか責めないでね。
リタの胸に飛びこんで、
涙が枯れるまで泣き続けた。
「何でも勝手に決めないでよ!
ハレルヤの分からず屋……っ」
塔へ行く日、故郷の木の下で
さみしいと泣いた恋人に
懐中時計の針を預けてから、
時間は止まったまま動かない。
事故で失った命の時間。
けれど、針の無い懐中時計は
まだ時を刻むことができる。
彼女はまださみしいと
泣いているのだろうか?
彼女はまだ懐中時計の針を
失くさずに持っていて
くれているだろうか?
「これを……、彼女に……。」
モーグにある荒廃した孤島に
堂々とそびえ立つ光の塔。
圧倒する佇まいに
冒険者は塔を仰ぎ見た。
機械時代のまま時が止まった
塔の中で、迫り来る機械たちを
なぎ倒す。
軋む階段を慎重に登り、
ようやく辿り着いた屋上では
タイタニア世界からやってきた
未知のモンスターが冒険者を
待っていた……。
「行くぞ、油断は禁物だ……」
怖くない。
寂しくない。
私があなたに憑いていることは
もうできないけれど、
あなたを大切に思っている人が
ずっと側にいてくれる。
だからと言って、
私はあなたのことを忘れない。
あなたのことが大好きです。
あなたのことを見守り続ける。
「お父さん、あのね」
「なんだ?リロ。」
ゆったりとした時間が流れる
トンカの町の平和を守るため
警備ロボは今日も町を巡回中。
何か事件が起こる前に、
内蔵されたミサイルの銃口を
向けて、片っ端から職務質問。
巨大な警備ロボに見下ろされて
冒険者も困り顔。
立ち止まれば次々に警備ロボが
集まってきてしまった。
なんて答えたら、
開放してくれるの?
「職務質問デス!」
この子はギガントっていう
「光の塔」のモンスターダヨ!
アタシが改良したから
怖がらなくても大丈夫ダヨ!
「!」
近ヅク者ハ全部、敵……!
ソレ以上、近ヅイタラ攻撃スル
わ~、ストップ!ストップ!
いったい、どこが悪いんダヨ?
今度はどこのスイッチが悪さを
しているんダヨ!?
「ちょ、待っ…ストップ~!」
西の孤島にそびえる光の塔。
屋上ではタイタニア世界から
降りて来たアルケーが、
大きな翼で悠々と飛び回る。
目を付けられたら最期。
怪しげな姿から放つ強力な
エナジーストーム
相手を不利な状況に陥れる
ヴァニッシュメント
リフレクション
百戦錬磨の冒険者さえも
階下へと後退してしまう。
「エナジーストーム……!」
飛空庭の組み立て作業は
いよいよ大詰め!
マイスターウィルが、
いい飛空庭を作れるように
手伝いハレルヤは、今日も
台車を押す。
次に必要なものは何だっけ?
ふむふむ……
次にダンナさんが使うのは、
この家具とこの材料と……
よし、準備でーきたっ!
「ダンナさーん!
ここに置いておけばいーい?」
神々が作った天へと通じる塔が
この世界のどこかにあるという
古き古き言い伝え……
天へは届かなかったけれど、
エミルの民が塔をまねて作った
タイタニア世界に近い場所。
タイタニア世界から舞い降りて
来たというモンスターたちは、
どうやって、この世界に
やって来たのか。
届かなかった世界へ、
想いを馳せる。
「これもタイタニア世界の?」
ピーノ人形の故郷・トンカ。
エミルとマリオネットが
共存して暮らしているこの町に
「エミルになりたい」という
ピーノの夢を叶える手がかりは
果たして、あるのか。
エミルになった姿を想いながら
穏やかな木漏れ日の下で、
気持ちよさそうに眠るピーノに
少年は優しく微笑む。
ピーノの夢を叶えてあげたい。
そして、少年は小さく呟く。
「エミルになれるといいな。」
マリオネットとエミルが
共に暮らす穏やかな職人の町。
トンカシティの平和は、
我らドールズ軍が守るのよっ!
平和のための訓練に
気を抜いてはいけません。
平和のために根性よ!
訓練を怠らないで!
敵の兵士がマリオネットに
憑依をしてきたら、
精神を統一し、強く相手を
否定しなさい。
「訓練の邪魔!ファイトー!」
トンカ庁舎に集まった
バックパッカーマスターの
代理たちは各マスターの決め方
に驚いている様子……
「持ち回りの当番制で~す~」
「手を血に染めて…選挙よ」
「うちは、普通に指名制だ」
「力を振り絞って気絶するまで
"DO GE ZA"合戦をして、
根性と熱意と岩に対する愛情を
アピールするんだ!」
「タタラベってすごいね……」
光の塔を優雅に彷徨いながら
キラキラとした光を散らす。
黄金のすらりとした身体から
繰り出される強力な雷撃。
じりじりと相手を追い詰める
サテライトエウロパ
一直線に襲い来る雷撃
サンダークランク
捕らわれたら最期。
次の雷撃が迫っている。
さぁ、狙いを定めて……
「…ふふふ…サンダーボルト」
トンカの個人工房で働いている
リディアの助手とリタの助手が
昼下がりに工房の外で、
お茶をしながらホッと一息。
若いけれど腕の良いリタの事を
自慢するリタの助手の隣で、
リディアの助手は、
自分を作ってくれたリディアの
機嫌を心配していた。
「リタは、ベリル作成に関して
世界一なんですよ!」
(リディアの機嫌は、
直ったでショウカ……?)
マーチャントギルド総本山と
モーグの利権を独占する大富豪
ディアマントの名を聞いたこと
の無い者はアクロニア大陸には
いないだろう。
光の塔へ行きたいのなら
マーチャントギルド総本山へ。
お客様の身長と体重を計算して
頂きますと航空券の料金は……
でも、今日だけは特別に。
お客様だけ特別に、半額で
ご提供させて頂きましょう。
「今だけのチャンスですよ!」
ガーデンマイスター・ディアの
飛空庭講座を受けながら
飛空庭の運転手に憧れる少年は
自分の飛空庭を思い描く。
赤い屋根の小さな家と
生い茂った大きな木。
立派な噴水の側には
ロマンチックなベンチと
ガス燈があって……
青く澄み渡った大空を、
知らない街まで飛んでいく。
「エンジンの仕組みはね……」
(テーブルセットも良いなぁ)
シュタイン博士の桃色秘薬で
エミル族の姿になった杏。
男の子なのにセーラー服まで
着させられ、自分が一体どこへ
向かっているのか不安そうな
杏に声を掛けた。
杏くん。
聞き慣れた声に嬉しそうだ。
可愛いね。
顔を真っ赤にして、照れてる?
女の子みたいだね。
すると、杏は悲しそうに呟く。
「ボク、男の子だよぅ……」
アトラクションゾーンの片隅で
山のようなコインの魅力に取り
憑かれた少女・フーカ。
フーカは蕩けたような表情で
コインの山に手を伸ばした。
そんな彼女のもう片方の手には
虹色に輝く宝石が……
「機嫌の良いワタクシは、
この宝石を特別に、大特価で
アナタ様に提供致しますの。」
その代わり、要求されたのは
彼女を魅了するコイン一万枚。
大きな紫色の鬣。
紫色の鱗に覆われた体。
天まで続く塔に降り立つという
ザ・ルーラー・オブ・タイタニア
人間が計り知れるものではない
その圧倒的な強さは、挑んだ
冒険者に恐怖を植え付け、
二度と剣を握れなくさせた。
何度も何度も。
竜に敗れた仲間の仇を討つため
冒険者は塔の扉の前で
「降竜石」を掲げる。
マイマイ島にある機械時代の
建造物・マイマイ遺跡。
たくさんの人が巡礼に訪れる
この遺跡の奥深く……
遺跡の調査をしていた冒険者の
前に現れたパーティザン。
蒼く揺らめく炎のような鬣。
黒い体がふわりと浮いて、
高所から繰り出される強力な
技の数々。
激闘の末に手に入れたのは、
パーティザンが守っていた
「天まで続く塔の鍵」
マーメイドたちの聖域
ウォーターレイアー島の洞窟。
マーメイドたちの間に伝わる
言い伝えの通り、初めて見た
「塔から現われた者」に
マーメイドたちは警戒心を
露わにして、威嚇をする。
敵ではないと、マーメイドたち
を安心させるにはどうしたら
良いのだろうか……?
「よそ者を快く思っていない。
長居はしない方がいいわよ。」
物語とリンクした夢の世界へ。
それは、悪い魔法使いに
さらわれた可哀想なお姫様を
救う勇者の冒険談。
見覚えのある少女たちに
出会いながらたどり着いた館には
空色の髪をした「魔王」が
勇者の前に立ちはだかる。
「勇者よ、
よくぞここまで辿り着いた。」
(さあ、かかってきなさい!)
大切な人を失って、
大切な人を失いそうで。
マールおばあちゃんのこと
絶対に忘れない。
これからは新しいご主人様の
ことをもっと知りたいの。
小さな姉妹に圧し掛かった
出来事はあまりにも重い。
それでも姉妹は手を繋いで、
試練へと挑んでいく。
「お願い……、起きて!」
「ん……、起きてよ……」
めんこいマーメイドちゃんと
あんなことや……
こんなことや……
マーメイドを見つめ続ける男
マスター・タートル。
彼のマーメイドちゃんとの夢は
止まることなく広がり続ける。
そんな妄想に浸りにやける男を
カメは何とも言い難い表情で
見上げていた。
「ふぉっふぉっふぉ。
マーメイドちゃんはえぇのう」
「…………。」
穏やかなウォーターレイアー島
に悠々と住まう石亀様は
島中のカメたちの長である。
大きな体で、高所にある餌を
仲間のカメたちのために
採ってやる。
頑丈な甲羅で身を守り、
仲間のカメたちを守る。
石亀様がいるから
ウォーターレイアー島の
カメたちは安心して、
暮らすことができるのだ。
唯一、バオバブの木が群生する
バオバブの森で活動している
森のギルドの一員・リーナ。
森の奥のシャーマンの村から
修行に出てきている子どもたちを
見守りながら、穏やかな時を
刻んでいるバオバブの森で
愛する自然を守っている。
リーナの優しさを感じたのか、
凶暴なバルルもリーナの掌を
幸せそうに受け入れてしまう。
「私がこの森を守るからね。」
マイマイ遺跡へ足を踏み入れた
冒険者は微かに聞こえるハープ
の音色に耳を澄ませた。
マイマイ遺跡の内部で、
オキュペテーは侵入者を
鋭い目つきで威嚇する。
ハープの音色を聞いたら最期。
オキュペテーを追い払おうと
足掻けば足掻くほど、
オキュペテーは仲間を呼んで
侵入者を取り囲んでいく。
「ディープフォレスト……」
急上昇!
急降下!
スピードと防御が自慢なのだ。
針に加えて、闇の魔法を操る。
昼も寄るもワタシに敵う者は
いないのだ。
急上昇!
急降下!
受けてみよ!この鋭い針から
何人たりとも逃がさない。
「ブランディッシュ!!!」
マンドラニンジンたちと一緒に
ガーデナーギルド自慢の庭を
今日も丹念に手入れをする。
きらきらと太陽の光を受けて
水をたくさん掛けてもらって
花たちもどこか嬉しそう。
「植物が喜んでくれる……
それは、ガーデナーの腕の
見せ所なんだよ。」
「そうですね、マスター。」
ガーデナーギルドの庭には
色とりどりの花が咲き誇る。
どんよりとした曇り空。
バオバブの森を住処にしている
モンスターたちが一匹も姿を
現せない程の不穏な気配。
地響きのような唸り声。
バオバブの森は静まり返り、
大地を揺らす足音とともに
現したマザードラゴの姿に
誰もがおののく。
ワイルドドラゴたちが守りを
固め、マザードラゴは縄張り
を侵した者を排除しようと
さらに炎の威力を高める。
諜報活動を専門とするコマンド
毒蛇のアメリア。
ギルド評議会からの命により、
全世界を巻き込む大戦争の火種
になりかねない超兵器の存在を
混成騎士団よりも先に突き止め
破壊する任務を負う。
視線の先の海はこんなにも
穏やかなのに、どうして世界は
殺伐としているのか。
憂う彼女の視線の先には
いったい、どんな未来が映って
いるのだろうか。
何百年、何千年。
閉ざされていた天まで続く塔の
扉が地響きと共に開かれた。
遺跡ハンターを自負する彼が
見たことも経験したこともない
未知の世界への第一歩。
緊張の一瞬に、強張る表情。
彼の眼鏡のレンズには、
一体、どんな世界が映るの
だろうか……。
彼は砂煙の向こう側へと歩く。
扉の向こうに見える世界へ。
ようやくブリーダーに転職した
アークはパートナーを
自慢したくてイオンたちがいる
マイマイ島にやってきた。
しかし、イオンの横には
優れたブリーダーに与えられる
ダークドラゴの姿が……
パートナーの自慢が
できなくなってしまったことと
どんどん先を行くイオンの
充実ぶりが許せなくなった
アークは金狼の「金」と
白狼の「白」を従えて
武器に手を掛ける……
「問答無用!行くぞ!!」
急遽、舞い込んできた凶報。
ベリアルとルルイエの故郷が
危機に瀕しているという……
戦争状態のドミニオン世界では
自分の身は自分で守る覚悟が、
必要とされる程、危険なのにも
関わらず、エミルとマーシャは
彼らの帰還に立ち会った。
「困ったときはお互い様よ。」
「僕らも力になりたいんだ。」
仲間の力になりたいから……。
再確認された固い絆。
不安定に灯る街灯の下。
ウェストフォートに陣を構える
レジスタンスの一員である
エイダは、この世界を思う。
(あたしが戦って、この世界は
本当に救われるの?)
果ての無い戦いに倒れていく
仲間を見届けてきたエイダの
心中は複雑であった。
迫る刃を避け、剣を振るう。
憎きDEMから自分たちの世界を
守るために彼女は戦う。
要塞都市・ウェストフォートは
天まで続く塔からかなりの距離
があり、道中も危険だ。
ドミニオン傭兵の女性がバイク
に跨り、声を掛けてきた。
「ウェストフォートまで、
連れていってあげようか?
ガソリン代はもらうことに
なるけど。」
ガソリン代を支払い、後部の
シートに座ったのを確認すると
女性はアクセルを踏み込んだ。
暇を持て余すエミルドラゴンは
くじら岩の最深部で、
訪れた冒険者に向かって
気さくな口調で言う。
「俺の暇つぶしに
付き合ってくれんかね?
やり方は簡単!
俺と戦うだけ!」
エミルドラゴンとの戯れは、
いつしか彼の心に火を点す。
「生半可な気持ちじゃ
苦労するぜ?」
闇の精霊の言葉に導かれて、
砂塵が吹き荒れる夜の砂漠へと
やってきた冒険者の前に現れた
ドミニオンドラゴン。
力があっても世界は変わらない
と、彼女は言う。
しかし、力に溺れない覚悟が
できているのならば力を与える
とも彼女は言った。
「汝の強さ、
我に見せてみよ。」
冒険者は武器に手を掛けた。
「わたしに何か意見をする
前と後に必ずサーと言え!」
鬼教官・グンバールの怒声は
ウェストフォートの街に響く。
至らなければ容赦なく、
ハリセンが飛んできた。
訓練生たちの胸に秘めた思いを
達成することができるように。
厳しい訓練もまた愛なのだ。
「わかったか!プルルども!」
「サー、イエッサー!」
「……ちょっと、おいたが
過ぎましたわねぇ……。」
白から感じるただならぬ
プレッシャーに
ヴァニー1号の表情が
どんどん引きつっていく。
くるりと振り返り、白は
妹達に目を閉じるように
お願いをすると、
ヴァニー1号へ向き直った。
「……ウサギさん。
あなたに忠告があります。」
ドミニオン世界の荒野、
天まで続く塔の島のテントの
裏にひっそりと置かれた、
ダンボール箱。
もういない主の姿を探して
鳴き続けた緑の消えそうな
魂をかき集めた。
もう一度、主の姿を探す。
だけど、探している人の姿は
何処にもなくて……
「お願い……
確かめたいことがあるの。」
激しさを増すDEMの攻撃。
住んでいた街を追われた
難民の姉妹は今日も不安な
夜を迎える。
穏やかに眠る妹を見つめながら
姉は眠れないでいた。
ウェストフォートへの道中は
決して安全ではない。
両親をDEMに殺され、
幼い妹を守れるのは自分しか
いないのだ。
「この子はわたしが
守ってみせる、必ず……。」
様々なキノコから採取した菌を
材料にして、キノコの妖精を
作るのじゃ!
そうすれば、きっと妖精の力で
キノコが毎日食べ放題……!!
キノコ食べ放題の野望のため、
シュタイン博士は研究室で
黙々とキノコの菌を採取する。
「……ふふふ……これで、
キノコ料理を網羅できる!!
わしはなんて天才なんじゃ。」
博士の研究は今日も続く……
ECOタウンで悪さをしていた
ウサギを追いかけて飛び込んだ
夢幻世界。
「……おやおや。
ようやくお目覚めしたかね?」
ヴァニー1号は、冒険者を
出迎えると悪い笑顔を浮かべて
趣味や好きな食べ物、
好きな場所などについて
小一時間ほど質問をしてきた。
「……最後に、何か言い残す
ことはありますかな?」
来るDEMとの戦いに備え、
強い戦士であることを求めよ。
戦の調律者はドミニオン世界で
繰り広げられるチャンプバトル
のWRPランキングを管理する
ことで、DEMの力を凌ぐ
ヒーローの存在を待っている。
都市攻防戦の激戦で活躍し、
ドミニオン世界を救う
ヒーローの存在を……
「この世界を取り戻すために
我々の力となってほしい。」
ドミニオン世界に着いた
冒険者たちを迎えたのは
フシギなリンゴ。
マリュスはいつでも3つで1つ。
移動する時も、
攻撃する時でも、
ずっと3つで1つ。
見た目に誘われ、手を伸ばせば
驚くほどのジャンプ力で。
渾身の体当たりをしてくるぞ。
見た目にだまされないで!
ドミニオン世界の荒野を
飛び回るリンゴには要注意!
「ECOタウン専用の通貨、
ecoinはこちらで
お引き換えです。」
美しい女性がカウンター越しに
Goldとecoinを
引き換えて……
「引き続き、ECOタウンを
お楽しみ下さい!」
凛とした爽やかな声が、
ウェルカムセンターに響いた。
さあ、何をしようかな?
「とうちゃん!おいしいね!」
「それは、よかったっぺ。
冒険者さんに感謝するっぺよ」
赤紫色のギトギトお肉に
かじりつきながら、
ブラフスキー一家は焚き火を
囲んでいた。
「ぼく、おもちゃがほしい!」
マリオネットとして旅をして
少しだけ引っ込んだお腹を
さすりながら、ブラフスキーは
息子たちに優しく微笑んだ。
今日はどこで寝ようかな。
お気に入りの枕を片手に
上へ、下へ、右へ、左へ……
昨日はどこで寝たっけな。
お気に入りの枕を片手に
西へ、東へ、南へ、北へ……
枕はいつも持ち歩いているから
寝不足になんて悩まされない。
安眠のためならバクバクは、
お気に入りの枕を振り上げて
敵を悪夢へと誘ってしまう。
「ララバイ」
「俺は今、良質の素材を
探すので忙しいんだ。」
世界一の武器を作るため
ハガンは良質の素材を求める。
竜玉、虹の糸、竜鱗……
どこで手に入れたか、
どんなことはどうでもいい。
良質の素材と手間賃があれば
世界一の武器を作ってやろう。
どうだ、この素材たちを使って
武器を作ってみないか?
タイタニ世界から切り離され
孤立したECOタウン。
この身が既に滅んでいたとしても
その原因であろうクジラを調べ
真実を見極めるとハーシェルは
心に決めていた。
「それが俺の信念だからな」
しかし、そうしている間にも
時は刻まれていく。
タイタニアビーチの桟橋に立ち
ハーシェルは、この世界の
時が経つのを待つ。
「ようこそ、ECOタウン……
って、あれ、え、うそ!?
キミ、どこから来たの?」
ECOタウンのドアマンは、
じっと冒険者の顔を見やる。
建物の中へと入ろうとしても
なんだか背中に視線を感じる。
「ここは、閉ざされた街
ECOタウンだよ。
キミもくじらに飲まれたの?」
この街には、冒険者でさえ
訪れるはずがないのだ。
指揮系統を統括する「頭」
X-1はマザーの候補。
それを支え補助する「衣」
DEM-S・Fireの
忠誠心は誰よりも厚い。
優秀な「頭」と賢い「衣」
二人の作戦に隙などない。
ドミニオンたちを殲滅するため
「手」「脚」「体躯」とともに
戦場を駆け抜ける。
その姿は、まさに威風堂々。
「さあ!わらわに従え!
勝利をこの手に得ようぞ!!」
一緒に冒険へ出かけるのは誰?
次々に立候補する妹たちを
ネコマタ白とネコマタ黒は
見守っていた。
「主を困らせてはダメだろ?」
黒の一言に騒いでいた妹たちは
言い争うのをピタリとやめた。
「黒さんの一言はお父さん
みたいな貫禄がありますね。」
「お父さん言うな!」
「あら、似合ってますよ♪」
「…………。」
眼前にはモンスターの群れ。
背後にはダンジョンの壁。
この状況を切り抜けるには、
かなりの苦戦が強いられる。
「主、加勢しようか?」
視界の隅で刃が閃いた。
ネコマタ黒が構えた剣の
切っ先は、モンスターの
群れへと向けられた。
「大丈夫……
落ち着いて相手をすれば、
絶対に帰れるから。」
通り掛ったタイタニアビーチで
ネコマタ白が立ち止まった。
ECOタウンに向けられた
視線にこちらも足を止める。
ECOタウンで過ごしていた時
を思い出しているのかと、
顔を覗き込むと、ネコマタ白は
ECOタウンから目を逸らす。
タイタニアビーチを見下ろす
不気味なくじら岩を背にして、
一つ深めの呼吸をした白は
ふわりと微笑む。
「くじら岩に行くのでしょう?
気を引き締めなくてはね。」
作戦を立案し、決断を下す。
マザー候補の指揮官「頭」
それぞれのパーツをわが子の
ように大切にしていたX-1
彼女はイレギュラーだった。
味方から攻撃され、排除された
X-1は信じるものを失った。
そして、全てを否定することで
自分を保とうとしていた。
どこでもない世界の片隅で、
「攻撃衝動」の彼女は、
大切な箱庭を守り続けていた。
「自己破壊衝動」の彼女は、
冷たい瞳で箱庭を眺めていた。
視線を感じて振り返ると、
小さく笑ったネコマタ桃が
こちらをじっと見つめていた。
「ご主人と会った時のことを
思い出したの。」
取り憑いてしまったネコ魂を
祓うために奔走していたのに、
結局はネコマタ桃と一緒に
いることを選んだあの日……。
袖を引かれ視線を戻すと
ネコマタ桃はふわりと微笑む。
「ご主人、ありがとう。」
潜入や諜報活動をする「体躯」
強行偵察中に友軍とはぐれた
FM7777は単独で行動を
している最中、一匹の犬を
見つけた。
初めはFM7777のことを
警戒していた捨て犬だったが、
伸ばされた彼女の手を
次第に受け入れてくれた。
きっと指先が触れた瞬間に、
監督役のDEMから聞いた
「かわいい」という感情を
理論で理解はできなくても
感じることはできていた……。
状況を判断し、伝える「衣」
参謀としての役割を担っていた
DEM-S・Fireは、
イレギュラーとして「頭」や
その部下である自分たちが
排除される運命にあると知り、
大きな手柄を上げるために
仲間を率いてノーザンへと
侵攻した。
……結果は散々であった。
木津月、仲間を失った。
極寒の迷宮で薄れていく意識。
女王に与えられた「種」を
芽吹かすこともできずに……。
「おかえりなさい、ご主人!」
「ん……おかえりなさい。」
ネコマタ胡桃と若菜に笑顔で
出迎えられた。
二人で遊んでいたの、という
報告を受けながらぐいぐいと
腕をひかれる。
「どこに行ってきたの?」
「おはなしきかせて~♪」
可愛いぬいぐるみよりも
ご主人の冒険譚が大好きな
二匹なのでした。
満開の桜の木。
穏やかな時の流れ。
「ぬし様……菫姉さま手作りの
さくらもちでございます。」
ネコマタが藍がくれた桜餅は、
とても美味しかった。
ありがとう、とお礼を言うと
ネコマタ藍は嬉しそうに頬を
染めた。
もしかして、藍も菫と一緒に
さくらもちを作ってくれたの?
そう尋ねると、ネコマタ藍は
照れくさそうに小さく頷いた。
露店に並ぶ品物を見つめる
ネコマタ山吹の目は真剣だ。
アクロポリスの露店で品物を
隅々まで見て回ると、ネコマタ
山吹はふむ、と考え始めた。
「せやなぁ……
もう少し高くしても
バチ当たらんと思うよ?」
ネコマタ山吹の細かな計算を
元に並べた露店の品物は完売。
潤沢な利益をもたらした。
「な!うちの言う通りやん♪」
快晴のトンカに浮かぶ飛空庭。
ここから何処へ出かけようか。
ネコマタ茜は手を広げて言う。
「アイアンサウスもいいけれど、
アクロポリスも捨て難いわ。」
これから出掛ける世界に
きっと涙の別れをした友達も
いるはずだから。
冒険が楽しみで仕方がないの。
何処にでも私を連れて行って。
「アンタの好きなところで
いいわよ、付いて行くから!」
アクロポリスへと続く街道。
モンスターとの戦いで疲れた
体を労るように寄り添って
歩くネコマタ菫が心配そうに
顔を覗き込んできた。
「大丈夫ですか?
そろそろ休みましょう。」
大丈夫、と答えたがネコマタ菫
の表情は変わらない。
どうしたら大丈夫だって信じて
もらえるだろう……。
「無理しないでくださいね。」
青空に負けないくらい鮮やかな
空色の髪がふわりと風に舞う。
飛空庭の縁に立ちネコマタ空は
くるりとこちらに向き直った。
これから挑むダンジョンのこと
を考えていたのだろうか、
どこか落ち着かない様子だ。
すぅと深呼吸をしたネコマタ空
はグッっと拳を握り締めている。
「いざゆかん!」
頼もしい掛け声とともに
ダンジョンへいざゆかん!
ある日、アクロニアの平原で
ネコマタ杏はプルルと出会う。
そういえば、
プルルってどんなやつ?
平原を跳ね回っていて、
そんなに強くない。
ボクでも倒せるそんなやつ。
魔法は使えるのかな?
必殺技とかあるのかな?
好奇心を掻き立てられ、
プルルに視線を合わせるように
寝転がると「ねぇねぇ」と
1体のプルルに声を掛けた。
見渡す限りの砂漠の向こう。
桟橋が指し示す先に、
ともに旅をした彼がいる。
思いを馳せれば馳せるほど
胸がぎゅっと締め付けられる。
黒姉さんと一緒に作った
彼のお墓を確かめたい。
彼を殺したDEMと共に
行ってしまった姉さんに
会って真意を確かめたい。
「…お願い、
確かめたいことがあるの……」
前線を蹂躙する「腕」
精鋭部隊として作られた
DEM-レッドハンドは
闘いの最前線で闘い続けた。
地下通路に取り残されても
回収されることがなかったのは
戦力的価値が下がったからか。
ならば、価値を上げればいい!
もっと強く! もっと高性能に!!
価値を高めれば、また必要と
されるに違いないのだ。
「貴様等を叩き潰シテ、
ソノ事を証明シテヤル!」
世界の機械化と構築を行う
「脚」TOPARTSは、
光の塔の地下で独りになっても
命じられた作業をずっと
続けていた。
そんな彼女の前にケガをした
老人が現れた。
彼女は咄嗟に老人の眼鏡を隠し
DEMであることを伏せながら
老人と接し続けた。
やがてケガが癒えた老人は家族
が待つ地上へと戻っていった。
眼鏡は返せないままだった。
熾烈さを増すDEMとの戦い。
ウェストフォートを守るために
立ち上がったレジスタンスを
率いるのは二人の兄弟。
銃を構える兄は仲間を信じ、
怯えずDEMに立ち向かう
レジスタンスリーダー。
その弟のベリアルは冒険で
知り合った仲間たちと共に
戦いへ身を投じていく。
偉大なる戦士オリアスの血を
引くことを誇りに、兄弟は
親しい人達と故郷を守る。
「心」などという曖昧な物が
機械種族の存続と繁栄や
次世代を担うDEMの創造に
何の意味を持つというのだ。
「心」が機械種族の目的を
拒むのならば、「心」をは
機械種族にとって何の利益
にもならないものだ。
倒れるわけにはいかない。
機械種族のために。
自分自身のために。
「賢いお前なら解るだろう?」
「やはり私は、……
不幸を運ぶ
黒猫なのか……。」
過酷な願いを心に秘めて、
ネコマタ(黒)が辿った軌跡。
二度目の別れが恨めしい。
「『幸せ』と『不幸』が
どんなものかは分からない。
でも黒といる時、……
僕は満たされていた……。
黒はこんなにも
弟妹に想ってもらえて
幸せ者だな。」
夜闇に花が揺れる。
「いらっしゃいませ~♪」
エル・シエルの下層で
冒険者さんたちのために
お店を開いているのよ。
欲しいものはあった?
倉庫も銀行も提供するよ!
みんなの役に立ちたいの。
何か困ったことがあったら
わたしが協力してあげるね♪
タイタニア世界の冒険で
足りないものはない?
「また来てね~♪」
軍艦島の地下にある大水路を
進んでいくと、DEMたちが
拠点にしているかつての都市、
旧アクロポリスに辿り着いた。
DEM-エレファントの
背中に搭載されたブーストは
目標との距離を一気に縮めた。
厚い装甲は武器を諸ともせず、
火力の高い武器から放たれる
チャージショットに
皆の足が竦んでしまった。
旧アクロポリスの奪還には
DEM-エレファントの
攻略が急務となった。
滅多に入手することができない
「メダリオン」の希少価値は
とても高い。
黄金を縁取る上品な白銀は
この世のメダルで最も美しい!
どうすれば入手できるのか
と、頭を悩ませていると
見慣れない冒険者が
メダリオンを持って私の前を
通り掛かった……!!
私は迷わずこう言った。
「私の今の所持金と引き換えで
それを譲ってくれないか?」
天まで続く塔の島に
停泊しているマーメイドの船。
タイタニア世界の大海原。
地平線の彼方に孤島が見えた。
その孤島に大冒険が待っている
そんな気がしてならなかった。
船を貸してくれないか、と
マーメイドに尋ねると
不思議そうにしながらも
船を貸してくれた。
孤島を目指して、冒険者は
大海原へ繰り出した!
「タルパ、穴掘る得意!」
軍艦島の地下に掘られた
レジスタンスの新たな拠点。
地下大水路の突き当りから
旧アクロポリスへの横穴は
全部タルパが掘ったもの。
自慢のスコップを振り上げて
ざくざくと土を掘っていく。
「みんなタルパ、掘ったよ!
タルパ、レジスタンスよ!」
誰よりも根気のある
レジスタンスの一員だ。
忘却の庭園を気だるそうに
飛んでいるノーブルインス。
その滑稽な姿からは想像が
できないアクアウェーブで
壁際まで相手を押し流す。
近付こうとするたびに
繰り出されるアクアウェーブ。
地道に与えたダメージを
ヒーリングで回復されて、
戦いを長引かされる。
次第に周囲のモンスターが
集まってきてしまった……!
「アクアウェーブ」
ふわふわ、ゆらゆら。
バルーンピッグーは
東アクロニア平原を
風船みたいに漂う。
ふわふわ、ゆらゆら。
東アクロニア平原の
木陰から鼻先が覗く。
ふわふわ、ゆらゆら。
陽の光を反射して、
金色のクラウンが
辺りを眩しく照らす。
ふわふわ、ゆらゆら。
ふわふわ、ゆらゆら。
DEMの攻撃を受けて
ボロボロになった体を
横たえる男の傍で涙を
流す一人の少女。
痛みに耐える兄に手を
差し伸べることも抱き
つくこともできない。
兄妹で過ごした日々は
かけがえのない思い出。
もう二度と戻ることが
できない。
「またいつか、会えると
いいな……みんなと……。」
照りつける太陽の下。
テクテクと歩くマタンガの
視線が一人の冒険者を捉えた。
すぐにくるりと方向を変え、
マタンガは想像を超えるほどの
スピードとジャンプ力で
冒険者を追いかけ始めた。
土を踏みしめ、草を蹴り上げ、
逃げる冒険者に付きまとう。
ECOタウン跡地から
エル・シエルに向かう道中は
きのこだと思っても油断大敵。
マタンガにはご用心。
外来種の草によって崩れそうな
鎮守の森の生態系を守るため、
モーランは東アクロニア平原に
やってきた。
東アクロニア平原では、
蝶が舞い、色とりどりの花が
風に揺れている。
故郷の鎮守の森と思わず比べて
しまい、お使いモーランは
バックパッカーたちに訴えた。
「ボキ達のこきょ、たいへん!
せたいけ、くずれる、
ダメ!」
「遅いっ!!遅すぎる!!」
階段を上がった木のところで
待ち合わせという約束を守り、
クラウスを待っていたミーシャ
だったが、クラウスはなかなか
現れない。
短気な性格も災いして、
ミーシャの苛立ちも最高潮だ。
一方で、クラウスは階段を
挟んだ木の下でミーシャが
来なくて弱気になっていた。
「ついに嫌われたかなぁ……」
エル・シエル上層階の塔を
警護するエル・シエル兵士。
塔に立ち入ろうとする者は
何人たりとも許さない。
「ここから先は
立ち入り禁止区域だ!」
どんなイレギュラーが現れても
エル・シエルの街や塔、そして
タイタニア世界を守るために
厳しく鋭い眼光で立ち続ける。
300年以上、塔を守り続けた
プライドに賭けて。
レジスタンスとしての戦い方。
それは何も戦地に赴いて、
剣を振るうことだけではない。
「私たちは私たちなりの方法で
戦っているんです。」
彼らの剣は「知識」。
分厚い参考文献を開いて、
持っている知識をフル活用して
戦士たちのバックアップをする
ことが彼らにできる戦い方。
積み重ねてきた知識で
世界を、人々を救いたい。
さすらいの吟遊詩人は
街の片隅でギターを弾く。
多くの人は歌う彼を見て、
「不謹慎」だと言った。
それでも彼は語り続けた。
残酷な事実を後世に伝え、
悲劇を繰り返さないよう
願いを込めて。
失われてしまった全てのものが
この世界に存在していたことを
忘れないために。
彼は歌い、奏でる。
「改造……もとい治し甲斐の
ありそうな元気な
患者だねぇ」
「あまり若い子をからかわない
で下さい。」
腕は確かなのに患者をからかう
悪い癖のあるドクターに
すっかり怯えてしまった患者を
落ち着かせながらナースは
ドクターに注意した。
それでもからかうのを止めよう
としないドクターにナースは
深いため息をついた。
パーティ準備のお手伝いに
集まった商売を生業とする
少女たちはクラッカーを作り
ながら、殺風景な部屋を
見回した。
「ねぇ、飾り付けしない?」
「それは良い考えね。
サービスということで……。
是非、ご贔屓頂きましょう。」
「えっ、もうクラッカー
作り終わったの?」
せっかくのパーティ、私たちが
楽しいパーティにしてあげる♪
緑盾軍が行っている
アンデッドの城の掃討作戦に
参加した冒険者たちは、
怪しげな礼拝堂の教壇に
身を潜めていた。
バウンティハンターの少年は
禍々しいモンスターの群れに
息を飲み、共に作戦に挑んだ
バードの少女は一瞬の油断が
命取りになる状況を前に、
震える身体を叱咤した。
ドミニオン・マリシャスが
背を向けたら――
かつて、と言っても
どのくらい過去のことなのか。
多くの人が訪れ、憩っていた
であろう庭園は、今や人々の
忘却の彼方へと葬られた。
忘却の庭園は広大な敷地に
目色のように入り組み、
その全容を明らかにするには
困難を極めた。
凶暴なモンスターたちの攻撃を
掻い潜り、歴戦の冒険者たちは
多くの謎に包まれたこの庭園を
隈なく捜索するために、
何度も何度も挑み続けた。
東西南北の思惑が入り乱れる
マイマイ島の巨大遺跡。
機械時代の不可思議な建物は
アクロニア大陸を取り巻く
空気を一変させた。
マイマイ遺跡第一甲板の
現在の文明には存在しない
モンスターや装飾の数々に
冒険者はただ感嘆の声を
漏らすばかりだ。
オキュペテーとホログラフの
調査依頼をこなしながら、
冒険者はマイマイ遺跡の
奥へと進んでいった。
我々は自由を愛するフシギ団!
ルールは破るためにある!
それが、フシギ団の存在意義!
古き民との協約を破ろうとした
フシギ団の幹部・ブルだったが
フシギ団よりも先に協約を
破っている連中がいた。
その名も「地獄のパイレーツ」
海を我が物にするために、
フシギ団とパイレーツの
お互いのシマを奪い合う
熾烈な対立が極東の地で
繰り広げられていた……!
「心苦しいがシナモン缶を
入手してきてくれ……!」
酒屋店員は捻り出すような
声でそう依頼をした。
何が心苦しいのだろうか。
不思議に思いながら、
シナモンのいる鉄火山の
ふもとに辿り着いた冒険者は
ぐっと言葉を詰まらせた。
うるうると瞳を潤ませて、
じっとこちらを見上げる
シナモンの手にはしっかりと
シナモン缶が納まっていた。
ノーザンシティの地下にある
王立魔法研究所から逃げ出した
実験中のミニー・ドゥを討伐
して欲しいという内容だった。
ノーザンダンジョンで冒険者は
件のミニー・ドゥと遭遇した。
なかなか倒れないミニー・ドゥ
は攻撃を受ける度にどんどん
その大きさを増していく。
ついには冒険者の遥か頭上から
見下ろしてくるほどの大きさに
なってしまった。
あまりに巨大なミニー・ドゥに
冒険者は思わず絶句した。
レジスタンスは冒険者に
ゴールデンブリッジまで
迫って来ているDEMの
偵察機・マオアーを破壊
するように依頼した。
繰り出される火炎放射は
冒険者たちを怯ませるには
十分すぎる威力を持つが、
ここで後退するわけには
いかない。
ウェストフォートを守るため
冒険者は攻撃の手を休める
訳にはいかなかった。
海底洞窟に寒流が流れ込む時に
姿を現すシーサーペントの瞳は
血を湛えたような鮮やかな赤。
これを磨くことで、得られる
レッドパールは秘宝と呼ばれ、
その妖艶な輝きに多くの人々が
心を奪われた。
トレジャーハンターたちは
シーサーペントに挑み続けた。
水竜の異名を持つ
シーサーペントが吸った血で
赤く染まった呪われた真珠を
得るために。
マイマイ島に自生する
絶滅の危機に瀕している
バオバブの木を守るため、
森のギルドは活動している。
しかし、バオバブの森の奥で
活動をするには補給物資が
不可欠であった。
「ごくろうさまです。」
DEMの冒険者たちに
白羽の矢が立った運搬作業は
バオバブの森を守るために
とても大事な仕事の一つだ。
バオバブの森には多くの
モンスターが存在する。
中にはバオバブの木を
守るのに支障を及ぼす
モンスターも……
依頼を受けたDEMたちは
シャインビーやコガネグモ
エスカルゴを倒していく。
DEMたちの活躍によって
バオバブの森の大自然が
守られていく。
今日もバオバブの森の
豊かな緑が風に揺れていた。
クジラ岩の深淵にある
オープンカフェの一角で、
冒険者の少女が夢の世界へ
誘われようとしていた。
彼女が抱えているのは
バクバク愛用の安眠まくら。
大きく、ふかふかなまくらに
吸い込まれるように顔を埋め
少女は穏やかな時が流れる
まどろみへと落ちていく。
心地よい夢の中へ。
お9やすみなさい。
光の塔のとあるワンフロア。
マシンナリーは機械で出来た
モンスターたちを片っ端から
解体してはボルトを吟味する。
依頼主に届けるボルトは、
まだ十分使える綺麗なボルト。
キラーマシーンから手に入れた
このボルトは、きっと依頼主に
ご満足頂けるだろう。
ボルトを大事に仕舞って
マシンナリーは次のボルトに
手をかけた。
「これで足りるか!?」
高級羽毛布団の材料である
やわらかな羽は入手が困難
だから3枚で構わないと
伝えていたのだが、
やわらかな羽を山のように
持ってきた冒険者の働きに
ファーイーストの酒屋の
マスターは驚いた。
「十分すぎるほどだよ!」
カウンターいっぱいの
やわらかな羽が納品された。
極寒の大地に舞う
漆黒の羽・ダークフェザー。
その羽を手に入れるため、
レンジャーの少女は
永遠の北限を進む。
レンジャーギルドから頼まれた
ダークフェザーの羽は2枚で
良いけれど、たくさん集めて、
綺麗な羽を選んでもらおう。
レンジャーギルドの名に
恥じない十分すぎるほどの
働きをすれば、レンジャー
ギルドのマスターにも
褒めてもらえるかしら?
ライギョーの汗を入手するため
冒険者は大陸の洞窟B5Fを
訪れていた。
採取の現場は息もつかせぬ
緊迫している。
姿を見るなり襲ってくる
モンスターたちの攻撃を
必死で耐え抜き、
念願のライギョーの汗を
手に入れて胸を撫で下ろした
冒険者に次なるライギョーが
迫る……!
「わわっ、ちょっと待って!」
まだまだ初めてなことばかり。
酒屋のお姉さんから初めて
請けたクエストを達成するため
新米冒険者はアクロニア平原を
駆け回る。
「よしッ!
やっと集まったぞー!!」
傷だらけになりながら
ウッドスピアでプルルとの
戦いを制した新米冒険者は
無事「ゼリコ」を3つ集め、
冒険者としての第一歩を
踏み出すことに成功した!
親方様の言い付けで物を取りに
行った倉庫の内部が何故か
金のインスマウスの巣窟と
化していた……!
見渡す限りの金色のウロコ!
シャレにならない生臭さ!
倉庫から辛うじて脱出した
よそもの行商人だったが、
どうにかしようにもあの臭いに
耐えられる気が全くしない。
このままでは親方様に合わせる
顔がない、とよそもの行商人は
すっかり困り果ててしまった。
次元世界に存在する六属性
火、水、風、土、光、闇。
それぞれの属性の王たちの
王書が再び綴られた時、
六属性を統べる王・ロクオウは
深き眠りから目を覚ました。
全ての謎を読み解き、
六属性の王書を綴れた者だけが
ロクオウとの謁見を許される。
対峙した冒険者を圧倒する。
一瞬だけ怯んだのを見逃さず、
ロクオウは地を蹴った。
心優しい少女の瞳に
光が戻っていく。
始まりは少女が身を挺して
少年を守ったことだった。
優しい少女の微笑みを失った
少年たちは苛み、苦しんだ。
世界中のこころのかけらが
彼女の元へと集まっていく。
そして、失われていた笑顔が
少女に戻り、少年たちにも
笑顔が戻っていく。
鼓動が蘇る。
あらゆる世界の歴史や未来、
あらゆる世界の知識、
あらゆる世界に住む人々の
運命、そしてあらゆる未来を
書として記録し、保管する
巨大な図書館――
エンシェントアーク。
そんな図書館の中に眠る
大いなる遺産を記した書には
見た事も聞いた事もないような
知識や技術が記されていた。
本を読み解く権利をもって、
試練や謎に挑んだ冒険者が
物語の最後に得るものとは?
始まりは冒険者の前に
現れたコニグラスだった。
コニグラスが運んでいた
古い本には失われた遺産の
在り処が記されていた。
歴戦の冒険者たちは
その遺産を求めて、
エンシェントアークへと
足を踏み入れる。
辿り着いた終着地点では
シュブ・ニグラスが
コニグラスと共に
遺産を守護していた。
飛空城を完成させた記念に
マイスター・ダンから貰った
旧時代様式リングハウスは
冒険の最中に体験したことや
これからの冒険について
語り合ったり、待ち合わせを
するのに最適なリングに
欠かせない建物になっていた。
今日もリングハウスには
リングメンバーたちが集まる。
「あ、来た来た!」
「ごめん、待たせた。」
「ううん、私も今来たの。」
「さあ、今日はどこ行く?」
遥か遠い時代。
機械時代よりももっと古い
時代の遺産と思われる、
空に浮かぶ巨大な城。
過去には多くの飛空城が
存在していたと言われるが
それを証明するモノは
何一つなかった。
しかし、アイアンサウスで
採掘された壊れた飛空城や
エンシェントアークの本棚に
ひっそりと時を過ごしてきた
設計図により、今、悠然と
飛行する飛空城が再現された。
マーメイドたちが恐れる
海の支配者「クトゥルフ」とは
クルウルウ・ゼロなのか。
ウォーターレイアーの
海底洞窟に冷たい海水が
流れ込む時に姿を現す
クルウルウ・ゼロ。
ディープマスを引き連れ、
青白い光を灯しながら
薄暗い海底をたゆたう。
多量の水を巧みに操り、
テリトリーを侵す者に
鉄槌を下す。
マーメイドたちが恐れる
海の支配者「クトゥルフ」とは
クルウルウ・ラヴァなのか。
ウォーターレイアーの
海底洞窟に暖かい海水が
流れ込む時に姿を現す
クルウルウ・ラヴァ。
ディープマスを引き連れ、
青白い光を灯しながら
薄暗い海底をたゆたう。
水の中で炎を巧みに操り、
テリトリーを侵す者に
鉄槌を下す。
エンシェントアークロビーで
訪れる冒険者を見つめ続ける
ケット・シーがいた。
彼の名前はヤム。
ある日、ヤムは通りかかった
一人の冒険者に声を掛けた。
「忘却の時の果てに眠る者」を
読み解いた冒険者だった。
ヤムはその感想を尋ねる。
冒険者が答えると、
ヤムは含みのある笑みで
ゆっくりと語り出した。
「実はあの本には続きがある」
たくさんの本が保管された
エンシェントアークで、
アインスが見つけた一冊の
古臭い本から物語が始まる。
見た事もない生物が運んでいた
というその本には失われた力が
秘められたお宝的なものが
隠されていると記されていた。
力説するアインスの言葉を
信用することができないでいた
バーン、クローネ、フォル
だったが彼らの前にアインスが
目撃した生物が現れて……
マイスターナウに紹介されて
ファーイーストにいるナウの
師匠・ダンの元を尋ねた。
「よし、いいだろう!
この仕事ワシが引き受けた」
設計図を見せると、
ダンは飛空城の組み上げを
引き受けてくれた。
だが、エンジンや浮力装置など
飛空庭に利用している技術では
飛空城を作ることはできない。
材料を揃えるため、冒険者は
再び冒険に繰り出した。
にゃにゃ……!
内に秘められた本能って
ヤツなのかにゃ……?
「この棒をこうすると
この子、じゃれつくの!」
そういうと冒険者の女の子は
また木の棒をケット・シーに
向けて差し出した。
差し出された木の棒に
ケット・シーの闘志が
みなぎる……!!
「ね!面白いでしょ!」
広大なエンシェントアークで
事件が起きた……!?
「やぁ、お待たせした。
名探偵の出番のようだね?
この私、探偵タイニーが
事件を解決しましょう。」
名乗り出たのは世紀の名探偵を
自負する探偵タイニー。
この虫眼鏡に見抜けない
真相などありはしないのだ。
「むむむっ!
私の推理によると犯人は…」
飛空城に軒を連ねるブースには
様々な場所から訪れた商人が
店を開いている。
手に入れにくい武器や防具、
必需品の回復アイテムなど
いろいろな物を売っている。
仕入先はトップシークレット。
「いらっしゃいませ~!」
飛空城ブースの商人の
威勢の良い声が青空に響く。
何があるかな?
何を買おうかな?
どこもかしこも意味不明な
文字で書かれた本ばかり。
図があるから他よりマシかと
思えば、やっぱり読めない。
これだけたくさん本があるのに
漫画が全く見当たらない!
読めない本に囲まれて、
ストレスを溜め続けた男は
もうどんなことに対しても
イライラしてきてしまった。
「俺は漫画を探す!!
漫画コーナーはどこだ!?
漫画はどこだぁああ~!!」
みんなに気持ち悪がられて、
みんなに嫌われているボクに
君は優しくしてくれた。
ボクは手を差し伸べてくれた
君に想い焦がれた。
募らせた想いはボクの醜い姿を
変えて、次元さえも超えた。
これはボクとあの子の問題。
あの子の仲間だからって
ボクの邪魔をしないでよ。
「やったな!やったな!
仕返しだ!仕返し!」
……動体反応複数。
敵対的挙動、確認できず。
警戒モードをランクダウン。
通常モードに移行します。
オートマタ……。
それは私のことだろうか?
私のメモリーには
私に関する情報が存在しない。
しかし、そこのDEMには
何か懐かしい感じがする。
一緒にいると安心する。
お前が私のマスターだな。
マスターが私に名前をくれる。
……楽しみに、してるぞ。
裁縫おばさんに頼まれて
訪れたミランダの家で
ネコ魂を閉じ込めたという
壺に手を掛けた。
「にゃあっ!!」
あ、と思った時には遅かった。
鈍い痛みの後、目を開けると
床には自分が横たわっている。
「勝手に入ってこないでよ!」
と、とりあえずアクロポリスの
裁縫おばさんに相談しよう……
「何者か?愚問だな」
エミルたちの前に現れた存在は
不気味な黒い霧を纏っていた。
ハスターと名乗った存在と
対峙するエミルたち。
「僕らが抑えている間に、
君がハスターを倒してくれ」
半減した力すらも強大な敵を
前にして、冒険者は武者震いが
止まらない……!
「さぁ!楽しませてくれよ」
あの時は「幸せ」だったなぁ。
幸せな思い出を呼び起こす品が
貴方にはありますか?
タイタスとティタの思い出は
子供服に詰まっていました。
成長して、着られなくなり
誰かに譲った思い出の服は
いろいろな人の手を渡り、
今頃、誰の手元にあるのか。
お気に入りだった思い出の服を
誰かが大切に着てくれていると
嬉しい気持ちになりますね。
眩しい日差しの下。
飛空城や飛空庭の菜園に
農場タイニーの姿がある。
実った野菜はみずみずしく、
花々は鮮やかに咲き誇る。
良質な空中の菜園のために
勢いよく振り上げた鍬で
農場タイニーは畑を耕す。
さく、さく、と。
リズミカルに耕していく。
丹精込めて耕された土は
作物の種を優しく包み込む。
「おいしくなぁれ」
流れ着いた倒木に背を預け、
海岸で手に入れた木の実を
フリッカーテイルが
頬張っていた。
南ウテナ開拓地周辺に生息する
フリッカーテイルにとって、
海岸に流れ着いた木の実は
欠かせない大切なものだ。
時には武器として。
時には食料として。
今日は海岸に
流れ着いているかな?
ピンクの大きい花と
小さめの水色の花が
寂れた砂漠を彩る。
ぴょんぴょんと跳ねながら
進む姿は愛らしく、
つぶらな瞳は見るものを
優しい気持ちにしてくれる。
そんなシャボタンに魅せられ
パートナーとして
傍に置きたがる冒険者が
続出している。
たくさんの人を魅了する
シャボタンの人気は
しばらく冷めそうにない。
たわわに実った作物に
引き寄せられるように
飛空城ファームに潜む妖精、
カルティーが姿を現した。
畑が大好きなカルティーは
作物を育てるのも食べるのも
大好きだ。
「野菜食べまスか~?」
今日も笑顔で野菜を奨める。
採れたての作物は美味しいから
好き嫌いをしてはカルティーが
悲しんでしまうかも……。
南アクロニア平原の先の
小さなテントの村。
砂漠化の影響で数十年前に
村人がいなくなった土地が
再び復活しようとしていた。
新天地を求める若者たちは
噂を聞きつけて村を訪ね、
豊かな淡水は釣りに適し、
釣り人たちが立ち寄るように
なっていった。
拓かれたばかりの小さな村は
これからどうなっていくの
だろうか……。
ウテナ川の河口付近に住む
ポットスネーキー。
カラフルな壷から顔を出して
チロチロと舌を覗かせるだけで
一見大人しそうだが、
大きな口を開けて威嚇をし、
毒を持って攻撃をしてくるので
安易に手を出すのは危険だ。
しかし、ポットスネーキーから
高そうな壷が手に入ると聞いた
者たちの被害が後を絶たない。
その壷が本当に高いかどうか
わからないのに……。
しましまの種10個
とげとげの種10個
つやつやの種10個
ファームで一発あてるために
ファームの妖精は作物の種を
冒険者に集めて来てもらった。
しかし、種を求めていたのは
彼女だけではなかったようだ。
ウメボアたちが種を目当てに
彼女の自慢のファームを強襲。
困ったファームの妖精は
必死に冒険者に懇願する。
「ひゃぁぁぁぁ~~
おめ、倒してきてくれ!」
砂漠化の影響で数十年前に
村人がいなくなってしまった
故郷をよみがえらせるため、
南ウテナ開拓地のテントの村で
村長を務めるバラクだったが
彼ももう今年で70歳。
協力を仰がれた冒険者は
今は離れて暮らしている
彼の娘と妻を呼び戻すため
バラクから手紙を託された。
故郷が復活するための第一歩。
バラクの長年の夢が動き出す。
花が好きなアナイスは
トンカシティのミランダが
育てた綺麗な花たちに
見とれていた。
アナイスの夢は、
いつか世界を花で
いっぱいにすること。
一生懸命勉強して身に着けた
植物モンスターの知識は、
アクロポリスのような都会では
役に立たなかったようだ。
彼女の夢を叶えられる場所は
どこにあるのだろうか。
「あ~めんどくせ~……。
いつまで橋作ってんだよ~」
モーモー草原に建設中の
橋は着工から随分と時が
経過しているが完成する
様子は見られない。
終わりが見えない橋の工事に
飽きてしまったゲンバーは、
完全にやる気を失っていた。
ゲンバーを必要とする次なる
工事現場はどこにあるのか。
「再就職すっかなぁ……」
ノーザンに生まれ育った少女
ノルンは親に決められた通り
将来は僧兵になることが
当然だと思っていた。
しかし、ある日彼女の前に
現れたルシェドという青年は
自分の夢を叶える為に各地を
旅していることを知る。
一方でルシェドは、ノルンを
想いつつも自身の創作意欲を
駆り立てるような素材を探し、
開拓村へと興味を示す。
互いの状況に悩み、想い合う
二人は進展するのだろうか。
大きなガラクタ、
小さなガラクタ。
お店やさんに憧れるコロナは
ダウンタウンの一角で
お店やさんごっこをしていた。
「いつかお店やさんになって
とも達いっぱいつくるのが
ボクのユメなんだー♪」
だけど、ダウンタウンでは
お客さんは全然来ない。
夢が叶って、コロナに友達が
できる場所はどこだろうか。
古き民インスマウスとの盟約。
エミル世界で海への立ち入りは
何人たりとも許されない。
東アクロニア段丘の海岸線には
協約に基づき、目を光らせる
監視インスマウスがいる。
足先だけは大目に見てくれるが
それより先は許されない。
ぎょろりとしたインスマウスの
視線が海に近づく全ての者へ
常に向けられている。
「ウミハハイッチャダーメ」
訪れる人も疎らな断崖に
建てられた誰のとも
語られていない墓石が三つ。
そんな不気味な場所に
現れるイブルクックは
赤い靴にとりついた
モンスター。
影のある顔で
狙いをつけた者を見据え、
赤い靴にねじ込まれた身体を
バネに飛び跳ねながら
執拗につきまとう。
「……ダークバラッド……」
飛空城ファームで
全身着ぐるみが収穫された?
見た目はどう見ても野菜。
しかし、どんな激しい動きにも
対応できる伸縮性を兼ね備えた
斬新なデザインの優れもの!
袖を通せば……
「パプリカでーす!」
「ピーマンだよ♪」
「赤ピーマンです」
三色あわせて――
一心不乱に作業をするスナブ。
スナブがアメジストを真似て
作った試作機にココロが宿る。
「なんじゃこりゃぁぁ!?」
歴戦のDEMだったルビーは
自身の変わりように大混乱。
とりあえず、簡単に事情を
説明するとルビーは途方に
暮れているようだった。
突然の状況の変化に少々
かわいそうな気もするが、
前よりはとっつきやすくなった
ルビーとともに冒険は続く。
「ええと、どっちだっけ?」
「やれやれ、困ったものだ」
「大体お前がテキトーで……」
「文句言わなかったじゃない」
「まぁまぁ、落ち着いて……」
「さぁ、早く行こうよ!」
エミルの年代記は、まだ始まっ
たばかり。さぁ、僕たちと一緒
に冒険の旅に出よう!
2009/5/28
エクストラアップデート
イリス実装記念
「よっしゃ! 海だぜ!」
「すごぉい、こんなに綺麗!」
「う~ん、日差しが強いな」
「きゃっ、水が冷たいですの」
「よし、夏の準備は万全だね」
「わーい、みんなで遊ぼ~!」
「君もこっちに来て……ね?」
夢見る都「ECOタウン」
まだまだ謎多きこの場所へ
仲間と冒険の旅にでかけよう!
ECO・第一弾イリスカード
コレクションキャンペーン記念
プロモーションカード
サンタに探偵、ダンプティー
ベイビーネイティブパイレーツ
他にも一杯いるけれど、
君はどれだけわかるかな?
ぼくらは陽気なぬいぐるみ、
タイニーいっぱい夢いっぱい!
虹の向こうのあの島で、
君のお呼びを待ってるよ!
今日は本当にありがとう。
明日も一緒に遊ぼうね!
2009/11/1
RWC2009&GungHo festival
記念
プロモーションイリスカード
また会ったわね、久しぶり。
最近、そっちはどうだった?
こちらも色々ありました
また会えたのは嬉しいですの。
一緒に遊んだあの日の事を、
……ねぇ、君はまだ覚えてる?
「さよなら、またね」その次は
「また会ったね」と笑えるね。
つもる話もあるけれど……
まずは笑顔でご挨拶!
2009/11/13
ECO 4thアニバーサリー
記念キャンペーン
「お前達の力、この程度か」
「理解不能。ね、戦おうよ?」
「ちっ、やるしか無い様だな」
「……でも、あの方達は……」
「援護する、前は任せたよ」
「覚悟決めましょうか?」
「あたしたちが心を開けば……
本当に、分かり合えるかな?」
「君達と……話がしたいんだ」
心をつないで、手を取り合って
いつか、一緒に旅をしよう。
ECO。SAGA10実装記念
チャージでゲットキャンペーン
プロモーションイリスカード
いらっしゃいませ。
いらっしゃいませ~!
天空のオープンカフェへ
ようこそ、お客様。
マスターがお客様を出迎え、
店員のフシギなメイドさんが
慌しく次の紅茶を準備する。
ここは全国各地の冒険者が集う
天空のオープンカフェ。
アクロポリス上空1000mに
あるという不思議なお店。
「ご注文はお決まりですか♪」
「お客様、御用を承ります」
次元の狭間に飛び込んで
八頭身になったタイニーが
乗り込むクルマの
最高速度は時速3キロ。
荷台のマンドラニンジンたちの
念じる力で進むという
究極のECOカー「プリムラ」
ちょっとおせっかいな
妖精「プリムラちゃん」が
けっこう適当に
道案内をしてくれます。
2010/4/1
エイプリルフール企画
ECOカープリムラ発売記念
ふらり立ち寄る青い星。
食料忘れて青息吐息。
青いお空のその下で……
そんなファーストコンタクト!
猫耳、尻尾が魅力です。
これでも、宇宙人なんです。
共に楽しみ、歌いましょう。
皆で一緒に遊びましょう。
君のところへ……
あそびにいくヨ!
2010/6/25
あそびにいくヨ!×ECO
コラボレーションイリスカード
夢の中で、一緒に遊んだ
キティちゃんを忘れないように
裁縫おばさんに作ってもらった
キティちゃんのお洋服……
「桃!あんた何一人で
素敵な服着ちゃってるのよ!
あたいにもよこしなさい!」
ルルイエに憧れていた少女は、
超キティラー冒険者になった。
(C)'76,'10 SANRIO
(C)'09,'10 SW
ハローキティといっしょ!
ティタ
「これがあたしたちオリジナル
メイド服ですの!」
マーシャ
「私はバトラーコートよ!
たまにはこういうのもいいわ」
リリ
「……かわいい。メイドって
こんな感じでいいの?」
ルルイエ
「なによこれ……!可愛いけど
私似合ってるかな……」
高品質メイド服 Emily
「なんや?ご主人、急に
雰囲気変わったんちゃう?」
「ご主人は上位転生を
したんだよ!ねー、ご主人♪」
「上位転生!?
そりゃめでたいわー!
お祝いせなあかんね!」
秘めていた力が覚醒する刻。
上位の存在へと生まれ変わる。
さらなる高みを目指して、
まだ見ぬ未知の領域へ……
もっと、強くなろうよ!
みんなで転生しちゃおう!
『この子がプルルだよ!』
『あのピンクのがポリン!』
二人の仲良しノービスが
互いの世界を紹介しながら
アクロニア平原と
プロンテラ周辺を
手をつないでおさんぽ中。
プルルやポリンたちも
一緒に仲良くできるかな?
ECO×RO
コラボレーション記念
プロモーションイリスカード
ユグヴァルラント王国の姫
ロッテがアクロニア大陸で
ネコマタたちと出会ったよ!
アクロニア大陸にあるものは、
ロッテにとって『はじめて』
ばかりで、落ち着かない?
「こっちだよ!ロッテ!」
ネコマタたちも新しく友達が
できて、とても嬉しそう。
紹介したい場所がたくさん
あるのは分かったけど、
ロッテを置いて先に行ったら
ダメだからね!
アスタロッテことロッテは、
ユグヴァルラント王国の姫。
素直になれないロッテだけど
遊びに来たアクロニア大陸で
仲良く慣れそうな子を発見!
「りんごたべる?」
タイニーが差し出した真っ赤な
りんごをひとかじり。
甘い果汁にロッテの表情も
だんだんとほころんで……
すぐに仲良くなれたみたい。
よかったね。
飛空城のメンテナンスをしたり
今まで訪れたことのなかった
土地を巡ってみたりと穏やかな
時間が流れるアクロニア大陸。
断ち切ることのできない絆。
絆の糸をたぐり寄せた先には
何が待っているのだろうか。
今までとこれからが交差し、
拓かれた大地の夜が明ける。
ガンホー
フェスティバル2011
ECOみんつく第16弾
プロモーションイリスカード
正体不明の敵「ネウロイ」に
立ち向かうのは、空を駆ける
うら若きウィッチたち。
連合軍第501統合戦闘
航空団……彼女たちは
「ストライクウィッチーズ」
と呼ばれている。
2011/6/23 ECOx
ストライクウィッチーズ
コラボレーションイリスカード
大好きな家族がいて、
親友がいて、
時には笑い、
時には泣く、
そんなどこにでもある日常。
ある日、鹿目まどかに
不思議な出会いが訪れる。
必然なのか、偶然なのか、
彼女はまだ知らない。
2011/8/25
魔法少女まどか☆マギカ
×
ECO
コラボレーションイリスカード
大好きな家族がいて、
親友がいて、
時には笑い、
時には泣く、
そんな平和な日々を送る
鹿目まどかは、ある晩、
とても不思議な夢を見る。
その日も訪れるはずだった、
変わらぬ日常----
しかし、訪れたのは非日常。
2011/8/25
魔法少女まどか☆マギカ
×
ECO
コラボレーションイリスカード
今度の舞台はあなたの町?
ゲームを飛び出し大暴れ!
ひょんなことから手を出した
オンラインゲームの中から
女の子が飛び出してきた!
あれよあれよとするうちに
フシギな少女はシャツの中。
自分のプレイヤーを探す少女と
後ろ向きな少年の
誰も知らない冒険が始まる。
2012.07.17
ECOコラボレーション小説
出版記念イリスカード
とあるダンジョンで
勇者の訪れを楽しみに待つ
ホノりん、アワりん、
モリりん、ヒカりん、
ワルりんたち。
進化することが知られているが
その生態は謎に包まれている。
2013/4/29
ガンホー
フェスティバル2013
ECOxパズドラコラボ記念
プロモーションイリスカード
※「パズル&ドラゴンズ」本編
の設定とは異なります。
武蔵の国・国分寺跡から
発掘された"あぶみ瓦"を
モチーフとした丸いグレーの
顔からにょきっと出た
足がチャームポイントな妖精
カラー写真で撮っても
何故か自分だけモノクロに
写ることが悩み
ブーン( *`ω´)が口癖
『毎日ゆる~く過ごして
いるブーン( *`ω´)』
2013/6/27
ECOxにしこくん
コラボレーションイリスカード
彩玉県天宮市某所……
高校生である小鳥遊 慧は
幼馴染の神名 雫と帰宅中、
立ち込める青黒い霧に包まれ、
闇へと引きずり込まれた。
――落ちた先は、
アンダーテイカーの店。
それは、現実であって
現実ではない場所。
表と裏の世界だった。
2013/6/27
ECOxMIND≒0
コラボレーションイリスカード
衣装と飛空庭でいっぱい遊んで
三次職でダンジョンに挑戦して
「ヒトトセのフシギなたまご」
「アルマたちと絆の樹」
「イリスと記憶の書架」を
丸ごと楽しんじゃった!
ECOの魅力が
ギュギュッと詰まった、
夢満載・やりたい放題の
なんでもECO!ザ・ワールド
2013/8/22
なんでもECO!ザ・ワールド
プロモーションイリスカード
まもなく高校3年生になる
加藤茉莉香は、
「私掠船免状」を持った
合法の宇宙海賊。
春休みのある日、
豪華客船での海賊営業の
仕事を請けた茉莉香は、
少年 無限彼方と出会い……。
亜空を駆ける冒険が始まる!
2014/1/30
ECOx劇場版モーレツ宇宙海賊
コラボレーションイリスカード
とある高校の教室で
一つの決定がなされました
マキナ「適任は1人だけね」
純音「異議なし」
花音「異議なし」
光太郎「何の話ですか?」
マキナ「というわけで
『電波教師』の宣伝のため
『ヒロイン』として光太郎君に
ゲーム世界へ行って貰います」
光太郎「ボ、ボク男ですよ?」
一同「それが何か?」
規格外のオタク教師
鑑純一郎の忠実なる教え子
その姿は校内女子の
誰よりも可愛らしく
男子達の人気投票では
あらゆる女子の追随を許さない
ネトゲの中でも
『鉄壁のルーチェ』と呼ばれる
カリスマアイドル的存在の
『電波教師』NO1ヒロイン
此処に登場!!
「あの、ボク男なんですけど」
淡く輝き、ふわふわふわり。
金のりんごがつやつやぴかり。
ふわふわ浮かんだドラゴンさん
ボクはタイニー、キミはだれ?
そっちのりんごもおいしそう!
玩具の龍とぬいぐるみのくま、
共通点はちょっとだけ。
だけど、ボクらが出会ったら
いっしょに遊びに出かけよう。
きっと、仲良くなれるから!
201/05/25
GungHo festival記念
プロモーションイリスカード
巨大図書館で発見された
封印されし禁書。
それを知らずに
封印は解かれてしまい、
結果……本の中から現れた
影のような存在は、
私たちの姿を映し取り、
本の中に、そして世界中に
飛び去りました。
このまま放置しておくわけには
いきません。
私たちは、強い力を持つ
協力者を求めています……!
その日、
"日常"に穴が空いた。
東亰郊外の《杜宮市》に住む
17歳の平凡な高校生
《時坂洸》は、
ある日のバイト帰りに
深夜の繁華街で"事件"と
遭遇する。
彼の身の回りに起こる異変、
そして《異界》とは一体……?
2016/7/21
ECOx東亰ザナドゥ
コラボレーションイリスカード
とある書架の片隅に大事に
しまわれていた一冊の本。
綴られているのは
おとぎ話の住人とフシギな仲間
のふれあいの記憶。
語り継ぐのは
白き衣をまといし語り部。
あたたかな記憶は
アクロニアに永く永く
生き続けていく。
2016/8/5
アクロニアメモリーズ
プロモーションイリスカード
とある書架の片隅に大事に
しまわれていた一冊の本。
綴られているのは
おとぎ話の住人とフシギな仲間
のふれあいの記憶。
語り継ぐのは
白き衣をまといし語り部。
あたたかな記憶は
アクロニアに永く永く
生き続けていく。
2016/11/8
アクロニアメモリーズ
プロモーションイリスカード
とある書架の片隅に大事に
しまわれていた一冊の本。
綴られているのは
おとぎ話の住人とフシギな仲間
のふれあいの記憶。
語り継ぐのは
白き衣をまといし語り部。
あたたかな記憶は
アクロニアに永く永く
生き続けていく。
2017/2/7
アクロニアメモリーズ
プロモーションイリスカード
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