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背負い魔・ネコマタ(白)取得ログ

※ログの補完是非お願いします。

ECOタウン

ウェルカムセンター

エミルの冒険者:
 ああああああああ、もうっ!
 イライラする~!

ドミニオンの冒険者:
 (お…おいっ!
 スゲー機嫌が悪いじゃねーか……。
 一体なにがあったんだ?)
 
 (昨日はしこたま儲けて
 気持ち悪いほど機嫌が
 よかったのに……。)

タイタニアの冒険者:
 (あ…ああ。
 例のウサギの悪戯に
 あってしまったらしく
 そいつのお陰で
 大負けしてしまったらしい。)

エミルの冒険者:
 なにコソコソしてるの!!
 
 そんな暇があったら
 あのウサギをとっ捕まえる
 作戦でも考えなさいっ!

ドミニオンの冒険者:
  (やれやれ、飛び火したぜ……。)

タイタニアの冒険者:
 (言い出したら聞かないしな……。)
バニーちゃん:
 来たわねっ!
 このヘンてこウサギ!!

 ……ってウサギじゃない……?
 
 驚かせてしまってごめんなさい……。
 近頃、ヘンてこウサギに悪戯ばかり
 されるものだからつい……。

 あ、この先はアトラクションゾーンよ。
 あなたも悪戯されないように
 注意した方がいいわ。

アトラクションゾーン

勝負師ダイン:
 ……神聖なデュエルが場が
 汚されてしまった。

 相手の手の内をバラすなど
 言語道断ッ!!
 
 犯人を必ず見つけ出し
 神聖なデュエルの場を荒らしたことを
 必ず後悔させてやるぞ!

ディーラー:
 近頃、このように
 相手のカードをばらす悪戯が
 流行ってまして……。
 
 正直、私も困っています。

勝負師ダイン:
 心配するなッ!
 必ず俺が犯人を制裁してみせる!

脱衣所

興味のある男:
 ……。

 …………。

 ………………。

 ……パ……パンツが……。

 俺の…俺のパンツが……。

 ウサギに盗まれたッ!!!

ECO温泉

温泉に入っているおじいさん:
 ……むにゃむにゃ……。

 ……なんじゃい、騒がしいの~。

 ……ほわ?
 
 これはこれは……。

 もしかして、おヌシ
 白ちゃんの姉妹かの~??
どうする?
→ 「はい」、「いいえ」共に変化なし
温泉に入っているおじいさん:
 ……ほわ?
 おヌシに聞いておらん。
 
 ジジイはおヌシに憑いている
 そのネコちゃんに聞いておるんじゃ!

ネコマタ:
 にゃ~、にゃっ!

温泉に入っているおじいさん:
 ……ふぉ~!

ネコマタ:
 にゃ~……。

温泉に入っているおじいさん:
 ……ふぉふぉ~!

ネコマタ:
 にゃ~♪

温泉に入っているおじいさん:
 ……ほむ。
 思った通りじゃ!
 
 ふぉふぉ、よかったのう~。

ネコマタ:
 にゃん♪
どうする?
→ 「………。」「あの~……。」共に変化なし
温泉に入っているおじいさん:
 ……ふぉ?
 
 おぉ!おヌシが居たことを
 すっかり忘れておった!
 
 いやいや~、すまんのう。
 年を取ると忘れっぽくなってな。

 ……さて、そのネコちゃんと
 話していたことじゃが……。

 この街には純白の美しい毛並みの
 ネコマタが住んでおってのう~。
 
 そのネコマタは
 宿主を必要としないほどの強力な
 力を持っておってのう。

 それは今でもこの街で
 自由気ままに暮らしておる……。

 ネコマタの白ちゃんは
 よくこのジジイの話相手に
 なってくるのじゃ~……。

 このジジイ!
 その一時が生きがいでのう~。
 白ちゃんのおかげで
 生きながらえているもんじゃて~。

 彼女と一番最初に出会ったのは~……。

――30分後。

 ……というまさに運命的な
 出会いだったのじゃ!

ネコマタ:
 にゃ~……。

温泉に入っているおじいさん:
 ……ありゃ、ジジイの昔話は
 退屈だったかのう……?

ネコマタ:
 にゃっ!?にゃ!
 にゃ~……♪

温泉に入っているおじいさん:
 ……ぉお。
 このジジイの話
 まだまだ聞きたいと申すか!

 よかろう、よかろう。
 
 次はこのジジイの武勇伝を
 聞かせて進ぜよう……。

 次は、この海に住む化け物と
 このジジイが戦ったときの話じゃ……。

――60分後。
どうする?
→ あの~……。
温泉に入っているおじいさん:
 ……ほわ?

 ここからがいい所なのじゃよ。
 しかと聞くとよいぞ。
→ 黙って話を聞く。
セリフなしで進行
????:
 (……こっちに逃げた!!)

エミルの冒険者:
 待ちなさいッ!

怪しいウサギ:
 !?

エミルの冒険者:
 ふふふ、覚悟なさいッ!!

 つーかまえ……たッ!!

タイタニアの冒険者:
 !?

ドミニオンの冒険者:
 あの動き、ただ者じゃないな……。

エミルの冒険者:
 ボケッとしてないで
 さっさと追いかけなさいッ!
 にげられちゃうじゃない!

バニーちゃん:
 逃がさないわよっ!

勝負師ダイン;
 ここから先はいかせないぜ!!

怪しいウサギ:
 !?

勝負師ダイン:
 つ~かまえたぜぇ~!!

(ウサギ大きく宙返り跳躍で逃亡)

怪しいウサギ
 ……。

勝負師ダイン:
 ……なッ!!

????:
 ハッハッハーーッ!!!
 
 この俺を忘れてもらっては困るぜ!

興味のある男:
 ……とうッ!!

怪しいウサギ:
 ……!!?

興味のある男:
 パンツの恨みッ!!
 晴らさずして、理想郷は目指せぬッ!!

(新体操部のリボンを回しつつ囲みに追い込む男)

ネコマタ(白):
 やっと追い詰めた!

怪しいウサギ:
 ……!!?
どうする?
→ ネコマタが人の言葉を!?
温泉に入っているおじいさん:
 その時!

 このジジイが倒れた仲間の
 剣を取り、化け物の眉間に
 こう……、「ズババァッ!」と
 剣を突きたてたのじゃ……。

 すると、アイツは触手で
 このジジイの足を
 「グルグルルルッ!」っと……。

:
 おじいさん、自分の武勇伝話に
 夢中のようだ……。
 諦めて最後まで聞こう。
→ 我慢する
セリフなしで進行
ネコマタ(白):
 ……悪戯はここまでです。(にこ)

エミルの冒険者:
 とうとう追い詰めたわ!
 観念なさいっ!

勝負師ダイン:
 神聖なデュエルの場を乱した罪。
 償ってもらうぞッ!

バニーちゃん:
 絶ぇ~対ッ、許さないわよ!

興味のある男:
 盗んだ俺のパンツ。
 ……返して貰おうか!!

タイタニアの冒険者:
 (……パンツ?)

ウサギ:
 ……!?

エミルの冒険者:
 みんな、「3」で捕まえるわよ……。

エミルの冒険者:
 ……1

 ……2の

 ……さんッ!

(ウサギが光と共に消える)

ネコマタ(白):
 ……二度も同じ手が通じる
 ものですか!
 今度こそ逃がしませんわ!

(続いて白も姿を消す)

バニーちゃん:
 うう、一体何が……。

 ……!?あいつはどこ!?

タイタニアの冒険者:
 ……消えた?

興味のある男:
 俺のパンツ!!?

エミルの冒険者:
 もう~、悔しい~!

勝負師ダイン:
 ……くッ!逃がすな!
 追いかけるぞ!!
どうする?
→ 追いかける
温泉に入っているおじいさん:
 ……待つのじゃ!

 ここまで聞いたのなら
 最後まで聞くのが礼儀じゃ!

(以降、まだまだ我慢を選択するまでループ)
→ まだまだ我慢
(我慢、我慢……。)
ネコマタ:
 にゃ……。

――90分後。

温泉に入っているおじいさん:
 ……という大冒険だったのじゃ!!
 
 どうじゃ?
 どきどきわくわくじゃったろう?

 これでジジイクロニクルは
 おしまいじゃ。
もう一度じじいに話しかけた場合
温泉に入っているおじいさん:
 ……ほわ~、久しぶりに
 楽しく話しが出来たぞい。

 このところ、白ちゃんが
 忙しいようでのう~。

 話し相手がおらんで
 このジジイ、退屈じゃったのじゃ。

 それにしてもおヌシ
 なかなかの聞き上手じゃのう~。

 このジジイの話で良ければ
 また聞いてやってほしいのう~。

脱衣所

興味のある男:
 ちっくしょー!
 
 ……あのパンツ
 一番のお気に入りだったのにぃ~!

ウェルカムセンター

エミルの冒険者:
 あそこまで追い詰めておいて
 何で逃がしちゃうのよ!
 
 も~、信じられないっ!

タイタニアの冒険者:
 ま、まぁ。落ち着いて……。

エミルの冒険者:
 これが落ち着いていられるもんですか!
 
 もうこうなったら
 コレで絶対、「浮き輪(ピンク)」を
 取ってやるわ!

ドミニオンの冒険者:
 ちょっ……、「コレ」って
 それ俺のサイフだろ!?
 よ、止せ!早まるな!
 
 ……まず、冷静に話し合おう。

タイタニアの冒険者:
 まぁまぁ……。
バニーちゃん:
 んっも~!!
 なんなのよあいつ!
 
 目の前で姿を消すなんて
 ウサギのクセに生意気~!

アトラクションゾーン

勝負師ダイン:
 クソ、犯人を易々と
 取り逃がしてしまうとは……。
 
 俺はデュエリストとして
 まだまだ未熟ッ!修行あるのみだッ!
 
 さあ、ディーラー!!
 俺ともう1デュエルと行こうぜ!

ディーラー:
 ……はぁ。

ショップゾーン

ネコマタ(白):
 ふふふ……。
 もう逃げ場はないですよ。(にこ)

ウサギ:
 ……。

ネコマタ(白):
 ……捕まえたっ!
 
 さあ、観念しなさい!

ネコマタ(桃)装備だと…

ネコマタ(桃)
 にゃにゃっ!!

ネコマタ(白)
 桃さん!?

ネコマタ(藍)装備だと…

ネコマタ(藍)
 にゃ!

ネコマタ(白)
 藍さん!?

ネコマタ(山吹)装備だと…

ネコマタ(山吹)
 にゃにゃ!!

ネコマタ(白)
 山吹さん!?

ネコマタ(茜)装備の場合…

ネコマタ(茜):
 にゃ~!

ネコマタ(白)
 茜さん!?

ネコマタ(空)装備だと…

ネコマタ(空):
 にゃにゃ~!

ネコマタ(白):
 空さん!?

ネコマタ(杏)装備だと…

ネコマタ(杏):
 にゃにゃにゃにゃ!

ネコマタ(白):
 杏さん!?

ネコマタ(胡桃・若菜)装備だと…

ネコマタ(胡桃・若菜):
 にゃお~ん。

ネコマタ(白):
 胡桃さんに若菜さん!?

ネコマタ(新緑)装備だと…

ネコマタ(緑):
 ……にゃにゃ!

ネコマタ(白):
 緑さん!?
白とウサギが
白の絵の中に引き込まれる!!

……白の姿が見当たらない。
絵の中に引きずり込まれたようだ。

ECO温泉

温泉に入っているおじいさん:
 ……ほわ~、久しぶりに
 楽しく話しが出来たぞい。

 このところ、白ちゃんが
 忙しいようでのう~。
 
 話し相手がおらんで
 このジジイ、退屈じゃったのじゃ。

 それにしてもおヌシ
 なかなかの聞き上手じゃのう~。
 
 このジジイの話でよければ
 まだ聞いてやってほしいのう~。

 ……。

 …………。

 ………………。

 ……ほわ?
 どうした、困った顔をしおって?
 
 どれ、このジジイが力になれるか
 分からんが、話してみるのじゃ。

(プレイヤー)は
これまでの出来事を
ありのまま老人に伝えた。

温泉に入っているおじいさん:
 ……なんと!
 逝ってしもうたというのか!
 
 とにかく、これを持って
 白ちゃんが消えた場所へ行くのじゃ!

「夢幻の花」を入手した!

ショップゾーン

ウサギ:
 ……イラッシャ~イ。

「夢幻の花」の香りが
辺りを包む……。

なんだか意識が
もうろうとしてきた……。

ショップゾーン(夢幻)

(……ここは、どこだろう?)

ヴァニー1号:
 ……おやおや。
 ようやく、お目覚めしたかね?

 ……ここはどこ?というお顔を
 しておられるな?
 
 申し遅れた、我輩の名前は
 「ヴァニー1号」。
 そしてここは「夢幻世界」……。

 ……して、貴殿の名前は
 なんと申すか?

 ……フンフン。
 
 (プレイヤー)……、ふむ。
 とても美味そうな名前だ……。

 後ろのレディーの名前も
 教えていただけますかな?

ネコマタ(桃)装備だと…

ネコマタ(桃):
 (なんだか胡散臭いウサギさん……。)
 ……桃。

ネコマタ(藍)装備だと…

ネコマタ(藍):
 (……不審なウサギ。)
 ……藍といいます。

ネコマタ(山吹)装備だと…

ネコマタ(山吹):
 (何が狙いや、このおっさんウサギ。)
 山吹や。

ネコマタ(菫)装備だと…

ネコマタ(菫):
 (……胡散臭いですわね。)
 菫と申します。

ネコマタ(茜)装備の場合…

ネコマタ(茜):
 (……もうっ、なんなの~。
 この胡散臭いウサギ!)
 ……茜。

ネコマタ(空)装備だと…

ネコマタ(空):
 (……怪しいな~、このモコモコ)
 空だよ。

ネコマタ(杏)装備だと…

ネコマタ(杏):
 !?
 
 ボクは杏、男の子だよ!
 このモコモコうさぎッ!

ネコマタ(胡桃・若菜)装備だと…

ネコマタ(若菜):
 ん……、若菜。

ネコマタ(胡桃):
 (ヘンなウサギ。)
 ……胡桃です。

ネコマタ(新緑)装備だと…

ネコマタ(緑):
 (……怪しい、注意しなければ。)
 ……緑。
(!?
……ネコマタの言葉が分かる!)

ヴァニー1号:
 はっはっは、驚いておられますな。

 この世界は全てが曖昧。
 
 貴殿の世界での常識は
 この夢幻世界では通じませぬぞ?

 ……では、これから貴殿に
 いくつか聞きたいことがありますので
 答えていただけますかな?

 それでは――

ヴァニー1号から
趣味や好きな食べ物
好きな場所などについて
小一時間ほど質問攻めにされた……。

ヴァニー1号:
 ……ありがとうございます。
 
 では、最後の質問を……。

 ……最後に、何か言い残すことは
 ありますかな?
 
 ……ああ、いけないいけない!
 肝心な事を忘れていましたよ。

 是非、……貴殿のこれまでの
 生き様を是非知りたい――

ヴァニー2号:
 ……兄貴、もう待てないぜ。

ヴァニー3号:
 俺もだ、腹と背中が
 くっつきそうだぜ。

ヴァニー4号:
 へへ、アイツ美味そう~。

ヴァニー5号:
 にいさんの大好きな
 塩と胡椒、持って来たよ!

ヴァニー6号:
 ごっはん、ごっはん!
 よだれが止まらない~!

ヴァニー7号:
 ジュル……。さっきのよりは
 食べ応えがありそう。

ヴァニー1号:
 ……。

 ……やれやれ。
 
 せっかちな奴らだ。

 これから糧となる者の
 生き様を思い更けつつ
 その者の肉を食すことが
 何よりの我輩の楽しみであるのに……。

 もうよい、余興もこれまで。
 さっそく、いただくとしよう。
 
 せめて、痛みを伴わないよう
 先に意識を奪ってあげましょう……。

 ……それ!

……な、なんだか
意識がもうろうとしてきた……。

ヴァニー1号:
 捕食される者への
 せめての慈悲です……。

 (プレイヤー)は
 ヴァニー1号たちの手にかかり
 長い長い冒険者生活に
 ピリオドをうたれた……。

声:
 ……そこまでよ!
 悪ふざけもいい加減にしなさいッ!

ネコマタ(桃)装備だと…

ネコマタ(桃):
 お、おねえちゃん!?

ネコマタ(藍)装備だと…

ネコマタ(藍):
 ……あね様!?

ネコマタ(山吹)装備だと…

ネコマタ(山吹):
 ……姉やんっ!?

ネコマタ(菫)装備だと…

ネコマタ(菫):
 ……お姉さんっ!?

ネコマタ(茜)装備の場合…

ネコマタ(茜):
 ……おねえちゃんっ!?

ネコマタ(空)装備だと…

ネコマタ(空):
 おねえちゃんっ!?(グスッ)
 た、助けてよぉぉぉっ!

ネコマタ(杏)装備だと…

ネコマタ(杏):
 おねえちゃんっ!?(グスッ)
 た、助けてよぉぉぉっ!

ネコマタ(胡桃・若菜)装備だと…

ネコマタ(胡桃):
 ……おねえさん!?

ネコマタ(若菜):
 若菜たち食べられちゃうよ~。(グス)

ネコマタ(新緑)装備だと…

ネコマタ(緑):
 ……ねえさん!?
ネコマタ(白):
 怖がらなくても大丈夫よ。
 
 この子たちは
 貴方たちを食べたりしない。

ネコマタ(桃)装備…

ネコマタ(桃):
 え!?

ネコマタ(藍)装備だと…

ネコマタ(藍):
 えっ!?

ネコマタ(山吹)装備だと…

ネコマタ(山吹):
 ……へっ!?

ネコマタ(菫)装備…

ネコマタ(菫):
 ……え!?

ネコマタ(茜)装備の場合…

ネコマタ(茜):
 ……へ!?

ネコマタ(空)装備だと…

ネコマタ(空):
 ……えっ!?

ネコマタ(杏)装備だと…

ネコマタ(杏):
 ……えっ!?

ネコマタ(胡桃・若菜)装備だと…

ネコマタ(胡桃・若菜):
 え!?

ネコマタ(新緑)装備だと…

ネコマタ(緑):
 !?
ネコマタ(白):
 ぜーんぶ、この子たちの嘘。
 ただの悪戯よ。
 
 この子達は、あなたたちが
 怖がるのを見て楽しんでるの。

 それにこの子達……。
 
 ……草食だもの。

ネコマタ(桃)装備だと…

ネコマタ(桃):
 ……。

ネコマタ(藍)装備だと…

ネコマタ(藍):
 ……。

ネコマタ(山吹)装備だと…

ネコマタ(山吹):
 ……。

ネコマタ(菫)装備だと…

ネコマタ(菫):
 ……。

ネコマタ(茜)装備の場合…

ネコマタ(茜):
 ……よくも、騙してくれたわね……。

ネコマタ(空)装備だと…

ネコマタ(空):
 ……騙したなぁ~。

ネコマタ(杏)装備だと…

ネコマタ(杏):
 ……騙したなぁ~。

ネコマタ(胡桃・若菜)装備だと…

ネコマタ(若菜):
 ……グスッ。

ネコマタ(胡桃):
 ……。

ネコマタ(新緑)装備だと…

ネコマタ(緑):
 ……。
ヴァニー3号:
 ……バ、バレちゃしょうがないな……。

 ……。

 …………。

 ………………。

ヴァニー6号:
 ……とんずらだッ!!

ヴァニー2号:
 う、うわぁ~!!

ヴァニー5号:
 にっげろ~!!

ヴァニー1号:
 ま、待つのだ!おまえたち……!

 (……に、逃げるタイミングを
 逃してしまったのである……。)

(……白からただならぬ
プレッシャーを感じる。)

ネコマタ(白):
 ……ちょっと
 おいたが過ぎましたわねぇ……。

ヴァニー1号:
 (ビクッ!!)

ネコマタ(白):
 ……ウサギさん。
 あなたに忠告があります。

 ……ちょっと、みなさん。
 少しの間、目を瞑ってて
 下さるかしら?
 
 あ……、うさぎさんは
 そのままでよろしくてよ。(にこ)

??

ネコマタ(桃)装備だと…

ネコマタ(桃):
 ご、ご主人っ!見ちゃダメ!!
 素人には刺激が強すぎるからっ!

ネコマタ(藍)装備だと…

ネコマタ(藍):
 あ、ああ……。
 ……ぬし様、失礼しますっ!

ネコマタ(山吹)装備だと…

ネコマタ(山吹):
 あ…あかん……。
 姉やん、完全に頭にきとる!

 ……今のあんさんには
 ショックが強すぎるで!

ネコマタ(菫)装備だと…

ネコマタ(菫):
 あらあら、これは大惨事ですわね……。
 あなた、目を瞑って!

ネコマタ(茜)装備の場合…

ネコマタ(茜):
 なにグズグズしてるの!
 早く目を瞑りなさいっ!

ネコマタ(空)装備だと…

ネコマタ(空):
 あ~……。
 
 あのウサギ、ねえちゃんの
 逆鱗に触れてしまったな~。

 なむなむ~……。

ネコマタ(杏)装備だと…

ネコマタ(杏):
 わ、わわわわっ!
 見ちゃダメだよっ! 
 
 うぅ、怖いよぉぉぉっ!

ネコマタ(胡桃・若菜)装備だと…

ネコマタ(若菜):
 ??

ネコマタ(胡桃):
 あ、あああああああ……。
 見ちゃダメ~!

ネコマタ(若菜):
 若菜も目を瞑るよ~。

ネコマタ(新緑)装備だと…

ネコマタ(緑):
 ……見ては、ダメ!
ネコマタに視界を遮られてしまった!

(暗転)

ネコマタ(白):
 ご協力、感謝しますわ……。
 
 ……さて、ウサギさん
 これから私が述べる忠告
 しっかり守って貰いますよ……。

ヴァニー1号:
 ……。

 …………。

 ………………ひぃ!?。

(ゴゴゴゴゴ……。)

ネコマタ(白):
 ……ボソボソ。

ヴァニー1号:
 ……。(ガチガチ)

ネコマタ(白):
 ……返事?

ヴァニー1号:
 !!??
 は、ははは、はいっ!

ネコマタ(白):
 ボソボソ……。

ヴァニー1号:
 は、はいッ!

ネコマタ(白):
 ボソボソ……。

ヴァニー1号:
 わ、わわわ、分かりました!!
 肝に銘じますぅぅぅ!!

ネコマタ(白):
 あらそう♪
 わかってくれたのねぇ。
 
 良かった♪

 もう、目を開けてくださって
 結構よ♪

(視界が戻る)

ヴァニー1号:
 (ガクガク……、ブルブル……。)

ネコマタ(白):
 もう、この子たちは
 悪戯でみんなを困らせない事を
 約束してくれたわ♪
 
 積もり積もった話をしたいし
 一度、街へ戻りましょうか。

 ……ウサギさん、出口はどこ?

ヴァニー1号:
 ……えっ、あ、その……。

 ……。

 や、やだね!
 ……お、教えないもんっ!

ネコマタ(白):
 はぁ……。
 
 仕方のない子ねぇ。

ヴァニー1号:
 (ビクッ!!)

 ……ぜ、ぜぇ~ったい!

ネコマタ(白):
 ……そう、分かった。
 
 それじゃあ、あたしが
 あなたたち兄弟のその腐った
 性根、叩き直してあげるわ♪

ヴァニー1号:
 (……ガクガク。)

(……この香り、夢幻の花?)

ネコマタ(白):
 まずは、礼儀作法…ら……

「夢幻の花」は強い香りを放ち
散ってしまった!

ヴァニー1号:
 ……やだ…ね……。

(……段々と
意識が遠のいて行く……。)

ECO温泉

温泉に入っているおじいさん:
 ほわ~、おおっ?
 戻りおったか!
 
 このジジイに、全てを話してみよ!

(プレイヤー)は
これまでの出来事を
ありのまま老人に伝えた。

温泉に入っているおじいさん:
 ……。
 
 ……ううむ。
 どこから話せばよいのか……。

 ……このジジイも
 あちらの世界についての
 
 情報は疎くてのう……。
 とにかく、知っていることを
 語っていくぞい……。

 ……夢幻世界。

 ……夢幻世界とはその名と通り
 夢、幻のような曖昧な世界じゃ……。

 そんな曖昧な世界に7匹の
 兄弟ウサギが暮らしておってのう。
 
 人々に悪戯などをして
 愉快に暮らしておったのじゃ。

 かつて、このジジイも
 「夢幻の花」の力で
 夢幻世界を行き来したものじゃて。

 「夢幻の花」なのじゃが
 この花の香りには、この世と
 夢幻世界を結びつける力がある。
 
 また、その香りは
 この世に引き戻す命綱的な
 役割もするのじゃ。

 つまり、白ちゃんが
 こっちへ戻れない原因は
 きっかけもなく、あちらの世界へ
 踏み込んだことが原因じゃろうて。

 あやつらに出口を尋ねても
 教えてくれなかったのは
 彼ら自身、脱出させる方法が
 分からなかったからじゃろう。

 再び、白ちゃんが
 こちらへ戻る為には夢幻世界から
 現実世界を結びつけるだけの
 強い力が必要なのかもしれないのう。
 
 それがなんなのか、このジジイに
 聞かれても分からんが……。

 再び、夢幻世界に足を
 踏み入れようと思うのならば
 「夢幻の花」が必要じゃっ!

 「夢幻の花」は……。

 ……。

 …………。

 ………………。

 ……はて?
 どこで手に入れたんじゃったか……。
 
 どうも最近ボケてきてのう。
 よく、思いだせんわい。

 ……すまないが
 この街にいるハーシェルをいう男を
 尋ねてみてくれい。

 あやつならきっと
 力になってくれるっ!

タイタニアビーチ

ドミニオン世界

ウェストフォート・羅城門通路

仕入屋ドガ:
 あら!このコったら
 アタシと二人きりで話したいだなんて!
 
 んっもう~、おませちゃんネ♪

 今日はどういった御用かしらン♪

 ふんふん……。

(プレイヤー)はドガに
「夢幻の花」について尋ねた。

仕入屋ドガ:
 ……えぇっ?「夢幻の花」??
 
 たしかに、ドミニオン世界に
 生息する花だけど……。

 ふぅ~ん。
 ……「夢幻の花」ねぇン。

 あいにくだけど、その商品は
 今、うちでは取り扱ってないわ。

 あれってものすっごい
 レアで幻的な花なんだけど
 
 仕入れても高く売れないし
 採算が取れないのよねぇ……。

 ……。

 ……「夢幻の花」、欲しい?
どうする?
→ いいえ

仕入屋ドガ:
 あら、いらないの?
 んっもう、ヘンな子ねぇ……。
→ はい

仕入屋ドガ:
 ……ふ~ん♪

 「夢幻の花」の在り処……
 教えてあげないこともないけど?
 
 ……うふふ♪

 でも、条件があるの……。

 条件、……聞きたい?
どうする?
→ 聞きたくない

仕入屋ドガ:
 ……あ、あらっ!
 
 とっても簡単よ!
 是非、挑戦してみるべきよ!

 ……条件、聞きたいわよね?

「聞きたい」と答えるまで永久ループw

→ 聞きたい

仕入屋ドガ:
 ……そうこなくっちゃ♪

 うふ♪……ぐふふ♪

 そ、その条件というのは……。

 こ、今度ね……。

 ア、アタシと……。

 デ……。

 デ、デデ……。

 デ、デデェ、……デートをッ!

ネコマタ(桃)装備だと…

ネコマタ(桃):
 にゃ!?
 にゃっにゃっ!!
 
 (な、なに言ってるのこの人!
 ご主人は渡さないんだから!)

ネコマタ(山吹)装備だと…

ネコマタ(山吹):
 ……にゃ!
 にゃにゃにゃっ!
 
 (……これは禁断の……。
 い、いや、今助けるで~っ!)

ネコマタ(菫)装備だと…

ネコマタ(菫):
 ……にゃ!
 にゃにゃにゃっ!!
 
 (……ま、まだ早すぎますわっ!)

ネコマタ(茜)装備だと…

ネコマタ(茜):
 ……。
 にゃっ、にゃおっ!
 
 (こ、これはアブノーマルな展開ね!
 このまま見ていたい気もするけど……
 い、一応助けてやるかっ!)

ネコマタ(空)装備だと…

ネコマタ(空):
 にゃ~……。
 にゃっにゃにゃ!
 
 (うわ~、このおっさん
 ドきついなぁ~……。
 い、一応助けてやるかっ!)

ネコマタ(胡桃・若菜)装備だと…

ネコマタ(若菜):
 ……にゃ~ん。
 (ん……、怖いよ……。)

ネコマタ(胡桃):
 にゃっにゃにゃ!?
 (き、きっとモンスターなのよ!
 た、助けなきゃ!!)

ネコマタ(新緑)装備だと…

ネコマタ(緑):
 ……にゃ!?
 
 (……ご主人が危ない!?)
仕入屋ドガ:
 わっ、わっ、なんなの!
 この子!

 い、痛いっ!やめなさい!

 ……ぶああぁっ!

ネコマタ(杏)所持の場合

杏:
 ……にゃお~ん。
 
 (……うぇ~。なんなの~?
 この気持ち悪いオッサン……。)

仕入屋ドガ:
 !!

 あらやだ!!
 なんなのこの子!?
 
 ちょ~~~~~
 カワイイじゃないっ!!

 えいっ♪

杏:
 にゃっ!?にゃ~!
 にゃ、ぎにゃ~っ!
 
 (うわっ!?離せっ!!
 うわ、うわぁ~!)

仕入屋ドガ:
 んもうっ!
 こんなに喜んじゃって♪
 
 んもうッ!
 頬っぺたスリスリしちゃう!

(ジョリッ、ジョリッ!)
杏:
 にゃ~ん!!にゃにゃにゃっ!
 
 (うわ~ん!!
 ジョリジョリ痛いよ~!)
 
 ※杏装備の場合は、これの前に上記の(桃)の台詞が出る模様。
仕入屋ドガ:
 ……ところで
 「夢幻の花」なんて何に使うの?
 
 もし良かったら教えてくれない?
 商売柄、気になるのよん。

(プレイヤー)はドガに
これまでの経緯を説明した。

仕入屋ドガ:
 うおおおおおおおっ!!

 う、うう……(グスッ)

 この子たちの兄弟愛……、
 
 爆裂的に感動したわ!!

 ……よし、決めた!
 たった今、決めたわ!!

 アタシ、あなたに協力するわん♪
 
 もちろん、条件なんてないわよ。
 だから遠慮しなくてもいいの♪

 これ、渡しておくわん。

「助けてドガちゃん(イベント)」
を入手した!

仕入屋ドガ:
 このアイテムを使えば
 いつでもアタシと通信できるわん♪

 「夢幻の花」の生息地は夜間の
 ステップキャニオンよ。
 
 目的地に着いたらそれを
 使ってアタシを呼び出すのヨ♪

 アタシが案内するから
 今あげたアイテム、捨てないでネ♪
 絶対よン♪
(羅城門内で「助けてドガちゃん」使用)
ドガちゃん:
 『うふふ♪』
 
 『さっそく、アタシのあげた
 アイテムを使ったのね♪』

 『まるで、初めて
 オモチャを与えられた
 コドモみたい♪』
 
 『うふ、カワイイ♪』
(フィールドで「助けてドガちゃん」使用)
ドガちゃん:
 『はぁ~い♪こちらドガちゃん♪』

 『「夢幻の花」は
 夜間のステップキャニオンでしか
 手に入らないわン。』

 『寂しくなったらまた
 連絡してねン♪』

ステップキャニオン(夜)

ドガちゃん:
 『こちらドガちゃんよ♪
 どう?着いたかしら?』

 『……。』

 『あらまぁっ!着いたのね!』

 『わかったわ!』
 
 『これからアタシが「夢幻の花」の
 生息地に案内するからちょっと
 待っててねン♪』
ドガちゃん:
 はぁ~い♪お・ま・た・せ♪
 
 ……まるで
 デートしているみたいね……?

 うふふ♪
 
 それじゃあ、ちょっと乱暴だけど
 いざ「夢幻世界」へ♪

……!?

ドガはいきなり
何かの臭いを染み込ませた布を
顔に押し当ててきた!

ドガちゃん:
 あらあら、いい子だから
 暴れちゃダメ♪
 
 最初はボーっとするけど
 段々と良くなってくるから
 我慢してねン♪
 
 アタシもすぐにそっちへ
 行くから……。うふふ♪

ドガの力は凄まじく
振りほどけそうにもない。

……顔に押し当てられた
布の臭いのせいか、頭が
ボーっとしてきた……。

意識が遠退いていく……。

ステップキャニオン(夢幻)

ドガちゃん:
 ……さ、着いたわよン♪

 ……はぁん。
 
 ここへ来るときの頭が
 ボーっとする感覚……
 いつ来ても最ッ低!

 はぁ、なんだか憂鬱。
 ウキウキデート気分も
 台無いしよ……。
 
 あなたをここに連れてくる瞬間まで
 ドキドキ、ワクワクのとっても
 エキサイトな気分だったのに……。

 ……えっ?
 
 なに怯えてるのン?
 アタシが「憑いている」から大丈夫!
 なにも心配はいらないわン♪

 ……さて、目的の物は
 ここのどこかにあるはずよン。
 
 さっそく探してみましょ♪
ドガちゃん:
 あら!早かったわね♪
 それが「夢幻の花」よ。
 
 さあ、さっさとそれを
 取ってこんなところから
 出ましょう♪

→採取する

!?

「夢幻の花」が消え去った!!

ドガちゃん:
 ……どうやらアタシたち
 ここの夢幻の住人に
 魅せられていたようね……。

 ……気をつけるのよ。
 この世界はアタシたちを
 異物と見なして排除しようと
 しているわ。

 とっとと本物の
 「夢幻の花」を手に入れて
 ずらかるわよっ!

 ……あ、そうだ!
 
 あっ、あの。
 あ、アタシに憑依したくなったら
 アレ……、使ってね♪
……「夢幻の花」だ。

→採取する

「夢幻の花」を掴むことが
出来なかった……。

「夢幻の花」の香りが
強くなった気がする……。

ドガちゃん:
 ……。

 なんだか「夢幻の花」の香りが
 強くなってきたわね……。
 
 とりあえず、手当り次第
 探してみましょうか。
→採取する

:
 (……異物は排除する。)

レジェクター出現

……。

「夢幻の花」を掴むことが
出来なかった……。

ドガちゃん:
 ……チックショォォオッ!!
 
 まったくなんなのよォォォッ!

 はぁはぁ……。
 
 も、もう、この花には
 構わない方がいいと思うわ。
 
 他を探しましょ。
→採取する

……。

「夢幻の花」を掴むことが
出来なかった……。

ドガちゃん:
 ……匂う、匂うわっ!
 「夢幻の花」の香りがっ!
 
 後もう少しよ!
 頑張りましょう♪
 →採取する

ドガちゃん:
 ……!?

 ……。

 ……どうやら夢幻を
 打ち破れたみたいね……。
 
 今なら本物の「夢幻の花」を
 見つけることができるはず……!
 
 急ぎましょう!
ドガちゃん:
 ふぅ……。
 
 「灯台下暗し」とは
 良く言ったものだけれど……。

 はぁ……、疲れたわ。
 
 さっさとむしり取って
 帰りましょうかねぇ♪

:
 (……異物よ。)

ドガちゃん:
 え?
 
 ……なにか言ったかしら?

:
 (……調和を乱す者よ。)

ドガちゃん:
 えっ、なに?なんなの?
 
 隠れてないで出てきなさいよ!

:
 (……夢幻の調和を乱した罪……。)
 
 (其の者の存在の消滅を持って
 償ってもらおうっ!)

ドガちゃん:
 ……なにさっきから
 訳の分からないことを
 言ってんのよ……。

 ……もうこっちは
 クタクタでイライラしてんのよっ!

 アンタのような
 訳の分からないヤツに
 このアタシが消されるもんですかっ!

 逆にオマエの存在を……。
 
 ……微塵も残さず、完全に
 抹消してやるよォォォッ!

「夢幻の花」の強烈な香りが
辺りを漂いだした!!

ドガちゃん:
 くるわッ!!
 
 心の準備はいいかしら?

→覚悟はできている!

ドガちゃん:
 行くわよッ!!

レプロヴェイター出現

ドガちゃん:
 ……うふふ♪
 
 微塵も残さず、存在を
 抹消してやったわ!!

 さあ、早くその「夢幻の花」を
 とって、この辛気臭い世界から
 脱出しましょう♪

→様子を見る

ドガちゃん:
 んっもう、用心深いわねぇ……。
 
 いいわン♪
 アタシが取ってあげる!

 えいっ!!


(ブチッ!)

ドガちゃん:
 ……ほら、なんともないでしょ?
 
 うふふ♪
 ホント、心配性なんだから♪

 でも、そんなところが
 カワイイのよね♪
 
 はい、これ。

「夢幻の花」を入手した!

「助けてドガちゃん!」を
取りあげられた!

ドガちゃん:
 ……うふふ。

 ……それじゃあ、名残り惜しいけど
 ここでお別れよ……。

 アタシ、凄く楽しかった……。

 ……あ、あの、最後に
 アタシをほ、抱擁……。

 いて、やっぱり止めとく……。
 
 アナタとこんな素敵な
 デートが出来たというのに
 これ以上の望みは
 神様もきっとお許しに
 ならないわン……。

 ……。

(……。)

ドガちゃん:
 ……あら、気にしてくれるのね?
 
 やさしい子……、うふ♪

 ……さあ、いきましょう。

 今日、今、ここから……
 あなたとアタシの
 新しいスタートが始まるの!
 
 さあ、振り向いてっ!

(プレイヤー)はドガに無理矢理
振り向かされた!!

(……。)
どうする?
→ 振り向かない

(……。)

「振り向く」まで永久ループ

→振り向く
ドガちゃん:
 ……だめ!
 振り向かないでっ!!
 
 アタシ、ここであなたと
 お別れできなくなっちゃう……。

(……。)

ドガちゃん:
 アタシ……。

 今日のこと……。

 ずっと……。

 ……ずっと……。

 忘れないわン……。

 さようなら、
 (プレイヤー)……。

 ……。

 ……うぉぉぉおぉおおおッ!!

 ……フンハッ!!

ドガは、名残り惜しそうに
飛び去っていった……。

(……?)

……ドガの立ち去った後に
布切れが落ちている。

布きれを拾い上げると
布から嫌な臭いが漂ってきた……。

それは「夢幻の花」とは違う
……そう、ここに来る前に
ドガに無理矢理顔に当てられた布に
染み付いていたあの臭い……。

……臭いが、あの時の出来事を
鮮明な記憶として
フラッシュバックさせる……。

段々と気分が悪くなってきた。

動悸も激しい……。

……気を失いそうだ……。

ECOタウン

タイタニアビーチ

ハーシェル:
 「夢幻の花」を手に入れたと!?
 いったいどうやって……
 
 いや、それより早く
 白の元へと急ぐのだ!

ECO温泉

温泉に入っているおじいさん:
 ……ほわ?
 
 なんと、ついに「夢幻の花」を
 手に入れたかっ!

 それならば
 こんなジジイの所で
 油を売っとらんで
 さっさと白ちゃんの元へ
 急ぐのじゃっ!

ショップゾーン

ウサギ:
 ……あらっ!まぁまぁ
 お久しぶりですこと。

 あれから私達、白様の
 ありがたいお言葉を聴いて
 悟りました……。

 今まで私達がしてきた
 愚行を思い改め、心機一転
 この町のみなさんのお役に
 立てるようなウサギに
 なろうと心に決めました!

 ……ところで
 今日はなんの御用で?

 ……。

 ……はいはい、白様ですね!
 白様はお元気ですよっ!
 
 白様は日々、私達ウサギのことを
 色々ご指導いただいております。

 ……えっ?
 白様に会いたいと
 おっしゃるのですか?

 ……どーぞどーぞ!
 窮屈な所ですが
 ごゆっくりしていってください。

 それでは、ご案内します。
 
 ちょっと、ボーっとしますが
 ご辛抱ください……。

「夢幻の花」の香りが
辺りを包む……。

なんだか意識が
もうろうとしてきた……。

ショップゾーン(夢幻)

ネコマタ(白):
 あらあら
 お久しぶりですわぁ~♪

ヴァニー1号:
 これはこれは……。
 よく参られましたな!
 
 なにぶん、こんな世界なので
 たいしたお持て成しはできませんが
 まぁ、ゆっくりしていってください。

 ……え?
 また、あなたたちを
 騙そうとしてるんじゃないかって?
 
 いやいや~、もう私どもは
 そのような愚かな行いは
 しないと心に、白様に誓いました。

 あれから、白様の
 ありがたいお叱りの言葉を聞き
 私どもは心を入れ替えました。
 
 これからは、他人の為に白様の為に
 尽くして生きることを……。

ネコマタ(白):
 あらまあ♪

ヴァニー1号:
 ……さて、本日はどういった
 ご用で参られたのですか?

 ……。

 ……ふむふむ。

 白様を連れ戻しに
 やってきたわけですな……。

 ……。

 ……実は、私どもの心が
 荒んでいたあの頃……。
 
 白様が恐ろしく
 何度も、この世界から元の世界へ
 送り返そうとしたのです。

ネコマタ(白):
 ……あら、それはほんとうですの?

ヴァニー1号:
 あっ……、はい……。

 お恥ずかしい話ですが
 荒んだあの頃の私ども兄弟にとっては
 白様はまるで、この世の
 あらゆる恐怖を体現……、いや!
 
 白様は眩しすぎる方でしたので……。

 おっ、話が脱線してしまいましたね。
 話を戻しますよ。
 
 ……私たち兄弟ウサギは
 何度も、白様を元の世界に
 戻そうとしたのです!

 ……ですが、何故だか
 白様を元の世界に
 戻すことが出来ませんでした。

 それから白様を元の世界に帰す
 手がかりはないかと色々な文献を
 漁ってみたのですが……。
 
 残念ながら、きっかけを持たず
 この夢幻世界に来た者を
 元の世界に戻す方法を
 見つけることは出来ませんでした。

 白様……、すべての責任は
 私にあります。
 本当に申し訳ありません。(ぺこり)

ネコマタ(白):
 頭をあげてください。
 私はきにしていませんよ。(にこ)

ヴァニー1号:
 おぉ……!!
 
 なんと慈悲深いお言葉……。

 私は、私は……、ううっ……。

 ……。

 ……あ、そうだ!

 そういえば、文献を漁っていた時に
 あなた様が持つ「夢幻の花」についての
 興味深い記述がありました。
 
 もしかしたら、これがヒントに
 なるかもしれないですね。
 
 では、読み上げるので
 お聞きください。

 ”最初の「夢幻の花」の香りは
 その場の情景を「思い」として
 強く記憶に焼き付ける作用を持つ”
 
 ”二度目の香りは記憶した「思い」を
 強く思い起こす作用を持つ”
 
 ……と記述されています。

 「匂い」、「香り」には思いや
 情景を結びつける力があります。
 
 あなたにもそんな経験
 ありませんか?

 ……。

 私にはあります。
 ふと懐かしい草木の香りで
 記憶の奥深くに埋没していた
 幼き日の記憶が
 呼び起されることが……。

 ……おっと
 話が脱線してしまいましたね。
 ……コホン。

 ……おや?……白様?

 白様!白様っ!!
 いかがなされました!?

ネコマタ(白):
 な、なんだか急に……
 ……めまいが……、うぅ……。

(ドサッ)

 ヴァニー1号:
 ……白様!?
 
 白様ッ!!
 あわわ……。

ネコマタ(桃)装備だと…

ネコマタ(桃):
 (おねえちゃん、おねえちゃん!
 ……なに、体が凄く冷たいよ……?
 
 ウサギさん、なんとかしてよ!

ネコマタ(藍)装備だと…

ネコマタ(藍):
 あね様?……姉様!!
 ……体が凄く冷たい……。

 ウサギさん、なんとかしてください!

ネコマタ(山吹)装備だと…

ネコマタ(山吹):
 どうしたん、姉やん!
 ……なんや!体が冷たすぎやで!!

 ウサギッ、なんとかせーや!

ネコマタ(菫)装備だと…

ネコマタ(菫):
 ……お姉さん!!
 なぜ、体温がこんな低く……。
 
 ウサギさん、なんとかしてください!

ネコマタ(茜)装備だと…

ネコマタ(茜):
 ……お姉さん!!
 なぜ、体温がこんな低く……!
 
 ウサギさん、なんとかしてください!

ネコマタ(空)装備だと…

ネコマタ(空):
 ねえちゃん?ねえちゃん!
 なんでこんなに体が冷たいんだ!

 やい、ウサギ!なんとかしろ!

ネコマタ(杏)装備だと…

ネコマタ(杏):
 おねえちゃん!!
 うわっ、体が冷たい……。
 
 ……ウサギ!なんとかしろ!

ネコマタ(胡桃・若菜)装備だと…

ネコマタ(若菜):
 ん……、おねえちゃん?

ネコマタ(胡桃):
 か、体が凄く冷たい……。
 
 ウサギさん、なんとかして!

ネコマタ(新緑)装備だと…

ネコマタ(緑):
 ……ねえさん?ねえさん!?
 ……体が冷たい……?
 
 ……ウサギさん、なんとかして!
ヴァニー1号:
 あわわわわ……。
 
 なんとかしたいのは山々なんですが
 私になんとかしろ!……と
 申されましても……。

 う~ん、う~ん。
 実に困りましたよ。

 ……おお、動悸が
 激しくなってきました。
 
 こういう場面は本当に苦手でして
 いまにも脱兎のごとくこの場から
 立ち去りたい気分です。

 ええ……、ええ、そうですともッ!
 
 我々、こう見えてとても小心者で
 臆病者……。

 ああ……、もういっその事
 一緒に気を失ってしまおうか……。

 ……。

 …………。

 ………………。

 ああッ!!

 ビビッときた!
 
 今、脳天にビビッときましたよ!!

 ……この症状は文献で見た「アレ」!
 そう、まさしく「アレ」!!

:
 アレ?

ヴァニー1号:
 ええ、この症状はきっと「アレ」!
 文献に載っていた症例に
 間違いありませんッ!

 ……え~っと、たしかあそこに
 しまい込んだはず……。
 
 ……ちょっと待っててください。

(……ゴソゴソ。)

ヴァニー1号:
 これは……、「夢幻世界の歴史」。
 
 ……ちがうな~。

(……ガサガサ。)

ヴァニー1号:
 これは……、「孤独はつらいよ」。
 
 ……これでもない。

(……ゴソゴソ。)

ヴァニー1号:
 ……!

 「美味しいニンジンの食べ方」!
 
 ……これじゃない!

 ああ~……、一体
 どこへしまい込んだんでしょう……。

(……ガサガサ!!)

ヴァニー1号:
 ……。

 …………。

 ………………。

 ……あった、ありました!!

 いやいや、お待たせしました。
 
 これです、これ!
 「夢幻のススメ」!
 
 え~……っとこれによりますと……。

 ……。

 読み上げますよ?いいですか?

:
→ はい

ヴァニー1号:
 え~…、この文献の
 ”存在の置換”にある
 記述によりますと~……。

 ”夢幻世界に長期滞在をする場合は
 以下の事について覚悟しましょう。”
 
 ”長期、夢幻世界に留まってしまうと
 あなたは、自分の世界での存在する為の
 力が失われてしまいます。”

 ”なぜなら、ここで失われる力は
 夢幻世界で存在する為に必要な力へと
 変換されてしまうからです。”
 
 ”これはあなたにとって最大の試練と
 なるでしょう。”

 ”この存在の力が変換される際に
 あなたは大変な苦痛を伴います”

 ”この苦痛を乗り越えた時
 あなたは晴れて夢幻の住人として
 夢幻世界に迎えられることでしょう”

 ”しかし、夢幻世界に
 迎え入れられるには大変
 困難を極めます”
 
 ”中でも夢幻世界に存在を
 認められぬ者は
 存在する為の力の変換がされず
 消滅を迎えます。”

 ”それは「死」と同義です。”

 ”このように夢幻世界に
 長期に渡って留まることは
 大変、危険を伴いますが
 この試練を乗り越えた時
 あなたは晴れて夢幻の一員です。”

 ”二度と元の世界に戻ることは
 叶いませんが、楽しい夢幻世界生活が
 あなたを待っていることでしょう。”
 
 ”自分の世界に嫌気を感じている
 そこのあなた!”

 ”やりたい放題、好き放題!
 私は夢幻世界での新生活を
 オススメします。”

 ……。

 ……”存在の置換”が始まった
 というわけですね。

 ……。

 あわわわわわわ……。
 
 これは大変ですよッ!!

 ヘタすると消滅!?
 なんて残酷な運命を
 この世界は白様に下そうと
 いうのでしょうか!!

ネコマタ(山吹)所持時

ネコマタ(山吹):
 あーもう、イライラする~。
 
 ……ちょっとその本、見せてみ!

ヴァニー1号:
 あ、ちょっ……。

ネコマタ(山吹):
 ……。

 あっ、あった!
 ”存在の置換の止め方”!これや!
 
 ……読み上げるで!

 ”存在の置換の止め方”
 
 ”存在の置換の止め方はとても簡単です。
 それは強い生命力を持つもの
 が「キス」をすること。”

 ”「キス」をすることで、存在の置換が
 始まった者を目覚めさせることが
 出来ます。”

 ……こッ、これや~!!
 
 なぜ、「ちゅ~」なのか
 激しく疑問やけど、時間もないし
 やるしかないな!

 よし!あんさん!緊急事態や!
 姉やんに「ちゅ~」するんや!
 
 ウサギはあかんで!

ネコマタ(山吹)所持時

ネコマタ(桃):
 もう~っ!モタモタと~!
 
 ……ちょっとその本、貸して!

ヴァニー1号:
 あ、ちょっ……。

ネコマタ(桃):
 ……。

 ……あっ、”存在の置換の止め方”!
 これならっ!
 
 ……それじゃあ、読み上げるね!

 ”存在の置換の止め方”
 
 ”存在の置換の止め方はとても簡単です。
 それは強い生命力を持つもの
 が「キス」をすること。”

 ”「キス」をすることで、存在の置換が
 始まった者を目覚めさせることが
 出来ます。”

 ……キ、「キス」!?
 
 (な、なんで「キス」なの……?)
 (でも、迷っている時間はないし……。)

 ……あの、ご主人!
 お姉ちゃんに、キ、キ…「キス」!
 ……してください!!
:
 (えっ、白とキス!?)

ネコマタ(白):
 ……。

白は気を失っているようだ。

どうする?
→ キスをする

 ヴァニー1号:
 ……ふむふむ?

 この文献によりますと
 キスする場所はどこでも
 良いみたいでよ。
狙いは……?
→ おでこ

:
 (おでこで大丈夫かなぁ~。)

 ヴァニー1号:
 おぉ!おでこを選ぶとは
 なんという謙虚っぷりでしょうか。

 ささッ、早く!(ワクワク)

ネコマタ(桃)装備だと…

ネコマタ(桃):
 (お姉ちゃんにはよくなって
 欲しいけど……。)

 (……なんだか複雑な気分。)

ネコマタ(藍)装備だと…

ネコマタ(藍):
 (あね様には早くよくなって
 欲しいけど……。)

 (……複雑な気分。)

ネコマタ(菫)装備だと…

ネコマタ(菫):
 (お姉さんが良くなる為とは言え
 ちょっと複雑な気分ですねぇ……。)

ネコマタ(茜)装備だと…

ネコマタ(茜):
 (……これは、姉さんの為に
 必要なことなのよ……。)
 
 (……。)

 (……もう、一体なんなのよ!
 この胸のモヤモヤな気持ちは……。)

ネコマタ(杏)装備だと…

ネコマタ(杏):
 (……ボクもしたいけど
  ガマン、ガマン。)

ネコマタ(胡桃・若菜)装備だと…

ネコマタ(若菜):
 ん……、キス?

ネコマタ(胡桃):
 わ、若菜ちゃんは見ちゃダメ!
……ちゅ。
→ ほっぺ

:
 (ほっぺで大丈夫かなぁ~。)

 ヴァニー1号:
 おぉ!ほっぺ!!
 もう少し勇気を振り絞れば
 接吻なのにッ!
 
 まぁ、いいでしょう。

 ささッ、早く早く!(ワクワク)


(この場合のネコマタの台詞は、おでこの時と同じ)


……ちゅ。
→ くちびる

:
 (……くちびる。)

ヴァニー1号:
 おぉ!くちびる!!
 気を失っている婦人のくちびるを
 奪おうとは、なんと大胆なんでしょう!
 
 ささッ、早く早く!(ワクワク)

ネコマタ(桃)装備だと…

ネコマタ(桃):
 く……、くちびるっ!?
 
 そ、そこはダメ~ッ!

ネコマタ(山吹)装備だと…

ネコマタ(山吹):
 ……ちょ!!

 あんさん、そこはアカンて~!

ネコマタ(新緑)装備だと…

ネコマタ(緑):
 ……そ、そこだけは許せませんっ!
:
 !?

……ぶちゅっ!

ネコマタの不意な妨害攻撃により
おでこにキスしてしまった!
ネコマタ(白):
 ……。

 …………。

 ………………。

 ……ん、んん……。

 あ、あれ?
 
 私はなにを……?

ヴァニー1号:
 おぉ!白様、目を覚まされましたか!
 いや~、よかった!
 
 一時はどうなるかと、このウサギ、
 とても心配しました!

ネコマタ(白):
 あの……
 私の身に一体なにが……?

ヴァニー1号:
 いや~、実はですね……。

 ごにょごにょ

ネコマタ(白):
 ……はいはい。

ヴァニー1号:
 ごにょごにょ

ネコマタ(白):
 あらまあ~……。

ヴァニー1号:
 ごにょごにょ

ネコマタ(白):
 !!!!!!!!!!!!!

 き、ききき、キスを!?

ヴァニー1号:
 ごにょごにょ

ネコマタ(白):
 ……。(照れ)

ヴァニー1号:
 ……という訳なのですよ。

ネコマタ(白):
 ……。

 あ……、あの、助けて下さって
 ありがとうございます……。
 ……。

 …………。

 ………………。

:
 (……なんだか気まずい。)

ネコマタ(白):
 (妙に意識しちゃう……。)

ヴァニー1号:
 はいはい。
 
 お二人とも、良い雰囲気のところ
 水を指すようで申し訳ありませんが
 まだ、危機が去った
 ……という訳ではありません。

 この夢幻世界に留まっている限り
 またいつ、あの危機が訪れるか、
 分かった物ではありません。
 
 ……それに、今のキスで
 あなたも元の世界に存在する力を
 失われてしまった……。

:
 ?

ヴァニー1号:
 そう……
 (プレイヤー)さん、あなたです。

 その証拠にその「夢幻の花」を
 見てみてください。

:
 ……!?

「夢幻の花」が枯れてしまっている。

ヴァニー1号:
 ……あなたの思いは
 白様に「キス」をしたあの瞬間
 あなたの記憶はこの場、
 そして白様に結び付けられて
 しまったようです。

 もうこの状態では、どんな術を
 施したところで
 元の世界に戻ることは
 難しいでしょう……。

ネコマタ(白):
 そんな……!!
 なんとかなりませんの……?

ヴァニー1号:
 いやはや、こればかりは
 私どもの力ではどうにもなりません……。

ネコマタ(白):
 私のことはどうなってもいいです!
 
 この方と姉妹だけでも
 なんとかすることは出来ませんか?

ヴァニー1号:
 ……。

 いま、どうなっても良いと
 申されましたか……?

ネコマタ(白):
 ……はい!

ヴァニー1号:
 それならば方法はあります。
 
 しかし、この手段は
 一か八かで、危険を伴いますが……。

 ……白様、覚悟は良いですな?

ネコマタ(白):
 ……覚悟は出来ています。

ヴァニー1号:
 ……ふむ。
 
 おまえたちも異論はないな?

ヴァニー2号:
 ああ!

ヴァニー3号:
 覚悟は出来ているぜ。

ヴァニー4号:
 祭りだッ!

ヴァニー5号:
 準備はオッケーだぜ!

ヴァニー6号:
 盛大にいこう!

ヴァニー7号:
 仕方ないなぁ~。

ヴァニー1号:
 ……!!

:
 (……なんだか、とても寒い。
 意識が朦朧としてきた……。)

ネコマタ(白):
 ……!!
 
 顔色が……。
 だ、大丈夫ですか?

ヴァニー1号:
 ……この世界はあなた方を
 早々に始末したいと見えますな……。
 
 さ……、時間がない!

 ……いくぞッ!
 
 フルパワーだッ!!

ヴァニー兄弟:
 ……はぁぁぁぁぁっ!!
ヴァニー3号:
 ……うッ、うう。

 オイラ、ここまでのようだ……。
 
 先に逝ってるぜ……アニキ。

ネコマタ(白):
 3号!?

ヴァニー5号:
 ……くッ!!

 ……どうやら俺もここまでのようだ。
 
 あっちの世界でまってるぜ!

ネコマタ(白):
 ……5号まで!?
 
 あなたたちは一体……?

ヴァニー2号:
 ……私も限界だ。

ネコマタ(白):
 ……あなたたちの存在の力が
 消えている……?

 と、とにかくやめてください!
 このままではみんな消えてしまう!

ヴァニー6号:
 ……白様。
 
 本当の母さんみたいだったよ……。

ネコマタ(白):
 ……もう、ヤメテッ!

ヴァニー1号:
 ……うぐッ、……ふふふ。

 白様はなんでもすると
 
 覚悟は出来ていると
 言ったではありませんか……。

ヴァニー7号:
 ……ア…アニキ……。

 あっちの世界も……
 楽しいかなぁ……?

ヴァニー1号:
 ……。

 ……いまここで止めたら
 我々の行為は全て無駄になってしまう。

ネコマタ(白):
 ……でもっ!

ヴァニー4号:
 うう……、アニキィ。

 俺たち良いウサギに……。
 
 なれたかなぁ……。

ヴァニー1号:
 ……ああ、なれたさッ!
 
 われら兄弟ッ、最高のウサギだッ!

 ……さあ、仕上げと行こうッ!!

 ……うおおぉぉぉぉッ!!

 ……思う力は自身だけの為にあらずッ!

 他人を思う心こそッ!!

 最も大きな力なりぃぃぃッ!
 『く……、なんということだ……。』

 『我々兄弟の力を持ってしても
 この世界の呪縛から抜け出せぬか……。』

ネコマタ(白)
 ……。
 
 ……あなた方の行い
 無駄にはしませんッ!!

 『……妹たちのこと
 宜しく頼みますね……♪』

ECO温泉

温泉に入っているおじいさん:
 ……。

うっすらと目に涙を浮かべた
老人は無言で三角巾を手渡してきた。

『降魂の三角巾(イベント)』
を入手した!

温泉に入っているおじいさん:
 ……なにもいうな。
 
 言わなくても分かっておる。

 あやつが……、ヴァニー1号が
 逝く前にここを尋ねてきてのう。
 
 大体の事は聞かせて貰っておる。
 
 ……律儀な奴じゃ。

 ……さあ、早くショップゾーンに
 漂う、白ちゃんの魂を
 その三角巾に宿すのじゃ。

 力を使い果たした今の彼女は
 普通のネコマタも同然。
 
 宿主なくして存在できない
 状態じゃ……。
 
 ……今の彼女にはお前の
 満ち溢れんばかりの生命力が
 必要じゃよ……。

ショップゾーン

『降魂の三角巾(イベント)』使用

どこからともなく
声が聞こえる……。

謎の声:
 ……やはり、あなたに託されましたか。

 ……先ほどぶりです~!
 
 私です、ヴァニー1号です。

 いや~……、あなた方が
 ご無事で本当に良かった!
 
 一時はどうなるのかとヒヤヒヤしたものです。

 危うく、あなたも
 私と一緒に逝くところでしたな?
 
 はっはっは!

どこからともなく漢らしい
威勢のよい声が聞こえてきた。

謎の声:
 ……ッ、……イッ!
 
 ……ショイっ、……ッショイ!

ヴァニー1号:
 ……おや?
 
 お迎えがきたようですな……。

謎の声:
 ワッショイっ!ワッショイ!
 
 ワッショイっ!ワッショイ~!

ヴァニー1号:
 ……。

 お迎えの方が
 『インス神輿(金)』とは……!

 ……さすがの私も驚きました。
 
 これはあちらでも色々と楽しめそうですよ。

 さて、白様……。
 
 お別れの時間です……。

ネコマタ(白):
 ……。

ヴァニー1号:
 ……なにをそんなに
 落ち込んでおられるのです?
 
 もしや、お力を失ってしまった事……
 でしょうか……。

 それでしたら、申し訳ございません。
 私ども兄弟のお力が及ばないばかりに
 白様に力を使わせてしまった……。

ネコマタ(白):
 ……違いますっ!
 
 私はあなたたち兄弟が……。

ヴァニー1号:
 ……はっはっはっ!
 
 そんなことで白様は落ち込んで
 おられたのですか。

ネコマタ(白):
 ……。

ヴァニー1号:
 ……なぁに、白様が
 我々を気遣う必要なんてありません。
 
 あれは、我々が良かれと
 思ってやったことです。

 誰も恨んだりはしませんよ。
 
 ……大丈夫、我々はちゃんと成仏します。

 ……。

 ……白様がそんな顔では
 逝くに逝けません……。
 
 ささ、スマイル、スマイルッ!

ネコマタ(白):
 ……。

ヴァニー1号:
 おや……。
 
 ……そろそろ出発のお時間ですか。

 では白様のご主人。
 
 白様のこと、宜しく頼みますよ。

ネコマタ(白):
 ……わ、私も一緒にいきます!

ヴァニー1号:
 ……あなたほどの方が、
 何を馬鹿なことをおっしゃる!

 見てみなさい!
 
 まだあなたを必要とする方や
 姉妹だっているじゃありませんか!

 ……あちらに行くのは簡単です。
 時が立てば、誰だって行く世界。
 
 もう少し、こちらの世界を
 我々の分まで楽しんではいかがですか?
 そして、我々の思いを
 無駄にしないでください……。

 ……。
 
 ……そろそろ、私は逝きますよ。

ネコマタ(白):
 ……ぐすん。

 ……ありがとう。

ヴァニー1号:
 はっはっは~!
 いいスマイルですっ!
 
 やはり白様には涙は
 似合いませんな~!

 それでは、数十年後!
 あちらでお会いしましょう~♪

ネコマタ(白):
 ……。

 …………。

 ………………。

 あ…、あの~……。

 あなたに憑いてしまって
 ご迷惑ではありませんか……?

どうする?
→ 一緒に行こう!

ネコマタ(白):
 ……で、でも。

 ……。

 …………。

 ………………。

謎の声:
 ……やれやれ、思った通りだ!
 
 ……そぉれっ!!

ネコマタ(白):
 きゃあっ!

ネコマタ(白)が
「降魂の三角巾」に飛び込んできた!

ヴァニー1号:
 白様~!!
 
 一度はキスしたもの同士っ!
 
 遠慮は無用ですぞ~っ!

ネコマタ(白):
 なっ……!

インス神輿(金):
 ワッショイ!ワッショイっ!

ヴァニー1号:
 はっはっは~!
 
 良いことをした後は
 実に気持ちがいい~!!

威勢の良い掛け声と
ヴァニー1号の笑い声は
天へと消えていった……。

ネコマタ(白):
 あの子ったら最後まで……。

 ……。

 ……ごめんなさい、もう
 勝手に憑いちゃってますけど
 
 私、あの子が言うように
 一度はキスした者同士
 遠慮なく憑かせて
 いただこうと思います♪

 よろしくお願いしますね♪
 私のご主人様……♪

「背負い魔・ネコマタ(白)」
を入手した!!

ネコマタ(白):
 にゃお~ん♪

ECO温泉(イベント後)

温泉に入っているおじいさん:
 ……おぉ!
 
 白ちゃん!元気そうじゃのう!

:
 にゃお~ん♪

温泉に入っているおじいさん:
 ほっほ。
 
 このジジイもまだまだ
 元気じゃッ!

 ……あやつら兄弟と会えるのも
 この調子では当分、先の話じゃろうて!
 
 ほっほっほ~。
温泉に入っているおじいさん:
 おぉ、白ちゃん!絶妙なタイミングじゃ!
 
 ヴァニー1号から伝言じゃぞい。

 白ちゃんの姉妹、
 「黒」ちゃんについてじゃ!!
 
 ヴァニー1号が言うには
 どうやら「黒」ちゃんは良からぬ連中と
 つるんでいるそうじゃ。

 ……ううむ、非行かのう?
 
 「黒」ちゃんは機械の体を持った少年と
 行動を共にしているそうじゃ。
 
 なんだか嫌な予感がするのう……。

ネコマタ(桃)所持(複数所持時は一番先に実装されたネコマタのみ)

ネコマタ(桃):
 ……にゃ、にゃにゃにゃ~……。
 
 (……そうなの、すっかり忘れてたけど
 黒お姉ちゃん、悪い奴らの味方してて
 みんなを傷つけているの……。)

ネコマタ(白):
 にゃぁ~~。
 
 (人様を傷つけるなんて許せません。
 黒さんには一度、お説教が
 必要みたいですね~。)

 (ゴゴゴゴゴ)

ネコマタ(桃):
 ……ニャッ!?
 
 (……ひっ!)

ネコマタ(藍)所持

ネコマタ(藍):
 ……にゃお~ん。
 にゃ~ん、にゃお~ん……。
 
 (……あね様、本当の話です。
 理由はわかりませんが、黒のあね様は
 良からぬ者と行動を共にし
 人々を混乱に陥れています……。)

ネコマタ(白):
 ……にゃお~ん♪
 
 (藍さん、心配はいりませんよ
 黒さんにはお父さんらしく
 振舞っていただかないとね~♪)

 (ゴゴゴゴゴ)

ネコマタ(藍):
 (……あね様の静かな怒りを
 感じます……。)

ネコマタ(山吹)所持

ネコマタ(山吹):
 ……にゃお~ん。
 
 (……ねえやん、これは事実や。
 理由はわからんけど、
 悪い奴にくっついて行動しとるで!)

ネコマタ(白):
 ……にゃお~ん♪
 
 (……どうやら、黒さんには
 キツイお灸が必要みたいですね~♪)

 (ゴゴゴゴゴ)

ネコマタ(山吹):
 ……ぎにゃっ!?
 
 (……ひいっ!?
 さ、さわらぬ神に祟りなしや~……。)

ネコマタ(菫)所持

ネコマタ(菫):
 ……にゃお~ん。
 
 (……事実です。
 それに一度、ご主人様も
 黒が憑依する宿主からの襲撃を受け
 倒れています……。)

ネコマタ(白):
 ……にゃお~ん♪
 
 (……それは、許せませんねぇ。
 どんな説教をしようかしら……。)

 (ゴゴゴゴゴ)

ネコマタ(菫):
 (……いつみても怒った
 お姉さんは怖い……。)

ネコマタ(茜)所持

ネコマタ(茜):
 ……にゃお~ん。
 
 (……ちょっと、聞いてよ姉さん!
 黒姉さんったら、その悪い奴らと
 グルになってあたしたちに
 手をあげてきたのよ~!)

ネコマタ(白):
 ……にゃお~ん♪
 
 (……あらまあ、妹に手をあげるなんて
 お父さん失格ね~……。)

 (ゴゴゴゴゴ)

ネコマタ(茜):
 ……ぎにゃっ!?
 
 (……ひっ!?
 ……あ、あたし、しーらない……。)

ネコマタ(杏)所持

ネコマタ(杏):
 ……にゃお~ん。
 
 (……本当の話だよぉ~。
 一度、ボクら、黒お姉ちゃんたちに
 襲われてるんだ……。)

ネコマタ(白):
  ……にゃお~ん♪
 
 (……あらまあ、妹に手をあげるなんて
 お父さん失格ね~……。)

 (ゴゴゴゴゴ)

ネコマタ(杏):
 ……ぎにゃっ!?
 
 (……ひっ!?
 ……僕、男の子…なんだけど
 怖いから妹のままでいいや……。)

ネコマタ(空)所持

ネコマタ(空):
 ……にゃお~ん。
 
 (……事実だよっ。
 黒ねえちゃんってば、悪い奴らに
 肩入れしてて、罪もない人々を
 傷つけてるんだ……。)

ネコマタ(白):
 ……にゃお~ん♪
 
 (……あらまあ、許せませんねぇ~。
 どんな制裁が必要かしら~……
 空さんも一緒に考えてくれる~?

 (ゴゴゴゴゴ)

ネコマタ(空):
 ……ぎにゃっ!?
 
 (……こ、こわぁ……。)

ネコマタ(胡桃・若菜)所持

ネコマタ(若菜):
 ……にゃお~ん。
 
 (ん……、本当だよ。)

ネコマタ(胡桃):
 ……にゃ~。
 
 (この前、ご主人様が襲われて……。)

ネコマタ(白):
 ……にゃお~ん♪
 
 (……人様を傷つけるなんて!
 どんな理由があろうとも
 許せません……。)

 (ゴゴゴゴゴ)

ネコマタ(胡桃・若菜):
 ……!!

ネコマタ(胡桃):
 (がくがく)

ネコマタ(若菜):
 (ぶるぶる)

ネコマタ(新緑)所持

ネコマタ(緑):
 ……にゃお~ん……。
 
 (……黒ねえさん……。)

ネコマタ(白):
 にゃお~ん♪
 
 (心配いりませんよ。私が絶対
 非行をやめさせますから!)

 (ゴゴゴゴゴ)

ネコマタ(緑):
 (……ビクッ!)