メインストーリー 「動き出す世界3」

関連リンク

※エミルルートにて収録を行っています。別ルートでは細部が違う可能性があります

レジスタンス本部で話を聞こう (レジスタンス本部で話を聞いてみよう)

ウェストフォート - レジスタンス本部

【レジスタンスリーダー】
 おっ、来たな兄弟!
 
 そろそろやってくる頃だと思っていた。
 
 いいか? 聞いて驚くなよ?
 軍艦島の地下トンネル……
 そう敵拠点に通じるトンネルがついに開通したんだ!
 
 これまではヤツらの強力な防衛網、
 そして不可思議な結界によって
 レジスタンスの反抗作戦はことごとく打砕かれてきた……。
 
 ――しかし!
 
 軍艦島地下トンネルの開通により
 我々に反撃のチャンスが巡ってきたのだ!
 
 ――ってことで
 ここにいる、タイタス、ルルイエ
 そして――
 
 ○○!
 おまえにも是非、協力を願いたいんだ。

>どうする?
→もちろん協力する

【レジスタンスリーダー】
 おう!
 お前ならそう応えてくれると信じていたぜ!
 
 さっそく、これからの作戦について
 話して行きたいところだが……。
 見ての通り、いつもの面子がいない。
 
 おまえには悪いがベリアル、マーシャ、
 そしてエミルにここへ戻るよう伝えて欲しい。
 
 ベリアルは今、軍艦島地下で指揮を取っているはずだ。
 
 それから……。
【ルルイエ】
 マーシャなら、アクロニアの傭兵や騎士団と一緒にいるみたいよ。
 
 今はドミニオン世界の西アクロニア平原で、
 部隊の集結を手伝ってるんじゃないかしら。
 
 それから、エミルは……。
 まだシュタイン博士の所で助手を
 続けさせられていたみたいだけど……。
 
 ……。
 
 ……ねぇ、タイタスはエミルから
 何か聞いていない?
【タイタス】
 ……。
 
 僕があんな奴の事を知るとでも思うか?
【ルルイエ】
 ……え、えっと。
 
 ……。
 
 ……ま、まぁ! っていうことだからエミルについては
 シュタイン博士が何か知っていると思うわ。
【レジスタンスリーダー】
 すまないが、アイツらのこと
 任せたぞ!

シュタイン博士に話を聞こう(「シュタイン博士」にエミルの行方を聞いてみよう)

ウェストフォート

【シュタイン博士】
 ……むぅー。
 
 遅い!
 遅いぞ、エミル君ッ!

>どうする?
→また後にする
会話終了

→エミルについて尋ねる

【シュタイン博士】
 おおっ、いつぞやの元助手ではないか!
 ……この天才シュタインに何か用かの?
○○は
シュタイン博士に事情を説明した。
【シュタイン博士】
 ……あい、わかった。
 
 そういうことならエミル君を
 返してやってもええぞい。
 
 ただ、エミル君には
 今晩のおかずの材料を買いに行って
 貰っておってのう……。
 
 そろそろ戻ってくると
 思うんじゃが……。
 
 ……このままでは夕食の時間に間に合わんぞい!
 
 ふぬぅ……。
 
 エミル君にはワシから言付けておくから
 おヌシは先に別の用事を済ませてくるとええじゃろ。
 
 きっと、おヌシがここへ戻ってくる頃には
 エミル君も帰ってきとるじゃろうて。

「ベリアル」に伝言を届けよう(軍艦島地下にいる「ベリアル」に伝言を届けよう)

軍艦島地下

【ベリアル】
 よう、○○っ!
 
 見てみろよ、この地下通路!
 
 あいつ等DEMの本拠地まで続く
 地下通路が遂に繋がったんだ!
 
 ここが俺たちレジスタンスの反攻起点となる。
 これでようやくあいつ等を直接叩くことが出来る……!
 同胞の仇、そしてアニキの借りも……。
 
 ……と、ここに来たって事は、
 俺に何か用事があって来たんだろ? 話してみ――
【エアスト】
 ベリアルさーんっ!!
 
 ベリアルさん。
 
 ……これ、この荷物
 あそこへ置いておけばいいですか~?
【ベリアル】
 ああ、そこでいい。
【エアスト】
 わかりました~!
【ベリアル】
 ……。
 
 すまない、横槍が入ってしまった。
 さあ、用件を――
【ツヴァイト】
 ベリアルさーんっ!!
 
 ベリアルさん
 
 ……あの、これに署名をお願いできますか?
【ベリアル】
 ああ、わかった。
 
 これでいいか?
【ツヴァイト】
 はい! ありがとうございます!
【ベリアル】
 ……何度もすまんな。
 
 では用件を――
【ドリト】
 ――ベリアルさんっ!!
【ベリアル】
 ……っ。
 今度はなんだ!
【ドリト】
 はぁはぁ……。
 
 た、たた大変ですッ!!
 
 な……ななな中に
 も、モモモモモ……!!
【ベリアル】
 おい、落ち着け!
 何を言っているかサッパリ分らんぞ!
 
 そうだ、深呼吸だ。
 深呼吸をしてみろ!
【ドリト】
 わわわ分りましたッアア!!!
 
 (スー、ハー。)
 
 (スー……、ハー……。)
 
 フー。
【ベリアル】
 ……落ち着いたか?
【ドリト】
 ええ、お陰様で……。
 ……。
 
 ……。
 
 ――って、
 
 落ち着いている場合じゃないッ!
 
 中でモ、モンスターが暴れて
 我々では手が付けられなくて……それで……!
【ベリアル】
 なにっ!?
 
 それを早く言えっ!!
 
 ……案内しろ!
【ドリト】
 は、はいッィイイ!!
【ベリアル】
 ……すまない、待たせてしまった。
 
 では――
 
 ……。
 
 …………。
 
 ………………。
 
 用件を話してみ――
【???】
 ――ベ~リアルしゃ~ん♪
【ベリアル】
 ……くそ、一体なんなんだ!
 
 ――!?
【???】
 ……。
【ベリアル】
 ……な、なんだ貴様は?
【???】
 ……。
【ベリアル】
 ……。
【???】
 ……。
【ベリアル】
 ……。
【???】
 ……。
【ベリアル】
 ――!?
 
 アヤシイ奴めっ!!
【???】
 ――!?
【ベリアル】
 逃がすかよ!
【ベリアル】
 ……。
 
 話してくれ。
○○は
ベリアルにレジスタンス本部へ
戻るように伝えた。
【ベリアル】
 ……そういう話か、わかった。
 
 用事を片付けたら
 俺もレジスタンス本部へ向かおう。

「マーシャ」に伝言を届けよう(ドミニオン世界の西アクロニア平原にいる「マーシャ」に伝言を届けよう)

西アクロニア平原

【マーシャ】
 あら、○○じゃない!
 
 見て!
 私はエミル界から騎士団と傭兵団を雇ってきたわ!
 
 エミル界のみんなが力を貸してくれるんだもの、
 もうDEM達の好きにはさせないわ!
 
 あ、ごめんなさい。
 ここに来たってことは私に何か用事よね?
 話してみ――
【東軍騎士団大隊長】
 ――何を言うか!
 
 混成騎士最強は東軍に決まっている!
 何より飯が旨いっ!
【マーシャ】
 はぁ……。
 ま~た始まったわ……。
【南軍騎士団大隊長】
 はっはっはっ!
 武器より農具の扱いが得意な東の田舎騎士が最強だと?
 
 ふん、武器が農具でないことは褒めてやるが、
 そんなナマクラでは……。
 
 見よ、我が南軍の武器を!
 切れ味!耐久力!デザイン!
 どれをとっても最高品質!
 
 よって、騎士団最強は南軍騎士団なのである!
【西軍騎士団大隊長】
 ふっふっふ、その武器の元となる資源は
 どこからやってくるのかね?
 
 戦は物量が物を言う、つまり西軍が最強だ!
【北軍騎士団大隊長】
 はんっ、魔法も自在に扱えないような騎士団が最強?
 
 魔術に長ける我が北軍こそ最強であろう。
【傭兵軍大隊長】
 ふん、これだから騎士様たちは……。
 
 あんたたちの実力は腕っぷしよりお喋りかい?
【南軍騎士団大隊長】
 ……なにィ?
【傭兵軍大隊長】
 ここで必要なのはお喋りより腕っぷしだろ?
 最強、最強ってちゃんちゃらおかしいぜ?
 
 いまならまだ遅くないだろう。
 俺たち傭兵の足を引っ張る前に
 さっさと兵をまとめて引き上げな……。
【騎士団大隊長達】
 なんだとぉ~?
【マーシャ】
 ……。
 
 ……ごめん、○○
 ちょっと私行って来る。
 
 はいはい、ストップ、ストーップ!
【傭兵軍大隊長】
 小娘はすっこんでろ!
 これは大人の問題だ!
【マーシャ】
 なっ!?
【北軍騎士団大隊長】
 そうだ!
【南軍騎士団大隊長】
 小娘は引っ込んでおれ!
【マーシャ】
 こ……小娘……ですって…?
 
 (――ブチッ)
 
 ……アナタたち。
 いい加減にしなさいよ!
【東・西・南・北軍騎士団大隊長】
 ――!?
【マーシャ】
 こんな時ぐらい同じエミル世界から
 来たもの同士、仲良くできないの!?
 
 レジスタンスを見てみなさいよ!
 彼らは皆、目の前にある危機を乗り越えようと団結している。
 
 それに比べてあなたたちは最強、最強って……。
 アナタたちはこの世界に何をしにきたの?
 騎士団の威厳?
 
 ――そんなもの糞喰らえだわ!
 
 それにその『最強』が本当ならちょび髭が言うように
 腕っぷしで証明してみなさいよ!
【東軍騎士団大隊長】
 ……。
【西軍騎士団大隊長】
 ……。
【北軍騎士団大隊長】
 ……。
【南軍騎士団大隊長】
 ……。
【マーシャ】
 ……それに、ちょび髭!
 
 私のこと、『小娘』って呼んだかしら?
【傭兵軍大隊長】
 ……ちょっ、ちょびっ……!?
【マーシャ】
 私を誰だと思っているの?
 
 アナタたちを1,000,000,000,000ゴールドで
 雇ったオーナーよ?
 アナタたち傭兵は、『客』を小娘呼ばわりするわけ……?
【傭兵軍大隊長】
 ……いや、そういうわけでは……。
【マーシャ】
 傭兵のお得意さんって
 私たち『商人』……だったわよね?
 
 あまりふざけたこと言っていると、
 ……言いふらすわよ?
【傭兵軍大隊長】
 そ……そそ、それはっ!
【マーシャ】
 だったらその得意の腕っぷしで
 1,000,000,000,000ゴールド以上の
 働きをしてみなさい!
【傭兵軍大隊長】
 ……わ、わかった。
【マーシャ】
 ……。(ジロッ)
【東軍騎士団大隊長】
 う……。
 
 ……そ、そうだ!
 兵糧の確保を急がなければ……!
 
 ひょ、兵糧のことは我々、東騎士団に任せろ!
【マーシャ】
 ……。(ジロッ)
【南軍騎士団大隊長】
 ひ……。
 
 ぶ、……武器の調達は我々、南軍騎士に任せるといい!
 最高の武器を提供するぞっ!
【マーシャ】
 ……。(ジロッ)
【西軍騎士団大隊長】
 ぬぬ……!
 
 そ、その武器の資源は我々、西軍騎士が提供するっ!
【マーシャ】
 ……。(ジロッ)
【北軍騎士団大隊長】
 ……っ!
【マーシャ】
 ……北の騎士は?
【北軍騎士団大隊長】
 わ…わ我々、北軍騎士は……。
 
 ひ、人手が足りないところがあれば
 出来る限り手を貸すっ!
【マーシャ】
 ……よろしい。
 
 ……。
 
 …………。
 
 ………………。
 
 ほら、分かったならさっさと自分たちの持ち場へ
 戻りなさいっ!
【傭兵軍大隊長】
 ……へ、へい!
【東・西・南・北軍騎士団大隊長】
 わ、私たちも
 りょーかいでありますっ!
【マーシャ】
 ……ふう。
 
 それでアナタは私に
 何か用件があったんじゃないの?

>どうする?
→……

【マーシャ】
 ……な、何?怯えてるの?
 
 ……。
 
 だ、大丈夫!アナタには何もしないわ!
 
 変なことや悪いことをしなければね!
 
 ……で、用件を話してみて。
○○は
マーシャにレジスタンス本部へ
戻るように伝えた。
【マーシャ】
 ……そう、わかった!
 
 用事を片付けたら
 私もレジスタンス本部へ向かうわ!

シュタイン博士に話を聞こう(「シュタイン博士」に話を聞いてみよう)

ウェストフォート

【シュタイン博士】
 ……おお、やっと戻ってきおったか!
 
 ――って、なんじゃ……
 おヌシか……。
 
 エミル君ならまだ買出しから戻っておらんぞ!
 まったく、今夜はキノコだらけのすき焼きだというに……。
 
 ……はぁ、仕方ないのぅ。
 エミル君にはワシから伝えておく……。
 
 おヌシはこんな所であぶら売っとらんで
 レジスタンス本部へ戻ったほうがええんじゃないかの?
 
 おヌシがこの街を出てから随分と時間が経っておるぞい。
(ぐぅぅぅぎゅるるる……。)
【シュタイン博士】
 ……ぬぅ。
 
 腹の虫が……。
 
 ……はぁ、おヌシの心配より、ワシの夕飯……。
 
 ワシの胃袋の心配じゃ……。
 
 ……早く戻ってこんかのう。
 
 もう、空腹じゃて……。
【シュタイン博士】
 おヌシはこんな所であぶら売っとらんで
 レジスタンス本部へ
 戻ったほうがええんじゃないかの?
 
 おヌシがこの街を出てから
 随分と時間が経っておるぞい。
 
 はぁ……、ひもじいのう……。

レジスタンス本部で話を聞こう(レジスタンス本部で話を聞いてみよう)

ウェストフォート - レジスタンス本部

【レジスタンスリーダー】
 お、帰ってきたな!
 ご苦労だった、助かったぜ。
 
 ん?
 ……エミルは一緒じゃないのか?
○○は
レジスタンスリーダーに事情を説明した。
【レジスタンスリーダー】
 ……そうか。
 エミルは連れてこれなかったか……。
【タイタス】
 ……。
【レジスタンスリーダー】
 ……。
 
 ま、そういうことなら仕方ない。
 今ここに居る俺たちだけで作戦会議を始めるとしよう。
 
 では――
【ルルイエ】
 じゃあ、ここからは作戦参謀である
 私から作戦の内容を説明させてもらうわ♪
【レジスタンスリーダー】
 ――さ、参謀!?
 
 ま……まぁいい。
 任せた。
【ルルイエ】
 えー、コホン。
 
 ――知っての通り
 これまでDEMの本拠地は不可思議な結界の力により
 私たちレジスタンスは手も足も出せなかったわ。
 
 でも、あの時とは状況が違う。
 レジスタンスが掘り繋いだDEM本拠地への地下トンネル。
 
 そして、天才ルルイエちゃんとシュタイン博士合作の
 『DEM結界中和装置』。
 
 ……これはもうすでに実動作していて
 西アクロニア平原のDEMで効果は実証済み!
 あとは、エミル世界の人たちの協力ね。
 
 ……そこで私たちが考えた作戦はこうよ。
 
 あらかじめレジスタンス隠密部隊がDEMの本拠地に仕掛けた
 『DEM結界中和装置』を起動させて、
 ヤツらを一気に弱体化させる。
 
 次に、西アクロニア平原に布陣を敷いている騎士団、傭兵たちと
 レジスタンスによる一斉攻撃で敵を誘き出す。
 
 その後、私たちは防御が手薄になった本拠地へ
 地下通路から侵入するの。
 
 そして、DEMのボスを直接叩く!
 
 名付けて!
 
 ――『びっくりスキンク作戦』!!
【ベリアル】
 ……しまらない名前だな。
【タイタス】
 ……。
【レジスタンスリーダー】
 ま……まぁ、そんな感じの陽動作戦ってやつだ。
 
 この一番の大任をお前たちでやってもらおうと
 思っているが異論はないだろうか?
 
 この作戦は、あまり人数が多いと
 目立ちすぎて、反って警戒されてしまう。
 だから、この大任は少数精鋭でやる必要がある。
 
 そこで、白羽の矢が立ったのが
 お前たち――ってことなんだが……。
 
 ……無理なら、この作戦から降りてもらってもいい。
 これは自身の命にも関わる問題だ。
【ルルイエ】
 もちろん、私はこの作戦に乗るわ。
 この作戦を言い出したのは私ってのもあるし。
【タイタス】
 僕も異論はない。
【マーシャ】
 私も行く。
 これはもうドミニオン種族だけの問題ではないわ。
 
 ……○○は
 どうするの?

>どうする?
→もちろん参加!

【レジスタンスリーダー】
 お前ならそう言ってくれると思ったぜ!
 
 そうと決まったらこの作戦は明日、決行だ――
【エミル】
 ご…ごめんなさい!
 シュタイン博士のお使いで遅れてしまいましたっ!
【レジスタンスリーダー】
 おう、遅かったな。
 エミルには俺からこの作戦について説明しておく。
 
 それでは一時、解散だ!
【タイタス】
 ……道をあけてくれないか?
【エミル】
 ご、……ごめんなさい。
【タイタス】
 ……。
 …………。
 
 こんな奴の為に妹は……。
【エミル】
 あっ……。
【マーシャ】
 エミル……。
――そして、その日の夜。

 とても最終決戦前とは思えない程の
穏やかな時間が流れていた……。

決戦前夜(サブNPCとの会話)

ウェストフォート(夜)

エイダ達

【エイダ】
 やけに調子良さそうじゃない?
【ジョーカー】
 リーダーがやっと本腰を
 入れてきたからな、俺らも
 期待にそえるような働きを
 しなければならないだろ。
【レジスタンス】
 そうですね、粉骨砕身して
 リーダーのために尽くしましょう。
【エイダ】
 ……。
 
 どういう意味……?
【ジョーカー】
 ――っふ……。
 
 俺は暴れさえ出来ればそれでいい。
【エイダ】
 あんたも知らないのね……。
 
 はぁ……。
【レジスタンス】
 ……。
【レジスタンス】
 はい!
【ジョーカー】
 ふん!
 いきがるのは良いが
 足手まといにだけはなるなよ?
【エイダ】
 は!
 調子にのらないでくれる?
 足手まといになるのは
 どっちかしらね~♪
【ジョーカー】
 本戦に行く前にひと暴れ
 してやろうか……?
【エイダ】
 望むところよ……。
【レジスタンス】
 あわ、わわわ。
【エイダ】
 ……。
【ジョーカー】
 ……。
【レジスタンス】
 や、やめてください!
 
 仲間同士で争っていても
 しょうがないでしょうが!
 
 今はみんなの心を
 ひとつにする時じゃないですか!
【エイダ】
 ……。
【ジョーカー】
 ……。
【エイダ】
 そ、そうね。
 
 こんな争いみっともないわね。
 
 この決着は、戦いが終わった後に
 いずれ、つけさせていただくわ。
【ジョーカー】
 ――望むところだ。
【レジスタンス】
 はぁ……。

ヨルン&トール

【トール】
 そのようだな。
 
 ……が!
 解せぬことがひとつある!
【ヨルン】
 なんだよ、急に。
 よくしてもらってるじゃないか。
 ここの人達には。
【トール】
 いよいよ、決戦だと言うのに
 何故、『センチュリオンアーマー』が
 我々に支給されないんだ!!
【ヨルン】
 まだ狙ってたのかよ、あれ。
 
 しょうがないだろ、物資だって
 無限にあるわけじゃないし。
 
 それに、そのメットに
 あの鎧は似合わないんじゃないか……?
【トール】
 え?そうなの……。
 
 じゃあ、いいか……。
【ヨルン】
 軽いな……おい。
 
 メットを脱ぐって
 選択肢はないのか……。
【トール】
 ないな。
【トール】
 ないな。
【ヨルン】
 前から思ってたけど
 昔っからそれ被ってるよな。
 
 なんでだ?
【トール】
 ……これはな、父の
 物だからな……。
【ヨルン】
 あー地雷踏んだか俺……。
 
 悪いな。昔のこと
 思い出させちまって。
【トール】
 なに、気にするな。
 
 ……今でも恨んでるよ、父を。
【ヨルン】
 え……恨んでる?……え?
【トール】
 最強の強度を誇るこのメット。
 
 実は脱げないんだよね……。
 
 まんまとはめられたね。
 俺が防具マニアなのを知っていて
 こいつを送ってきやがった。
 
 呪われてるとも知らずに
 付けてしまったよ。
【ヨルン】
 うけるな、それ。
【トール】
 ……。
 
 奴だけは絶対に許さない!
 絶対にだっ!

グンバール教官と訓練生

【グンバール教官】
 貴様らは、今、この時
 この日のために、最強の
 レジスタンスになるべくして
 訓練してきた。
 
 もう、貴様らはプルルではない!
 
 この戦に祈りを捧げる、まさに死神だ!
【全訓練生】
 サー、イエッサー!
【グンバール教官】
 この戦いで貴様らの
 力を見せ付けてやるのだ!
【全訓練生】
 サー、イエッサー!
【グンバール教官】
 ドミナス!
【ドミナス】
 !?
【グンバール教官】
 モルグ!
【モルグ】
 !?
【グンバール教官】
 マキュリー!
【マキュリー】
 !?
【全訓練生】
 (は、初めて名前で呼ばれた……!?)
【グンバール教官】
 お前たち、今までよく耐えたな。
 ――この、グンバール。
 
 お前らに教えることは
 もう、何もない。
 
 だが、これだけは
 守ってくれ。
 ……。
 
 必ず……必ずッ!
 
 全員そろってここに
 戻って来るんだぞ!
 わかったな!
 
 これがわたしから言える
 最後の教えだ!
【ドミナス】
 ぐ、軍曹……。
【モルグ】
 グンバール教官……。
【マキュリー】
 ……教官。
【グンバール教官】
 お前らぁ!
 返事はどうしたッ!
【全訓練生】
 サー!イエッサー!
【全訓練生】
 サー、イエッサー!
【グンバール教官】
 この戦いで貴様らの
 力を見せ付けてやるのだ!
【全訓練生】
 サー、イエッサー!
【グンバール教官】
 ドミナス!
【ドミナス】
 !?
【グンバール教官】
 モルグ!
【モルグ】
 !?
【グンバール教官】
 マキュリー!
【マキュリー】
 !?
【全訓練生】
 (は、初めて名前で呼ばれた……!?)
【グンバール教官】
 お前たち、今までよ良く耐えたな。(原文ママ)
 ――この、グンバール。
 
 お前らに教えることは
 もう、何もない。
 
 たが、これだけは(原文ママ)
 守ってくれ。
 ……。
 
 必ず……必ずッ!
 
 全員そろってここに
 戻って来るんだぞ!
 わかったな!
 
 これがわたしから言える
 最後の教えだ!
【ドミナス】
 ぐ、軍曹……!
【モルグ】
 グンバール教官……!
【マキュリー】
 ……教官!
【ドミナス】
 軍曹!俺、感激です!
【モルグ】
 教官!絶対帰ってくるよ!
【マキュリー】
 教官ー!
【グンバール教官】
 お前らぁ!
【全訓練生】
 うわぁあああん!
【グンバール教官】
 しゃきっとしろ!
【全訓練生】
 うわぁあああん!
【グンバール教官】
 いつまでもメソメソ
 しているんじゃない!
【全訓練生】
 うわぁあああん!
【グンバール教官】
 ……。
【全訓練生】
 うわぁあああん!
【グンバール教官】
 う、うっとおしいわッ!!
【全訓練生】
 うわぁぁぁぁっ!
 きゃーーーーっ!
 ぐはぁぁぁぁっ!
【ドミナス】
 ははは……。
【モルグ】
 やっぱり。
【マキュリー】
 教官は。
【全訓練生】
 こうでなくちゃ!
【グンバール教官】
 ふんッ!

二人の羅城門門兵

ウェストフォートの守衛

傭兵とレジスタンス守衛

レジスタンスパイロット

シュタイン博士

!?
【シュタイン博士】
 「アイゼン・ナーゲル」を
 知っておるかと聞いておる!?
 
 ……。
 …………。
 
 まあ、よい。
 良いか?聞いて驚くのじゃ!
 
 何を隠そう、このワシこそが!
 アイゼ―――
【レジスタンスパイロット】
 ああ!
 アイゼン・ナーゲルさん!
 来てたんですか。
 
 あなたのマシンいつでも
 乗れるように仕上げてありますよ!
 
 また、昔のように
 戦地を駆け巡ってくださいよ!
【シュタイン博士】
 ……。
 
 …………。
あの……。
【シュタイン博士】
 何も言うでない……。
 言うでないぞ……。
シュタイン博士は深い
悲しみに包まれた
表情をしている。
【シュタイン博士】
 ついにこの時が来たのじゃ。
 
 また、お前さんの
 世話になるかもしれんのう。
 
 ふっふふ……。
 
 そうか、そうか。
 うれしいかのう。
 
 じゃが、安心せい。
 
 ワシ、今回も乗らんから。
 
 今は他の事にお熱なのじゃ!
 
 お前のパーツを使って
 ヤツらの残骸と融合させたいのじゃ~!
 
 ブッホォァッ!!

レジスタンス

レジスタンス受付

レジスタンス

【レジスタンス】
 ああ……でも、怖いな。
 お前は怖くないのか……?
【レジスタンス】
 怖くないと言えば
 嘘になりますけど
 そうですね……僕には
 妖精さんがくれた力が
 ありますからね……(ニヤ
【レジスタンス】
 え……?
 
 なにそれ怖い……。
【レジスタンス】
 いまさら何言ってるんですか。
 さあ、我々の力を見せ付けてやる
 番ですよ!
【レジスタンス】
 ……なんでそんな自信満々なんだよ?
【レジスタンス】
 そう……ですね
 しいて言えばすべては
 妖精のおかげですかね……(ニヤ)
【レジスタンス】
 うがーー!
 なんなんだよそれは!!
 
 俺も妖精さんに関われば
 強くなれんのかよ!
 
 妖精さん!妖精さん!ってよ!
 己の力で俺は生き残ってみせるわ!
【レジスタンス】
 おお、その意気ですよ。
【レジスタンス】
 いくぞ!
 オラァッ!

ウェストフォート警備兵

マーシャと話そう(「マーシャ」の話を聞いてみよう)

【マーシャ】
 いよいよ、明日ね……。
 なんだか興奮しちゃって寝付けないわ。
 
 成り行きでここまで来てしまったけど、
 もう後には引けないわね!
 もう、これは種族がどうだ、こうだ言っている
 場合じゃないしね!
 
 みてなさい!
 私が雇った傭兵軍団で一網打尽にしてやるんだから!
【マーシャ】
 ……。

ルルイエと話そう(「ルルイエ」の話を聞いてみよう)

【ルルイエ】
 月が……月が綺麗ね。
 
 うまくいけば、明日で何もかもが終わるわ。
 鬼が出るか蛇が出るか……。
 
 ま、考えてても仕方ないわね。
 
 とにかく、お互い生き残ることだけを考えましょ♪
【ルルイエ】
 はー。
 綺麗な月……。

ベリアルと話そう(「ベリアル」の話を聞いてみよう)

【ベリアル】
 ○○か。
 
 ……。
 
 いよいよだな……。
 
 ……。
 明日の決戦の事を思うとどうにも寝付けなくて……。
 
 ……不安なんだ。
 オヤジもいない……
 アニキもあんなことになっちまったし。
 
 ……。
 本当に俺なんかがみんなをまとめていけるのか……。
 考えれば考えるほど不安になる……。
 
 って……すまない。
 随分弱気なところを見せちまったな。
 
 なんだか○○に
 話を聞いてもらったら不思議と気持ちが楽になったよ。
 これなら寝られそうだ。
 
 ……すまないな。
 俺の話ばかり聞いてもらって。
 俺はもう少しここで夜風に当たってから眠るとするよ。
【ベリアル】
 ……。

タイタス・エミルと話そう(「タイタス」と「エミル」の話を聞いてみよう)

【タイタス】
 僕はアイツを……エミルを許すことが出来ない。
 
 アイツ自身、悪くないことはわかっている。
 ……妹、ティタ自身が進んでやった事も分かっているんだ。
 
 だが、こんな私情を持ったままでは、
 これからの戦いを乗り越えるのは厳しいだろう。
 
 だから僕は……
 今この時だけは……“ここ”に私情を置いていく。
【エミル】
 タイタス……僕は……。
【タイタス】
 エミル!
 
 すまない、……今は何も言うな。
 
 お前は今できることだけを……考えていろ。
【エミル】
 タイタス……。
 
 ……。

明日に備えて寝よう(明日に備えて寝よう)

【タイタス】
 ……と、もうこんな時間か。
 
 ○○もエミルも
 そろそろ体を休めておくんだ。

>どうする?
→もう少し散歩する

【タイタス】
 ……ほどほどにな。
 
 ……夜風が心地いいな。

→眠る

【タイタス】
 ……そうそう、言い忘れていた。
 明日の朝はまず
 レジスタンス本部へ集合だ。
 寝坊するんじゃないぞ?

レジスタンス本部で話を聞こう(レジスタンス本部で話を聞いてみよう)

ウェストフォート - レジスタンス本部

【レジスタンスリーダー】
 よう、お寝坊さん。
 
 ……ぐっすり、眠れたようだな。
 ははっ、その調子ならこの作戦も大丈夫そうだ。
【ベリアル】
 大した奴だよ、
 これからDEMとの戦いが待っているというのに……。
 
 だが、今はそんなお前が頼もしく感じられるのも
 不思議なもんだな……。
 
 ……頼りにしてるぞ!
【レジスタンスリーダー】
 ……。
 
 ……お前たち!
 これが我々の最後の戦いになる。
 砦は俺たちに任せて、お前たちは心おきなく
 DEMの本拠地で暴れてこい!
 
 だが……これだけは約束してほしい。
 
 『必ず生きてここに戻ってこい!』
【ベリアル】
 ……あぁ!
【ルルイエ】
 ルルイエさんに任せなさい♪
【タイタス】
 当然だ。
【マーシャ】
 もちろんよ!
 
 ねっ、エミル!
【エミル】
 うん。
 絶対に勝とうね!
【レジスタンスリーダー】
 よし、では行って来い!!
【ベリアル】
 まずは軍艦島地下に行くぞ!
 
 ○○、準備は良いか?

>準備は良いか?
→はい

【ベリアル】
 よし、じゃあ行こう!

→いいえ

【ベリアル】
 分かった。
 きっと厳しい戦いになるだろう。
 準備ができたらまた声をかけてくれ!

軍艦島地下のベリアルと話そう(軍艦島地下のエミルたちに話しかけよう)

軍艦島地下

【ベリアル】
 よし、みんな揃ってるな!
 
 これから、ここ軍艦島地下から
 奴等……DEMの本拠地に乗りこむ!
 
 これが最後の戦いになるのは間違いない。
 みんな気合い入れて行けよ。
【ルルイエ】
 えぇ!
 みんな頑張りましょう!
【マーシャ】
 ……いよいよだね。
【エミル】
 う、うん……。
【ルルイエ】
 なぁにエミル? ガチガチになっちゃって。
 
 そんなんだと思ったように
 体が動いてくれないわよ♪
 
 リラックス、リラックス~♪
 ……ベリアルもね~。
【ベリアル】
 ふっ、ふん。
 お……俺のは違う!
 
 あれだ、ほら……武者震いってやつだ!
【ルルイエ】
 ふふん♪
 どうなのかしらねぇ~。
【タイタス】
 ルルイエ、キミは逆にもう少し緊張した方が良い。
 適度な緊張感こそ良い集中力を生むんだ。
【ルルイエ】
 はいはい~。
 じゃあ、少し緊張してみる♪
【タイタス】
 ……それから、
 エミル、おまえは緊張しすぎだ。
 ○○のようにどっしり構えていればいい。
 
 ……。
 
 ……エミル、こんな所でくたばったら許さないからな。
【マーシャ】
 タイタス……。
【エミル】
 うん、分かってる。
 
 僕はこんなところで負けるわけにはいかないんだ。
 
 こんなところで――
【ルルイエ】
 ……ん?
 ベリアル、何か音が鳴ってるわよ?
【ベリアル】
 ん!
 あぁ、ここに来る前にアニキから無線機を預かってたんだ。
 みんなちょっと静かにしてくれ!
【レジスタンスリーダー】
 (……ベリアル!)
 
 (聞こ……るか……!?)
【ベリアル】
 ああ、聞こえるぜ、アニキ!
【レジスタンスリーダー】
 (聞こえてるな!
 今から俺の熱い、あつ~いメッセージを全無線機に送るぞ。)
 
 (……。)
 
 (まずは、誇り高きエミル族、タイタニア族の兄弟諸君に
 このドミニオン世界の代表として俺から礼を言わせてくれ。)
 
 (我々ドミニオン族だけではこのような
 大規模な作戦、実行するまで至るのは難しかっただろう。
 ……ありがとう、心から感謝をしている。)
 
 (こうしてこの日を迎えられたのは
 諸君ら兄弟の協力があってこそだ。)
【レジスタンスたちの声】
 (うおおっー!!!)
【レジスタンスリーダー】
 (……。)
 
 (……さて、ドミニオン族諸君。
 ……長い、長い戦いだった。)
 
 (父、祖父、曽祖父――
 それ以前の代から続く、この戦いの歴史にもようやく
 終わりが見えてきた。)
 
 (思えば我々ドミニオン族の歴史は血塗られたものだった。
 財を奪われる者、土地を奪われる者
 命を奪われる者、そして――)
 
 (――大切な者を奪われる者。
 そんな血塗られた歴史も今日で全て終わりだ。)
 
 (――なぜなら俺たちが勝つからだ!
 古より始まったこの戦歌。
 俺たちの手で終わらせるからだ!!)
 
 (――これより、
 『戦歌の大地』作戦を開始する!!)
 
 (――ヤロウども!いくぞ!!)
【レジスタンスたちの声】
 (おおっー!!!)
【ベリアル】
 おおっー!!!
【ルルイエ】
 おおっー!!!
【マーシャ】
 ……ベリアルのお兄さん、カッコイイね。
【エミル】
 うん。
【ルルイエ】
 ……それより。
 
 作戦名は
 「びっくりスキンク」作戦にしたと思うんですけど?
【タイタス】
 ……こ、細かい事は気にするな!
【ルルイエ】
 ん~。
 なんだか納得いかないけど……。
 
 ……まっ、いいか!
【ベリアル】
 おしゃべりはここまでだ。
 アニキから最高に士気を上げてもらったんだ!
 行くぜ!!

旧アクロポリス指令室へ行こう(旧アクロポリス指令室のエミルたちに話しかけよう)

以下ストーリーフィールド内

軍艦島地下 - 地下浄水施設

【ルルイエ】
 まだみんな緊張してるの?
【エミル】
 だ、大丈夫だよ……。
【マーシャ】
 う~ん。
 いざ始まってみると、
 やっぱりドキドキするわね。
【ベリアル】
 お…俺のは、
 武者震いだって言ってるだろ!
【ルルイエ】
 ふふん♪
 じゃあ、そういうことに
 しておいてあげるわ~。
【タイタス】
 ……とにかく、
 みんな無事に帰るぞ!
【エミル】
 う、うん……。
【マーシャ】
 そうだね。
【ルルイエ】
 はいはい~。
【ベリアル】
 ……そ、そうだな!
【ベリアル】
 よし!
 これから目指すは
 DEM本拠地の最深部だ!
【ベリアル】
 目立ちすぎるとまずいからな……、
 気をつけて行こう。

地下大水路

【マーシャ】
 薄暗いわね……。
【ルルイエ】
 それにじめじめしてて
 気持ち悪いわ。
【ベリアル】
 大丈夫だとは思うが、
 みんな気をつけるんだぞ。
【エミル】
 うっ、うん。
 わかった。
【タイタス】
 ……。

地下大水路2

【ルルイエ】
 ……う~ん。
【タイタス】
 どうしたんだ?
【ルルイエ】
 やっぱり、作戦名は
 「びっくりスキンク作戦」
 にしたわよね?
【全員】
 ……。
【タイタス】
 ま、まあ、いいじゃないか。
 それより今は作戦に集中しよう。
【ルルイエ】
 ……う~ん、それもそうね。
 必ず成功させなきゃいけないしね。
【ベリアル】
 そ、そうだな、
 まずは俺たちが
 やるべきことをしよう。
【マーシャ】
 そうね。
【エミル】
 そ、そうだね。
【ルルイエ】
 わかったわ……。
 
 う~ん……。

地下大水路3

【エミル】
 あとどれくらいかな?
【ルルイエ】
 そうね、
 あと半分くらいかしら?
【エミル】
 地上の人達に
 後れを取らないようにしないとね。
【マーシャ】
 そうね、私たちが
 今回の作戦の鍵になるだろうから
 失敗するわけにはいかないわね。
【ベリアル】
 確かに俺たちが
 今回の鍵になるだろう。
 だからこそあせらずに
 慎重にいかないとな。
【ルルイエ】
 あら?
 たまにはいいこと言うじゃない?
【ベリアル】
 ……「たまに」は余計だ!
【ルルイエ】
 とにかく慎重に、
 どんどん進んで行きましょ!
【タイタス】
 ……。
 (なんか矛盾してないか?)

旧アクロポリスB1F

進行

【ルルイエ】
 へぇ~……。
 DEM本拠地って
 こんな感じになっているのね~。
【マーシャ】
 なんか不思議な感じがするわね。
【エミル】
 そうだね……。
【ベリアル】
 いかにもって感じの雰囲気だな。

さらに進行

【エミル】
 なんか、どんどん
 敵が強くなっている気がするよ。
【ベリアル】
 DEMの本拠地ってだけあって、
 機械の敵がほとんどだな。
【タイタス】
 エミル油断するんじゃないぞ!
【エミル】
 わ、わかってる。
 こんなところでやられるわけには
 いかないからね。
【ルルイエ】
 ピンチの時は助けてあげるからね♪
【マーシャ】
 わ、私も!

旧アクロポリスB2F

進行1

【ベリアル】
 もう少しで、
 奥の空間に繋がる道があるはずだ。
【タイタス】
 やはり本拠地に近づくにつれて、
 敵の数も増えて行くな。
【ルルイエ】
 みんな、もう少しよ。
 頑張って~!

進行2

【タイタス】
 くっ、
 やはり敵の数も強さも
 変わってくるな。
【マーシャ】
 みんなで一緒に戦う方が
 よさそうね。
【エミル】
 そうだね、
 周りにも気をつけないと。

進行3

【ベリアル】
 よし、この先がひとまず目的地だ。
【タイタス】
 本番はここからというわけだな。
【ルルイエ】
 そうね……。
 さすがの私も緊張してきたわ。

失敗時

タイタス死亡

【タイタス】
 す、すまない……。
 油断してしまった。

旧アクロポリス指令室(通常マップ)

【ベリアル】
 みんなここまでは無事みたいだな。
【マーシャ】
 うん。
 いよいよここからが本番みたいね。
【ルルイエ】
 う~ん、DEMの本拠地とは言っても
 思ってたより大したことないわね。
 まさかここまで1体もDEMと出会わないなんて……。
【タイタス】
 油断は禁物だぞ、ルルイエ。
 むしろ僕は、嵐の前の静けさって奴だと思うんだが……。
【ベリアル】
 それじゃ、その嵐が来る前にこっちも仕掛けるぞ!
 ここからは部隊を2組に分けて行動する。
 
 まず俺とルルイエ、マーシャ、
 タイタスの部隊で組む。
 
 そしてエミルと
 ○○とで部隊を組み、
 2組で進んでいくぞ。
 
 俺たちの部隊はエミルと
 ○○の後に続く。
 この先、どうなっているのかは俺にも分からない……。
 俺は皆の命を守る役目がある以上、先頭切って進めない。
 
 エミルと○○なら
 任せることが出来る。
 
 どうだ、やってくれるか?
【エミル】
 うん、僕は大丈夫だよ!
 ○○はどうする?

>どうする?
→任せて

【ベリアル】
 よし、まずエミルは
 ○○に憑依するんだ。
 
 突入するタイミングは先行するお前たちに任せる。
 さぁ、みんな気合い入れて行くぞ!

作戦を成功させよう(マザールームにいるエミルたちに話しかけよう)

以下ストーリーフィールド

デムロポリス

【エミル】
 さっきの所とは
 全然違う感じがするね。
【エミル】
 モンスターも見当たらないし、
 不気味なほど静かだよ……。
【エミル】
 何も起こらないといいけど……。
【エミル】
 とにかく先に進もう。
【エミル】
 ――!?
 
 ま…まって、何か来るよ!
 
 ……。
 
 ……あ、あれは!?
【謎の少年】
 ……。
【ルルイエ】
 あちゃ~、見つかっちゃったか~。
【ベリアル】
 いるとは思っていたが……
 まさかいきなり出てくるとはな……!
【マーシャ】
 えっ、ど、どうするの!?
【ベリアル】
 ふん、どうするもこうするも。
 
 アニキを痛めつけてくれた借り、
 ここで返させてもらうッ!
【エミル】
 ……。
【ベリアル】
 ……なんのマネだ、エミル!
【エミル】
 ……。
 
 ……ベリアル。
 ここは僕らに任せて先へ行って。
 
 敵に見つかってしまった以上、
 ここで立ち止まっている訳にはいかない。
 
 地上で頑張ってくれている
 みんなの為にもここは……。
【マーシャ】
 エ、エミル?
 何を言って――
【タイタス】
 エミルの言うとおりだ。
 
 僕達の目的はこいつを叩くことではない。
 
 冷静になれ、ベリアル。
【ベリアル】
 ……。
【エミル】
 マーシャ、心配しないで。
 ○○も一緒なんだ。
 
 僕らが負けるはずがない!
【マーシャ】
 でも……。
【ベリアル】
 ……行こう。
 
 エミル、○○!
 ……絶対に、負けるなよ!
【エミル】
 任せて!
【マーシャ】
 負けないでね!
【ルルイエ】
 先に行って親玉
 ボコボコにしておくね~♪
【タイタス】
 ……○○、エミル、
 ……こんなところで終わるんじゃないぞ。
【ベリアル】
 ……いくぞ!
【エミル】
 いかせるか!
 
 くらえっ!
 
 シュタインボルトッ!!!

エミルが頭のボルトを投げつける

【謎の少年】
 ――!?
 
 ……。
【エミル】
 ……。
 
 黙ってここを通してくれないかな?
【謎の少年】
 ……。
 
 ……殲滅する。
【エミル】
 話し合いで解決できるような
 相手じゃないんだね……。
 
 ――く、くるよっ!
【エミル】
 はぁはぁ……。
 
 話通り手強い相手だったけど、
 なんとか倒せた……。
 
 これでベリアルのお兄さんの仇も……。
【エミル】
 ……。
 
 ……ああっ!?
 
 ……シュタイン博士に
 無理矢理装着させられたあのクギ。
 
 無我夢中だったから
 敵に投げつけて壊しちゃったけど……。
 
 ……。
 博士、怒るかな~……。
 
 ……でも、これまで
 何度も外そうとしたあのクギが
 こうも簡単に外れるなんて……。
 
 きっと博士がこのような事態を
 見越していたのかもしれない……。
 
 やっぱりあの人は天才だよ!
 
 ……。
 
 さあ、ベリアルたちの後を追おう!
【エミル】
 ……ベリアル達は大丈夫かな?
 僕たちも早く後を追いかけよう!

再度現れる謎の少年

【エミル】
 そ、そんな……。
【謎の少年】
 ……。
【エミル】
 た…たしかにアイツは
 僕らが倒したはず、なのに……。
【謎の少年】
 ……。
【エミル】
 ……気をつけて、あいつ
 何かするつもりだ。

大量に現れる謎の少年

【エミル】
 なっ……。
 一体、どうなって……。
【謎の少年】
 ……殲滅する。
【謎の少年】
 ……殲滅する。
【謎の少年】
 ……殲滅する。
【謎の少年】
 ……殲滅する。
【謎の少年】
 ……殲滅する。
【謎の少年】
 ……殲滅する。
【エミル】
 ――く、来るッ!
 
 たぁっ!!
【謎の少年】
 殲…め……つ……。
 
 ……。
【エミル】
 はぁはぁ……。
 
 一体、何がどうなって……。
 
 ……。
 
 と、とりあえず先へ進もう。
 ここで考えてたって仕方ない。
 
 ベリアルたちが心配だ!
 先を急ごう!
【エミル】
 いったいどうなってるの?
 でも、これでもう……。
【謎の声】
 (――殲滅する。)
【エミル】
 ……え?
 
 ――!?
【DEMの少年たち】
 殲滅する。
【エミル】
 くっ、数が多すぎる……。
 
 ……。
 
 ……僕が、僕が囮になる。
 
 ○○!
 ここは僕に任せて先に行って!

>どうする?
→一緒に戦う!

【エミル】
 ダメだ!
 
 このままでは僕ら二人とも
 ここでやられてしまう!
 
 キミだけでも先へ行くんだ!

→先に進む

【エミル】
 ……。
 
 みんなのこと
 ……任せたよ。
 
 うおおおオォッ!!
 
 ――!?
【DEMの少年たち】
 ……塵になれ。
【エミル】
 うわぁぁぁッ!!!
 
 う…うぅ……。

>どうする?
→先に進む

→エミルを助ける

【エミル】
 くっ……。
 
 僕のことなら大丈夫……。
 
 キミは先に……。
【DEMの少年たち】
 ……。
【エミル】
 うわぁぁぁッ……!!!
 
 (みんな……。)
 
 (……僕は、ここまでみたい……。)
 
 (ごめんね、……テ…ィタ……。)
【DEMの少年たち】
 ――!?
【聞き覚えのある声】
 ドントムーーーヴッ!
【レジスタンスリーダー】
 ――待たせたな。
【エミル】
 あ、……あなたは!?
【DEMの少年】
 ……殲滅する。
【エイダ】
 ――やらせないッ!
 
 この一撃、受けてみろ!
【エイダ】
 アタシの一撃、……効いたでしょ?
 
 さあ、お次は誰かしら?
【DEMの少年】
 ……。
【グンバール】
 ――ふんぬッ!!
 
 さあ、撃ってみろ!
 プルル野郎ッ!!
【DEMの少年】
 ……。
【グンバール】
 ……。
 
 ……それが貴様の本気か?
【DEMの少年】
 ――!?
【グンバール】
 ……答える気がないと?
 
 ふざけるなッ!! この機械野郎めッ!!
【グンバール】
 ……私が恐ろしいか?
 
 だが、ここで貴様を見逃す訳にはいかん。
 
 ここは戦場なのだ!
 このグンバールの前に立ちふさがった不幸を呪うがいいッ!!
 
 ぬおおおッ!!
 
 ――成敗ッ!!
【グンバール】
 ふん!
 
 口ほどにもない……。
【DEMの少年たち】
 ……殲滅する。
【レジスタンスリーダー】
 ……だから「ドントムーヴ」。
 
 ――「動くな」って言ったんだ。
【エミル】
 べ、ベリアルのお兄さんが
 何故ここに……?
【レジスタンスリーダー】
 ……ここは俺達に任せて
 ベリアルの後を追いかけろ。
【エミル】
 で、でも……。
【レジスタンスリーダー】
 いままでずっと我慢してたんだ。
 ここの獲物全部俺に譲ってくれ……。
【エミル】
 いやっ、その足は……?
【レジスタンスリーダー】
 ……ああ、足か?
 
 ……。
 
 あれはな、……演技だ。
 時には敵を油断させる為に身内も一緒に騙すものさ。
 
 さあ、機械ども!
 ……この俺様が相手になってやるぜ!!
【エイダ】
 ……今までアタシ達を騙してきた分
 しっかり働いてもらいますからね。
【レジスタンスリーダー】
 ……おいおい。
 そんなに怒るなって。
【グンバール】
 ふん、あんな下手な演技。
 
 このグンバール、とっくにお見通しっ!
【レジスタンスリーダー】
 ――ってことだから
 エミルと○○は、
 ベリアルの後を追ってくれ!
【エミル】
 うん、わかった!
 
 さあ、行こう!
 ○○!
【レジスタンスリーダー】
 さあ、久々の楽しい楽しいハンティングの時間だ!
 
 もう、「止まれ」だなんて甘いことは言わないぜ。
 
 かかって来な、機械ヤロウども!

デムロポリス・マザールーム

【マーシャ】
 …う、うう……。
 
 エ、エミル……?
 
 ……無事だったのね。
 
 良かった――
【エミル】
 マ、マーシャ!?
【マーシャ】
 ……。
【タイタス】
 大丈夫、……気を失っただけだ。
 
 ここは僕に任せて先に進め。
 ベリアルたちが危ないっ!
【エミル】
 ……。
 
 ……うん、わかった。
 マーシャの事、頼んだよ!
【マーシャ】
 ……。
【エミル】
 ――ルルイエッ!!
【ルルイエ】
 うぐ……。
 
 な、なんなのあの女……。
【エミル】
 ルルイエ、大丈夫!?
【ルルイエ】
 ……うん、ありがとう。
 私は平気よ。
 
 それよりベリアルを……。
【エミル】
 わ、わかった!
【DEMの少女】
 ……。
【エミル】
 ――ベリアル!!
【ベリアル】
 エミル!○○!!
 
 ……気をつけろ!
 こいつとは前にもやりあったが……。
 
 ……その時とは桁違いだ。
【DEMの少女】
 ……。
【ベリアル】
 ――くるぞ!!
【ベリアル】
 や、やばい!
 どけ、エミル!
【エミル】
 う、うわぁ……!
【エミル】
 うぅ……。
【ベリアル】
 ……ぐッ……、くっそ。
【DEMの少女】
 ……。
 
 ……邪魔者は排除する。
【ベリアル】
 に、……逃げろ!
 ○○!!
【DEMの少女】
 ……っ!?
【DEMの少年】
 ……。
【ベリアル】
 ……お、おまえは!?
【DEMの少年】
 ……やめろ。
 この戦いは無意味だ。
【DEMの少女】
 ……。
 
 ……邪魔をするな。
 邪魔をするのならおまえも排除する。
【DEMの少年】
 ……目を覚ませ、リリ。
【DEM-LYL-Xth】
 ……っ。
 
 ……。
【DEMの少年】
 ……。
【DEM-LYL-Xth】
 ……!?
 
 …うぅ…っ。
【DEMの少年】
 ……。
【ベリアル】
 何のまねだ?
 
 な、なぜDEMのおまえが
 敵である俺達を助ける……。
 敵同士だぞ……!
【DEMの少年】
 別にお前達を助けに来たわけじゃない……。
 僕は母様と話をしにきた。
【ベリアル】
 ……母様?
【DEMの少年】
 母様……母様……。
 
 ここに居られるのは分っています。
 どうか、僕の話を聞いて欲しい。
【DEMの少年】
 ……っ!?
 
 ……。
 
 ……母様。
【ベリアル】
 あ、あれが、DEMのリーダーか……。
 
 しかし……あの姿はまるで……!?
【マザー】
 ……。
 
 ……私の邪魔をするとは
 なんの真似だ、ルクス。
【DEM-LUX-Fer】
 ……母様、聞いてください。
 
 分かったのです。
 この戦いに意味はない。
 ……間違いだと。
 
 僕は僕らが傷つけたこの世界を見て回ってきた。
 
 そして、学んだ。
 僕らにも“心”があることを。
 
 今からでも遅くない! 僕らは変われる!
 母様だって――
【マザー】
 ――ほう……。
 
 ……しばらく姿を見せないと思えば
 貴様はそんなくだらないことを……。
 
 ……ルクス、貴様は私たちの目的を
 忘れてしまったか?
【DEM-LUX-Fer】
 ……。
 
 機械種族の存続と繁栄、
 機械種族以外の排除――
【マザー】
 ――そう、……その通りだ。
 分かっているではないか。
 
 おまえの言うその“心”が
 私たちの目的を拒むというならば
 それは機械種族にとって何の利益にもならないものだ。
 
 賢いおまえなら解るだろう?
 ルクス。
 
 さあ、その“心”という曖昧な物を捨て
 そこにいる虫ケラどもを潰し、この私を喜ばせておくれ……。
【DEM-LUX-Fer】
 ……。
 
 ……できない。
【マザー】
 ……。
 
 私の言う事が聞けないと……?
【DEM-LUX-Fer】
 僕には……できない。
【マザー】
 ……ふん。
 所詮は“マガイモノ”……か。
 
 いいだろう、
 そこの虫ケラともども貴様を葬り去ってくれる。
 
 まずは貴様からだ……
 ――このデク人形が!!
【DEM-LUX-Fer】
 母様ッ!!
【DEM-LUX-Fer】
 がはぁッ!?
 
 ……っ!
【マザー】
 はは!
 もう終わりか!?
【DEM-LUX-Fer】
 ッく……!?
 
 ……ッ!!
【マザー】
 ふははははッ……!!
 
 薄汚いこの虫ケラが……!
 ここで朽ち果てるがいいッ!
 
 この一撃で貴様は鉄クズ行きだ!
【DEM-LUX-Fer】
 ……!
【マザー】
 ……!?
【ベリアル】
 な、なんだ……?
【マザー】
 ……くっ、この気配は……!
 
 ……現れたか、
 忌むべき神……いや、悪魔と言うべきか。
【???】
 ……。
【マザー】
 世界への不干渉を決め込んでいた貴様が、
 何故……今ここに現われる?
 
 今更、私たちの邪魔をする気にでもなったか?
 
 それとも――
 
 ――“マガイモノ”
 である私を消しに……か?
【???】
 ……ふん。
【マザー】
 ――ッ!!
 そんな……そんな見下すような目で見るなッ!
【???】
 ……。
 
 ……その力、
 無闇に使うのは止めてくれぬか?
【マザー】
 ……何を言うかと思えばそんなこと……。
 この力こそ、神の力。
 真の神たる私が行使するのが道理というもの……。
 
 この世界に神は2人もいらない。
 ――貴様もここで消してくれるッ!
【???】
 ……。
 本当に……愚かなことだ。
 身に余る力におぼれ、
 相手の力量さえ見誤るまでに盲目になっていたとは………。
 だからお主は……
 
 ――“マガイモノ”でしかないのだ……。
【マザー】
 ……!?
【マザー】
 ぐ、ぐあぁぁぁッ!!!
 
 はあっはぁっ……。
 き、貴様、私に何をしたァ……?
【???】
 ……。
【マザー】
 ……答えろ!!
 
 ――ドミニオンドラゴンッ!!
【ドミニオンドラゴン・アルマ】
 ……。
 
 この戦いを乗り越えられなければ
 お前たちの運命、この世界の運命も
 それまでだったという事……。
 後の未来はお前たちに任せよう……。
【マザー】
 ――ま、まてッ!!
 どこへ行く……!!
 
 ……。
【DEM-LUX-Fer】
 母様……。
【マザー】
 ふっ、ふふ……あははは……。
 
 随分となめられたものだな。
 
 いくら深手を負わされたとは言え、
 この私が貴様らのような劣等種に
 後れをとるはずがない……ッ!!
 
 さあこい、虫ケラども!
 
 貴様らの運命ともども
 ここで断ち切ってくれるッ!!
【DEM-LUX-Fer】
 ――母様ァッ!!

>断ち切ってくれるッ!!
→!?

マザーと戦闘開始

マザーを討伐

【DEM-LUX-Fer】
 ……母様、終わりにしましょう。
 もう、こんな無意味な事は……。
【マザー】
 ……うるさいッ、うるさいッ!!
【レジスタンスリーダー】
 ドントムーーーヴッ!!
 
 お、おまえら無事か!?
【ベリアル】
 ああ、なんとか……。
 
 ――ってアニキ、その足!!?
【レジスタンスリーダー】
 はははっ!
 細かいことは気にするなって――
 
 ――うおッ!!
 
 おまえは……!!?
【ベリアル】
 アニキ、落ち着け。
 こいつは、……敵じゃない。
【DEM-LUX-Fer】
 ……。
【マザー】
 ……私は、ここで倒れる訳には
 いかないのだ……ッ!
 
 ここで倒れてしまうと私は……
 本当の虚構の存在となってしまうッ!!
【DEM-LUX-Fer】
 ……ぐっ、母様ッ!
 
 ……!?
【ドミニオンドラゴン・アルマ】
 ……仮にも私のマガイモノなんだろう?
 何を情けない事をいう。
【マザー】
 だ……黙れェッ!
【ドミニオンドラゴン・アルマ】
 ……。
【DEM-LUX-Fer】
 ……や、やめてくれ!
 母様を壊さないで――
【DEM-LYL-Xth】
 ――うぐッ。
【マザー】
 ……なッ!?
【ドミニオンドラゴン・アルマ】
 ……。
【DEM-LYL-Xth】
 か、…かあ様……。
【DEM-LUX-Fer】
 頼む、もうやめてくれ。
 僕たちの母様を壊さないでくれ……。
【ドミニオンドラゴン・アルマ】
 ……。
【DEM-LUX-Fer】
 ……すまない、感謝する。
【マザー】
 ……リリ。
 なぜだ?なぜ私を庇った……?
 
 お前には自己防衛を優先する
 プログラムが施されているはず……。
 なのに――
【DEM-LYL-Xth】
 ……お、おかしいな……。
 かあ様のこと……あんまり
 好きじゃないのにな……。
 
 気づいたら身体が動いてた……。
 
 好きじゃないのに……。
 どうして……動いたんだろ。
 
 理解できない……。
 
 でも、やっぱり……
 かあ様、私の大切な人。
 どうしても、守りたかった……。
 
 メモリーのどこかで
 そう、想っていたのかも……。
【マザー】
 ……おかしな事を言う……。
 まるで“心”ある人のような……。
【DEM-LUX-Fer】
 ……そう、僕らDEMにだって
 “心”に気づく事が出来る……。
 
 母様だって――
【マザー】
 ――!?
【DEM-LUX-Fer】
 それは“涙”と呼ばれ
 悲しいとき、嬉しいときに
 瞳から流れ出るもの……。
 
 母様は既に“心”に気づかれている。
【マザー】
 ……。
 
 マガイモノの私にも
 “心”が持てるというのか……。
【DEM-LUX-Fer】
 ……さあ、母様。
 
 皆に戦いの終わりを告げ――
【マザー】
 ――終わらぬ。
【レジスタンスリーダー】
 まだやろうってのか!
 こんな戦いになんの意味がある!
【マザー】
 そうではない。
 
 この戦い、私が降りたところで終わらぬのだ……。
【レジスタンスリーダー】
 ど、どういうことだ!?
【マザー】
 ……。
 
 ……この戦いは私が創り出される
 遥か遠い昔から続いている。
【レジスタンスリーダー】
 なにっ!?
【マザー】
 ……。
 
 私はこのドミニオン世界で
 DEMの手によって生み出された
 “虚構の指導者”――。
 
 私が創られた目的は
 機械種族の存続と繁栄。
 
 そして――
 
 次世代を担うDEMの創造。
 
 その次世代を担うDEMとして
 私が創造したのが“ルクス”と“リリ”。
 
 私の命で動いてくれるのは
 この二人ぐらいだ。
 
 ……DEM種族全てが
 私の命に従って動いているわけではない。
 
 彼らは遥か遠い昔に在ったはずの
 何者かの命令で動いているのだ……。
【ベリアル】
 ……そいつは何者だ!?
 
 どこにいる!
【マザー】
 ……それは私にもわからぬ。
 
 ここに残されたデータベースを漁ってみても
 この戦いの始まりに関する物や当時の指導者について
 全くデータが残されていないのだ。
 
 ある日を境に、忽然とな……。
【ベリアル】
 そんな……。
 
 じゃあこの戦いは、どちらか力尽きるまで
 永遠に続くって言うのか……!
【レジスタンスリーダー】
 そ、そんなことがあってたまるかっ!
 
 何とかならないのか!?
【マザー】
 ……。
 
 そこにいる奴なら何から何まで
 知っていると思うがな……。
【ドミニオンドラゴン・アルマ】
 ……。
【エミル】
 あの……。
 何でもいいんです。
 
 あなたが知っている事
 僕たちに教えてもらえませんか?
【ドミニオンドラゴン・アルマ】
 ――!?
 
 な!?
 
 馬鹿な! お前は!!
【エミル】
 ――え?
【ドミニオンドラゴン・アルマ】
 近寄るなぁぁぁっ!!
【エミル】
 うわぁぁぁぁッ!!
【マーシャ】
 エ、エミル!?
【レジスタンスリーダー】
 き、貴様、何をッ!?
【ドミニオンドラゴン・アルマ】
 ……す、すまない。
 お主の顔を見て、少し昔を思い出してな……
 
 (どうもこいつの顔を見ていると
  奴のことを思い出してしまう……。)
【マーシャ】
 ……。
【ドミニオンドラゴン・アルマ】
 まぁ……なんだ、侘びの代わりに一つ、
 我がお主たちに道を示してやろう。
 
 ……おまえたちが求めるモノは
 白く光り輝く世界にある……。
 
 ……求めるのならば
 先へ進む事だ。
【タイタス】
 ……白く光り輝く世界。
 
 ――タイタニア世界か……?
【ドミニオンドラゴン・アルマ】
 ……。
【エミル】
 いたた……。
 酷いなぁ、もう……。
【ドミニオンドラゴン・アルマ】
 ……ちっ。
 もう、目を覚ましおったか……。
 
 さすがというか……。
【エミル】
 ……え?
【ドミニオンドラゴン・アルマ】
 ええい!
 貴様は目障りだ! 我に近づくな!!
【ドミニオンドラゴン・アルマ】
 ――!?
 
 ……私は行く!
【ベリアル】
 ま、まって――
【ドミニオンドラゴン・アルマ】
 (お前たちが歩みを止めなければ
 また、会う事もあるだろう――)
 
 (――さらばだ、冒険者たちよ。)
【マザー】
 ……ほう。
 
 あいつにも苦手な相手があったのだな……。
 
 貴様、一体何者だ……?
【エミル】
 ……え?
【マザー】
 ……。
 
 …………。
 
 ………………。
 
 うっ……。
【DEM-LUX-Fer】
 ……は、母様!?
 お顔の色が……。
 
 貴様、一体何をした!?
【マザー】
 だ……大丈夫だ……
 
 そいつの顔を見ていたら
 気分が悪くなっただけだ……。
【エミル】
 ……ひ、酷いよ。
【ベリアル】
 ……。
 
 振り出しに戻ってしまったな……。
【マーシャ】
 ……。
【レジスタンスリーダー】
 ○○、頼みがある。
 
 ……。
 お前の協力があってここまでこれたが、
 聞いての通り、まだこの戦いは終わりそうにない。
 
 だが、DEMのリーダー格を倒したんだ、
 ドミニオン世界の状況は今よりは良くなるだろう。
 
 だからお前は、元の冒険に戻ると良い。
 
 だが……またお前の力を借りたい時が来るかもしれない。
 その時はどうか、またレジスタンスに
 協力してくれると助かるんだが……。

>どうする?
→力を貸す

【レジスタンスリーダー】
 ……そうか! そいつは助かる!
 
 ……これで、何の心配もせず
 ウェストフォートを守れる。
【マザー】
 ……。
 
 ルクス、リリも共に
 連れて行ってもらえないだろうか?
 
 必ず役に立つ……。
【DEM-LUX-Fer】
 ――は、母様!?
【マザー】
 お前もこの無益な戦いを止めたいのであろう?
 
 ならば共に行け……。
 
 私はこの場所で少しでも他の仲間たちの動きを
 コントロールできないか、やってみるとしよう。
【DEM-LUX-Fer】
 僕は……。
 
 僕は僕の道を進む――
 僕自身の目で真実を見出す。
 
 リリはこの者たちと共に行け。
【DEM-LYL-Xth】
 えー……。
【DEM-LUX-Fer】
 いや……か?
【DEM-LYL-Xth】
 んー……。
 
 ベリアル……。
【ベリアル】
 な、なんだよ……。
【DEM-LYL-Xth】
 私はもう、お前と戦わなくても
 いいのか?
【ベリアル】
 い、良いんじゃないか……。
【DEM-LYL-Xth】
 宜しく頼む……。
【ベリアル】
 お、おう……。
【DEM-LUX-Fer】
 母様、行って参ります……。
【マザー】
 ……気をつけてな。
【ベリアル】
 ……。
 
 それじゃあ
 そろそろ俺たちも行くとするか。
 
 レジスタンスのみんなにも
 いろいろ知らせなきゃな。
【レジスタンスリーダー】
 おう!
 我らレジスタンス大勝利!
 ってな!
【ルルイエ】
 それじゃあ、戻りましょ♪
【エミル】
 ○○。
 キミに負けないように
 僕、……もっと頑張るよ!
【タイタス】
 やはりキミは
 期待以上の働きをしてくれるな……。
【マーシャ】
 私……強くなる!
【DEM-LYL-Xth】
 かあ様……行ってきます。
【マザー】
 ……頼んだぞ。
 
 ――!?
 
 なんだ、まだいたのか!?
【ドミニオンドラゴン・アルマ】
 ……。
 
 お前には無断で人の姿を
 まねた罪を償ってもらわんとな……。
【マザー】
 フン……。
 
 覚悟は出来ている。
 煮るなり焼くなり好きにしろ……。
【ドミニオンドラゴン・アルマ】
 ……では好きにさせてもらう。
【マザー】
 んな……!
 
 力が、……戻っただと?
 
 これはなんのマネだッ!?
【ドミニオンドラゴン・アルマ】
 「償ってもらう。」
 ――と言ったであろう?
 
 なに、簡単なことだ。
 私に代わってこの世界をお前が管理するだけだ。
 
 ……今回のことで要らぬ力を使ってしまった。
 
 私はしばらくの間、休ませてもらうことにする。
【マザー】
 な、……なにッ!?
【ドミニオンドラゴン・アルマ】
 “マガイモノ”でもその強大な力は本物だ。
 虫ケラと蔑んだ者たちに敗れて、
 己の器に気づいた今のお前になら、
 任せても問題ないだろう。
 
 では、頼んだぞ。
【マザー】
 ……。
 
 私で、……いいのか……?
 
 ……。

レジスタンス本部で話を聞こう(レジスタンス本部で話を聞いてみよう)

通常マップへ

ウェストフォート - レジスタンス本部

【レジスタンスリーダー】
 おぉ、戻ってきたか兄弟!
 
 ベリアルたちには先に伝えたが
 ――本当にありがとう。
 
 今回の勝利で、失った仲間たちも救われただろう。
 ウェストフォートの仲間たちも今回の大勝利に歓喜している。
【ベリアル】
 あぁ、みんなで力を合わせたことで勝ち取った勝利なんだ、
 喜ばないはずが無いな!
 
 ○○も
 俺たちに力を貸してくれてありがとう。
 本当に感謝している。
【レジスタンスリーダー】
 ……
 ……話は変わるが、
 
 ドミニオンドラゴンが言っていた
 「おまえたちが求めるモノは白く光り輝く世界にある」って
 言葉なんだが、俺はあれはタイタニア世界の事だと思う。
【タイタス】
 ……なるほど、確かにタイタニア世界は光に満ちた世界だ。
 情報を集めるにしても、やはりタイタニア世界の中央都市、
 『エル・シエル』に向かうしかなさそうだな。
【レジスタンスリーダー】
 俺もお前たちの冒険に手を貸してやりたいんだが……
 まだこの世界を離れるわけにはいかない……。
 
 だから……べリアル、お前は俺の代わりに
 こいつらの冒険に力を貸してやれ。
【ベリアル】
 だ、だけどアニキ……まだDEMのやつらが……!
【レジスタンスリーダー】
 心配しなくても大丈夫だ、
 ここには頼もしい兄弟たちがいるんだからな!
 
 この世界は俺たちに任せていって来い。
【ベリアル】
 ぐ……!
 
 ……あぁ、わかったよ!
 
 アニキ、この世界を頼んだぜ!
【ルルイエ】
 私も行くわよ。
 ベリアル一人じゃ心配だし!
【ベリアル】
 ……なっ!?
【タイタス】
 僕も行こう。
【ベリアル】
 ……おまえまで!?
【タイタス】
 ……不満か?
 地理に詳しい者が居た方が便利だと思うんだが?
【ベリアル】
 そ、そうだな。
 一緒に行こう。
【マーシャ】
 もちろん、私も行くわよ♪
【エミル】
 ぼ、僕も!!
【ベリアル】
 ……。
 
 エミルはシュタイン博士の助手をしなくていいのか?
【エミル】
 ……!
 
 そ、そんな。
 
 最近みんな僕の扱い酷くない?
【ベリアル】
 まぁ、冗談だよ、冗談!
 助かるよ、エミル。
【ルルイエ】
 でもとりあえず、エル・シエルに行く方法を調べないとね。
 これはちょっと時間がかかりそうね。
【レジスタンスリーダー】
 こっちでもシュタイン博士に調べさせてみるが……
 果たしてその方法が見つかるかどうか……。
 
 まぁ、何か進展があれば俺から報告させてもらう。
 さーて、これから忙しくなるぜ!
【ベリアル】
 しかし、次の目的地であるエル・シエルは
 俺たちもまだ到達した事のない場所だ。
 準備するに越した事はないだろう。
 
 それまでは、ディメンションダンジョンに
 挑戦して腕を磨くとしようぜ。
 
 各自、エル・シエルへの行き方が分かったら
 レジスタンス本部に集合しよう。
 それまでは、一時解散だ。
 
 それじゃあ、またな。
【ルルイエ】
 ええ、またね♪
【タイタス】
 あぁ、また会おう!
【マーシャ】
 また会いましょう!
【エミル】
 またねっ!

その他

関連リンク

コメント