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星を守る者 ログ 【始まるの火】

ダウンタウン

【守護魔・ウルゥ】
 世界には平穏が訪れ、一見何事もない
 日々が続いている……それでも、何か
 バランスが崩れているようにも……。

※フラグ無し

【守護魔・ウルゥ】
 あなたは冒険者なのですね。
 私は守護魔・ウルゥと申します。
 アップタウンの、白の聖堂近くで
 季節の催し物の案内をしている
 守護魔たちをご存じならば、
 その仲間のようなものだと思って
 もらえれば問題はありません。
 
 守護魔は、季節の巡りや日々の催しを
 司り、人々をそっと支えるもの……。
 世界を大きく変えたり、強大な敵を
 倒したり……というような、伝承に残る
 ような事ではないけれど、小さな何かを
 護り、手助けする者です。
 
 見れば、あなたは街の皆からの信頼も
 それなりに高い様子……。

※フラグ有り

【守護魔・ウルゥ】
 誰かと思えば、
 ○○さんでは
 ありませんか。
 ご無沙汰していましたね、
 お変わりはありませんか?
 
 あの日、たまごが割れ、
 ウルとルゥの二人が揃い、私という
 存在がこの世界に生まれたあの日から、
 あなたには世話をかけてばかりですね。
 
 あの揺籃を抜け出して見た世界は、
 猥雑で、きれいなばかりでもなくて、
 それでも、とても素敵な場所でした。
 
 たまごの守護魔の皆にも守られ、
 あなたにも大事にしてもらって、
 ようやく見る事が出来たこの世界は……
 私にとっても、とても大事な物です。
 あなたには、改めて感謝を。

※共通

【守護魔・ウルゥ】
 もしよろしければ、私のお手伝いを
 お願いできませんか?
 緊急の事態という訳ではないのですが、
 念のため調べておきたいことが
 いくつかあるのです。
 私だけではとても調べきれるものでは
 ないので……。
 
 私も、所詮この世界に生きる
 一つの命にすぎません。
 一人だけで世界を守るようなことは
 できませんが、何か危険があるのか、
 それとも問題がないのか。
 それを調べる事くらいであれば、
 始める事はできる。
 
 だけど、続けるためには他の人の力も
 借りたほうが良いですし、
 早く進むことでしょう。
 もし、何かあった時にも
 相談できますから。
 何もないのが一番、ではあるのですが。
 
 だから、これは対処ではなく予防。
 何かが起きる前に、悪いことが
 起きないように、もし何か兆候が
 あってもあらかじめ対処できるように。
 そんな準備をするために……
 力を貸していただけますか?

力を貸す?
→力を貸す

力を貸そうと伝えた。
【守護魔・ウルゥ】
 ええ、助かります。
 ……きっと、あなたなら助けてくれると
 思っていました。
 感謝していますよ。
 
 詳しい話は、場所を移してから
 お話させてもらいましょう。

→今はやめておく

今回は遠慮することにした。
【守護魔・ウルゥ】
 そうですか……。
 残念ですが、無理にとは言いません。
 気が変わったら、また来てください。
 私は、しばらくここにいる予定です。

守護者達の祭壇

【守護魔・ウルゥ】
 ここは、私のちょっとした隠れ家……と、
 しておいてください。私自身も、ここの事が
 全て理解できているわけではないんです。
 今は、秘密基地くらいの感覚でいてください。
 
 早速で申し訳ありませんが、私が感じている……そうですね、
 違和感……というべきでしょうか。
 それについて、お話をさせてください。
 
 何から話せばいいでしょうね……、少し長いですが
 私が知っている限りの事をお伝えしておきましょう。
 守護魔ウルゥがこの世界に生まれた時から、この違和感はどこかに
 残っていたのでしょうから。
 
 かつて私を生み出したたまごから、想いの力と呼ばれる
 フシギな力が世界にあふれだしました。
 それは、たまごが長い長い月日をかけて集めた人々の想い。
 そのおかげで、この世界は今までより少しだけ
 明るくなったのではないかと考えてはいるのですが……。
 
 何か、胸騒ぎがするのです。果たして、本当にそのままなのかと。
 ……もちろん、何もないことがわかれば一番なのですが、
 調べるだけではなく、備える事も必要です。
 私と、たまごの守護魔たちだけではやはり手が足りませんから。
 
 想いの力が満ちたおかげで、今まで姿を見せていなかった
 他の守護魔たちも少しずつ姿を見せるようになってきたようなので、
 連絡を取り、協力を頼むことくらいはできるでしょう。
 
 だから……まずは、各地で他の守護魔たちを探しつつ、
 この胸騒ぎの原因を探っていければいいかなと思うのです。
【守護魔・ウルゥ】
 たまごの守護魔の皆も、白の聖堂前で季節の催し物の
 お勤めをしている者以外は各地に調べ物に行っているので……。
 私がただ待っているというのも示しがつきませんから、
 こうして自分自身でもできる事をやろう、と。
 
 ただ、蓄積の差と言いますか、今まで皆に頼っていたつけが
 ここで出たと言いますか……。
 あまり、各地の事に詳しいわけでもないので、何から手を付けたら
 いいのやら……とちょっと困っていたんです。
 
 まずは、ファーイースト方面に守護魔らしき存在を感じます。
 そこに行って、協力を頼んでみるのが良いかなと。
 その守護魔にも都合があるでしょうから、全てにおいて協力をして
 もらえるとは限りませんが……。
 
 今、私が感じている、何かのバランスが崩れたような
 違和感だけでも伝える事が出来たら、心の備えにはなるでしょうし。
 なので、改めてお願いします。
 お手伝いいただけませんか?

それは……
→もちろん手伝う

さっき手伝うと言ったのだから、心配する必要は
ない……と答えた。
【守護魔・ウルゥ】
 ふふっ、ありがとうございます。
 やっぱり、私の見込んだ通り、あなたは優しい人なのですね。
 守護魔たちと別れて行動するのは久しぶりで、少しドキドキします。
 ……では、ファーイーストに向かいましょう!

ファーイーストシティ

【守護魔・ウルゥ】
 ここがファーイーストシティ……いい所ですね。
 広くて、のどかで……あら?
 何か焦げ臭いにおいが……もしかして、火事?
 ○○さん、見てください!
【町の住人】
 気を付けろ、古い蔵が燃えてるぞ!
 水だ、水もってこい!!

そこには勢いよく燃えさかる蔵

【町の住人】
 東軍も呼べ、皆で消火するぞ!
 今ならまだ間に合う!
【東軍軍人】
 大丈夫か!?
 まだボヤだな、中に取り残された人はいないか?
 よし、なら最悪建物を壊してでも延焼を防ぐぞ!
 すぐに増員も来る、出来るだけ燃え広がらないように……!
【守護魔・ウルゥ】
 緊急のようです。
 私たちもできる事があれば手伝いましょう。

確かに。
→消火作業を手伝う

【守護魔・ウルゥ】
 私たちも手伝います、何をすればよいですか!?
【東軍軍人】
 ありがたい!
 まずは怪我人がいないかの確認と、水の用意を!

近寄ってくる守護魔のような少女

【少女】
 私もお手伝いします。
 注意は必要ですが、君たちも火を必要以上に恐れないで。
 大丈夫、火は怖くない。

少女の力により消えていく炎

【東軍軍人】
 これは……?
 火が、吸い込まれていく!?

等身大の大きさになる少女

【守護魔・ウルゥ】
 ……この力、あの子はもしや……!
【少女】
 私だけでは時間がかかります、今のうちに準備をお願いします。
【町の住人】
 水汲んできたぞー!
 次もどんどん来るぞー!

暗転

十数分後、無事に火は消し止められた。

明転

【東軍軍人】
 ふぅ……蔵は焼けてしまったが、
 人に大きな被害は無かったみたいで何よりだ。
 あんたたち、助かったよ。そっちは火傷なんかしてないか?
 もし怪我していたら言ってくれよな。
【少女】
 私は問題ありません。火の扱いには慣れていますので。
 君たちも、火の取り扱いには注意を。
 ただ、必要以上に怖がることはないです。
 適切に用心をしていれば、生活の助けになります。
【守護魔・ウルゥ】
 ボヤで済んで何よりですね……。しかし、あの子……。
 間違いありませんね、あの子は私と同じ守護魔のようです。
 
 もし、少々よろしいですか。私は守護魔・ウルゥ、こちらは
 ○○さんという冒険者さんで……。
【守護魔・アカリ】
 ああ、やはり君もですか?
 何か近いものを感じてはいましたが、緊急でしたので。
 改めて、火を司る守護魔・アカリです。
 ○○さんも、宜しくお願いします。
【東軍軍人】
 なんだ、キミ達は知り合いかい?
 ボクは報告に戻らないといけないが、礼もろくにできないのは
 流石に悪いな、後で差し入れでも持ってくるよ……って、
 どうしたんだい?
何やら、動物の鳴き声か子供の泣き声のようなものが
聞こえた気がしたことを伝えた。
【守護魔・ウルゥ】
 確かに、何か鳴き声が聞こえたような……?
【守護魔・アカリ】
 ……あの焼け落ちた蔵の中のようですね。
 まさか、あの中に誰かが?
焼けた蔵の、焼け焦げた荷物の中に、しっかりと仕舞い込まれた
衣装箱が残されていた。少し焦げた上蓋を外すと、そこには
年代物の、しかし、大事に保管されていたであろう、
小さな三角形の、ヘッドドレスか何かと思わえる布がしまわれていた。
【東軍軍人】
 この蔵は、相当昔に栄えた名家の蔵って話だったが……。
 蔵の中には、誰もいないよな?
 確か、分家はまだこの地方に名家として残っていたような……?
【守護魔・アカリ】
 ……おそらく、この布からですね。
 何か、この中で眠っているみたいです。
【???】
 (う~ん、もう食べられないニャア……)
【守護魔・ウルゥ】
 あら、確かに。
 少し、力を分け与えれば目を覚ますかもしれません。
 眠ったままというのもなんですし……アカリさん、試してみませんか?
【守護魔・アカリ】
 ウルゥさんは気軽に言いますね。
 とは言え、それについてはやぶさかではありません。
 では、力をこの三角巾に……。

守護魔・アカリが力を使うと現れるメイド服姿の少女

【メイド服の少女】
 ……!? あわあわ、やってしまいました~!
 寝てません、寝てませんよ? お役にたたせてくださいね?
【メイド服の少女】
 ……あれ? 皆さま、どなたさまですか?
【東軍軍人】
 わっ!?
 キミ、どこから出てきたんだ!?
【守護魔・アカリ】
 かわいい……!
 君、お人形さんみたいですね。とてもかわいいです。
 と、その前に質問にお答えしますと……私は守護魔・アカリ。
 こちらの二人は……。
【守護魔・ウルゥ】
 守護魔というものが何かわからないかもしれませんが、
 私は守護魔・ウルゥ。こちらにいる方は、冒険者の
 ○○さんですよ。
 あなた、お名前は?
【シャル】
 あ、はい。ご丁寧にありがとうございます!
 私はシャルと言います、優しいご主人様とご家族の皆さんと
 こちらのお屋敷で……。
【シャル】
 あれ……?
 丘や山の形や、お空の色は変わらないのに……建物が
 知らない物になってます……!?
【シャル】
 あの、あの……私のご主人様や、ご家族の皆さんは。
 私が住み着いていたお屋敷はどこに……?
【東軍軍人】
 どこに……って言われても、ここには昔っから屋敷なんて
 ないけど。このファーイーストが共和国になって以来、
 この町の中にはそんなお屋敷なんて……。
【シャル】
 え? えええええっ!?
 ゆ、夢ですよねこれ? 夢じゃないんです!?
 よく考えれば、私がご主人様たちと同じようなかたちになっているのも
 おかしいし……恩返しもできるから、そうなりたかったけど……。
 
 きっと、もう一度眠って、目が覚めたらご主人様の
 膝の上で……きっと……。
 うう……うにゃぁ……。
【守護魔・ウルゥ】
 ……ずいぶんと長い間、眠っていたのですね。
 あなたが知っている人々は、時間の流れの向こうに
 行ってしまったようですが……よろしければ、
 あなたの事を教えていただけませんか?
【守護魔・アカリ】
 ご主人様と同じかたち……。その耳としっぽ……。
 ……この子、もしかして、ネコマタと言う存在では……?
【東軍軍人】
 なんだいそりゃ?
 ……まぁ、何がなんだか事情は分からないけど、行き場がないなら
 詰所に連れてきてくれれば世話してくれる人くらいは探すよ。
 
 泣いてる子を置いていかなきゃいけないのは申し訳ないんだけど、
 他の所も見に行かないといけなくてね。そこのキミも、悪いけど
 その子の事、よろしく頼むよ。
【守護魔・アカリ】
 私も会うのは初めてですが、ネコマタとは……。
 あれ、もう行ってしまいましたか。
 お勤めがあるなら、無理も言えませんが……。
【守護魔・アカリ】
 ○○さんは、ご存知ですか?

ネコマタを……
→知ってる

【守護魔・アカリ】
 ご存じなら、敢えて説明することもありませんね。
 私以外にも知っている方がいてよかった。
【ネコマタ(シャル)】
 ……そこの、あなたは……。
 ご主人様とは違うけど、なんだか、ちょっと同じ匂いが……。
 なんだか、懐かしいというか、仲間の感じがします。
 なんで、でしょうね?
【守護魔・ウルゥ】
 ……そう言えば、あなたはこの子の他にもネコマタを
 知っているんでしたよね。
 姿かたちは違えど、この子もネコマタには違いありません。
 優しくしてあげてくださいね。

→聞かせて

【守護魔・アカリ】
 ネコマタとは、はるか昔にこの世界に生きていた
 「ネコ」と呼ばれる生き物の魂が背負い魔になったもの、
 と言われています。
 
 詳しいことは私にもわかりませんが、私とウルゥさんの力を
 与えたことで、背負い魔ではなく人に近い姿を得たようですね。
【ネコマタ(シャル)】
 確かに、私はご主人様たちよりも小さい体で、
 こんな大きな体じゃなかったです……。
 でも、ご主人様たちのお役にたちたくて、お手伝いしたくて。
 メイドさん達みたいになりたくて……でも……もう……。
【守護魔・ウルゥ】
 時間を巻き戻すことはできませんけれど……。
 その、ご主人様の子孫を探すことはできるでしょうか?
 ただ、やはりあなたが知っているご主人様とは違う人になって
 しまうのでしょうから、あなたの望みとは違うかもしれません。

→共通

【ネコマタ(シャル)】
 はい……ええと、皆さま優しいのですね。
 私も、その、大丈夫です。きっと!
【守護魔・アカリ】
 なんて健気な……。
 シャル、良ければ私と一緒に来ませんか?
 旅の身なので、お屋敷はありませんけれど、
 メイドさんがいる生活はちょっと興味があります。ええ。
【守護魔・ウルゥ】
 そうですね、私たちもお手伝いさせてください。
 行き場所に関しては一つ案がありますし、それ以外にも
 アカリさんには助力してほしい事があるのです。
【守護魔・アカリ】
 私に助力ですか?
 ……同じ守護魔同士のようですし、目的が問題のないものであれば
 力を貸すことに異はありません。ただ、それであれば私の目的にも
 協力していただけますか?
守護魔・アカリの目的は何か、聞いてみる事にした。
【守護魔・アカリ】
 はい、先ほど君たちも見たと思いますが、ここしばらくこの地方で
 ボヤ騒ぎが増えているようなのです。
 人々に火に対する恐怖が伝染していくのは、火の守護魔としては
 非常に良くない事なので、何とかして防火意識を高めないと、と。
【ネコマタ(シャル)】
 火は……暖炉の火は、近くにいると暖かいですけど。
 近づきすぎるとちょっと怖いです。熱いし……。
【守護魔・アカリ】
 その通りです、火は古来人々の生活とは切っても切れない物。
 有効に、適切な注意を払って扱えば闇を照らし体を温めてくれます。
 ですが、迂闊に近づくとやけどをしてしまうし、火事を起こすかも。
 だから、恐れ過ぎず、油断せずが一番なのですが……。
 
 ここ最近のボヤ騒動は、ちょっとおかしいくらいに多いです。
 いくらこの町の人たちがおおらかでも、
 火の扱いにまでおおらかなはずはないのです。
 何か、他に原因があるのではないかと……。
【町の住人】
 火事だーっ!
 今度は燃え広がってるぞ!!
【町の住人】
 魔物だ、火の魔物っぽいのがいる!! 混成騎士団を呼べ!
 一体どこから入ってきたんだ!?
【守護魔・アカリ】
 火の、魔物!?

また火事が!?
→行こう!

かけて来る冒険者

【冒険者コドー】
 どけどけどけーっ!
 魔物なら俺に任せろ、手に入れたばかりのこの力、
 このコドー様に思う存分使わせろ!!
【冒険者コドー】
 おい、あんたたち。
 あの魔物は俺がぶっ倒すから心配すんな!
 向こうにもボヤの現場があるみたいだから、
 あんたたちはあっちの消火作業でも手伝っててくれよな!
【ネコマタ(シャル)】
 な、何だったんでしょうかあの人は……?
 あっという間に走り去っていっちゃいました。
【守護魔・アカリ】
 なんと言うか、力に酔っているようにも見えますけれど……。
 一応、人助けをする心意気はあるようです。
 自分の実力に相当自信があるのでしょう。確かに、他にも
 火事の気配がありますから、私たちは、そちらに回りましょう!
【守護魔・ウルゥ】
 向こうに火の手が見えます。
 ……あちらからは、声が聞こえませんね。
 避難が終わっていればいいのですが……急ぎましょう。

※セーブポイント※

そこには暴れる魔物達と倒れた兵士が

【守護魔・アカリ】
 これは……っ。
 普通なら、あり得ない……!
【混成騎士団兵士】
 あぶない、近づくな!
 何とか、民間人の避難は済ませたんだが……、
 援軍が来るまで、現場には近づかないでくれ!
【ネコマタ(シャル)】
 あっ……あそこに、さっきのお兄さんが……!
【混成騎士団兵士】
 民間人を避難させるときに、他人をかばって倒れたんだ。
 助けに行きたいのはやまやまだが、この状況では……、
 くそっ、援軍はまだか!
【守護魔・ウルゥ】
 この魔物たちは一体……?
 何故、町中に現れたのでしょう。何故、暴れているのでしょう。
 どうやら通常の魔物とも違うようですし……。
 とは言え、考えている時間はなさそうですね。
【守護魔・アカリ】
 ええ。……このままでは、あの人が危ないです。
 早く何とかしないと……。

かけてくる冒険者

【冒険者コドー】
 こっちの方が手ごたえありそうな奴がいるじゃん。
 あっちはうちの仲間たちが片付けてるぜ、こっちに俺も混ぜろよ。
 全部やっちゃっていいんだろ?

倒せばいいか?
→ちょっと待て

【冒険者コドー】
 んん?
 なんだ?ダメなのか?
【ネコマタ(シャル)】
 だ、だめです!
 まだ、あそこに倒れてる……。
【冒険者コドー】
 あ?なるほど、そういうことね。
 あれを見殺しにするのはちょっと悩ましいか?
 正面突破で何とかならねぇかな。
【守護魔・アカリ】
 魔物を刺激してしまいかねません。
 短時間ならともかく、この数では危険の方が高いです。
【ネコマタ(シャル)】
 あ、あの……!
 私、考えたんです。何か、皆さんのお役にたてることないかなって。
 皆さんにはこっちで、モンスターの気を引いてもらって……。
 その隙に、遠回りして、私があのお兄さんをなんとかします……!
【守護魔・アカリ】
 シャル、気持ちは嬉しいけれど、君も危険ですよ?
【ネコマタ(シャル)】
 ……確かに火は怖いし、魔物も怖いです。
 私、前に出てモンスターと戦えるほど強くもないです。
 けど、皆さんのお役にたちたいし、人は助けたいですから……!
【守護魔・アカリ】
 あの巨大な魔物を無視して助けに行けば、
 私たちも無事ではすまないでしょう。
 正面から魔物を倒しにいけば、魔物には勝てるかもしれませんが
 魔物の反応次第ではあの軍人さんが危険にさらされる。
 私の見立てでは、倒れている分あちらの危険が高そうですね……。
【冒険者コドー】
 良いじゃねえかよ、好きにさせてやれば?
 あの軍人も任務で怪我したんだろ?
 助けられたら助けるけどよ、そこについては自己責任だぜ。
 無理に助けようとして、取り逃がして町に被害が出る方が問題だ。
 
 そこのあんたも冒険者だろ?
 言ってやれよ、甘っちょろい気分だけじゃやっていけないぜって。
 ここはあんたたちが先に来た。なんで、少しは待ってやるし、
 正面で暴れてろってなら、そうしてやるよ。どうする?
【ネコマタ(シャル)】
 ううっ。
 ○○さん……。

シャルの提案、どうする?
→任せた

出来る限りサポートはするので、
シャルの判断に任せた、と告げた。
【ネコマタ(シャル)】
 はい! 信じてくれてありがとうございます!
 絶対助けてみせます!

→くれぐれも気を付けて

行くのはかまわないけれど、くれぐれも
気を付けるようにと念を押した。
【ネコマタ(シャル)】
 心配性なんですね、皆さま。
 シャルは大丈夫です……行ってきます!

→共通

裏に回りこむネコマタ(シャル)と、魔物の前に出る守護魔・アカリ

【守護魔・アカリ】
 火の守護魔として、火を汚し人々に火への恐怖を植え付けるような
 この所業、許すわけにはいきません。
 それに、シャル達をできる限り安全にするために、こちらに
 魔物たちをひきつけないと……。
【冒険者コドー】
 そっちの事情は知らねえが、暴れるなら任せろ。
 これが転生者の力……かけらほども負ける気がしないぜ!
 あいつらに感謝しておかねえとな。
 おら、モンスターどもこっちにこいや、やってやる!

魔物と交戦し惹きつける守護魔・アカリと冒険者コドー

【守護魔・ウルゥ】
 ○○さん、私たちも……。
 倒すよりも、こちら側に引き付ける事を中心に……!

守護魔・ウルゥ、○○も交戦に加わる。その間に冒険者の元にかけよるネコマタ(シャル)

【冒険者コドー】
 意外とやるなあ、こいつら!
【ネコマタ(シャル)】
 みなさんが戦って、気を引いてくれてる間に……。
 ついた! 後は、この人を安全なところまで……重い~!

兵士を引きずる途中でこけてしまうネコマタ(シャル)

【ネコマタ(シャル)】
 あっ!?
 あわあわ、やってしまいました……

魔物に見つかってしまうネコマタ(シャル)

【守護魔・アカリ】
 シャル!!
【冒険者コドー】
 チャンスだ!
 今なら、背後から襲いかかれば一気に蹴散らせる。
 悪いが、さっさと終わらせて町の被害を減らそうぜ?
 運が良ければ無事かもしれないしよ!
【守護魔・アカリ】
 危険すぎます!
 このままでは、あの二人が襲われて……!
【冒険者コドー】
 たかだか一人二人だろ?
 町に燃え広がったら十倍じゃ済まねえぞ。
 助かるかもしんねぇし、ダメなときは諦めろよ。
【守護魔・アカリ】
 私はっ……私の前で、火によって傷つき悲しむ人を、
 これ以上見たくなどありません!
【守護魔・ウルゥ】
 ○○さん……。
 私たちの力には、確かに限界もあります。
 それでも、助けたいと望む事も……。あなたはどの道を選びますか?

どうする?
→二人より大勢を助ける

少数よりも多数を救う。
その考えは、決して間違っているわけではない。
まずはモンスターを倒すことを優先しようと告げた。
【冒険者コドー】
 よし、良い判断だ!
 やるぞ!
【守護魔・アカリ】
 シャル、無事で……!!

暗転

コドーと名乗った冒険者の読み通り、巨大な炎のモンスターに
有効な打撃を叩きこみ、多少手間取りはしたものの倒すことはできた。

 戦いが終わった後、周囲を見渡すと焼け跡は少なく、
町への被害は狙い通り、最小限で済んだことが見て取れる。
しかし、シャルの姿が見えない。

 ……焼け落ちた、小さな三角巾が目に入る。
東軍の軍人は、大やけどを負っていたものの、命は無事だった。
最後まで、あの子が覆いかぶさって守ろうとしたらしい。
あの子を探したが、見つける事は出来なかった。

→※セーブポイント※に戻る

→無理してでも二人を助ける

自分が多少無理をしてでも二人を助けると宣言し、
モンスターたちの隙間を突破することにした。
【冒険者コドー】
 正気かよ!?
 あー、くっそ! 俺より目立つことすんじゃねえ!
【守護魔・ウルゥ】
 個人の強さを過信してはだめ、それは危険を伴います。
 でも……今は、サポートします!
【守護魔・アカリ】
 ……援護に回ります、君は二人を助けてあげて!
 これ以上、火の災害で泣く人を見たくなんか……ないっ!!

暗転

炎の魔物の脇をすり抜け、倒れている東軍軍人と、
それを引きずって避難しようとしているシャルの元へ急ぐ。
脇に熱を感じるが、気にせずに駆け抜ける。

 背後に殺気とも圧力ともつかない危険を感じるが、
止まらずに駆け抜ける。
アカリの、ウルゥの、コドーの叫び声と戦いの音が響く中、
二人を抱え上げ、建物の陰まで避難させることに成功した。
【冒険者コドー】
 よーし、これでもう遠慮はいらねぇ!
 ぶっ倒してやるぜ!
混成騎士団の援軍も到着し、消防団による消火も始まった。
しばらく時間はかかったが、炎の魔物は倒れ、火災も収まった。

→二人も助けたいと協力を頼む

町も大事だが、あの二人も助けたいので
力を貸してくれと、三人に頼み込んだ。
【守護魔・アカリ】
 言われなくとも、全力を尽くします!
 これ以上、火の災害で泣く人を見たくないです。
 火の守護魔として……絶対に!
【冒険者コドー】
 くそ甘ちゃんだな、あんた。
 まあいい、俺はここでガッツリ暴れてやるよ。
 その結果モンスターがあいつらから注意をそらしても
 それは偶然の結果だぜ。後は好きにしろ。

暗転

コドーと動きを合わせるように、炎の魔物たちを挑発し
シャルたちから引き離すように誘導する。
ウルゥが細かい魔物たちの気を引き、その隙にアカリが
炎の中を駆け抜け、シャルたちの元へと向かう。

 途中、火のあおりを受けていたが、アカリは火を吸いとり
ダメージを受けていないようだ。そして、アカリが無事に二人を
避難させた頃に、援軍がやってきた。
【守護魔・ウルゥ】
 あれは、混成騎士団に……消防団の皆さんも!
 こっちです、早く!
町の人々、旅の冒険者たち、混成騎士団に自分たちの協力で、
時間はかかったが、炎の魔物は倒れ、火災も収まった。

→選択肢2・3 共通

【冒険者コドー】
 全くよぉ、いらねえ苦労させやがって……。
 まぁ、いいさ。デカブツはぶっ倒したし。
 結果的に助かった人間が増えたみたいだが……。
 それは別に、俺にとって都合の悪いことでもないしな。
【守護魔・アカリ】
 口は悪いですが、手助けをしてくれたことについては
 感謝しています。ええと……コドーさん、でしたか。
【冒険者コドー】
 俺は強いからな。ま、いいけど……ええと、何だっけかあんた。
 あんたさぁ……甘いぜ。腕は悪くないかもしれないけどよ、
 ウチのとこだったら到底やってけねえわ。
【守護魔・アカリ】
 それでも、火を恐れすぎず、さりとて油断せず。
 勇気を持って人を救いに行くその姿は素晴らしいものでした。
 ○○さん、君にも感謝します。
 
 むむむ、安心したら一句詠みたくなってきました。
 
 火の用心 暖房、火の元 忘れずに……。
 うん、こんな所でしょうか。
【ネコマタ(シャル)】
 アカリさん、その短い詩みたいなのがイックっていう物ですか?
 なんですそれ?
【冒険者コドー】
 なんだそりゃ?
 変なポエムだなおい。
【守護魔・アカリ】
 むう……?
 私の俳句が、変……ですって!?
 君、そこになおれ! 成敗してくれる!
【冒険者コドー】
 うおっ!?
 なんだこいつ!見境なしか!
 
 ま、いいや。そろそろ仲間んとこ戻らねえと。
 あばよ、甘ちゃんども!
【守護魔・アカリ】
 逃げるなっ! んーっ!!
【守護魔・アカリ】
 ……はっ。
 失礼、取り乱しました。
【東軍軍人】
 やぁ、キミ達のおかげで命拾いしたよ。
 本当に、ありがとう。ただ……ボク達は、民間人を救うために
 いるから……ボクを助けるために犠牲が出るのは勘弁してほしい。
 感謝はしてるけど、危険な事は控えめにね。
【ネコマタ(シャル)】
 おからだは大丈夫なんですか?
【東軍軍人】
 ちょっと火傷したくらいだよ。
 歩くくらいなら何の問題もないさ。
 ……しかし、今回の火災騒ぎ、一体何が原因なんだろう。
 まさか、町中にモンスターが出るなんて。
【守護魔・ウルゥ】
 あの魔物も、どこか普通のモンスターとは違う……。
 そんな印象を受けましたね。
 この辺りには、あのようなモンスターがいるのですか?
【東軍軍人】
 いや、初めて見る奴だったと思う。
 これから、町の防災についても考え直さないとね。
【守護魔・アカリ】
 警戒は必要ですし、火を扱う時に油断してはいけません。
 ですが、必要以上に恐れる必要はないんです。
 過剰な恐れは緊張をもたらし、かえって危険を呼び込んでしまいます。
 それは、火の守護魔として望ましいものではありません。
【東軍軍人】
 確かになぁ……。
 どこのご家庭でも、料理の準備やお湯を沸かすときに
 火を使うけど、それを逐一怖がっていたら始まらない……か。
【守護魔・ウルゥ】
 魔物の出現はまだ原因がわかりませんが、火元の警戒をして
 ボヤ騒ぎが起きなければ、もしかしたら出現も抑え込めるかも
 しれませんし……。
【ネコマタ(シャル)】
 みんなで火の用心、ですね!
【東軍軍人】
 ああ、まったくだ。そして……。
 ○○、キミにも世話になったね。
 もう一人騒がしい人がいたみたいだけど……彼にも、
 今度会えたら礼を言っておかないとな。
 
 キミたちのおかげで、この町が火に包まれずに済んだ。
 この事は、ボクは忘れないよ。
 ……本当に、ありがとう。
【ネコマタ(シャル)】
 みなさまは、これからどうされるのですか?
 その……ご主人様たちはもういないというのは、わかりました。
 元々のご主人様への恩返しはできませんでしたけど、その。
 私……みなさまに助けていただいたご恩を返したく!
【守護魔・アカリ】
 かわいい……♪
【守護魔・アカリ】
 ○○さん、ウルゥさん。
 私はシャルを保護してあげたいと考えているのですが、
 先ほど気になることを言っていませんでしたか?
 行き場所に、一つ案があるとか。
【守護魔・ウルゥ】
 ええ、あります。
 力を借りたいと言ったのも、それが関わるのです。
 ……今回の事件で、確信しました。それについてもゆっくりと
 お話したいので……その場所にご一緒していただけませんか?

それなら
→住み込みで働いてもらえば?

ウルゥが案内してくれた秘密の場所に住んでもらって、
住み込みのお手伝いさんになってもらえばどうだろうか、
と提案した。
【ネコマタ(シャル)】
 みなさまのお屋敷なのですか?
 ぜひ、ぜひともお邪魔させてください♪
 メイド、憧れてたんです!
【守護魔・ウルゥ】
 お屋敷……と言うと語弊がありますが、
 私たちの隠れ家のようなところ、ですね。
 メイドさんとして来てくれるのは、とても助かります。
 アカリさん、あなたにも来てほしいのですけれけど……。
【守護魔・アカリ】
 シャルが行くならば、私も行きます。
 ……まぁ、それだけではなく守護魔としてのお勤めも、
 君達の言う協力の事もありますし。
 君達が信頼できる人物である事は、もう確認できました。
【ネコマタ(シャル)】
 ではでは、ご主人様たちの隠れ家に
 れっつごーでっす!

守護者達の祭壇

【ネコマタ(シャル)】
 わーっ!?
 広いです! お空です! もしかして、ご主人様たちは
 ものすごい大富豪だったりするのですか……!?
【守護魔・アカリ】
 このような場所が、まだあったとは……。
 私も、ここを使ってよいのですか?
【守護魔・ウルゥ】
 ええ、是非。私以外のたまごの守護魔の皆も時々訪れますが、
 ここは広い空間ですから、自由に使ってください。
 それに……私は、一度力を失うことになりますから、
 あなたのような守護魔にもここにいてもらえると助かるのです。
【守護魔・アカリ】
 力を、失う……?
 何故ですか。見る限り、君はかなり力の強い守護魔に思えますが。
【守護魔・ウルゥ】
 ○○さんにも相談はしていたのですが、このところ、
 この世界で、何かのバランスが徐々におかしくなっているように
 思えてならないのです。それを知りたくて色々と調べたり、
 他の守護魔に協力を求めようとしていました。
 
 今回の事件は、明らかに異常でした。
 アカリさんの言うとおり、起きるはずのないボヤの頻発と、
 町中への魔物の出現……。あの原因を突き止める事と、
 それに対する備えを行うことが必要だと考えています。
【ネコマタ(シャル)】
 備えって、具体的には何をするのでしょう?
 体を鍛えるとかです?
【守護魔・ウルゥ】
 ……私の力をほぼ使い切りますが、次代の守護魔へと
 力を伝えたいと思うのです。
 かつて、私を生み出してくれた人々がいたように。
【守護魔・アカリ】
 ……なるほど、ウルゥは新しく生み出された守護魔なのですね。
 (どうりで、私が知らないはず……)
 次代の守護魔に伝える……と言うのは、教育を行うという意味ですか?
 いったい君は何を……?
【守護魔・ウルゥ】
 次世代を担う守護魔を生み出すなんてこと、
 一人では到底無理ですけれど。
 
 私は器を作り出して、そこに次世代の守護魔となる想いを集める
 くらいしかできません。そこで、あなた達に協力を願いたいのです。
 アカリさんの火の守護魔の力の一部を、新しい守護魔に分け与えて
 いただくことは可能でしょうか……?
【守護魔・アカリ】
 それくらいなら、おやすい御用ですよ。
 で、どの器に祝福を与えればいいのですか?
【守護魔・ウルゥ】
 少々お待ちください……。
【守護魔・ウルゥ】
 我が愛しき日々の揺籃、かつて私を生み出したたまごよ。
 再び、想いを受け止める器となってください……。

ホワイトアウト

【ネコマタ(シャル)】
 にゃっ!?
 まっしろです!!

光が晴れるとそこには空中に浮かぶたまごのような物と小さくなった守護魔・ウルゥ

【守護魔・ウルゥ】
 ……まったく同じ、とはいきませんが。
 私を生み出した不思議なたまごと同じように、
 想いの力をゆっくりと集めて、様々な思いを、願いを、
 受け止めて……このたまごは成長するでしょう。
 
 そして、このたまごからいずれ生まれ出る新しい守護魔が、
 この世界を愛してくれるよう、私は祈ります。
【守護魔・アカリ】
 ……火の守護魔・アカリはこのたまごに祝福を与えます。
 健やかでありますよう、聡明でありますよう。
 火を過剰に恐れず、適切な恐れを持つ、健やかな心を持ちますよう。

たまごを取り囲む装置に青い炎が灯る

【ネコマタ(シャル)】
 たまごに、光がともりました……。
 ウルゥ様は、その……鳥さんなんですか?
 たまごを生みましたし……。
 なんだか小さくなってますし……?
【守護魔・ウルゥ】
 と、鳥さん……では、ないのです。
 これも、おそらく厳密にはたまごではないのかもしれませんが、
 私にとってはたまごのような物でしょうね。
 
 ……これで、私は当分の間今回のように力を貸すことは
 出来なくなりました。このたまごを生み出したことで、
 力の大半を使い果たしてしまったわけですね。
 ○○さん、これからも手伝いをお願いしますね?
【守護魔・アカリ】
 ○○さん。
 守護魔ではない身でありながら、この使命に身をささげる
 その姿は尊敬できるものです。
 君の行為に、私から褒美……というのも妙ですが、これを。

何色にする?
→レタル・ケリ(赤)
→レタル・ケリ(青)
→レタル・ケリ(緑)

「レタル・ケリ(○)」を受け取った。
【守護魔・アカリ】
 ……さて、せっかく会えたのです。
 この出会いを記念して、皆さんにはこれを。
 エモーション、というのでしたっけ?
 何かと便利に使うことができるかと
 思いますので、活用してみてください。
【守護魔・アカリ】
 では、あらためて……あ、大変です。
 お腹がすいてしまいました、ぐぅー……。
【ネコマタ(シャル)】
 えっ?
 ……あ、はい! では、私がお料理します!
 お料理お掃除お洗濯、何でもお申し付けください!
【守護魔・ウルゥ】
 ふふ、とても助かります。
 料理は得意なんですか?
【ネコマタ(シャル)】
 はい! きっと!大丈夫です!お任せください!
 この体になって初めてですけど、昔お屋敷でメイドさんたちが
 何かやってるのは見ていましたから!
 任せてください!

かけていくネコマタ(シャル)

【守護魔・ウルゥ】
 ……。
 
 アカリさん、これはもしかすると……。
【守護魔・アカリ】
 かわいい……けど、きっとあれは……。
【ネコマタ(シャル)】
 確か、これはこうやって……てりゃぁー!!
【ネコマタ(シャル)】
 あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あっ!?
【守護魔・ウルゥ】
 ○○さん、アカリさん。
 しばらく……食事事情は厳しいものになりそうですね。

暗転