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アナザークロニクル プロローグ ~紙片収集2~

1『ダウンタウンにいる「クリリル」に話しかけよう』

ダウンタウン

タイ兄さん:
 さて、あのキーキー言う嬢ちゃんの話ではこの辺で噂を聞いたとか……
 なんぞ、おあつらえ向きに途方に暮れた顔の娘がおるな。

 ちょっとええか?
途方に暮れた少女:
 え……なにこれ。
 冒険者さん、お友達がマリオネットか何かに入りこんでるんですか?
 あ、冒険者さんですよね!?

 確か、有名な……
 〇〇さん!?
 ちょうど良かった、あたしのお友達を助けて欲しいんです!
タイ兄さん:
 とりあえず聞いたるから、
 順を追って話してもらえんか?
クリリル;
 あの、あたしはクリリルって言います。
 友達のロギーと一緒に倉庫管理のお仕事をしているんですけど、
 ロギーが倉庫から帰ってこなくて……
 本当にモンスターがいて……

 最初は、何もなかったんです。
 ちょっと前から、何だか分からないけどモンスターが
 危ないとか言い出して。
 心配してくれたアルカードさんという冒険者さんと一緒に
 倉庫を見に行って、一度は何も無いって帰ってきたんです。

 でも、その冒険者さんが帰った後に
 やっぱり心配だって言ってロギーがもう一度倉庫に……
 で、帰ってこなくて。
 倉庫を見に行ったら、本当にモンスターみたいな人影が……
タイ兄さん:
 モンスター、みたいな人影て言われても分からんかったのか?
クリリル:
 だ、だって冒険なんかしたこと無いし、
 プルルとかクローラーくらいならまだ分かるけど、
 人間みたいな感じで、なんか固そうな感じの……怖くて、
 近くまで行くことも出来なくて……
タイ兄さん:
 ああ、せやな。
 冒険者じゃないと、そんなとこやな。
 なんか、見た目でわかることあったか?
クリリル:
 ええと、大柄な人が、キカイで出来た鎧を着こんでいるような……。
 あと、妙にずんぐりむっくりした人みたいな、良くわからないのも。
タイ兄さん:
 〇〇、こりゃお前の出番やな。
 このお嬢ちゃんには荷が重すぎるで。
 おそらくDEMの類やら、機械系のモンスターの類やろから、
 生半可な冒険者には任せられへん。

 お前、ちょいと倉庫の奥まで行って
 そこにいるモンスターの親玉辺りを
 このカメラにパシャっと収めにいくで。
 カメラはお前が持ってや、ほれ。
クリリル:
 えっ?
 ま、待ってください。
 あたしにはそんな事できませんよぅ!
タイ兄さん:
 ん。
 ああ、まちごーたで。
 ○○に渡すつもりで
 この嬢ちゃんにわたしてもーた。
 改めて受け取っといてや。
クリリル:
 あ、あのっ!
 出来れば、ロギーを、助けて……
 服装は、あたしと同じ感じで、その、
 あなたに見合ったお礼なんてできないですけど、その……
タイ兄さん:
 ま、ワイはお前が掛け持ちしようがやる事さえやってくれればええで。
 一応、ワイもこっそりついてくが荒事は全部任せるで。
クリリル:
 あ……ありがと……
 ありがとうございます……!
タイ兄さん:
 カメラも忘れずに持っていくんやで。
 せやな。奥まで持ってくっちゅーコトやから、
 運搬クエストにしといたる。

 せやな……奥におるのが何かはさっぱりわからんけど、
 想定外の事ならイレギュラーとでも言っておこか。
 わかりやすいやろ?

(クエスト「LV95 倉庫を調べるんや!」)

クリリル:
 はい、カメラですね。
 よろしくお願いします……!
タイ兄さんの記録用カメラ(イベント)を受け取った。
クリリル:
 あ、あのっ!
 出来れば、ロギーを……
 服装は、あたしと同じ感じで、その、
 よろしく、お願いします……。
>ダンジョンに行く?
 YES
 NO

→NO

クリリル:
 え……あ、はい。
 お忙しいんですよね。
 あの、御用が済んだら、その。
 助けて……欲しい、です。

→YES
 遺跡内部へ

2『インスタンスダンジョンにいる「イレギュラー」に話しかけよう』

遺跡内部

 少女が倒れている。
 外傷はないので、眠っているようだ。
 服装から、この子がクリリルの友人のロギーなのだろうと判断できる。
ロギー:
 ……来る、DEMが攻めてくるっ……
 なんとかしなきゃ、追い返さなきゃ……
タイ兄さん:
 寝言みたいやな。
 さっきの娘と同じような育ちなら、DEMの事なんぞそらんと思うけど
 なんで知っとるのか分からんな。

 幸い、この娘はモンスターから狙われておらんようだし、
 まずは奥に進んでみるで。

遺跡内部

 明らかに、周囲のモンスターとは別種のモンスターが
 不自然な動きを繰り返している……
タイ兄さん:
 なんや、これ。
 ……アルパカかいな?
 (イレギュラーを検知
  イレギュラーを検知……)
タイ兄さん:
 イレギュラー?
 何を言うとるんや……?

 DEMの中から出て来とる冒険者を、
 DEM連中がイレギュラーちゅう名前で
 区別しとるってのは聞いたことがある。
 けど、これはなんか別っぽいな。

 そもそも、こいつ周囲のDEMの類とは明らかに違うで。
 むしろこいつのほうがよっぽどイレギュラーやな。
 ま、ええ。カメラかしーや。
 パシャッとな……と。

 とりあえず、ここのモンスターは本物……
 ちゅーわけでは無さそやな。
 幻覚の類、ちゅーには危険すぎるけど、
 なんかあいつら姿うすれて来とるで。
 ……そのうち消えよるな、あれ。

 なんぞ納得いかへんけど、倒れとった娘もそのうち起きるやろ。
 まずは戻るとしよか。

3『ダウンタウンにいる「クリリル」に話しかけよう』

ダウンタウン

ロギー:
 あれ、クリリル……?
 なんでまだこんなところにいるのぉ!?
 敵が、敵が攻めてくるのよぅ!
クリリル:
 ロギーっ!
 良かった、無事でよかった!!
 あなた、何かが攻めてくるとか言って
 一人で倉庫の奥に行っちゃったのよ。
ロギー:
 そうなのよぅ!
 敵が攻めてきてあぶないのよぅ!
タイ兄さん:
 そいつらなら、ここにいる
 ○○が全部やっつけたで。
ロギー:
 うそっ!?
クリリル:
 本当よ!
 あなた倒れてたって聞いたけど、怪我とかない?
 大丈夫?
ロギー:
 そう……なんだ……
 よか……った……
 ロギーの手から、何かが落ちた。
ロギー:
 ……あれ?
 わたし、一体何をしてたんだろ?
 なんで敵が攻めてくるなんて思ったの?
 なんで、本当に敵が攻めてきたの……?

 おねーさんと一緒に倉庫に行って、
 その後にやっぱり不安になって……
 でも、なんで不安だったのかもよくわからない……
クリリル:
 ○○さんが全部
 やっつけてくれたみたいだけど、
 本当にモンスターが出たのよね?
 こんなの、誰に言っても信じてもらえそうにないけれど……
タイ兄さん:
 あの娘、今なんか落としたけど
 その瞬間にまともに戻ったみたいやな。
 それ、なんやろな?

 ふむ、そいつはあの紙片やな。
 もしや、この紙片が影響しとったんか?
 あのモンスターも、これやろか?
 ……危ないもんやから、回収するで。
 ○○、拾っといてや。
ロギー:
 うん、あげる。
 助けてくれたんだね、ええっと、その。ありがとね。
 ロギーの持っていた紙片を拾い上げた。
 (危険が……
 (空行)
  ……DEMの侵攻が……
  …………いずれ、ここにも……)
タイ兄さん:
 おい、どないした?
 (空行)
 ……なんぞ、声が聞こえた?
 ふむん、紙片に意思でもあるんか。
 お前は平気って事は、鍛えとる冒険者であれば大丈夫なんかな?
イリス博士:
 (とはいっても、その方くらい強くなっている冒険者さんなんて、
  そうそう世の中にはあふれていないかと思いますけど……)
クリリル:
 あ、あの。
 今回は本当にありがとうございました。
 あなたが来てくれなかったら、ロギーはどうなってたか……
ロギー:
 実感ないんだけど、わたし、そんな危ないことになってたんだ……
 そろそろお仕事に戻らなきゃいけないから、先に戻るけど……
 ありがとね♪
クリリル:
 お先に失礼します。
 (空行)
 もう、ロギー!
 あの人凄い冒険者さんなんだよ?
タイ兄さん:
 さて、カメラで撮った写真を……
 やっぱ、見た目はアルパカやな。

 ただ、普通のアルパカがイレギュラーとか喋るわけもなし。
 まともやないのは確定として……
イリス博士:
 (イレギュラー、って言ってましたね。
  そして、あの倉庫の中にいたDEMのモンスターたちとは
  明らかに違う見た目でしたし……)

 (あの本に関わりがある何か、という可能性もありますから、
  やっぱり注意が必要ですよね。
  でも、なんで倒れてたんでしょう?)
タイ兄さん:
 そこやな。
 ま、あのDEM共がどこから湧いたかも気になるところなんやけど、
 何かあれが特殊なものっちゅーのはわかる。

 紙片はまだ2つだけ。
 まだこの後でも出くわすかもしれんな、あの妙な……
 せやな、イレギュラーと呼んでおけばええか。
 さて……お、連絡やで。

 (通信音)

 ワイや、タイ兄さんや。

 おー。
 なるほどな、おおきに。
 いや、お前らは少なくとも一度は影響が出とるさかい、
 回収はこっちでやっとくでー。

 次はファーイーストやで。
 なんでも、人が変わったようになったオッサンがおるらしいで。
 どこまで変かは分からんけど、とりあえず行ってみようや。

 ……あー、面倒くさ。
 あ、忘れとった。そのオッサンの名前、
 オッサーって言うらしいで。探してみてや。
>ファーイーストシティに行く?
 YES
 NO