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アクロニアミニ劇場 第06話 【アンデッド城の秘密】

始まりの会話

【紙芝居屋アイリス】
 さあ、みなさん。
 行く人、来る人、お暇な人、
 是非是非足を止めて
 お聞きになってくださいな。
 
 みんなの紙芝居屋さんですよー♪
 長い取材期間を終えて、この街で
 営業再開となりました。
 ……もちろん、騒ぎを起こすような事は
 いたしませんよ?
 
 世間で話題のあの人この人、
 知られていないこんな話。
 いろいろまとめて小箱に積めて、
 皆にお届けしちゃいますよ♪
 
 ……という訳で、聞いていって
 ください!

>話を聞いていく?
→聞いていく
→後で

第一週

【紙芝居屋アイリス】
 まず現れたるは軍装の小さき少女。
 何やら考え込んでいる様子です。
 そこに通りがかった鎧姿の少女。
 そこから今回のお話は始まりました。
【スケルトンシューター】
 うーん。
【アベンジャー】
 スケさん、どうしました?
 何か悩みでも?
【スケルトンシューター】
 アベンジャーか。
 いや、実はこの間スペクターに聞かれた
 質問の答えを考えていたんだが……。
 良かったら
 お前の意見を聞かせてくれ。
【アベンジャー】
 スペさんからどんな質問を
 されたんですか?
【スケルトンシューター】
 アンデッドって何?って聞かれたんだ。
 
 あたし達はアンデッド城出身で、
 アンデッド城には名前の通り
 アンデッドがたくさんいる。
 でも、アンデッドが何かなんて考えた
 ことなかったからな。
【アベンジャー】
 スペさん、また変な疑問を……。
 アンデッドって、モンスターの一種で、
 死霊のことですよね。
【スケルトンシューター】
 死霊……まあ、そうだな。
【アベンジャー】
 そうすると、死霊が何か分かれば、
 アンデッドが何かも分かるんじゃ
 ないでしょうか?
【スケルトンシューター】
 死霊が何かは分かってるんだ。
 死霊は、死んだ者が何らかの理由で
 変質したモンスターだと言われている。
 
 つまり、あたしもお前も、モンスターに
 なる前は生きていたと推測される訳だ。
 で、何らかの理由で死んで、
 モンスターになったということだな。
 問題は死霊になった理由なんだが……。
【アベンジャー】
 スケさんはモンスターになる前の
 記憶はありますか?
【スケルトンシューター】
 覚えているのはアルマになった後だな。
 モンスターの時はもちろん、
 その前の記憶なんて全然ない。
【アベンジャー】
 私もアルマになる前の記憶はありません。
 他のアンデッド達は何か覚えてるでしょうか?
【スケルトンシューター】
 どうだろうな……。
 こんなの考えたこともなかったしな。
【アベンジャー】
 そうすると、手がかりなしですか。
【スケルトンシューター】
 うーん。
【紙芝居屋アイリス】
 お二人の会話は最初から難解ですね。
 この調子で進むと、いったい何処まで
 話が深くなっていくのでしょうか?
 
 期待をさせつつも、そう!
 良い所で次回へ続く、なんです♪
 次回はこの話はもう聞けないから、
 お友達にも教えてあげて下さいね!

第二週

第三週

第四週